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leadenの意味・覚え方・発音

leaden

【形】 どんよりとした、重苦しい

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leadenの意味・説明

leadenという単語は「鉛のような」や「重苦しい」を意味します。この形容詞は、物理的な重さや質感を表す際に使われますが、比喩的に気分や雰囲気が重たい様子を表現することもあります。たとえば、光が少ない場所や沈んだ気持ちを描写する際に使われることがあります。

また、「leaden」は特に感情や気分に対して用いるとき、その重さや暗さを強調するために使われます。このような文脈では、何かが気持ちを沈めたり、活力を奪ったりする様子を表現するのに適しています。たとえば、「彼の言葉はleadenだった」と言うと、彼の言葉が感情的に重たかったことを示します。

leadenという単語は、文学的な表現や詩的な文脈でよく使用され、視覚的なイメージを強調したり、特定の雰囲気を作り出したりする役割を持っています。この単語を使うことで、単なる物理的な重さ以上の感情を伝えることができます。

leadenの基本例文

The sky was leaden, indicating a storm was coming.
空は鉛色で、嵐が近づいていることを示していた。
Her voice had a leaden quality, lacking any enthusiasm.
彼女の声はどんよりとした質感があり、何の熱意も感じられなかった。
He had a leaden expression on his face, reflecting his sadness.
彼は顔にどんよりとした表情を浮かべ、悲しみを反映していた。

leadenの意味と概念

形容詞

1. 重苦しい

この意味では、「重苦しい」は、体や心に負担を感じる、または気分が沈んでいる状態を表します。例えば、何か重いものを持ち運ぶ時や、疲れ果てた時に感じることができる感覚です。感情的には、悲しみや絶望感を伴うこともあります。
After the long meeting, the atmosphere in the room felt leaden.
長い会議の後、部屋の雰囲気は重苦しく感じた。

2. 鉛のような

「鉛のような」とは、物質的に鉛でできているか、鉛の性質を持つことを意味します。重さとしての特性だけでなく、色合いにおいても「鉛」のような暗い色合いを指すことがあります。これは視覚的または触覚的な特徴を表現しています。
The statue was a leaden gray, giving it a somber appearance.
その像は鉛のような灰色で、陰気な印象を与えた。

3. 遅い、緩慢な

この意味は、物事の動きが非常に遅く、重々しいことを指します。特に、体や行動が疲れていてスムーズに動かないときに使われます。何かを行う時に、著しい鈍さを感じたり、動作が苦しいときに表現されることが多いです。
His leaden steps echoed in the empty hallway.
彼の重い足音が空の廊下に響いた。

leadenの覚え方:語源

leadenの語源は、古英語の「lead」から派生しています。この「lead」という言葉は、「鉛」という金属を指し、古い英語では「lǣd」や「lǣadan」などの形でも使われていました。鉛はその特性として重くて鈍い印象があるため、leadenは「鉛のように重い」という意味を持つようになりました。また、これは形容詞として「重い、鈍重な」という意味を持つようになり、特に精神的な重さや停滞感を表現する際にも用いられます。

さらに、leadenは時々暗い、無気力な、あるいは陰気なという意味でも使われ、特に気持ちや雰囲気に対してネガティブなニュアンスを持つことが多いです。このように、leadenの語源は、物理的な特性から派生した精神的な状態を示す言葉へと進化してきました。

語源 en
〜でできた
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leadenの類語・関連語

  • heavyという単語は、物理的に重いものを指します。leadenは特に鉛のような重さや陰鬱さを含むことが多いです。変化のない重さを強調する場合にはheavyが使われます。例:heavy rain(大雨)。
  • dullという単語は、鈍い、冴えないという意味です。leadenは特定の重たさや暗さを感じさせるので、感情や雰囲気が冴えない場合に用いられます。使い分け例:dull colors(鈍い色)。
  • lifelessという単語は、生命が感じられない状態を指します。leadenは物の重さを強調しながら、感情的な重さや暗さを含むときに使われます。たとえば、lifeless expressions(生気のない表情)。
  • sluggishという単語は、動きが鈍い、活発ではないことを示します。leadenは特に物理的な重さや気分が沈んでいる感じを強調するため、使う場面によって変わります。例:sluggish response(鈍い反応)。
  • ponderousという単語は、非常に重い、または冗長で遅いという意味で使われます。leadenはその重さの感覚を強調し、特に暗い雰囲気を持つ場合が多いです。例:ponderous movements(重苦しい動き)。


leadenの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : heavy

単語heavyは「重い」という意味を持ち、物理的な重さだけでなく、比喩的に「重要な」「大きな影響を持つ」といったニュアンスでも使われます。たとえば、感情や状況が「重い」と表現されることもあります。このようにheavyは、広範囲な使い方ができる単語です。
一方でleadenは「鉛のような」という意味を持ち、主に物理的な重さを示す際に使われることが多いです。たとえば、leadenは「沈んだ」や「重苦しい」という感情的な状態を表す際にも用いられますが、一般的にはより具体的な重さのイメージが強いです。ネイティブは、heavyをより幅広く使う一方で、leadenは特定の状況や感情を強調するために使います。したがって、両者の使い分けは、文脈によって異なる感情やイメージを伝えるための重要な要素となります。
The box was too heavy for him to lift.
その箱は彼が持ち上げるにはあまりにも重かった
The box felt leaden in his hands.
その箱は彼の手の中で鉛のように重く感じた。
この例文では、heavyleadenはどちらも重さを表現していますが、heavyは単に物理的な重さを示し、leadenは物理的な重さに加えて、感覚的な重さや重苦しさを強調しています。文脈によってどちらを使うかが変わるため、注意が必要です。

類語・関連語 2 : dull

dull」は、主に「鈍い」「退屈な」「色が薄い」といった意味を持つ形容詞です。この単語は、感覚や感情に対して使われることが多く、例えば物事が興味を引かない場合や、光や色が鮮やかでない場合などに使われます。また、物理的な意味では、刃物や道具が鈍くなっている状態を表すこともあります。
leaden」と「dull」は、いずれも「重い」「無気力な」といった感覚を持ちますが、使う場面が異なります。「leaden」は特に「鉛のように重い」という意味から、重苦しさや沈んだ気分を表すのに対して、「dull」は退屈さや鈍さに焦点を当てています。例えば、leadenは天候や雰囲気の表現でよく使われ、「dull」は人や活動について使われることが多いです。ネイティブは、重苦しい気分や状況にはleadenを、退屈さや鮮やかさの欠如にはdullを選ぶ傾向があります。
The lecture was dull and made me sleepy.
その講義は退屈で、私を眠くさせました。
The lecture was leaden and made me sleepy.
その講義は重苦しく、私を眠くさせました。
この文脈では、「dull」と「leaden」は、退屈さや重苦しさを表現していますが、微妙なニュアンスの違いがあります。「dull」は主に内容の面白さに欠けることを示し、「leaden」はその内容が重く感じられることを強調しています。

類語・関連語 3 : lifeless

「lifeless」は「生命がない」「生気がない」という意味を持つ形容詞で、物理的なものや感情的な状態に対して使われます。何かが「lifeless」であるとき、それは活気がなく、無表情で、エネルギーが感じられない状態を表します。この単語は、主に人や動物、あるいは状況に対して使われ、生命や活力の欠如を強調します。
一方で、leadenは「鉛のように重い」や「鈍い」という意味を持つ形容詞で、物理的な重さだけでなく、感情や表現が沈んでいる、あるいは活気がない様子を表します。leadenは特に、暗い天候や気分の重さを形容する際に使用されることが多いです。ネイティブスピーカーは、leadenがより物理的な重さや圧迫感に関連しているのに対し、lifelessは生気のない状態を強調することに注意します。したがって、どちらの単語も「生気がない」という意味合いがあるものの、使用される文脈やニュアンスには微妙な違いがあります。
The flowers in the garden looked lifeless after the frost.
霜が降りた後、庭の花は生気がないように見えた。
The flowers in the garden looked leaden after the frost.
霜が降りた後、庭の花は鉛のように重いように見えた。
この例文では、lifelessleadenの両方が使用されていますが、ニュアンスが異なります。lifelessは花の活気のなさを指し、leadenはその見た目が重苦しく感じられる様子を表しています。したがって、文脈に応じて適切な単語を選ぶことが重要です。

類語・関連語 4 : sluggish

sluggish」は、動作や思考が遅い、または活気がない状態を表す形容詞です。主に生物や機械がゆっくり動く様子や、エネルギーが不足している様子を描写する際に使われます。この単語は、元気がない、あるいは非効率的な様子を示すため、日常会話や書き言葉で広く利用されます。
leaden」と「sluggish」は、どちらも動作が遅いことを示す言葉ですが、ニュアンスには違いがあります。「leaden」は特に重さや重苦しさを伴う遅さを表現し、何かが非常に重たくて動きが鈍い状態を示します。一方で、「sluggish」はエネルギー不足や活力の欠如が原因で遅い動作を指します。例えば、冬の寒い朝に体が「sluggish」に感じることは、その日の活力が不足していることを示していますが、「leaden」は重たい空気や気分を感じる時に使われることが多いです。このように、文脈によって選ぶべき単語が変わってきます。
The traffic was sluggish during rush hour.
ラッシュアワーの間、交通は遅い状態だった。
The traffic was leaden during rush hour.
ラッシュアワーの間、交通は重苦しい状態だった。
この場合、「sluggish」と「leaden」は同じ文脈で使われており、交通の遅さを表現しています。しかし、「sluggish」は主に流れが悪いことを意味し、「leaden」はその重さや重苦しさを強調しています。

類語・関連語 5 : ponderous

ponderous」は、重くて扱いにくい、またはどっしりとした様子を表す形容詞です。この単語は特に、物理的な重さだけでなく、動作や思考が鈍重であることを示す際にも使われます。例えば、考えすぎて動きが鈍くなったり、文章が冗長で理解しづらい場合にも「ponderous」という表現が適しています。
leaden」と「ponderous」はどちらも重さや鈍重さを表しますが、微妙なニュアンスの違いがあります。「leaden」は特に「鉛のように重い」という直訳通り、物理的な重さや重苦しさを強調することが多いです。一方、「ponderous」は、物理的な重さだけでなく、動きや考えが鈍い、または重たい印象を与える文脈で使われることが多く、抽象的な意味合いを持つことが多いです。たとえば、文章が「ponderous」だと感じる場合、それは内容が難解で読みづらいことを指しますが、「leaden」は単に物理的に重いことを強調します。ネイティブスピーカーはこの二つを適切に使い分け、状況に応じたニュアンスを伝えています。
The ponderous book was difficult to carry around.
その「ponderous」な本は、持ち運ぶのが難しかった。
The leaden book was difficult to carry around.
その「leaden」な本は、持ち運ぶのが難しかった。
この場合、どちらの単語も物理的な重さを示しており、文脈としては置換可能です。しかし、「ponderous」はその重さが動きや思考に与える影響を含意することもあるため、使用する際のニュアンスには注意が必要です。


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leadenの会話例

leadenの日常会話例

「leaden」は主に「鉛のような」という意味で使われる形容詞で、重さや鈍さ、または暗い色合いを表現する際に用いられます。また、比喩的に「気分が重い」や「活気がない」といった感情状態を示すこともあります。日常会話ではあまり一般的ではありませんが、特定の文脈で使用されることがあります。

  1. 鉛のような重さや質感
  2. 気分が重い、活気がない

意味1: 鉛のような重さや質感

この会話では、「leaden」が物体の重さや質感に対して使われています。重い物を持ち上げるときの感覚を表現しており、物の重さがどのように感じられるかを示しています。

【Exapmle 1】
A: This box feels so leaden! I don't think I can lift it.
この箱はとても鉛のように重い!持ち上げられないと思う。
B: Yeah, it looks leaden. We might need help.
そうだね、見た目も鉛のように重い。誰かに手伝ってもらう必要があるかも。

【Exapmle 2】

A: The leaden leaden rain made the day feel so dull.
その鉛のような雨が一日をとても退屈に感じさせた。
B: I know what you mean, it was such a leaden day overall.
あなたの言いたいことはわかるよ、全体的にとても重苦しい一日だったね。

【Exapmle 3】

A: Why does this food taste so leaden?
この食べ物はどうしてこんなに重苦しい味がするの?
B: I think it's overcooked, giving it that leaden texture.
多分、焼きすぎててその重苦しい食感になってるんだと思う。

意味2: 気分が重い、活気がない

この会話では、「leaden」が気分や感情の状態を表現する際に使われています。話し手が感じている重い気持ちや活気のない状態を示しています。

【Exapmle 1】
A: I've been feeling so leaden lately. I can't shake off this mood.
最近ずっと気分が重い。この気分を振り払えないんだ。
B: I understand. Some days just feel leaden.
わかるよ。時々はただ気分が重苦しい日もあるよね。

【Exapmle 2】

A: Why is everyone so leaden around here?
どうしてみんなここではこんなに重苦しいの?
B: I think the weather is making everyone feel leaden.
天気がみんなを重苦しい気分にさせていると思う。

【Exapmle 3】

A: After the news, I felt so leaden.
そのニュースの後、私はとても気分が重くなった
B: It’s tough. Those kinds of things can really make us feel leaden.
大変だね。そういったことは本当に私たちを重苦しい気分にさせることがあるよ。

leadenのいろいろな使用例

形容詞

1. 重さ、圧迫感

動作が重い、鈍い

このスタイルの特徴は、動きが鈍く、疲れを感じさせることです。特に、身の回りの環境が不活発な場合に使われることが多いです。
The leaden atmosphere made everyone feel sluggish.
重苦しい雰囲気が皆を鈍くさせた。
  • leaden feet - 鈍い足取り
  • leaden walk - 重苦しい歩き方
  • leaden movements - 鈍重な動き
  • leaden activities - だるい活動
  • leaden spirit - 憂鬱な気分
  • leaden response - 鈍い反応
  • leaden pace - 遅いペース
  • leaden heart - 鈍重な気持ち
  • leaden sadness - 重く沈んだ悲しみ
  • leaden mood - 重たい気分

2. 視覚的な暗さ、陰り

環境、雰囲気

この表現は、視覚的に暗い、または無気力の印象を与え、陰鬱な状況を描写する際に使用されます。
The sky was a leaden gray, threatening rain.
空は鉛色の灰色で、雨を予告していた。
  • leaden sky - 鉛色の空
  • leaden clouds - 鉛色の雲
  • leaden light - 鉛のような光
  • leaden shadows - 重たい影
  • leaden dusk - 重苦しい夕暮れ
  • leaden silence - 重い静寂
  • leaden atmosphere - 重苦しい雰囲気
  • leaden backdrop - 鉛色の背景
  • leaden haze - 鉛のような霞
  • leaden morning - 鉛色の朝

3. 金属性の重さ、特性

鉛の成分、物質的な描写

このカテゴリーでは、物質の特性や重さを表現するために、鉛でできたものや、鉛の重さを強調する際に使われます。
He wore a leaden suit for the performance, which made him feel weighed down.
彼は演技用に鉛でできたスーツを着ていて、体が重く感じた。
  • leaden material - 鉛の素材
  • leaden weights - 鉛の重り
  • leaden construction - 鉛の構造
  • leaden objects - 鉛製の物体
  • leaden alloy - 鉛合金
  • leaden pipes - 鉛製のパイプ
  • leaden fittings - 鉛製の取り付け部品
  • leaden surface - 鉛の表面
  • leaden artifacts - 鉛製の工芸品
  • leaden components - 鉛製の部品

4. その他の用法

比喩的な使用

比喩的な表現では、無気力さや重さの感覚を強調するために用いることがあります。特に精神的な疲労を示す場合に効果的です。
After the news, her mood felt leaden and oppressive.
そのニュースの後、彼女の気分は重く圧迫感があった。
  • leaden thoughts - 重い考え
  • leaden worries - 鈍重な心配
  • leaden expectations - 厳しい期待
  • leaden choices - 重い選択
  • leaden dreams - 鈍い夢
  • leaden conversations - 無気力な会話
  • leaden decisions - 重い決断
  • leaden moments - 忘れ難い重い瞬間
  • leaden regrets - 重い後悔
  • leaden laughter - 厳しい笑い

英英和

  • darkened with overcast; "a dark day"; "a dull sky"; "the sky was leaden and thick"空を覆う雲で暗いどんよりとした
    例:The sky was leaden and thick. 空は重く厚かった。
  • lacking lightness or liveliness; "heavy humor"; "a leaden conversation"軽さまたは活気が欠如しているさま重苦しい
    例:a leaden conversation 重苦しい会話
  • made of lead; "a leaden weight"鉛でできている重苦しい
    例:a leaden weight 鉛の重さ
  • (of movement) slow and laborious; "leaden steps"(動きの) 遅くて、困難である重苦しい