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fratricideの意味・覚え方・発音

fratricide

【名】 兄弟殺し

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/ˈfrætrɪˌsaɪd/

fratricideの意味・説明

fratricideという単語は「兄弟殺し」や「同士討ち」を意味します。これは、兄弟や姉妹、または同じグループに属する人々の間で殺害が起こることを指しています。この言葉は特に軍事的な文脈で使われることが多く、自分たちの仲間や親しい者を倒してしまうことの危険性を示しています。

この語源はラテン語の「frater(兄弟)」と「caedere(殺す)」から派生しています。そのため、fratricideは単に肉体的な殺害だけでなく、比喩的に自らの陣営やグループ内での争いや内部対立が引き起こす結果についても言及することがあります。特に戦争や紛争の場面では、自軍に対する誤射や誤認による攻撃がこの言葉で語られることがあります。

日常会話ではあまり使われることはありませんが、歴史や軍事関連の文献では重要なキーワードとなります。fratricideに関連する話題は、同士討ちの悲劇的な側面や、内部抗争がいかにして結果を悪化させるかを探る際に不可欠なものとなります。

fratricideの基本例文

He was charged with fratricide for killing his own brother.
彼は自分の兄を殺したため、フラトリサイドで告発されました。
Fratricide is considered one of the worst crimes against family members.
フラトリサイドは家族に対する最も悪い犯罪の1つと考えられています。
The ancient story of Cain and Abel is one of the earliest examples of fratricide in biblical history.
カインとアベルの古代の物語は、聖書の歴史の中で最も古いフラトリサイドの例の1つです。

fratricideの意味と概念

名詞

1. 兄弟姉妹殺し

fratricideは自らの兄弟や姉妹を殺す行為を指します。この言葉は特に家庭内や親族間の争いから生じる悲劇的な結果を強調します。兄弟姉妹間での殺人は非常に感情的で複雑な背景を持つことが多く、しばしば家庭内の問題や心理的な対立が絡んでいます。
The investigation revealed that the fratricide was motivated by a long-standing family feud.
捜査の結果、兄弟姉妹殺しは長年の家族の争いから動機付けられたことが明らかになった。

2. 仲間への殺傷

fratricideは戦争や戦闘において、味方を誤って傷つけたり、殺したりすることも指します。この場合、命を奪うのは敵ではなく、仲間という予期しない相手であり、戦争の悲惨さや混乱をより強調する要素となっています。
The report documented several incidents of fratricide during the military operation.
報告書には、その軍事作戦中にいくつかの仲間への殺傷事件が記録されていた。

3. 兄弟殺しの犯罪

この意味では、兄弟や姉妹を殺すこと自体を指し、法律的な文脈で使われることが多いです。犯罪として扱われ、法的手続きや社会的な影響が伴う深刻な事象です。また、この用語は心理学や社会学の研究でも取り上げられ、家族間のダイナミクスがどのように影響するかを考察されます。
The documentary explored the psychological aspects of fratricide in troubled families.
そのドキュメンタリーは、問題を抱えた家族における兄弟姉妹殺しの心理的側面を探究した。

fratricideの覚え方:語源

fratricideの語源は、ラテン語の「frater」(兄弟)と「-cide」(殺すこと)から派生しています。「frater」は「兄弟」という意味を持ち、「-cide」は「殺す」という意味を示す接尾辞です。このため、fratricideは「兄弟を殺すこと」という直接的な意味を持っています。歴史的には、兄弟同士の対立や戦争がさまざまな文化で見られ、この言葉は特に家族や血縁関係の中での殺戮を指すために使われてきました。この語は、単に肉体的な殺害に限らず、比喩的な意味でも使われることがあります。兄弟や親しい関係にある者同士の争いや裏切りを示す場面でも用いられることがあり、さまざまな文脈でその重要性が語られています。

語源 cide
殺す
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fratricideの類語・関連語

  • homicideという単語は、一般的に他者を意図的または非意図的に殺すことを指します。fratricideは兄弟や姉妹に対する殺人を特に示します。つまり、homicideはより広い意味を持ち、fratricideは特定の関係に限定されます。例:He was charged with homicide.(彼は殺人で起訴された。)
  • killingという単語は、一般的に人や動物を殺す行為を広く指します。fratricideはその中でも特に兄弟姉妹を対象とした殺しを示し、個別の側面があります。例:The killing was shocking to the community.(その殺人は地域を驚かせた。)
  • manslaughterという単語は、故意ではなく過失または衝動で人を殺すことを指します。fratricideは特に兄弟に対する殺人を示し、故意である必要があります。例:He was convicted of manslaughter.(彼は過失致死で有罪判決を受けた。)
  • slayingという単語は、特に劇的にまたは残忍に人を殺すことを強調します。fratricideはその中の一つの形として、特定の関係性を含むケースを示します。例:The slaying of the hero shocked everyone.(その英雄の殺害は皆を驚かせた。)
  • exterminationという単語は、完全に消し去ることを意味し、通常は害虫や特定の種に適用されます。fratricideは人間関係の中での特有の殺人を指し、住環境や自然に関連しません。例:The extermination of pests was necessary.(害虫の駆除は必要だった。)


fratricideの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : homicide

homicide」は、人を故意または過失により殺す行為を指します。この単語は、法的な文脈でよく使われ、様々な形態の殺人を包括する広い意味を持っています。具体的には、殺人罪や過失致死などが含まれ、特定の状況に応じて、故意または偶発的に人命を奪う行為を表します。
fratricide」は、兄弟姉妹や非常に親しい関係の人を殺すことを意味します。一般的に、戦争や家族間の争いの文脈で使われます。一方で、「homicide」はより広範囲で、あらゆる殺人を指すため、法律や報道の場面で頻繁に使用されます。ネイティブスピーカーは、「homicide」を使うことで、一般的な殺人事件について話すことができ、より具体的な状況(例えば、兄弟間の殺人)を示す場合には「fratricide」を使います。このように、両者の使い方には明確な違いがあり、文脈によって適切に選ばれる必要があります。
The police are investigating a homicide that occurred last night in the city.
警察は昨夜都市で発生した殺人事件を調査しています。
The tragic story of the fratricide in the family shocked the entire community.
その家族内での兄弟殺しの悲劇的な話は、地域全体を驚かせました。
ここでは、「homicide」と「fratricide」は異なる文脈で使われています。前者は一般的な殺人事件を指し、後者は特に兄弟姉妹間の殺人を示しています。このように、両者は置換不可能であり、文脈に応じて使い分ける必要があります。

類語・関連語 2 : killing

単語killingは「殺すこと」や「殺害」を意味し、非常に一般的に使われる語です。人間同士の暴力や殺人事件など、広い文脈で使われます。感情的なニュアンスは少なく、事実としての出来事や行為を指す際に用いられます。
一方、単語fratricideは「兄弟姉妹殺し」や「同族殺し」を意味し、特に血縁関係にある者同士の殺し合いを指します。この単語は、特定の文脈で使われ、より感情的かつ深刻な意味合いを持ちます。英語ネイティブは、一般的な殺人行為を指す場合にはkillingを用いる一方、兄弟姉妹や同族に対する殺害を強調したい場合にはfratricideを選びます。つまり、killingは広範な意味を持つのに対し、fratricideは特定の状況に特化した言葉であり、その使用は慎重さが求められます。
The killing of innocent people during the war shocked the entire nation.
戦争中の無実の人々の殺害は、国全体を衝撃に陥れた。
The fratricide that occurred in the conflict left deep scars in the community.
その対立で起きた兄弟姉妹殺しは、コミュニティに深い傷を残した。
この例文では、killingfratricideは異なる文脈で使用されています。前者は一般的な殺人を指すのに対し、後者は特定の関係性を持つ者同士の殺し合いを強調しているため、置換はできません。

類語・関連語 3 : manslaughter

manslaughter」は、故意ではなく過失によって人を死なせることを指します。これは、殺人と比べて罪の重さが軽いとされ、例えば交通事故や過失致死のケースで使われることが多いです。通常、これは衝動的または無意識的な行為によって引き起こされるため、加害者の意図は含まれません。
fratricide」は、兄弟姉妹を殺す行為を特に指します。この言葉は、戦争や家族内の争いなど、直接的な対立がある場合に使われることが多いです。「fratricide」は通常、意図的または計画的であることが多く、加害者が他の人に対して持つ感情を反映しています。一方、「manslaughter」は意図しない結果としての致死であり、過失によるものであるため、意味合いやニュアンスに大きな違いがあります。ネイティブスピーカーは、これら2つの単語を状況に応じて使い分け、特に意図や状況の違いを強調します。
He was charged with manslaughter after the car accident.
彼は交通事故の後、過失致死の罪で起訴されました。
He committed fratricide during the family feud.
彼は家族の争いの中で兄弟殺しを犯しました。
この例では、manslaughterは過失による死を指し、意図がないことが強調されています。一方、fratricideは意図的な行為であり、感情的な対立を含んでいます。このように、両者は文脈によって明確に使い分けられる言葉です。

類語・関連語 4 : slaying

slaying」は「殺すこと」や「命を奪うこと」を意味する動詞「slay」の現在分詞形で、特に暴力的な行為や戦闘において使われることが多いです。この言葉は、一般的に生物や人間の命を奪う行為に焦点を当てており、しばしば物語や伝説に見られるような、英雄的または悲劇的な文脈で使われます。
一方で「fratricide」は、兄弟や姉妹を殺すことを指す非常に特定的な用語です。この単語は、一般的には戦争や家族間の争いに関連して使われます。「slaying」はより広い意味を持ち、状況に応じて様々な対象に使われるのに対し、「fratricide」は主に兄弟姉妹に特化しているため、使用される文脈が限られます。ネイティブスピーカーは、状況に応じてこれらの単語を使い分け、より具体的な意味を伝えようとします。「slaying」は一般的な表現として頻繁に使われる一方、「fratricide」は感情的な重みや特異性が伴うため、特別な文脈での使用が求められます。
The hero was celebrated for his slaying of the dragon.
その英雄はドラゴンをしたことで称賛されました。
The tragic tale recounts the fratricide that tore the family apart.
その悲劇的な物語は家族を引き裂いた兄弟殺を語っています。
この例文では、「slaying」と「fratricide」が異なる文脈で使用されています。「slaying」は一般的な殺戮を指し、英雄的な行為として描かれていますが、「fratricide」は家族内の悲劇を強調しており、特定の関係性があるため、置換は不自然です。

類語・関連語 5 : extermination

単語exterminationは、主に「絶滅」や「根絶」といった意味を持ち、特定の集団や種を完全に排除することを指します。この言葉は、動植物や病気、害虫などに対して使われることが多く、非常に強い意味を持っています。特に、ある種の生物を全て殺すことを示し、時には人間の活動による環境への影響も含意することがあります。
一方、単語fratricideは「兄弟殺し」や「同胞の殺害」を意味し、特に同じ集団や家族内での殺害を示します。これは戦争や内戦などのコンテキストで使われることが多く、同じ側の人間が互いに傷つけ合うことの悲劇性を強調します。ニュアンスとしては、exterminationがより広範で、対象が人間以外の生物にも及ぶのに対し、fratricideは人間同士に限定される点が異なります。したがって、ネイティブスピーカーは文脈に応じて、どちらの単語を使うか慎重に選びます。特に、exterminationは物理的な排除を強調するのに対し、fratricideは感情的な側面や道徳的な問題に焦点を当てることが多いのです。
The extermination of invasive species is crucial for protecting native wildlife.
侵入種の絶滅は、在来の野生生物を守るために重要です。
The fratricide during the civil war left deep scars in the community.
内戦中の兄弟殺しは、コミュニティに深い傷を残しました。
この場合、exterminationfratricideは異なる文脈で使われており、置換が不自然です。exterminationは生物や種の根絶を示す一方で、fratricideは人間同士の悲劇的な殺し合いを指します。
The extermination of the disease was achieved through vaccination programs.
その病気の根絶は、ワクチン接種プログラムによって達成されました。


fratricideの覚え方:関連語

Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

fratricideのいろいろな使用例

名詞

1. 兄弟姉妹を殺すこと

殺人の観点から

この観点は、兄弟姉妹間での暴力や対立が極端な結果に至ることを示しています。この種の行為は非常に悲惨であり、家庭内の絆が損なわれることが多いです。
Fratricide is often seen as the ultimate betrayal within a family.
兄弟姉妹の間での殺人は、家族の中での究極の裏切りと見なされることが多い。
  • fratricide case - 兄弟姉妹の殺人事件
  • tragic fratricide - 悲劇的な兄弟姉妹殺人
  • history of fratricide - 兄弟姉妹殺人の歴史
  • myth of fratricide - 兄弟姉妹殺人の神話
  • fratricide conflict - 兄弟姉妹間の対立
  • emotional impact of fratricide - 兄弟姉妹殺人の感情的影響
  • legal implications of fratricide - 兄弟姉妹殺人の法的影響
  • fratricide in literature - 文学における兄弟姉妹殺人
  • prevention of fratricide - 兄弟姉妹殺人の予防
  • patterns of fratricide - 兄弟姉妹殺人のパターン

2. 同士討ちの火

同盟国を傷つける観点から

この観点では、フラクティサイドが敵ではなく、味方の間での衝突として現れることを強調しています。この種の事象は、戦争や争いの中で非常に悲劇的です。
Friendly fire, often categorized as fratricide, can result in devastating consequences during warfare.
味方の攻撃は、しばしばフラクティサイドとして分類され、戦争中に壊滅的な結果をもたらすことがある。
  • incident of fratricide - 兄弟姉妹殺人の事件
  • fratricide among allies - 同盟国間の兄弟姉妹殺人
  • risk of fratricide - 兄弟姉妹殺人のリスク
  • fratricide in war - 戦争における兄弟姉妹殺人
  • analysis of fratricide - 兄弟姉妹殺人の分析
  • fratricide statistics - 兄弟姉妹殺人の統計
  • consequences of fratricide - 兄弟姉妹殺人の結果
  • fratricide report - 兄弟姉妹殺人に関する報告
  • awareness of fratricide - 兄弟姉妹殺人の認識
  • implications of fratricide - 兄弟姉妹殺人の影響

3. 兄弟姉妹間の殺人行為

社会的影響の観点から

この観点では、兄弟姉妹間の殺人が社会全体に与える影響を探ります。家族内の争いが広がることで、社会的な関係やコミュニティにも悪影響を及ぼします。
The phenomenon of fratricide can ripple through communities, affecting trust and relationships.
兄弟姉妹殺人の現象は、コミュニティに広がり、信頼や関係性に悪影響を及ぼす可能性がある。
  • fratricide in society - 社会における兄弟姉妹殺人
  • cycles of fratricide - 兄弟姉妹殺人のサイクル
  • effects of fratricide - 兄弟姉妹殺人の影響
  • fratricide awareness campaigns - 兄弟姉妹殺人の認識キャンペーン
  • addressing fratricide - 兄弟姉妹殺人への対処
  • community response to fratricide - 兄弟姉妹殺人に対するコミュニティの反応
  • preventing fratricide - 兄弟姉妹殺人の防止
  • fratricide-related issues - 兄弟姉妹殺人に関連する問題
  • fratricide prevention initiatives - 兄弟姉妹殺人防止の取り組み
  • discussions on fratricide - 兄弟姉妹殺人に関する議論

英英和

  • fire that injures or kills an ally見方を傷つけるか、または殺す炎誤爆