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strayの意味・覚え方・発音

stray

【動】 道に迷う

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strayの意味・説明

strayという単語は「迷う」や「それる」を意味します。この単語は、物や人が本来いるべき場所から離れてしまった状態を表現します。たとえば、迷子の動物や、計画や目的から逸脱してしまった行動などに使われます。

strayは、動詞として「迷う」という意味だけでなく、形容詞として「迷った」とか「彷徨った」という状態を示すこともあります。また、名詞として使われると「迷い犬」や「迷子」といった意味合いにもなります。特に動物関連の文脈では、人間が世話をしない野良の猫や犬に使われることが多いです。

この単語は、日常の会話や文章の中で非常に使われることがあります。たとえば、動物保護の状況や、道を外れたことを表現するために用いられます。そのため、多くのシチュエーションで適用できる柔軟な単語です。

strayの基本例文

Don't stray too far from the group.
グループから遠く離れすぎないようにしてください。
His eyes strayed from the text as he lost focus.
集中力を失い、テキストから視線が外れてしまった。
The cat had strayed from its home and couldn't find its way back.
その猫は家から迷子になり、帰り道がわからなくなった。

strayの意味と概念

名詞

1. 迷い犬・迷い猫

この意味では、特に家畜として飼われている動物が、飼い主のもとから離れてしまった状態を指します。日常生活では、飼い犬や飼い猫が逃げ出したり、道端で見かける知らない動物を「迷い動物」と呼ぶことが多いです。見つからない場合、飼い主は心配し、動物保護団体が保護することもあります。
The stray dog wandered around the neighborhood looking for food.
その迷い犬は食べ物を探して近所をさまよっていた。

動詞

1. あてもなく動く

この意味の「stray」は、特に目的を持たずに動くことを指します。食べ物や仕事を探すために彷徨う様子が含まれており、日常生活の中での注意散漫や迷子状態を示すこともあります。
After losing his job, he began to stray around the city looking for new opportunities.
職を失った後、彼は新しい機会を探して街をあてもなく動き回り始めた。

2. 直接のコースから逸れる

ここでの「stray」は、主要なコースや焦点から外れることを意味します。議論や思考の流れが逸れてしまうことも含まれ、特に会話や文章の中で焦点を失う際に使われます。
While discussing the project, he tended to stray into unrelated topics.
プロジェクトについて話しているとき、彼は関連のない話題に逸れてしまう傾向があった。

3. ランダムにウロウロする

この意味の「stray」は、特に目的もなく散策する様子を表します。公園や街中を無目的に歩き回るときなど、あまり計画性のない行動を指すことが多いです。
On weekends, I like to stray around the city, discovering new cafes and shops.
週末には、私は市内をウロウロして新しいカフェやお店を発見するのが好きだ。

形容詞

1. 道に迷った

この意味では、特に動物が帰る場所を持たずにさまよっている様子を表現します。家から離れて迷ってしまった状態や、無主の状態にあることを指します。動物だけでなく、物理的に道を外れていることにも使われることがあります。
The stray dog wandered around the city looking for food.
迷子の犬は食べ物を探して街をさまよっていた。

2. 散発的な

この意味では、何かが近接していない状態や、不規則に散らばっていることを示します。例えば、ある出来事が時間的にばらばらに発生する場合に用いられます。混沌とした状況や、接触が少ない状態を表すことが多いです。
She received stray thoughts during her meditation.
彼女は瞑想中にぼんやりとした考えを受け取った。

strayの覚え方:語源

strayの語源は、古英語の「strāg」または「strāgan」に由来しています。これらの言葉は「逸れる」や「道から外れる」という意味を持っていました。古英語の「strāg」は、ゲルマン語系の語源を持ち、特に「道から外れる」という動きに関連しています。この背景から、strayは「迷う」「道に外れる」「孤立する」という意味を持つようになりました。中世英語では「stray」として用いられるようになり、主に動詞として使用されることが増えました。現代英語においては、「迷子の」「放浪している」といった形容詞としても使われるようになりました。このように、strayは何かが正しい道や場所から外れている状態を表す言葉として発展してきたのです。

strayの類語・関連語

  • wanderという単語は、特に目的なく歩くことを表します。ストレイと同様に道に迷うことも含まれますが、wanderはよりリラックスした感じです。たとえば、「I like to wander in the park(公園を散策するのが好きです)」のように使います。
  • roamという単語は、特定の場所を離れて自由に移動することを意味します。ストレイと似ているが、もっと広い範囲を示すことが多いです。「The animals roam freely(動物たちは自由に移動する)」というフレーズがあります。
  • missという単語は、物や人を見逃すことを示します。ストレイと同じく失うことに関連しますが、特に意図していない場合に使われます。「I missed the bus(バスを逃しました)」という使い方があります。
  • driftという単語は、目的地に向かわずに自然に流れることを意味します。ストレイと近いですが、偶然性が強いです。「The leaves drift in the wind(葉が風に流れている)」という例があります。


strayの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : wander

単語wanderは、「さまよう」「歩き回る」という意味を持ち、特に目的もなく自由に歩くことを指します。感情的な側面を持つこともあり、心がさまよっている様子を表すこともあります。たとえば、考え事をしながら歩く時や、自然の中でのんびりと過ごす時に使われることが多いです。
単語straywanderの違いは、主にそのニュアンスにあります。strayは「迷う」「道に外れる」という意味が強く、特に物理的や比喩的に本来の場所から外れた状態を示します。例えば、迷子になった動物や、目的地を失った人について使われることが多いです。一方で、wanderは、目的地を持たずに自由に動き回ることを指し、特に何かを探すためではなく、ただ楽しむために歩くことが多いです。このように、両者は使用される文脈や感情のニュアンスにおいて異なります。
I like to wander through the park in the afternoon.
私は午後に公園をさまようのが好きです。
I like to stray through the park in the afternoon.
私は午後に公園を迷い歩くのが好きです。
この場合、両方の文は自然で、同じような意味で使用可能ですが、wanderはより自由に楽しむ様子を強調し、strayは少し迷っている印象を与えます。

類語・関連語 2 : roam

単語roamは「ぶらぶら歩く」「さまよう」という意味を持ち、特に目的地がなく自由に移動する様子を表します。動物や人が特定の場所に縛られず、広い範囲を歩き回るイメージがあります。roamは「放浪する」というニュアンスが強く、自然や広い空間での行動に使われることが多いです。
一方で、単語strayは「迷う」「逸れる」という意味がありますが、主に特定の場所から外れた対象や人を表す際に使われます。例えば、迷い犬や人が「stray」と呼ばれることが多いです。roamは目的を持たない自由な移動を強調しますが、strayは「逸れた」状態を示すため、少しネガティブな印象を与えることがあります。ネイティブはこれらの言葉を使い分ける際に、状況や感情のニュアンスを考慮します。
The children love to roam around the park during the weekends.
子供たちは週末に公園をぶらぶら歩くのが大好きです。
The children love to stray away from their group when they see something interesting.
子供たちは何か面白いものを見るとグループから逸れるのが大好きです。
この場合、roamは自由に動き回る様子を、strayは群れから逸れることを強調しています。どちらも移動を示す言葉ですが、roamは広い範囲での目的のない移動を、strayは特定の場所から離れることに重点を置いているため、使い方が異なります。

類語・関連語 3 : miss

単語missは、何かを逃す、見逃す、または失うという意味を持ち、特に期待されるものや必要なものを得られなかった場合に使われます。感情的なニュアンスを持つことが多く、対象に対する感情的な関与が感じられることが特徴です。
一方で、単語strayは、特に動物や人が迷子になる、または本来いるべき場所から外れるという意味で使われます。missが失敗や未達成の感覚を強調するのに対し、strayは物理的に道から外れることに焦点を当てます。例えば、missは「大切な試験に遅れてしまった」というように、重要な機会を失ったことを示すのに使われるのに対し、strayは「猫が家を離れて迷子になってしまった」という具体的な状況を描写します。このように、両者は異なる文脈で使われるため、使い分けが重要です。
I always miss my bus in the morning.
私はいつも朝にバスを逃してしまいます。
The dog strayed from its owner and got lost.
その犬は飼い主から迷子になってしまいました。
この例では、missstrayは異なる状況を示しており、置換は不自然です。missは機会を逃すことを示すのに対し、strayは物理的に道を外れることを意味します。

類語・関連語 4 : drift

単語driftは、「漂う」「流れる」という意味を持ち、物理的に何かが自然に移動する様子を示します。また、抽象的には考えや感情が変化することも示すことがあります。特に、意図せずに移動する場合や、徐々に変わる状況に使われることが多いです。
一方、単語strayは「迷う」「道にそれる」という意味があり、通常は意図せずに本来の場所や目的から外れることを指します。例えば、動物が飼い主から離れてしまったり、人が目的地を見失ったりする場合に使われます。両者は似た意味を持つものの、driftは主に物理的な移動や変化の過程を強調し、strayは「迷う」という行為に焦点を当てています。このため、文脈によっては適切な単語が異なるため、使い分けが重要です。
The leaves began to drift down from the trees.
葉が木から漂い始めた。
The dog started to stray away from its owner.
犬が飼い主から迷い始めた。
この場合、両方の文は自然ですが、異なる状況を描写しています。driftは葉が自然に移動する様子を表し、strayは犬が意図せずに道を外れることを示しています。したがって、文脈によって使い分ける必要があります。
I could feel my thoughts drift away as I listened to the music.
音楽を聴いていると、考えが漂っていくのを感じた。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

strayの覚え方:Amazon 洋書情報

※書籍情報はAmazon公開のデータを使用していますが、タイトルや内容が実際の商品と異なる場合があります。最新の情報については、Amazonの商品ページでご確認ください。

【書籍タイトルの和訳例】
「迷い子たち」

【書籍の概要】
新しい学校での初日、リリーは悪名高い前衛画家エヴァン・トレンサムの娘の一人と友達になります。彼と妻は、1930年代のオーストラリアの息苦しい保守主義から逃れるため、同じ考えを持つアーティストたちを家に招いています。リリーはこの自由で即興的な家族に魅了され、その一員になりたいと願います。時が経つにつれ、彼女はアーティストたちの人生が彼らのアートと同じテーマを反映している様子を観察します。

【「stray」の用法やニュアンス】
stray」は本来、「迷う」「道に迷う」「はぐれる」といった意味を持ちます。この書籍のタイトル「The Strays」では、リリーやアーティストたちが社会の規範から外れ、自由を求めて生きる姿を象徴しています。特に、リリーが魅了されるこの「迷い子たち」は、個々のアーティストが自身の道を見失い、エヴァンの過激な思想に翻弄される様子を示唆しています。彼らは自己を探し続ける中で、時には痛みや代償を伴うことになります。したがって、「stray」は単なる物理的な迷いだけでなく、人生の選択やアイデンティティに関する深いテーマをも内包しています。


【書籍タイトルの和訳例】
ボンベイと西インド:さまざまな雑文のシリーズ

【「stray」の用法やニュアンス】
stray」は、主に「迷う」「逸れる」といった意味を持ちます。このタイトルでは、さまざまなテーマや話題が自由に語られることを示唆しており、定まった方向性がない散文的な内容を表現しています。


【書籍タイトルの和訳例】
「ボンベイと西インド:さまざまな雑多な論考」

【「stray」の用法やニュアンス】
stray」は「迷った」「さまよう」といった意味を持ち、ここでは特定のテーマに縛られない多様な論考や観察が散在している様子を表現しています。自由な視点や偶然の発見が強調されています。


strayのいろいろな使用例

名詞

1. 迷い動物、野良動物

家から迷い出た動物、野良動物

strayという単語は、家から迷い出たペットや飼い主のいない動物を指します。特に、以前は飼い主がいたが現在は野良となっている犬や猫などの家畜動物を表現する際によく使用されます。また、シェルターや保護施設で保護されている迷子の動物を指す際にも使われます。
The local shelter takes in many strays during the winter months.
地域の保護施設は冬の間、多くの野良動物を受け入れています。
We found a stray in our backyard and decided to adopt it.
裏庭で野良動物を見つけ、飼うことにしました。
  • homeless stray - 家のない野良動物
  • abandoned stray - 捨てられた野良動物
  • hungry stray - 空腹の野良動物
  • stray cat - 野良猫
  • stray dog - 野良犬
  • stray puppy - 迷子の子犬
  • stray kitten - 迷子の子猫
  • injured stray - 怪我をした野良動物
  • rescued stray - 保護された野良動物
  • friendly stray - 人なつっこい野良動物
  • scared stray - おびえた野良動物
  • neighborhood stray - 近所の野良動物
  • local stray - 地域の野良動物
  • poor stray - かわいそうな野良動物

動詞

1. 目的もなくさまよう、道をそれる

物理的な移動

strayという単語は、特定の目的地や方向性を持たずに歩き回ったり、定められた道筋からそれたりする様子を表します。動物や人が本来いるべき場所から離れて彷徨う場合によく使用されます。
The cat often strays from home in search of food.
その猫は餌を探して家からよく出歩く。
  • stray from the path - 道からそれる
  • stray into danger - 危険な場所に迷い込む
  • stray away from home - 家から離れて彷徨う
  • stray around the city - 街をさまよう
  • stray off course - コースを外れる

思考や話題の逸脱

strayという単語は、会話や思考が本題から外れたり、注意が他のことに向いたりする様子も表現します。抽象的な文脈で、本来の目的や主題から逸れることを意味します。
Let's not stray from the main topic of our discussion.
議論の本題から外れないようにしましょう。
  • stray from the point - 要点から外れる
  • stray from the subject - 話題からそれる
  • stray from the truth - 真実から逸れる
  • stray into politics - 政治の話に逸れる
  • stray from the original plan - 当初の計画から外れる

規範や理想からの逸脱

strayという単語は、道徳的な規範や理想的な状態から外れることも表現します。正しい道筋や望ましい状態から離れてしまう様子を描写する際に使用されます。
He never strayed from his principles, even in difficult times.
彼は困難な時期でも自分の信念を曲げることはなかった。
  • stray from principles - 原則から外れる
  • stray from morality - 道徳から外れる
  • stray from duty - 義務から逸れる
  • stray from tradition - 伝統から外れる
  • stray from faith - 信仰から離れる

形容詞

1. 迷い出た、はぐれた(動物について)

家を失った、または家から迷い出た動物

stray という単語は、家や飼い主から離れてしまった、または元々飼い主のいない動物を表現する際に使用されます。路上で生活する野良動物や、迷子になった家畜や愛玩動物を指します。特に猫や犬について頻繁に使用されます。
The local shelter takes in stray cats and dogs.
その地域の保護施設は野良猫や野良犬を受け入れています。
  • stray dog - 野良犬
  • stray cat - 野良猫
  • stray puppy - はぐれた子犬
  • stray animals - 野良動物
  • stray kitten - はぐれた子猫
  • stray pets - はぐれたペット
  • stray cattle - はぐれた家畜

2. 迷った、さまよう、偶発的な

意図しない、予期せぬ

stray という単語は、本来の場所や目的から外れた、意図せずに発生した、または偶発的な事象を表現する際にも使用されます。特に、弾丸や光、考えなどが本来の経路や意図から外れた状態を示します。
A stray bullet hit the window during the incident.
事件の際、迷い弾が窓に当たりました。
  • stray bullet - 迷い弾
  • stray thought - ふと浮かんだ考え
  • stray light - 迷光
  • stray mark - はみ出した印
  • stray remark - 不用意な発言
  • stray hair - はみ出した髪の毛
  • stray spark - 飛び散った火花
  • stray signal - 迷走信号
  • stray tear - 思わず流れた涙
  • stray comment - 無関係なコメント

英英和

  • wander from a direct course or at random; "The child strayed from the path and her parents lost sight of her"; "don't drift from the set course"まっすぐな進路から横道にそれる、または、行き当たりばったりに横道にそれる逸れる
  • lose clarity or turn aside especially from the main subject of attention or course of argument in writing, thinking, or speaking; "She always digresses when telling a story"; "her mind wanders"; "Don't digress when you give a lecture"明瞭さを失うあるいは、特に注目の主題、執筆、思考あるいは会話の議論の順序から外れる逸れる
  • move about aimlessly or without any destination, often in search of food or employment; "The gypsies roamed the woods"; "roving vagabonds"; "the wandering Jew"; "The cattle roam across the prairie"; "the laborers drift from one town to the next"; "They rolled from town to town"しばしば食物や雇用を求めて目的地なしに、あるいは目的なしに動きまわる遊歩

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