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dichromatismの意味・覚え方・発音

dichromatism

【名】 二色覚

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/daɪˈkroʊmətɪzəm/

dichromatismの意味・説明

dichromatismという単語は「二色性」や「二色視」を意味します。この言葉は、特定の生物や物質が二つの異なる波長の光を認識したり、反応したりする特性を指します。主に生物学や色彩学の分野で使われ、特に視覚に関する研究や応用で重要な概念です。

dichromatismは、色彩の感知において通常の三色視(赤、緑、青の三つの色を認識できる状態)と対比されます。二色視を持つ生物は、例えば特定の魚や昆虫に見られ、彼らは環境において特定の色を見分ける能力が限られています。このため、彼らの生態や行動がどのように色に影響を受けるかを理解すると、より広範な生物学的な洞察を得ることができます。

また、dichromatismは色の認識だけでなく、視覚障害にも関連します。多くの人が持つ通常の色覚障害は、この二色性に起因しています。このような視覚の特徴は、特にデザインや工業、照明における色の選択や配色に影響し、視覚的なコミュニケーションの方法を考える上で重要な要素となります。これに関して、dichromatismは色の理解や美的感覚を考察する上で貴重な視点を提供します。

dichromatismの基本例文

The ability to perceive dichromatism varies among different species.
二色覚を認識できる能力は、異なる種によって異なります。
Dichromatism is a special reproductive strategy used by some species of insects.
二色成虫は、一部の昆虫の特殊な繁殖戦略です。
Dichromatism in birds can be used to identify different sexes or stages in the breeding cycle.
鳥の二色性は、異なる性別や繁殖サイクルの段階を特定するために使用されることがあります。

dichromatismの意味と概念

名詞

1. 二色性

二色性は、色の視覚において特定の色を知覚する能力が制限され、特に二つの異なる波長の光を混合することで色を再現できる状態を指します。一般的には、色盲や色の識別に課題を持つ人々に見られる現象です。この状態の人は通常の色視覚を持つ人のように三つの波長を使って色を再現することができません。
Dichromatism occurs when a person can perceive colors using only two different wavelengths of light, leading to a limited color vision.
二色性は、人が二つの異なる波長の光だけを用いて色を知覚し、限られた色視覚を持つ状態を指します。

2. 色覚異常

二色性は、特定の波長を感知する色素の不足により引き起こされる色覚異常の一形態です。この状態にある人々は、特定の色の見分けがつきにくくなるため、日常生活における色の理解や選択に影響を及ぼすことがあります。二色性の人々は、色覚が正常な人々との差異を感じることが多く、時には社会的な課題にも直面します。
Individuals with dichromatism may have difficulty distinguishing between certain colors, which can affect their daily activities.
二色性の人は特定の色を見分けるのが難しくなることがあり、日常生活に影響を与えることがあります。

dichromatismの覚え方:語源

dichromatismの語源は、ギリシャ語の「di-」と「chroma」から来ています。「di-」は「二つの」という意味で、「chroma」は「色」を意味します。したがって、dichromatismは「二つの色」を表す言葉です。この用語は、特に生物学や視覚科学の分野で用いられ、特定の生物が二種類の色を認識する能力を指すことが多いです。また、色の知覚に関連する現象や条件についても言及されます。dichromatismは、特に色覚に関する研究や、視覚の異常を理解するうえで重要な概念です。ギリシャ語の「di-」と「chroma」という詞は、さまざまな色や色の現象に関する言葉の形成にも見られ、色彩の理解を深める手助けとなります。

語源 ism
主義
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dichromatismの類語・関連語

  • dichroismという単語は、二つの異なる色を持つという意味ですが、特に光が物質を通過する際に異なる色を見る現象を指します。例えば、'The mineral exhibits dichroism in polarized light.'(その鉱石は偏光下で二色性を示す。)
  • chromaticityという単語は、特定の色の性質や特徴を指す用語で、色彩の度合いや明るさを測定します。例えば、'The chromaticity of light is measured in terms of wavelengths.'(光の色度は波長で測定される。)


dichromatismの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : dichroism

dichroism」は、物質が異なる波長の光に対して異なる色を示す性質を指します。この現象は、特に特定の結晶や化合物に見られ、光の偏光の影響を受けることが特徴です。
一方で「dichromatism」も似たような現象を表しますが、主に色覚に関連しています。dichromatismは、色を二色でしか認識できない状態を指し、特に色盲の一種である「二色型色盲」を含むことが多いです。このように、dichroismは物理的な光の特性に焦点を当てているのに対し、dichromatismは生物学的な視覚の特性に関する用語であることから、ネイティブスピーカーは文脈によって使い分けます。
The mineral exhibits dichroism when viewed from different angles.
その鉱物は異なる角度から見ると二色性を示します。
The individual has dichromatism, making it difficult for them to distinguish between certain colors.
その人は二色盲であり、特定の色を区別するのが難しいです。
この場合、両方の文はそれぞれの文脈において自然に使われていますが、意味が異なるため、相互に置き換えることはできません。
The crystal shows dichroism under polarized light.
その結晶は偏光下で二色性を示します。

類語・関連語 2 : chromaticity

chromaticity」は、色の特性や色の質を示す言葉であり、特定の色の純度や明るさを評価する際に使用されます。主に色彩理論や色空間の文脈で使用され、色の表現に関する技術的な側面を扱います。この単語は、色のバリエーションや、色の識別における重要な要素を強調するのに役立ちます。
一方で、「dichromatism」は、特に生物学や視覚の分野で使用される用語であり、2つの異なる色を認識する能力を指します。たとえば、色覚異常の一種である二色視(dichromacy)を含むことが多く、これにより特定の色を区別することができない場合があります。chromaticityは主に物理的な色の特性に焦点を当てているのに対し、dichromatismは生物的な視覚の限界に関連しています。このため、chromaticityは色そのものの性質を評価する際に、dichromatismは色の認識に関連する専門的な文脈で使われることが多いです。
The chromaticity of the painting was evaluated using advanced color analysis techniques.
その絵画の色度は、高度な色分析技術を用いて評価されました。
The dichromatism observed in some animals limits their ability to distinguish certain colors.
いくつかの動物に見られる二色性は、特定の色を区別する能力を制限しています。
この文脈では、chromaticitydichromatismは異なる概念であるため、置換は不可能です。前者は色の特性を示し、後者は色の認識能力に関するものです。
The chromaticity of the light source affects the way colors are perceived in photography.
光源の色度は、写真における色の認識の仕方に影響を与えます。


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dichromatismのいろいろな使用例

名詞

1. 色覚の欠損状態

色に対する認識

dichromatismは、色の知覚に関する脳の反応が異なるため、特定の色を事実上認識できないことを示します。このため、通常の視覚を持つ人々よりも、色彩を正確に把握できない場合があります。
Dichromatism can lead to difficulties in color recognition, affecting daily life.
dichromatismは色の認識に困難をもたらし、日常生活に影響を与える可能性があります。
  • dichromatism diagnosis - 色覚異常の診断
  • inherited dichromatism - 遺伝的色覚異常
  • dichromatism in animals - 動物の色覚異常
  • visual tests for dichromatism - 色覚異常の視覚テスト
  • impact of dichromatism - 色覚異常の影響
  • understanding dichromatism - 色覚異常の理解
  • educational needs for dichromatism - 色覚異常に関する教育ニーズ

色の合成

dichromatismにより、2つの波長の光を混合することで他の色を作り出す能力が限定されます。これにより、色彩に対する理解が制限されることがあります。
People with dichromatism may struggle to create specific colors using limited light wavelengths.
dichromatismの人は、限られた光の波長を使用して特定の色を作り出すのに苦労するかもしれません。
  • creating colors with dichromatism - 色覚異常で色を作る
  • causes of dichromatism - 色覚異常の原因
  • testing for dichromatism - 色覚異常のテスト
  • advantages and disadvantages of dichromatism - 色覚異常の利点と欠点
  • research on dichromatism - 色覚異常に関する研究
  • challenges faced by those with dichromatism - 色覚異常の人々が直面する課題
  • subjective experience of dichromatism - 色覚異常の主観的経験

2. 生物における色覚分布

生物学的側面

dichromatismは、特定の種の動物に見られる色覚の特性を示すことがあります。この状態は環境適応や生存において重要な役割を果たすことがあります。
Dichromatism can serve as an important adaptation in various animal species.
dichromatismは、さまざまな動物種において重要な適応として機能することがあります。
  • species with dichromatism - 色覚異常を持つ種
  • evolutionary implications of dichromatism - 色覚異常の進化的含意
  • role of dichromatism in nature - 自然における色覚異常の役割
  • behavioral adaptations due to dichromatism - 色覚異常による行動の適応
  • dichromatism and predator-prey interactions - 色覚異常と捕食者・獲物の相互作用
  • examples of dichromatism in fish - 魚における色覚異常の例
  • significance of dichromatism in bird species - 鳥類における色覚異常の重要性

英英和

  • a deficiency of color vision in which the person can match any given hue by mixing only two other wavelengths of light (as opposed to the three wavelengths needed by people with normal color vision)他の光の2つの波長のみを混合することにより人がどんな色にも合うことができる色感の欠乏(正常色覚を持っている人々に必要とされる3つの波長と対照的に)二色性色覚