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inerrantの意味・覚え方・発音

inerrant

【形】 誤りのない

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inerrantの意味・説明

inerrantという単語は「誤りがない」や「間違いのない」という意味を持ちます。この言葉は主に文脈として、特に宗教的、哲学的な議論において使われることが多いです。たとえば、ある文書やテキストがその内容について全く誤りがなく、常に完全であると主張する際に用いられます。

この用語はしばしば宗教的なテキスト、特に聖書に関して使われます。宗教的には、inerrantとされる文書はその主張や教えが常に正確で、信じるに足るものであるという信念を反映しています。したがって、この言葉は評価の高い文書や、特定の立場のもとで絶対的な真実を主張するものに関連することが多いです。

inerrantという表現を使う際には、対象となる文書や教えの信頼性の高さを強調するニュアンスがあります。しかし、この言葉はその性質上、批判や議論を呼ぶこともあります。特に、異なる解釈や視点が存在する場合、何が「誤りがない」と考えられるのかについて意見が分かれることがあるため、注意が必要です。

inerrantの基本例文

Her inerrant sense of direction always leads us to the right path.
彼女の確信的な方向感覚は常に私達を正しい道に導いてくれます。
His inerrant memory allows him to recall every detail of the incident.
彼の確実な記憶力によって彼は事件のすべての詳細を思い出すことができます。
The inerrant accuracy of the data ensures the reliability of the results.
データの絶対的な正確さは結果の信頼性を保証しています。

inerrantの意味と概念

形容詞

1. 完全に正確な

この意味では、何かが全く誤りがないことを示します。特に宗教的な文脈では、聖典や教義について「誤りがない」とされる場合によく使われます。信者にとって、これは真実の源とされ、高い重要性を持って語られることが多いです。
Many believers consider the scriptures to be inerrant, serving as the ultimate truth in their faith.
多くの信者は、聖典が完全に正確であると考え、それを信仰の最終的な真実としています。

inerrantの覚え方:語源

inerrantの語源は、ラテン語の「inerrans」に由来しています。この言葉は、「in-」(否定を意味する接頭辞)と「errans」(過ちを犯すこと、誤ることを意味する動詞「errāre」の現在分詞形)から構成されています。「in-」は「〜でない」という意味を持ち、「errans」は「誤る」といった意味を持つため、inerrantは「誤りがない」または「間違いのない」という意味を持つようになりました。

英語においては、主に神学的な文脈で使われ、特に聖書の無謬性を説明する際に用いられることが多いです。このように、inerrantはその語源から、誤りや欠陥がないことを強調する言葉として理解されており、その使用は学問的な議論や信仰の文脈において特に重要です。

語源 in
語源 im
~ない、 ~でない
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語源 err
迷う、 さまよう
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inerrantの類語・関連語

  • faultlessという単語は、間違いや欠陥が全くないことを意味し、特に無謬性を強調します。例えば、「He gave a faultless performance.(彼は完璧な演技をした)」のように、何も欠けるところがない場合に使います。
  • unerringという単語は、常に正しい、あるいは誤りがないことを意味します。特に判断力や直感に使われることが多いです。例えば、「She has an unerring sense of direction.(彼女は正確な方向感覚を持っている)」のように使います。
  • impeccableという単語は、完璧であり、欠点のないことを意味します。特に見た目や行動において使われることが多いです。例として「His manners are impeccable.(彼のマナーは完璧だ)」があります。
  • accurateという単語は、正確さや精密さを意味します。情報やデータに使われることが多いです。例えば、「The measurements were accurate.(測定は正確だった)」のように、誤りがないことを強調します。


inerrantの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : faultless

faultless」は「欠点がない」「完璧な」という意味を持つ形容詞で、特に何かが全く誤りや欠陥がないことを強調します。何かの品質や性能に対して使われることが多く、ポジティブな印象を与える言葉です。たとえば、技術的な製品や芸術作品などが高い基準であることを表現する際に適しています。
inerrant」は主に宗教的な文脈で用いられ、誤りが全くないことを示しますが、一般的にはあまり使われません。一方で「faultless」は日常的に広く使われ、特に技術や芸術の文脈で品質を強調する際に適しています。このため、ネイティブは「faultless」をより頻繁に使用し、日常会話やビジネスの場でも使える言葉として認識しています。「inerrant」は宗教的な信念やテキストに対して使われるため、より特定の文脈に限定されることが多いです。
The artist's work was considered faultless by critics.
そのアーティストの作品は批評家によって「欠点がない」と評価された。
The sacred text is regarded as inerrant by its followers.
その聖典は信者によって「誤りがない」と見なされている。
この二つの例文では、faultlessinerrantはそれぞれ異なる文脈で使用されているため、完全に置換可能ではありません。「faultless」は主に芸術や製品について使われるのに対し、「inerrant」は宗教的なテキストに特化しています。
The software was absolutely faultless during the demonstration.
そのソフトウェアはデモ中に全く「欠点がなかった」。

類語・関連語 2 : unerring

unerring」は、「間違いのない」「正確な」という意味を持つ形容詞で、特に行動や判断が常に正確であることを強調します。この言葉は、何かをする際に失敗や誤りがないことを示すために使われることが多いです。
inerrant」と「unerring」は、いずれも「誤りがない」という意味を持ちますが、ニュアンスには微妙な違いがあります。「inerrant」は主に神学的な文脈で使われ、特に宗教的な教義や聖典が間違いを含まないことを指します。一方、「unerring」は、より一般的な文脈で使用され、特定の行動や判断が常に正確であることを表現します。例えば、名人や専門家の技術や判断力に対して「unerring」を使うことで、その人が常に正しい選択をする能力を強調できます。ネイティブはこの違いを意識しながら、文脈に応じて使い分けています。
The artist had an unerring sense of color, making her paintings vibrant and appealing.
そのアーティストは色彩に対して間違いのない感覚を持っており、彼女の絵画は鮮やかで魅力的でした。
The scriptures are considered inerrant by many believers, as they believe they contain no errors.
聖典は多くの信者によって間違いがないと見なされており、彼らはそれに誤りがないと信じています。
この場合、両方の文において「unerring」と「inerrant」は異なる文脈で使われているため、完全に互換性があるわけではありません。「unerring」は個人の能力や判断に関する表現であり、「inerrant」は宗教的な文脈で用いられています。

類語・関連語 3 : impeccable

impeccable」は、完璧であること、誤りがないことを意味する形容詞です。この単語は、特に行動、品位、または外観が非常に優れている場合に使用されることが多いです。つまり、「impeccable」は、何かが非常に高い基準に達していることを強調します。
inerrant」は通常、宗教的な文脈で使われ、特に聖典や教えが誤りがないことを示す際に用いられます。一方、「impeccable」はより一般的な場面で使われ、特に人や行動の質を評価する際に使われることが多いです。例えば、誰かの仕事の質や、その人の道徳的な行動に対して「impeccable」という表現が使われることがありますが、「inerrant」はそのような文脈では使用されません。そのため、ネイティブはこの二つを使い分け、文脈に応じた適切な単語を選ぶ傾向があります。
Her performance was impeccable, leaving the audience in awe.
彼女のパフォーマンスは完璧で、観客を驚かせました。
The teachings of the text are considered inerrant by its followers.
そのテキストの教えは、信者によって誤りがないと見なされています。
この場合、「impeccable」は一般的なパフォーマンスの質を示しており、置換が可能ではありません。一方、「inerrant」は特定の教えや文書の誤りがないことを強調しています。このように、二つの単語は異なる文脈で使われるため、互換性はありません。

類語・関連語 4 : accurate

単語accurateは、「正確な」という意味を持ち、特に情報や数値が事実と一致していることを強調します。この言葉は、測定やデータ、または詳細が確かであることを示す際に使われます。例えば、地図や統計データの正確性を確認する際に用いられ、何かが間違っていないことを示す重要な言葉です。
一方、単語inerrantは「誤りがない」という意味を持ち、特に宗教的な文脈や信念において、その内容が完全に正しいとされるものに使われます。例えば、神聖な書物や教義が間違いを含まないとされる場合に使われることが多いです。accurateは、通常、データや事実に関連する文脈で使用されるのに対し、inerrantは、信念や教えの絶対的な正しさを強調する際に使用されるため、ニュアンスが異なります。ネイティブスピーカーは、使用する文脈によってこれらの単語を使い分けており、特に宗教的な話題ではinerrantが適切ですが、日常的な会話や学術的な文脈ではaccurateが好まれます。
The report was very accurate in its details.
その報告書は詳細において非常に正確でした。
The report was considered inerrant in its details.
その報告書は詳細において誤りがないと見なされました。
この文脈では、両方の単語が使用可能ですが、ニュアンスが異なります。accurateは、報告の内容が事実に基づいて正確であることを示し、日常的な文脈で広く使われます。一方、inerrantは、報告が絶対的な正確さを持つことを強調し、より宗教的または哲学的な背景を持つ場合に適しています。


inerrantの覚え方:関連語

Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

inerrantのいろいろな使用例

形容詞

1. 「誤りのない」

誤りのない知識

この分類では、知識や情報が誤りなしに正確であることを示します。特に宗教や倫理の文脈で使用されることが多いです。
The inerrant nature of religious texts is often debated by scholars.
宗教的な文書の誤りのない性質は、学者たちによってしばしば議論されます。
  • inerrant truth - 誤りのない真実
  • inerrant doctrine - 誤りのない教義
  • inerrant authority - 誤りのない権威
  • inerrant message - 誤りのないメッセージ
  • inerrant teaching - 誤りのない教え
  • inerrant scripture - 誤りのない聖典
  • inerrant belief - 誤りのない信念

誤りのない理論

科学や学問における理論の中で、誤りがないことを強調する際に使われます。
Many scientists strive for inerrant theories based on empirical evidence.
多くの科学者は、経験的証拠に基づいた誤りのない理論を追求します。
  • inerrant principle - 誤りのない原則
  • inerrant framework - 誤りのない枠組み
  • inerrant conclusions - 誤りのない結論
  • inerrant methodology - 誤りのない方法論
  • inerrant predictions - 誤りのない予測
  • inerrant results - 誤りのない結果
  • inerrant assumptions - 誤りのない仮定

2. 「絶対的」

絶対の信頼性

情報やデータが絶対的に信頼できることを示す場合に使用されます。特にクリティカルな判断が必要な場面で重要です。
An inerrant source of data is vital for accurate analysis in research.
データの誤りのない情報源は、研究における正確な分析にとって重要です。
  • inerrant results - 誤りのない結果
  • inerrant evaluation - 誤りのない評価
  • inerrant record - 誤りのない記録
  • inerrant methods - 誤りのない方法
  • inerrant standards - 誤りのない基準
  • inerrant calculations - 誤りのない計算
  • inerrant procedures - 誤りのない手続き

絶対的な理想

個人や社会が追い求める理想的な状態を表す場合にも使われます。
Many people aspire to live in an inerrant society based on fairness and justice.
多くの人々は、公正と正義に基づいた誤りのない社会に住むことを願っています。
  • inerrant vision - 誤りのないビジョン
  • inerrant community - 誤りのないコミュニティ
  • inerrant leadership - 誤りのないリーダーシップ
  • inerrant governance - 誤りのないガバナンス
  • inerrant justice - 誤りのない正義
  • inerrant ethics - 誤りのない倫理
  • inerrant values - 誤りのない価値観