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sheathの意味・覚え方・発音

sheath

【名】 シース、鞘

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sheathの意味・説明

sheathという単語は「鞘」や「カバー」を意味します。この言葉は、主に刀や剣などの刃物を保護するために使われる外側の部分を指します。例えば、日本刀の鞘は刀身を包み、傷つけないように保護する役割を果たします。このように、sheathは物を守るカバーとしての意義があります。

また、sheathは生物の一部を表すこともあります。例えば、植物の葉の一部や、動物の生殖器を保護する構造を指すことがあります。この場合のニュアンスは、内側の重要な部分を外から守る役割に神秘的な要素が加わります。このように、sheathは物理的なカバーだけでなく、より広い範囲での保護の象徴としても使われることがあります。

さらに、sheathは比喩的な意味でも使われることがあります。たとえば、心や感情を守るための「カバー」という意味で用いることがあります。このように、sheathは単なる物理的な意味を超え、さまざまな文脈で使われる言葉です。

sheathの基本例文

The hunter wrapped his knife in a leather sheath.
ハンターはナイフを革のシースに包んだ。
She reached for her sheath and drew out her sword.
彼女はシースに手を伸ばし、剣を抜いた。
The diver stored his diving knife in a waterproof sheath.
ダイバーはダイビングナイフを防水のシースにしまった。

sheathの意味と概念

名詞

1. 保護カバー

「sheath」は、日本語で「保護カバー」と訳されることが多いです。この場合、刃物や剣を収める覆いを指します。刃物を持ち運ぶ際、傷つけないために必要なものであり、特に武士や兵士にとっては重要なアイテムでした。
The sword was sheathed carefully to prevent any accidents.
剣は事故を防ぐために慎重に鞘に収められた。

2. 包み構造

「sheath」は、動植物の器官や部分を包み込む構造としても使用されます。例えば、植物の葉が芽を包むように成長する過程など、自然界で見られるさまざまな場面でこの言葉が使われます。
The young leaf was still in its sheath, waiting to open.
若い葉は、まだ鞘に包まれたままで、開くのを待っていた。

3. フォーマルなドレス

また、「sheath」は、特にフォーマルな場面で着用するドレスを指すこともあります。このスタイルの服は、体のラインにフィットし、エレガントさを強調するため、特別なイベントでよく見られます。
She wore a beautiful sheath dress to the gala event.
彼女は、ガライベントに美しいフィット感のあるドレスを着て行った。

sheathの覚え方:語源

sheathの語源は、古英語の「sceathu」に由来しています。この言葉は、物を包み込むもの、または覆うものを意味していました。さらに遡ると、ゲルマン語派の言葉に関連があり、古高ドイツ語では「scita」、古ノルド語では「skaut」といった言葉も存在します。これらの言葉は、同様に覆い隠す意味合いを持っていました。

語源に見るように、sheathはもともとは刃物や武器を包むための鞘(さや)を指します。武器を守り、危険から遠ざける役割を果たすことから、物を守る、覆うという基本的な意味が派生し、現在の用法に至っています。すなわち、sheathは単に物理的な鞘の意味だけでなく、抽象的な意味でも使われるようになりました。このように、sheathという言葉はその成り立ちから、保護や覆いを連想させるものとなっています。

sheathの類語・関連語

  • coverという単語は、何かを覆うためのものを指します。sheathは特に刃物を包むカバーを意味し、coverはより一般的に使われます。\n例: "Use a cover for the dish." (皿にはカバーを使ってください。)
  • caseという単語は、物を収めるための入れ物を意味します。sheathは特定の形状のカバーですが、caseはもっと広い意味を持ちます。\n例: "Put the phone in its case." (電話をケースに入れてください。)
  • wrapperという単語は、食べ物や物の外側を包むものを指します。sheathが刃物のためのカバーであるのに対し、wrapperは一般的な包みを指します。\n例: "Remove the wrapper from the candy." (キャンディの包みを剥がしてください。)
  • enclosureという単語は、何かを囲むための構造やカバーを指します。sheathはスリーブのように特定の用途がある場合が多いです。\n例: "The fence is an enclosure for the garden." (フェンスは庭の囲いです。)
  • shellという単語は、硬い外殻やカバーを指します。sheathは柔らかいカバーを感じさせることが多いのに対し、shellはより硬い印象を与えます。\n例: "The turtle retreats into its shell." (カメは殻の中に引っ込む。)


sheathの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : cover

cover」は、何かを覆う、隠す、または保護するための物や行為を指します。この単語は、物理的な物体を包む場合や、概念的に何かを隠す際にも使われます。例えば、雨から身を守るための雨具や、情報を隠すための手段など、幅広い文脈で使用されます。
sheath」は、特に刃物や尖った物体を保護するためのケースやカバーを指します。例えば、ナイフの鞘( sheath)は、その刃を保護し、持ち運びやすくする役割があります。一方で「cover」は、物理的なカバーだけでなく、広い意味での保護や隠蔽を含むため、より多様な使い方が可能です。英語ネイティブは、sheathを使う際には特定の物体に焦点を当てるのに対し、coverはより一般的な場合に使われることが多いです。
The book was placed on the table and covered with a cloth.
その本はテーブルの上に置かれ、布で覆われた。
The knife was placed in the sheath to keep it safe.
そのナイフは安全のために鞘に入れられた。
この場合、「cover」は本を布で覆うという一般的な行為を示し、「sheath」は特定の刃物を保護するためのケースの役割を強調しています。

類語・関連語 2 : case

単語caseは、主に物を入れるための容器や入れ物を指します。これには、特定の物を保護したり、持ち運びを容易にするための機能が含まれます。例えば、スマートフォンのcaseは、デバイスを傷から守る役割があります。また、一般的に「場合」や「ケース」として使われることも多く、状況や条件を示すための言葉としても重要です。
一方で、単語sheathは、特に刃物や工具の保護カバーを指します。例えば、ナイフや剣の刃を覆うためのものです。caseは幅広い用途があり、物を収めるための一般的な容器を指しますが、sheathは特定の用途、すなわち刃物の保護に特化しています。このように、両者は一部重なる部分があるものの、使用される文脈や対象物に違いがあります。caseはより一般的で、具体的な物体を示さない場合にも使われるのに対し、sheathは特定の目的を持った物に限定されるため、ネイティブスピーカーはこの違いを理解しながら使い分けます。
I put my phone in its case to protect it from scratches.
私はスマートフォンを保護するために、そのケースに入れました。
I put my knife in its sheath to keep it safe.
私はナイフを安全に保つために、その鞘に入れました。
この場合、両方の言葉は「入れ物」として使われているため、置換が可能です。しかし、caseは一般的な容器を指し、sheathは特定の目的(刃物の保護)を持つため、文脈によっては互換性がない場合もあります。

類語・関連語 3 : wrapper

wrapper」は、物を包むための素材やカバーを指します。特に、食品や商品の包装に使われることが多く、視覚的な要素や情報を提供する役割も持っています。物の外側にあり、内容物を保護するだけでなく、見た目を良くするためのデザインも重要です。
sheath」と「wrapper」の違いは、主に用途と意味の範囲にあります。「sheath」は、刀剣やナイフを保護するための鞘を指し、主に武器や道具に関連しています。一方、「wrapper」は、食品や商品などの包装全般を指し、より広範な用途があります。また、sheathは物理的な保護を強調する一方で、wrapperは見た目やブランディングの要素も含むため、ニュアンスに違いがあります。
I opened the wrapper to reveal the chocolate inside.
私はチョコレートの中身を見せるために包装を開けました。
I opened the sheath to reveal the sword inside.
私は中に剣が入っているのを見せるために鞘を開けました。
この文脈では、wrappersheathは、それぞれの物の特性に応じて使われています。wrapperは食品に関連し、外見やパッケージングの重要性が強調されています。一方、sheathは武器を守るためのもので、機能性が重視されています。このように、同じ「開ける」という動作でも、対象物によって適切な単語が異なることがわかります。

類語・関連語 4 : enclosure

enclosure」は、物や人を囲むための構造や空間を指します。一般的には、フェンスや壁などによって囲まれたエリアを指すことが多いです。この言葉には、特定の目的のために設けられた囲いの意味合いが強く、動物の飼育や植物の栽培など、特定の活動を行うためのエリアを示すことがよくあります。
一方で「sheath」は、特に刃物や剣を収めるためのカバーを指します。物理的な保護を重視した言葉であり、刀剣やナイフなどの刃物を安全に保管するためのものです。「enclosure」は広範な囲いを指すのに対し、「sheath」は特定のアイテムの保護に特化しています。ネイティブスピーカーは、これらの言葉を状況に応じて使い分けます。「enclosure」は外部環境と隔てるための空間の概念が強く、動物園の檻や庭のフェンスなど、物理的な境界を表す場合が多いです。一方で、「sheath」は物体そのものに関連しており、特に安全性や保護の観点から使用されます。このように、両者は言葉の使用される文脈によって意味が大きく異なります。
The garden had a beautiful enclosure for the flowers.
その庭には花のための美しい囲いがあった。
The knife was kept in a protective sheath.
そのナイフは保護用のに入れられていた。
この2つの文では、enclosureは花を囲むための空間を示し、sheathはナイフを保護するためのカバーを示しています。文脈が異なるため、ここでは置換はできませんが、どちらも「囲い」という意味を持つ言葉として使用されています。

類語・関連語 5 : shell

単語shellは、主に何かを保護するための外側の硬い部分を指します。例えば、卵の殻や貝殻などが該当します。また、コンピュータ用語としても使われ、ユーザーがシステムと対話するためのインターフェースを指すことがあります。一般的に、物理的な形状や構造を強調するニュアンスがあります。
一方、sheathは、刀やナイフなどの刃物を保護するためのカバーを指します。sheathは特に刃物に関連して使われることが多く、御刀のように特定の用途に焦点を当てています。このため、shellはより一般的な用語であるのに対し、sheathは特定のアイテムに特化した言葉と考えられます。ネイティブスピーカーは、物体の種類や用途に基づいて使い分けるため、文脈によって選択が重要です。
The turtle hid inside its shell when it sensed danger.
カメは危険を感じると、自分のの中に隠れました。
The sword was safely stored in its sheath.
その剣は、安全にに入れて保管されていました。
この例文からわかるように、shellsheathは異なる文脈で使われています。カメの殻は広く一般的に使われるものであり、物理的な保護を示しますが、剣の鞘は特定の目的(刃物の保護)を持っているため、置換不可能です。


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