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dichroismの意味・覚え方・発音

dichroism

【名】 二色性

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/daɪˈkroʊɪzəm/

dichroismの意味・説明

dichroismという単語は「二色性」や「二色分散」を意味します。これは特定の物質が異なる波長の光に対して異なる色を示す現象を指します。一般的に、光が物質を通過する際に、特定の波長の光が吸収されたり散乱されたりすることで、観察される色の変化が生じます。この現象は、特に結晶や特定の分子構造を持つ化合物において顕著です。

dichroismは物理学や化学の分野で主に使われます。この用語は、例えば偏光や光学的特性を研究する際に重要な概念となります。二色性を示す物質は、特定の条件下でその色が変化するため、光通信技術や色彩分析、さらに天然素材の特性評価など、様々な応用が考えられます。物質の構造が光の伝播にどのように影響するかを探る手段として、dichroismは魅力的な研究分野となっています。

二色性は、特にジュエリーやファッション業界でも注目されています。ダイヤモンドや他の貴石の中には、異なる角度から見ると色が変化するものがあり、これがそれぞれの美しさを引き立てる要因にもなります。したがって、dichroismは単なる科学的な現象だけでなく、視覚的な楽しみを提供し、商業的な価値を生み出す要素でもあります。

dichroismの基本例文

Birefringent materials display dichroism due to their unique optical properties.
二軸性材料は、その独特な光学的特性により、二色性を示します。
Magnetic dichroism is a technique that uses magnetic fields to study the behavior of electrons.
磁気二色性は、電子の振る舞いを研究するために磁場を使用する手法です。
Dichroism is a phenomenon where a substance displays different colors when viewed from different angles.
二色性は、物質が異なる角度から見られたときに異なる色を示す現象です。

dichroismの意味と概念

名詞

1. 二色性

二色性とは、結晶が異なる方向から見ることで異なる2色を示す現象を指します。この現象は特に鉱物学や材料科学に関連しており、結晶構造が特定の方向で異なる光の吸収特性を持つことから生じます。光の入射角や結晶の配向によって、見える色が変化するため、非常に興味深い物理的特性とされています。
Dichroism can be observed in certain crystals, where they display two different colors when viewed from different angles.
二色性は特定の結晶に見られ、異なる角度から見ると異なる2色を示します。

2. 間接的な意義

二色性はまた、物質が光を対称的に吸収する能力の指標でもあります。これは特に科学研究や工業用途において重要で、特定の光の波長を選択的に取り込む材料開発に寄与しています。材料がどのように光を扱うかを研究することで、新たな技術や製品が生み出されることがあります。
The study of dichroism can lead to advancements in developing materials that selectively absorb specific wavelengths of light.
二色性の研究は、特定の波長の光を選択的に吸収する材料の開発に寄与する可能性があります。

dichroismの覚え方:語源

dichroismの語源は、ギリシャ語の「dichroos(ディクロス)」と「ism(イズム)」に由来しています。「dichroos」は「二色の」という意味の言葉で、「di-」は「二」「両」を意味し、「chroos」は「色」を表します。つまり、「dichroism」は「二つの色を持つ現象」という意味合いを持っています。

この用語は主に物理学や化学の分野で使用され、特に光の吸収や散乱に関連して二つの異なる色の光を示す性質を指します。dichroismは特に結晶や分子が特定の方向に沿った光に対して異なる反応を示す場合に見られます。たとえば、ある材料が特定の波長の光を吸収する際に、別の波長の光に対しては透明である場合、これをdichroismと呼びます。このように、語源からもわかるように、dichroismはその特性が二色性に基づいていることを示しています。

語源 ism
主義
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dichroismの類語・関連語

  • anisotropyという単語は、物質が異なる方向で異なる性質を持つことを意味します。dichroismは色に関する特定の現象ですが、anisotropyはより広範な性質を指します。例として「the anisotropy of materials」(材料の異方性)があります。
  • colorimetryという単語は、色を測定する科学的手法を指します。dichroismが特定の光の吸収に焦点を当てるのに対し、colorimetryは色を定量的に評価することに関連します。例として「colorimetry techniques」(色彩測定技術)があります。
  • polarizationという単語は、光が特定の方向に振動する特性を指します。dichroismはこの偏光によって生じる色の違いを示しますが、polarizationは光そのものの特性を強調します。例として「light polarization」(光の偏光)があります。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

dichroismのいろいろな使用例

名詞

1. 二色性(dichroismの定義による意味的な分類)

結晶の特性

dichroismは、特に結晶において異なる方向から見ると異なる色を持つ性質を指します。この現象は、結晶内の光の吸収特性が異なるために起こります。この特性は、鉱物学や光学的材料の研究など、様々な分野で重要視されます。
The dichroism exhibited by the crystal resulted in stunning visual effects when viewed from different angles.
この結晶が持つdichroismは、異なる角度から見ると驚くべき視覚効果を生み出しました。
  • dichroism in minerals - 鉱物における二色性
  • optical dichroism effects - 光学的二色性効果
  • observe dichroism phenomena - 二色性現象を観察する
  • measurements of dichroism - 二色性の測定
  • applications of dichroism - 二色性の応用
  • analyze dichroism in crystals - 結晶における二色性を分析する
  • characteristics of dichroism - 二色性の特徴
  • investigate dichroism's effects - 二色性の影響を調査する
  • dichroism seen under polarized light - 偏光した光下で見られる二色性

光学的特性

dichroismは、特に偏光した光の影響を受けるため、光学機器やフィルターなどの設計にも利用されます。この特性を利用することで、異なる波長の光を選別する能力を持つ器具を作ることができます。
The dichroism of the material was utilized in the development of advanced optical filters.
その材料のdichroismは、高度な光学フィルターの開発に利用されました。
  • use dichroism in filters - フィルターに二色性を使用する
  • benefits of dichroism in optics - 光学における二色性の利点
  • develop materials with high dichroism - 高い二色性を持つ材料を開発する
  • dichroism and its applications - 二色性とその応用
  • optical devices utilizing dichroism - 二色性を利用した光学機器
  • enhancing dichroism in experiments - 実験での二色性を向上させる
  • analyze dichroism properties - 二色性の特性を分析する

2. プレオクロイズム(pleochroismの関連用語としての意味的な分類)

関連性

dichroismは、pleochroismの一形態と見なされることがあり、これは異なる色を示す観察者の視点に基づく現象を指します。このため、dichroismは特に同じ結晶体でも方向によって異なる色を示す場合に関連します。
Understanding dichroism is crucial for studying pleochroism in various crystalline materials.
dichroismを理解することは、様々な結晶材料におけるpleochroismの研究において重要です。
  • distinction between dichroism and pleochroism - 二色性とプレオクロイズムの違い
  • pleochroism effects related to dichroism - 二色性に関連するプレオクロイズム効果
  • dichroism in pleochroic crystals - プレオクロイック結晶における二色性
  • exploring the dichroism-pleochroism relationship - 二色性とプレオクロイズムの関係を探る
  • considered under both dichroism and pleochroism - 二色性とプレオクロイズムの両方で考慮される

研究的応用

研究者はdichroismを利用して、特定の動きや変化を示す結晶を特定することがあります。このような研究は、特に新しい材料や光学デバイスの開発に役立つ可能性があります。
Research on dichroism can lead to significant advancements in the field of material science.
dichroismに関する研究は、材料科学の分野での重要な進展をもたらす可能性があります。
  • utilize dichroism in research - 研究における二色性の利用
  • examine materials for dichroism - 二色性のための材料を調査する
  • findings related to dichroism - 二色性に関連する発見
  • implications of dichroism in science - 科学における二色性の含意
  • new techniques for measuring dichroism - 二色性を測定するための新しい技術

英英和

  • pleochroism of a crystal so that it exhibits two different colors when viewed from two different directions異なった2方向から見たとき2つの違う色を示すような結晶の他色性二色性