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recapitulateの意味・覚え方・発音

recapitulate

【動】 要点を繰り返す

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/ɹiːkəˈpɪtʃʊleɪt/

recapitulateの意味・説明

recapitulateという単語は「要約する」や「繰り返す」という意味です。この単語は、大きなテーマや情報の中から重要なポイントを取り出し、簡潔にまとめ直すことを指します。例えば、ある講義や文章の内容を整理して再度伝える時に使われます。

この単語は、学術的な文脈でよく用いられます。特に、プレゼンテーションの終わりに要点を振り返る際や、レポートのまとめ部分での使用が一般的です。また、レクチャーや討論などで、訪れた具体的な点を再確認する時にも適切です。要するに、情報を再構成することが求められる状況で有用です。

ニュアンスとしては、ただ単に繰り返すのではなく、重要な部分を強調しながら理解を助けるようにまとめるという点が挙げられます。このため、recapitulateは、知識を整理し、他者に分かりやすく伝える手段として重要な役割を果たします。

recapitulateの基本例文

The teacher asked the students to recapitulate the lesson.
先生は生徒に授業を振り返るように頼みました。
The speaker recapitulated the main points of his speech at the end.
スピーカーは最後に演説の主要なポイントを振り返りました。
The judge asked the witness to recapitulate what he saw on the day of the crime.
裁判官は、その日の犯罪に目撃したことを証言者に振り返らせました。

recapitulateの意味と概念

動詞

1. 概要を述べる

この意味では、細部を省略して全体の要点や結論を短くまとめることを指します。特に会議やレポートの最後にポイントを整理する際に使われます。聴衆や読者に重要な情報を一目で理解させるための表現方法です。
The teacher recapitulated the main points of the lecture at the end of the class.
教師は授業の終わりに講義の主要なポイントを概説した。

2. 段階を繰り返す

この使い方は、生物の発生段階を繰り返すことを指します。進化における特定の段階や特徴が、幼生の段階で再現される現象に関連しています。特に生物学や進化論において使われる専門的な表現です。
The study aimed to recapitulate the developmental stages of the embryo.
その研究は胚の発生段階を繰り返すことを目的としていた。

3. 先のテーマを再演する

この意味では、先に述べたアイデアやテーマを再度取り上げることを指します。音楽や文学などの創作において、特定のテーマが再び登場し、全体のストーリーや構成に深みを与える手法として用いられます。
The composer recapitulated the main theme throughout the symphony, giving it a cohesive structure.
作曲家は交響曲全体で主要なテーマを再演し、一貫した構造を持たせた。

recapitulateの覚え方:語源

recapitulateの語源は、ラテン語の「recapitulare」に由来しています。この単語は、「再び」という意味の接頭辞「re-」と、「頭」を意味する「caput」に由来する「capitulare」が結びついています。「caput」は、ラテン語で「頭」を指し、特に重要なポイントや主要な内容を象徴しています。「recapitulare」は、「主要な点に戻る」「要約する」という意味を持ち、そこから発展して英語の「recapitulate」になりました。この言葉は、特定の内容やテーマの重要な点を再度述べたりまとめたりすることを指します。したがって、「recapitulate」は、情報や内容を整理する際に用いられる言葉となっています。

語源 re
再び、 後ろ
More
語源 ate
語源 ati
~にする、 ~になる
More

recapitulateの類語・関連語

  • summarizeという単語は、情報や内容を要約するという意味で、特に多くの情報を簡潔に伝えることを強調します。たとえば、「彼は会議の内容をsummarizeした」と言った場合、会議のポイントを簡単に説明したことを意味します。
  • recapという単語は、recapitulateの口語的な形で、要約を簡潔に行うことを指します。特にテレビ番組やイベントの内容を振り返る時によく使われます。たとえば、「番組の最後にrecapがあった」とは、その番組の要点を簡単に振り返ったことを意味します。
  • reviewという単語は、ある対象を再度確認することを意味し、特に再評価や反省を含むことが多いです。たとえば、「彼女は試験の内容をreviewした」と言った場合、その内容を再確認して準備したことを指します。
  • reiterateという単語は、同じことを繰り返し言うことを意味し、特に強調するために用いられます。たとえば、「彼はその点をreiterateした」と言った場合、重要なポイントを再度確認して強調したことを表します。
  • restateという単語は、同じ意味の言葉で言い直すことを意味し、特にわかりやすくするために使われます。たとえば、「彼は質問をrestateした」とは、その質問をわかりやすく言い換えたことを示します。


recapitulateの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : summarize

summarize」は、情報や内容を簡潔にまとめることを意味します。主に、長い文章や話の要点を抽出して、短い形で表現する際に使われます。特にレポートやプレゼンテーションなどで、重要なポイントを明確に伝えたいときに役立つ単語です。
recapitulate」は、情報や話の要点を繰り返して説明することを指しますが、その際に通常は、一度話した内容を再確認する形で行います。このため、「summarize」よりも少し堅い印象を与えることが多いです。また、学術的な文脈や正式な場面で使われることが多く、要点を再確認することを強調します。日本語で言うと「要約する」と「再確認する」の間のニュアンスの違いがあり、recapitulateを使うことで、より深い理解や再考を促すような印象を持たれることが多いです。
The teacher asked the students to summarize the main points of the chapter.
先生は生徒たちに、その章の主要なポイントを要約するように求めました。
The teacher asked the students to recapitulate the main points of the chapter.
先生は生徒たちに、その章の主要なポイントを再確認するように求めました。
この場合、両方の文は自然であり、ほぼ同じ意味を持ちます。ただし、summarizeは要点を簡潔にまとめることに重点を置いているのに対し、recapitulateは、内容を再確認することに焦点を当てています。

類語・関連語 2 : recap

「recap」は「recapitulate」の略語であり、要約することや振り返ることを指します。特に、会話やプレゼンテーションの後に重要な点を簡潔に説明する際に使われることが多いです。カジュアルな場面での使用に適しており、友人や同僚とのコミュニケーションでよく見られる表現です。
「recap」と「recapitulate」の主な違いは、使用される場面やトーンにあります。「recapitulate」はより正式で学術的な文脈で使われることが多い一方で、「recap」はカジュアルな会話で頻繁に使われます。例えば、ビジネスミーティングや学術的なプレゼンテーションでは「recapitulate」が好まれることがありますが、友人同士や非公式な会話では「recap」が自然です。また、「recap」は特に若い世代の間で親しまれている表現であり、情報を迅速に伝える必要がある場合に便利です。このように、両者は基本的には同じ意味を持つものの、場面によって使い分けられています。
Let's recap what we discussed in the meeting.
会議で話し合ったことを要約しましょう。
Let's recapitulate what we discussed in the meeting.
会議で話し合ったことを要約しましょう。
この文脈では、「recap」と「recapitulate」は置換可能です。どちらも会議での重要な点を振り返ることを指しており、意味は同じですが、トーンの違いから「recap」の方がよりカジュアルに感じられます。

類語・関連語 3 : review

単語reviewは、「再確認する」「見直す」という意味を持ち、情報や内容を再評価する際に使われます。学習や仕事において、過去の内容を振り返り、理解を深めるために行われる行為です。特に学校の授業や試験の準備の際に、重要なポイントを振り返ることを指します。
一方、単語recapitulateは、内容を簡潔にまとめることを意味します。特に、長い説明や議論の後に重要な点を要約する際に使われることが多いです。つまり、reviewがより広範な内容の再確認を含むのに対し、recapitulateは特定のポイントを強調するために要約する行為であると考えられます。ネイティブは、reviewを使用する際には、全体の理解を深める文脈で使う傾向があり、recapitulateは要約を強調する場面で使うことが多いです。たとえば、授業の終わりに重要なポイントを振り返る場合にはreviewを、長い報告書の要点をまとめる場合にはrecapitulateを使います。
Let's review the key concepts before the exam.
試験の前に重要な概念を見直しましょう
Before we finish, let me recapitulate the main points we discussed.
終わる前に、私たちが話し合った主なポイントを要約させてください
この例では、両方の文脈が自然であり、内容の振り返りや要約が行われています。reviewは全体を見直すことを指し、recapitulateは要点をまとめることに特化しています。

類語・関連語 4 : reiterate

reiterate」は、ある事柄を繰り返し述べたり、再確認したりすることを意味します。この単語は、特に相手に理解を促すために重要な情報を再度強調したいときに使われます。ビジネスや教育の場面でよく見られる表現です。
recapitulate」は、主に要約することを指し、特に長い話や議論の重要なポイントをまとめる際に用いられます。この単語は、情報を明確に整理して再提示する際に使われることが多く、内容を簡潔に振り返るニュアンスがあります。日本語では「要約する」と訳されることが一般的ですが、内容の詳細を完全に理解することが前提とされています。ネイティブスピーカーは、reiterateを使う時は単に情報を再度提供することに焦点を当てており、recapitulateを使う時はその情報を整理して要約することに焦点を当てている点で使い分けています。
I would like to reiterate the main points of our discussion.
私たちの議論の主なポイントを繰り返し述べたいと思います。
I would like to recapitulate the main points of our discussion.
私たちの議論の主なポイントを要約したいと思います。
この文脈では、reiteraterecapitulateは互換性がありますが、ニュアンスが異なります。reiterateは強調や確認のための繰り返しを表すのに対し、recapitulateは要約としての再提示を指します。
I want to reiterate the importance of studying regularly.
定期的に勉強することの重要性を繰り返し述べたいです。

類語・関連語 5 : restate

「restate」は、ある情報や意見を再度言い直すこと、または異なる言葉で表現し直すことを意味します。特に、元の内容を明確にするためや異なる視点を提供するために使われることが多く、話し手の意図をより分かりやすくする役割を果たします。
一方で、recapitulateは、情報の要点をまとめて再確認することを指します。つまり、restateが内容を言い直すことに重点を置くのに対し、recapitulateは特に重要なポイントを振り返ることに焦点を当てています。ネイティブスピーカーは、restateを使う際、聞き手に対する配慮や明確化を意識することが多いですが、recapitulateは総括的な要約や復習の文脈で使われることが一般的です。そのため、学術的な文脈やプレゼンテーションでの要約においてはrecapitulateが好まれることが多いです。
To clarify the main points, I will restate my argument.
主なポイントを明確にするために、私の主張を再度言い直します。
To summarize the main points, I will recapitulate my argument.
主なポイントを要約するために、私の主張を再確認します。
この場合、両方の単語は文脈によって使い分けられます。restateは意見や情報を再度言い直す際に使われ、recapitulateは全体の要約に重点を置いています。したがって、意味合いが異なるため、使い方には注意が必要です。


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recapitulateのいろいろな使用例

動詞

1. 要約する、簡潔に繰り返す

要約としての用法

この分類では、情報や内容を簡潔にまとめることに焦点を当てています。特にプレゼンテーションや研究発表の際に要点を再確認する際によく使われます。
Many speakers recapitulate their main points at the end of the talk.
多くの講演者は、講演の最後に主なポイントを繰り返します。
  • recapitulate findings - 結果を要約する
  • recapitulate the discussion - 議論を繰り返す
  • recapitulate key concepts - 重要な概念を要約する
  • recapitulate events - 出来事を振り返る
  • recapitulate previous lectures - 前回の講義を要約する
  • recapitulate the argument - 主張を要約する
  • recapitulate data - データを要約する
  • recapitulate an article - 記事をまとめる
  • recapitulate lessons learned - 学んだ教訓を整理する
  • recapitulate objectives - 目的を要約する

繰り返しの用法

この分類では、前回のテーマや議論を再訪問することに関連しています。音楽や文学など、芸術分野でよく使用される表現です。
The composer recapitulates the main theme in the final movement.
作曲家は、最後の楽章で主要なテーマを繰り返します。
  • recapitulate the theme - テーマを繰り返す
  • recapitulate major points - 主要なポイントを再確認する
  • recapitulate the narrative - 物語を再訪する
  • recapitulate previous sections - 前の部分を振り返る
  • recapitulate key ideas - 重要なアイデアを繰り返す
  • recapitulate the plot - プロットを要約する
  • recapitulate historical events - 歴史的な出来事を振り返る
  • recapitulate previous theories - 前の理論を再考する
  • recapitulate the conclusions - 結論を再確認する
  • recapitulate the schedule - スケジュールを振り返る

2. 胚発生期における進化過程を繰り返す

生物学的な用法

この分類では、生物学的な文脈の中で、進化の過程を再確認することに関連しています。特に発生学で用いられる専門的な用語です。
During embryonic development, organisms recapitulate stages of their evolutionary history.
胚発生の過程において、生物はその進化の歴史のステージを再現します。
  • recapitulate evolution - 進化を再現する
  • recapitulate developmental stages - 発生の段階を繰り返す
  • recapitulate evolutionary traits - 進化的特徴を振り返る

その他

様々な用法

この分類では、上記の用法とは異なる、より広い文脈での使用について考えます。日常のコミュニケーションやカジュアルな文脈での表現が含まれます。
In the meeting, we need to recapitulate what was discussed last week.
会議では、先週話し合われたことを繰り返す必要があります。
  • recapitulate during meetings - 会議中に繰り返す
  • recapitulate conversations - 会話を振り返る
  • recapitulate agreements - 合意を確認する

英英和

  • summarize briefly; "Let's recapitulate the main ideas"簡潔にまとめる要約
    例:Let's recapitulate the main ideas 主旨を要約しよう