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syllogismの意味・覚え方・発音

syllogism

【名】 三段論法

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/ˈsɪlədʒɪz(ə)m/

syllogismの意味・説明

syllogismという単語は「三段論法」や「演繹法」を意味します。これは論理学の一つの形式であり、一般的な前提から特定の結論を導き出す方法です。通常、二つの前提(大前提と小前提)から出発し、その二つを基にして結論を引き出します。この方法は古代ギリシャの哲学者アリストテレスによって広く知られるようになりました。

三段論法は、論理的思考や問題解決において非常に重要な役割を果たします。例えば、「すべての人間は死ぬ」という大前提と「ソクラテスは人間である」という小前提から、「したがって、ソクラテスは死ぬ」という結論が導かれます。このように、syllogismは正確な推論を行うための基礎を提供し、さまざまな分野で利用されています。

実際の生活や学問の中でも、syllogismはさまざまな文脈で使われます。法廷での論証や学術論文の執筆、科学的な議論など、根拠のある推論が求められる場面で見られます。このため、syllogismは他の理論や概念との関連を明確にし、議論を整理する手段として非常に重宝されています。

syllogismの基本例文

A syllogism is a form of deductive reasoning.
シロガリズムとは帰納的推論の形式です。
The argument was based on a flawed syllogism.
論争は欠陥のあるシロガリズムに基づいていました。
The teacher presented an example of syllogism to the class.
先生はクラスにシロガリズムの例を示しました。

syllogismの意味と概念

名詞

1. 演繹的推論

推論の一種であり、一般的な原則や前提から特定の結論を導き出す方法です。論理的な関係を通じて、与えられた情報から自然に思い付かれる結論を引き出すことが特徴です。古代ギリシャ哲学者アリストテレスによって広く知られるようになりました。
In a classic syllogism, all humans are mortal, and Socrates is a human; thus, Socrates is mortal.
古典的な三段論法の例では、「全ての人間は死ぬものであり、ソクラテスは人間である。したがって、ソクラテスも死ぬ。」となります。

2. 三段論法

三段論法は、特定の形式に基づく論理的な推論の方法で、標準的には二つの前提と一つの結論から構成されます。これは、名と普遍的真理を用いて明確で合理的な結論を導き出すために使われます。この思考方法は、論理学や哲学において非常に重要です。
An example of a syllogism in everyday reasoning is: All birds lay eggs; a sparrow is a bird; therefore, a sparrow lays eggs.
日常的な推論の例として、「全ての鳥は卵を産む、スズメは鳥である、したがってスズメは卵を産む。」というものがあります。

3. 論理的構造

三段論法は、論理的な構造やフレームワークを提供します。これは特に、論理的に一貫した主張や見解を明確にするために使われます。この構造は、議論を行う際に、聴衆に対して説得力のある根拠を提示するために有効です。
When debating, using a syllogism can help clarify your argument by breaking it down into logical parts.
討論の際に、三段論法を使うことで主張を論理的な部分に分解し、明確にすることができます。

syllogismの覚え方:語源

syllogismの語源は、古代ギリシャ語の「syllogismos(συλλογισμός)」に由来しています。この言葉は、「syllogizomai(συλλογίζομαι)」という動詞から派生しており、「一緒に考える」「推論する」といった意味を持っています。さらに、syllogismosは「にあたり」「を含む」を意味する接頭辞「syn(σύν)」と、「考える」や「集める」という意味を持つ「logos(λόγος)」から構成されています。このように、syllogismは異なる前提から結論を導き出す論理的な推論の過程を示す用語として発展しました。古代ギリシャの哲学者アリストテレスがこの概念を体系化し、論理学の基礎として重要な役割を果たしました。現代でも、syllogismは形式論理や推論の一例として広く用いられています。

語源 log
語源 le
言葉、 話す
More
語源 ism
主義
More

syllogismの類語・関連語

  • deductionという単語は、特定の事実から一般的な推論を導き出すプロセスを指します。syllogismはその一形態ですが、deductionはより広い意味を持ちます。例えば、「The conclusion is a deduction from the premises.」(結論は前提からの推論である。)と使います。
  • inductionという単語は、具体的な事例から一般的な法則や法則性を導き出すプロセスです。syllogismは前提から結論を引き出す手法で、inductionは逆の方向性があります。例えば、「The theory is based on induction from observations.」(その理論は観察からの帰納に基づいている。)と使います。
  • argumentationという単語は、議論や説明を行うための方法やスタイルを指します。syllogismは論理的な推論方法の一つであり、argumentationはこれを含む広い概念です。例えば、「Her argumentation was clear and effective.」(彼女の議論は明確で効果的だった。)と使います。
  • reasoningという単語は、思考や論理を用いて結論を導く過程です。syllogismは論理的推論の一部ですが、reasoningはより全般的な思考過程を指します。例えば、「His reasoning was flawed in many respects.」(彼の推論はいくつかの点で欠陥があった。)と使います。


syllogismの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : induction

induction」は、特定の事例や観察から一般的な結論を導き出す推論の方法を指します。例えば、特定の数が奇数であることを観察し、その法則を一般化することが含まれます。このプロセスは、経験に基づいて新しい知識を形成するための重要な手法です。
一方で、「syllogism」は、前提から必然的な結論を導く形式的な論理的推論を指します。例えば、「すべての人間は死ぬ」「ソクラテスは人間である」「したがって、ソクラテスは死ぬ」というように、定義された前提に基づいて結論を出します。ネイティブスピーカーは、inductionを経験に基づく推論として、より柔軟で実践的なアプローチと捉える一方で、syllogismは厳密で形式的な論理的手法として理解します。このため、inductionは日常的な推論に適しているのに対し、syllogismは数学や哲学などの分野での論理的な証明によりよく使用されます。
Induction allows us to draw conclusions based on specific observations.
帰納法により、特定の観察に基づいて結論を導くことができます。
Syllogism allows us to draw conclusions based on specific premises.
三段論法により、特定の前提に基づいて結論を導くことができます。
この文脈では、inductionsyllogismは、結論を導くための異なる方法を示しているため、置換可能ですが、ニュアンスに違いがあります。inductionは経験に基づく柔軟な推論を強調し、syllogismは厳密な論理に基づく形式的な推論を強調します。
Induction helps scientists form hypotheses based on experimental data.
帰納法は、科学者が実験データに基づいて仮説を形成するのに役立ちます。

類語・関連語 2 : argumentation

単語argumentationは、論理的な議論や主張の過程を指します。特に、ある意見や立場を支持するために証拠や理由を示す方法が強調されることが多いです。この単語は、特にディベートや論文、プレゼンテーションなどで使われ、相手を説得するための根拠を提示する際に重要です。
一方、単語syllogismは、特定の形式に基づいた論理的な推論を指します。たとえば、「すべての人間は死ぬ」「ソクラテスは人間である」「したがって、ソクラテスは死ぬ」というように、前提から結論を導き出す構造を持っています。ネイティブスピーカーは、argumentationがより広範で、様々な形の議論に使われるのに対し、syllogismは特定の論理的形式に限定されるという感覚を持っています。このため、argumentationは一般的な意見交換や議論に使われることが多いのに対し、syllogismは論理学や哲学の文脈で特に重視されます。
In his essay, he presented a strong argumentation to support his thesis.
彼のエッセイでは、彼の論文を支持するために強力なargumentationが示されました。
In his essay, he presented a strong syllogism to support his thesis.
彼のエッセイでは、彼の論文を支持するために強力なsyllogismが示されました。
この文脈では、argumentationsyllogismはそれぞれ異なるが、共に論理的な主張を示すために使われています。一般的に、argumentationは多様な論理的な手法を含む広範な概念であり、syllogismはその中の一つの形式と考えられます。

類語・関連語 3 : reasoning

単語reasoningは、思考過程や論理的な推論を指します。物事を考えたり、判断を下したりする際に用いられる思考の仕組みを示す言葉です。特に、情報を整理し、結論を導くための論理的な考察が含まれます。一般的には、問題解決や意思決定の際に重要な役割を果たします。
一方で、syllogismは特定の論理的推論の形式を指し、前提から結論を導くための定型的な構造を持っています。例えば、「すべての人間は死ぬ。ソクラテスは人間である。したがって、ソクラテスは死ぬ。」のように、明確な前提に基づいた結論が求められます。ネイティブスピーカーは、reasoningを日常的な思考全般に使うのに対し、syllogismは特に形式的な論理学や哲学の文脈で使われることが多いです。また、reasoningは広範な意味を持つため、より抽象的な思考にも適用できますが、syllogismは具体的な論理の枠組みを必要とします。
His reasoning was clear and logical, leading everyone to agree with his conclusion.
彼のreasoningは明確で論理的であり、皆が彼の結論に同意する結果となった。
His syllogism was clear and logical, leading everyone to agree with his conclusion.
彼のsyllogismは明確で論理的であり、皆が彼の結論に同意する結果となった。
この文脈では、reasoningsyllogismは置換可能です。どちらも論理的な思考の結果を示していますが、reasoningは一般的な思考全体を指し、syllogismは特定の論理的な構造に焦点を当てています。


syllogismの覚え方:関連語

Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

syllogismの会話例

syllogismのビジネス会話例

syllogismは論理的な推論の形式で、特にビジネスの意思決定や戦略立案において重要な概念です。ビジネスの文脈では、情報を整理し、結論を導くための手法として使われることがあります。たとえば、顧客ニーズに基づいた製品開発や、マーケティング戦略の策定において、syllogismを使うことで論理的な整合性を保つことができます。以下に、ビジネスにおけるsyllogismの代表的な意味をリストアップします。

  1. 論理的推論の手法
  2. 意思決定のフレームワーク

意味1: 論理的推論の手法

この意味において、syllogismはビジネスの戦略や意思決定を行う際に論理的な根拠を提供します。特に、データ分析や市場調査の結果を基にした判断を行う場面で用いられます。ここでは、AとBが売上向上のための戦略について話し合っています。

【Example 1】
A: If we know that our new product appeals to young adults, that means we can use syllogism to target our marketing effectively.
A: 新しい製品が若年層にアピールすることが分かっているなら、syllogismを使ってマーケティングを効果的に行えるはずです。
B: Exactly! By using syllogism, we can draw clear conclusions about our target audience.
B: その通りです!syllogismを使うことで、ターゲットオーディエンスについて明確な結論を導けます。

【Example 2】

A: The sales data shows that customers who buy product A also tend to buy product B. We can use syllogism to suggest product B when customers purchase product A.
A: 売上データから、製品Aを購入する顧客は製品Bも購入する傾向があることが分かります。syllogismを使って、製品Aを購入する顧客に製品Bを提案できますね。
B: That's a great example of how syllogism can help us increase sales.
B: それは、syllogismが売上を増やす手助けになる素晴らしい例ですね。

【Example 3】

A: If we assume that higher customer satisfaction leads to repeat purchases, we can apply syllogism to improve our customer service.
A: 顧客満足度が高いとリピート購入につながると仮定すれば、syllogismを使って顧客サービスを改善できます。
B: Yes, and by using syllogism, we can systematically enhance our strategies.
B: はい、syllogismを使うことで、戦略を体系的に強化できますね。

意味2: 意思決定のフレームワーク

この意味では、syllogismはビジネスにおける意思決定を体系的に行うための枠組みとして機能します。具体的には、異なる選択肢の比較や、リスク評価を行う際に役立ちます。以下は、AとBが新しいプロジェクトの承認について話している会話です。

【Example 1】
A: We need to evaluate our options carefully. Using syllogism can help us weigh the pros and cons.
A: 私たちは選択肢を慎重に評価する必要があります。syllogismを使えば、利点と欠点を比較できます。
B: That's true. A structured approach with syllogism will lead to better decisions.
B: それは確かですね。syllogismを使った体系的なアプローチは、より良い意思決定につながります。

【Example 2】

A: If we apply syllogism to our analysis, we can identify the best course of action for the project.
A: 分析にsyllogismを適用すれば、プロジェクトにとって最適な行動を特定できます。
B: Yes, that's a smart way to ensure we make informed choices.
B: はい、それは情報に基づいた選択を確実にする賢い方法です。

【Example 3】

A: To decide whether to invest in this startup, we can use syllogism to analyze potential risks and returns.
A: このスタートアップに投資するかどうかを決めるために、syllogismを使って潜在的なリスクとリターンを分析できます。
B: Good idea! That way, we can make a more rational investment decision.
B: いいアイデアですね!そうすれば、より合理的な投資判断ができます。

syllogismのいろいろな使用例

名詞

1. 論理的推論に関する意味

明示的な前提に基づく推論

この視点では、syllogismは二つの前提から導かれる結論を明示的に示す論理的なプロセスとして理解されています。従って、正しい形式のsyllogismを用いることで、誤りのない結論に到達することが可能です。
In a syllogism, we derive conclusions explicitly from two premises.
syllogismでは、二つの前提から明示的に結論が導かれます。
  • "classic syllogism" - "古典的な三段論法"
  • "valid syllogism" - "妥当な三段論法"
  • "circular syllogism" - "循環する三段論法"
  • "major premise in the syllogism" - "三段論法の大前提"
  • "minor premise in the syllogism" - "三段論法の小前提"
  • "example of a syllogism" - "三段論法の例"
  • "structure of a syllogism" - "三段論法の構造"
  • "sound syllogism" - "妥当な三段論法"
  • "aristotelian syllogism" - "アリストテレスの三段論法"
  • "complex syllogism" - "複雑な三段論法"

自然言語における推論形式

この観点から、syllogismは自然言語で使われる推論の形式を表します。日常会話や書き言葉の中で、syllogismの構造を理解することで、考えの流れを明確にできます。
A syllogism represents a form of reasoning used in natural language.
syllogismは自然言語における推論の形式を表します。
  • "every dog is an animal syllogism" - "全ての犬は動物であるという三段論法"
  • "if this, then that syllogism" - "もしこれならば、それという三段論法"
  • "syllogism in everyday speech" - "日常会話における三段論法"
  • "formulate a syllogism" - "三段論法を作成する"
  • "using syllogism to argue" - "議論するための三段論法の使用"
  • "expressing a syllogism" - "三段論法を表現する"
  • "arguments structured as syllogism" - "三段論法に構造化された議論"
  • "narrative syllogism" - "物語的三段論法"
  • "persuasive syllogism" - "説得的三段論法"
  • "critical thinking with syllogism" - "三段論法を使った批判的思考"

2. 推論の正当性や論理構造に関する意味

正当性と妥当性

syllogismは、その正当性や妥当性を評価するための手段としても機能します。論理学において、推論が正しいかどうかを確認する際に役立ちます。
A syllogism serves as a means to evaluate the validity and soundness of reasoning.
syllogismは推論の正当性や妥当性を評価する手段として機能します。
  • "validity of a syllogism" - "三段論法の妥当性"
  • "assess a syllogism" - "三段論法を評価する"
  • "testing syllogism" - "三段論法の検証"
  • "logical soundness of syllogism" - "三段論法の論理的妥当性"
  • "syllogism with true premises" - "真実の前提を持つ三段論法"
  • "invalid syllogism" - "無効な三段論法"
  • "syllogism verification" - "三段論法の確認"
  • "check the syllogism" - "三段論法を確認する"
  • "evaluating logical syllogism" - "論理的三段論法を評価する"
  • "proof using syllogism" - "三段論法を用いた証明"

論理的思考を促進する手段

syllogismは論理的思考を促進するための工具ともなります。複雑な問題に対してシンプルな前提を用いることで、効率的に思考を整理する助けとなることがあります。
A syllogism can serve as a tool to promote logical thinking.
syllogismは論理的思考を促進するためのツールとなります。
  • "using syllogism to sharpen reasoning" - "推論を鋭くするための三段論法の使用"
  • "logical clarity through syllogism" - "三段論法による論理的明確さ"
  • "syllogism as a thinking tool" - "思考のツールとしての三段論法"
  • "enhanced reasoning with syllogism" - "三段論法による強化された推論"
  • "practical use of syllogism" - "三段論法の実践的使用"
  • "syllogism in problem-solving" - "問題解決における三段論法"
  • "effectiveness of syllogism in dialogue" - "対話における三段論法の効果"
  • "critical reasoning through syllogism" - "三段論法による批判的推論"
  • "syllogism aids cognitive processes" - "三段論法は認知プロセスを助ける"
  • "logical framework using syllogism" - "三段論法を用いた論理的枠組み"

英英和

  • deductive reasoning in which a conclusion is derived from two premises2つの前提から結論を導く演繹法三段論法