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dilatoryの意味・覚え方・発音

dilatory

【形】 のんびりとした、遅延の

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/ˈdɪlət(ə)ɹi/

dilatoryの意味・説明

dilatoryという単語は「遅延を引き起こす」「怠惰な」を意味します。この単語は主に行動や対応が遅いことを指し、特に何かをするのが遅れている場合に使われます。例えば、仕事や約束に遅れる場合、その状況を表現するのに適しています。

この単語のニュアンスは、単なる遅れだけでなく、意図的に遅らせるという側面も含まれています。例えば、ある人が意図的に手続きを遅らせる場合、その人の行動を「dilatory」と表現することができます。また、法律用語として使われることもあり、裁判において相手の対応を遅らせる戦略を指すこともあります。

dilatoryは、ネガティブな意味を持つことが多いため、ビジネスや法律の文脈でよく用いられます。例えば、プロジェクトの進行を妨げるような行動や、期日を守らないことを指摘する際に使われます。このように、dilatoryは、行動が遅れることへの批判や警告の際に特によく使われる言葉です。

dilatoryの基本例文

His dilatory behavior caused him to miss the deadline.
彼のため息をつく行動は彼を締め切りを逃すことになった。

dilatoryの意味と概念

形容詞

1. 時間の浪費をする

「dilatory」は主に、物事を先延ばしにしたり、怠けたりすることを指します。この形容詞は、何かを行うのに必要以上の時間をかけてしまう態度や行動を説明する際に使われます。特に仕事や義務に対して消極的な姿勢を示す場合に適しています。
He is known for his dilatory habits, often delaying important tasks until the last minute.
彼は重要な仕事を最後の瞬間まで先延ばしにすることで知られています。

dilatoryの覚え方:語源

dilatoryの語源は、ラテン語の「dilatare」に由来しています。この言葉は「広げる」「延期する」という意味を持ち、さらに「dis-(離れた)」と「latare(広げる)」から成り立っています。「dilatory」は、何かを遅らせる、あるいは遅延させる性質を表す形容詞として使われます。また、古フランス語の「dilatoire」も関連があり、同様の意味を持っています。語の成り立ちからもわかるように、dilatoryは時間を引き延ばす、あるいは行動を遅らせることに関連した意味合いを持っています。このように、dilatoryはただの遅延だけでなく、時には意図的に遅らせるというニュアンスも含まれています。

dilatoryの類語・関連語

  • lethargicという単語は、鈍い、無気力という意味で、特に行動が遅い様子を表します。何かをする気力がないときに使われます。例:He feels lethargic today.(彼は今日は無気力です。)
  • sluggishという単語は、動きが鈍い、活発でないという意味です。特に物事が進まない場合に使われ、エネルギーや刺激が足りない状態です。例:The traffic was sluggish during rush hour.(ラッシュアワー中、交通は鈍かった。)
  • tardyという単語は、遅れている、指定された時間に間に合わないという意味です。特に時間に関する遅れについて使われます。例:She was tardy for the meeting.(彼女は会議に遅れました。)
  • procrastinatingという単語は、後回しにする、先延ばしにするという意味です。何かをすることを意図的に遅らせることを示します。例:He is procrastinating his homework.(彼は宿題を先延ばしにしています。)
  • dawdlingという単語は、時間を浪費する、だらだらするという意味です。特に無駄に時間をかけている様子を表現します。例:Stop dawdling and get to work.(だらだらせずに仕事を始めなさい。)


dilatoryの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : lethargic

類義語lethargicは、「だるい」「無気力な」という意味を持ち、特に身体的または精神的に活力がない状態を表します。この単語は、疲労感や意欲の欠如に関連しており、日常生活の中で何かをする気力が湧かない様子を示します。
一方でdilatoryは、主に時間をかけ過ぎること、または遅延を引き起こす行動を指します。具体的には、何かをするのを遅らせたり、怠けたりする様子を表現します。例えば、仕事や宿題を後回しにすることがdilatoryな行動として挙げられます。この2つの単語は、遅れや怠慢に関連している点で共通していますが、lethargicが身体的・精神的な状態を重視するのに対し、dilatoryは行動や選択に焦点を当てています。つまり、lethargicは「元気がない」ことを示し、dilatoryは「行動が遅い」ことを示すため、ニュアンスが異なります。
After staying up all night studying, I felt lethargic during the morning class.
徹夜で勉強した後、朝の授業中はだるかった。
His dilatory approach to completing the project caused unnecessary delays.
彼のプロジェクトを完成させるための怠慢なアプローチは、不必要な遅れを引き起こした。
ここで、lethargicdilatoryは異なる文脈で使われているため、置換は不自然です。lethargicは疲れや無気力な状態を示し、dilatoryは行動の遅さや怠けを指しています。

類語・関連語 2 : sluggish

sluggish」は、動きが遅い、または反応が鈍いという意味で、主に身体的または精神的な活動に対して使われます。この単語は、何かが期待通りに機能しない、またはエネルギーや活力が不足している状態を表現する際に用いられます。
dilatory」は、遅延や怠慢を意味し、特に行動や反応が遅いことに焦点を当てています。ネイティブスピーカーは、dilatoryを使うことで、意図的な遅れや引き延ばしのニュアンスを強調することが多いです。対する「sluggish」は、必ずしも意図的ではなく、エネルギーが不足している場合や、動きが遅い状態を指すことが一般的です。そのため、dilatoryは、特定の行動が遅れている理由が「怠け」や「無関心」に関連している場合に使用され、sluggishは身体的な疲労や精神的な鈍さに関連する場合に使われることが多いです。
The students were sluggish in their responses during the quiz.
生徒たちはクイズの間、反応が鈍かった。
The students were dilatory in their responses during the quiz.
生徒たちはクイズの間、反応が遅れた。
この文脈では、どちらの単語も「遅れ」を表現していますが、「sluggish」は生徒たちのエネルギー不足を示唆しているのに対し、「dilatory」は意図的に反応を遅らせているニュアンスを含んでいる点が異なります。

類語・関連語 3 : tardy

単語tardyは、主に時間に遅れることを指し、物事の進行が遅い、あるいは遅刻している状態を表します。この言葉は学校や仕事などの場面でよく使われ、特に時間の約束や締切に対する遅れを強調する際に用いられます。
一方、単語dilatoryは、遅れを引き起こす原因としての行動や態度を指すことが多く、意図的に遅らせたり、怠けたりする様子を含みます。例えば、仕事を先延ばしにすることや、計画的に行動せずに遅れることを示します。このため、dilatoryは、単に遅刻している状態を示すのではなく、その遅れの背後にある理由や態度を強調します。ネイティブスピーカーは、tardyを使う際に「時間に遅れている」という事実を重視し、dilatoryを使う際には「なぜ遅れたのか」という理由に注目する傾向があります。
The student was tardy to class today.
その生徒は今日の授業に遅刻しました。
The student was dilatory in completing his assignments.
その生徒は宿題を終えるのに怠けていました。
この文脈では、tardyは単に「遅刻した」という事実を表し、dilatoryはその遅れの理由として「怠けていた」という態度を強調しています。

類語・関連語 4 : procrastinating

procrastinating」は、やるべきことを後回しにしたり、先延ばしにすることを指します。特に、重要なタスクを避けて他のことに時間を使うことが多く、ネガティブな意味合いが強いです。例えば、宿題や仕事などの締切が迫っているにも関わらず、無駄なことをしてしまう行動を指します。
dilatory」は、物事を遅らせる、または遅延させることを意味しますが、特に意図的な遅れを強調する場合に使われます。ネイティブは「dilatory」が時間をかけすぎたり、遅れが生じることを指す際に使い、必ずしも悪意があるわけではないこともあります。一方で「procrastinating」は、明確に意図的に何かを避けたり、怠けたりするニュアンスが強いです。このため、どちらの言葉も「遅れる」という意味を持つものの、dilatoryはより中立的な文脈で使われることが多いです。
I keep procrastinating on my homework until the last minute.
私は宿題を最後の瞬間まで先延ばしさきのばしにしています。
My dilatory approach to homework means I often rush to finish it.
私の宿題に対する遅延ちえん的なアプローチのせいで、私はしばしば急いで終わらせることになります。
この文脈では、「procrastinating」と「dilatory」は互換性がありますが、微妙なニュアンスの違いがあります。「procrastinating」は「先延ばし」という意図的な行動を強調し、「dilatory」はその結果としての遅れや、少し受動的な態度を示唆します。

類語・関連語 5 : dawdling

単語dawdlingは、何かをするのに必要以上に時間をかけたり、遅れたりすることを意味します。一般的には、目的があるのにそれを果たさず、時間を無駄にする様子を表現します。この言葉は、特に行動が遅いことや、やるべきことを先延ばしにすることに対して使われることが多いです。
一方、単語dilatoryも「遅い」や「怠惰な」という意味を持っていますが、主に予定や期限に対して遅れが生じる場合に使われます。例えば、dilatoryは、計画や行動において意図的に遅れが生じる場合に強調されることが多いです。ネイティブスピーカーは、dawdlingを使う際、カジュアルな状況や日常の行動に関連付けることが多く、親しみやすさを感じます。一方で、dilatoryはより正式な文脈で使われ、特にビジネスや法律的な状況での遅延を指摘する際に使われることが一般的です。このように、両者は似ているようでいて、使用される場面やニュアンスが異なるため、使い分けることが重要です。
I spent the whole afternoon dawdling instead of studying for my exam.
私は試験勉強の代わりに、一日中だらだらして過ごしました。
I spent the whole afternoon dilatory instead of studying for my exam.
私は試験勉強の代わりに、一日中遅れて過ごしました。
この文脈では、dawdlingdilatoryは似た意味で使われており、どちらも「時間を無駄にする」という点で共通しています。ただし、dawdlingはよりカジュアルで日常的な行為を指すのに対し、dilatoryはややフォーマルな印象を与えます。


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dilatoryの会話例

dilatoryのビジネス会話例

「dilatory」は、ビジネスの文脈で「遅延を引き起こす」や「怠慢な」といった意味で使われることがあります。この単語は、特にプロジェクトや業務の進行が遅れている場合に用いられることが多いです。

  1. 遅延を引き起こす
  2. 怠慢な

意味1: 遅延を引き起こす

この意味では、dilatoryは業務やプロジェクトの進行が予定よりも遅れていることを指します。特に、納期に対して遅れが生じる場合に使われます。

【Example 1】
A: We need to address the dilatory responses from the marketing team if we want to meet the deadline.
B: マーケティングチームの怠慢な対応を解決しないと、締切に間に合わないよ。
B: I think the delay is caused by their dilatory approach to the project.
A: その遅れは、彼らのプロジェクトに対する怠慢なアプローチが原因だと思う。
A: If we don't speed things up, this dilatory process will cost us a lot of money.
B: もし私たちが物事を加速しないと、この遅延を引き起こすプロセスは私たちに多くのコストをもたらすよ。

意味2: 怠慢な

dilatory」が怠慢な意味で使われる場合、特定のタスクを先延ばしにする態度を表現します。特に、責任を果たさないことに対する批判的なニュアンスを持つことが多いです。

【Example 1】
A: His dilatory attitude toward his responsibilities is affecting the whole team's performance.
B: 彼の責任に対する怠慢な態度が、チーム全体のパフォーマンスに影響を与えているよ。
B: We can't afford to have dilatory employees in this fast-paced environment.
A: このスピード感のある環境では、私たちは怠慢な従業員を抱える余裕はないよ。
A: His dilatory nature is becoming a serious issue for our deadlines.
B: 彼の怠慢な性格が、私たちの締切にとって深刻な問題になりつつあるね。

dilatoryのいろいろな使用例

形容詞

1. 遅延、時間の浪費

遅延行為・態度

dilatory という単語は、物事を遅らせたり、時間を無駄に浪費したりする性質や行為を表す形容詞です。特に、意図的な遅延や先延ばし、効率の悪い行動パターンを指す際に使用されます。
The employee's dilatory approach to completing assignments frustrated his manager.
その従業員の仕事の遅延がちな態度は上司をイライラさせた。
Her dilatory responses to urgent emails caused significant delays in the project.
彼女の緊急メールへの遅い返信がプロジェクトの大幅な遅延を引き起こした。

業務・仕事関連:

  • dilatory behavior - 遅延行為
  • dilatory tactics - 引き延ばし戦術
  • dilatory practices - 遅延的な習慣
  • dilatory worker - のろま な作業員
  • dilatory response - 遅い返答

法的・公式な文脈:

  • dilatory motion - 遅延動議
  • dilatory plea - 引き延ばしの抗弁
  • dilatory procedure - 遅延手続き
  • dilatory objection - 遅延目的の異議
  • dilatory defense - 引き延ばしの防御

一般的な使用:

  • dilatory nature - 遅延的な性質
  • dilatory habit - 遅延の習慣
  • dilatory attitude - 遅延的な態度
  • dilatory manner - のろのろした様子
  • dilatory approach - 遅延的なアプローチ

英英和

  • wasting time時間を無駄にするさませせこましい