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concertoの意味・覚え方・発音

concerto

【名】 コンチェルト、協奏曲

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/kənˈtʃɛɹtoʊ/

concertoの意味・説明

concertoという単語は「協奏曲」を意味します。主にクラシック音楽の文脈で使用されるこの言葉は、特定の楽器(通常はソロ楽器)とオーケストラとの間で交互に演奏される音楽の形式を指します。協奏曲では、ソロ楽器が主役となり、オーケストラがそのバックグラウンドを支えながら、対話のような音楽のやり取りが行われます。

このスタイルは、17世紀から18世紀にかけて特に発展しました。バロック音楽の時代におけるバッハやヴィヴァルディの作品が有名であり、以降の作曲家たちもこの形式を取り入れました。協奏曲は、音楽の中でソロ楽器の技術と表現力を際立たせる機会を提供するため、非常に重要なジャンルとなっています。

一般的な構成としては、いくつかの楽章から成り、ソロ楽器とオーケストラのパートが交互に演奏されます。この対比が聴き手に強い印象を与え、音楽のダイナミズムを生み出します。concertoという言葉は、音楽の演奏会などでもよく耳にすることがあります。

concertoの基本例文

The orchestra will be performing Beethoven's concerto tonight.
今夜はオーケストラがベートーヴェンのコンチェルトを演奏します。
She practiced the piano concerto for weeks before the competition.
彼女はコンクールの前に数週間、ピアノコンチェルトを練習しました。
The famous violinist played a beautiful concerto with the symphony.
有名なバイオリニストがシンフォニーと美しいコンチェルトを演奏しました。

concertoの意味と概念

名詞

1. オーケストラとソリストのための楽曲

コンチェルトは、オーケストラと一人のソリストのために書かれた楽曲を指します。この形式は、特にクラシック音楽のジャンルで人気があり、ソリストの演奏が際立つように作られています。奏者は楽器の技量を示しつつ、オーケストラとのハーモニーを楽しむことができます。
The pianist performed a beautiful concerto with the orchestra last night.
昨晩、ピアニストはオーケストラと共に美しいコンチェルトを演奏しました。

concertoの覚え方:語源

「concertoの語源は、イタリア語の「concerto」に由来しています。このイタリア語は、動詞「concertare」から派生したもので、意味は「調和させる」や「一致させる」となります。さらに、この動詞はラテン語の「concertare」に由来し、同様に「共に争う」や「互いに調整する」という意味を持っていました。

音楽において「concerto」は、オーケストラと独奏楽器が共演する形式を指します。ここでは、オーケストラと独奏者が調和しながら演奏することが重要な要素となっています。このように、語源からも「conciliation」や「concertare」の意味が反映されており、異なる音楽要素が一緒になって一つの作品を作り上げる様子が表現されています。」

語源 com
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concertoの類語・関連語

  • symphonyという単語は、通常大規模なオーケストラによって演奏される音楽作品を指します。たいていは4楽章から成っています。例: 'Beethoven's Symphony No. 5'(ベートーヴェンの第5交響曲)。
  • sonataという単語は、特にピアノのための室内楽作品を指します。主要に2つ以上の楽章で構成され、独奏楽器と伴奏の構造が特徴です。例: 'Moonlight Sonata'(月光ソナタ)。
  • suiteという単語は、複数の異なる楽曲から成る音楽で、通常は舞曲集として演奏されることが多いです。個々の曲が続いて演奏されます。例: 'Bach's Orchestral Suite'(バッハの管弦楽組曲)。
  • melodyという単語は、音楽の中でメインとなる旋律を指します。歌うことができ、曲の中心となる部分です。例: 'The melody is beautiful.'(その旋律は美しい)。


concertoの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : symphony

「symphony(交響曲)」は、オーケストラによって演奏される大規模な楽曲であり、通常は複数の楽章から構成されています。多くの場合、様々な楽器の音色が組み合わさり、豊かなハーモニーを生み出します。一般的には、クラシック音楽の一部として広く認識されています。
一方で、concerto(協奏曲)は、特定の楽器(例えばピアノやバイオリン)を主役にした作品で、オーケストラとその楽器が対話する形で演奏されることが多いです。symphonyと比べると、concertoはソロ楽器の個性が際立ち、より個人的な表現が強調されます。例えば、symphonyは全体のオーケストラの調和が重視されるのに対し、concertoではソリストの技術や感情が前面に出るため、聴き手に対する印象が異なります。
The orchestra performed a beautiful symphony last night that captivated the audience.
昨夜、オーケストラは観客を魅了する美しい交響曲を演奏しました。
The soloist played an impressive concerto that showcased their talent and skill.
ソリストは、自身の才能と技術を示す印象的な協奏曲を演奏しました。
この二つの例文は、symphonyconcertoの違いを示しています。前者はオーケストラ全体の演奏を強調し、後者はソリストの演技を中心に据えています。したがって、置換可能ではありませんが、どちらも音楽の重要な形式であることに変わりはありません。

類語・関連語 2 : sonata

sonata」は、主にピアノや弦楽器のために書かれた楽曲形式で、通常は複数の楽章(パート)から構成されています。バロック時代から発展し、特に古典派音楽において重要な役割を果たしています。concertoと異なり、一般的には独奏楽器とオーケストラの対比がないのが特徴です。
concerto」と「sonata」は、どちらもクラシック音楽の形式ですが、いくつかの重要な違いがあります。concertoは、通常、独奏楽器(例えばピアノやバイオリン)とオーケストラとの間の対話を特徴とし、そのため情感やドラマを強調するための作品です。一方で、sonataは、主にソロ楽器またはデュオのために書かれ、構造がよりシンプルで、通常はより内面的な表現に焦点を当てています。また、sonataは比較的小規模な作品が多く、演奏者の技術や解釈を際立たせる場面が多いのが特徴です。音楽のスタイルや形式によって異なる感情や表現を引き出すため、ネイティブスピーカーは文脈に応じてこれらの用語を適切に使い分けます。
The pianist performed a beautiful sonata by Beethoven.
そのピアニストはベートーヴェンの美しいソナタを演奏しました。
The pianist performed a beautiful concerto by Beethoven.
そのピアニストはベートーヴェンの美しい協奏曲を演奏しました。
この文脈では、sonataconcertoはどちらも自然に使われていますが、音楽の形式が異なるため、実際の演奏内容は異なります。sonataは通常、独奏楽器のための作品であり、concertoは独奏楽器とオーケストラのための作品です。
The sonata requires great skill to perform effectively.
そのソナタは効果的に演奏するために大きな技術を要します。

類語・関連語 3 : suite

単語suiteは、音楽の形式の一つで、通常複数の楽曲が組み合わさったものを指します。これらの楽曲は、異なるテンポやスタイルを持ち、時にはダンス用に作られることもあります。音楽の文脈においては、特にバロック時代に人気があり、オーケストラや室内楽で演奏されることが多いです。
一方、単語concertoは、通常、独奏楽器とオーケストラのために書かれた楽曲を指します。これに対して、suiteは複数の楽曲が連続して演奏される形式であるため、構造が異なります。ネイティブの感覚としては、concertoは特定の楽器の技術を強調し、聴衆にその美しさを見せることを目的としていますが、suiteは楽曲全体の流れや多様性を楽しむことに重きが置かれています。
The orchestra performed a beautiful suite that showcased various dance styles.
オーケストラはさまざまなダンススタイルを披露する美しいスイートを演奏しました。
The orchestra performed a beautiful concerto that showcased the pianist's incredible talent.
オーケストラはピアニストの素晴らしい才能を披露する美しい協奏曲を演奏しました。
ここでの例文は、どちらもオーケストラによる演奏を描写していますが、suiteは複数の楽曲を特徴とし、ダンススタイルを表現しています。一方で、concertoは独奏楽器の特技を強調する形で、異なるニュアンスを持っています。

類語・関連語 4 : melody

melody」は、音楽における「旋律」を指し、特に心に残る音の流れやパターンを意味します。これは音楽の主要な要素の一つであり、楽曲の中で歌や楽器によって表現されます。旋律は感情を伝え、聴衆に印象を与える重要な役割を果たします。
concerto」と「melody」の違いについてですが、「concerto」は特定の形態の音楽作品であり、一般的にはオーケストラとソリスト(独奏者)による協奏曲を指します。対して「melody」は、音楽の一部であり、特定の構造を持たないかもしれません。つまり、「concerto」は作品全体を指すのに対し、「melody」はその中の一つの要素です。ネイティブスピーカーは、この違いを理解し、文脈に応じて使い分けます。たとえば、ある曲の「melody」が印象的だと言うことはできますが、その曲全体が「concerto」である場合もあります。このように、音楽の構造や要素に対する理解が、適切な単語の選択に影響を与えます。
The melody of that song is really beautiful and stays in my mind.
その曲の旋律は本当に美しく、私の心に残ります。
The concerto I listened to last night was performed by a famous orchestra.
昨晩聴いた協奏曲は、有名なオーケストラによって演奏されました。
この場合、「melody」と「concerto」は異なる文脈で使用されており、互換性はありません。「melody」は特定の旋律を指し、曲の一部分を強調していますが、「concerto」は作品全体を示しており、演奏される楽曲の形式を表しています。


concertoの覚え方:関連語

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【書籍タイトルの和訳例】
ホルン協奏曲第3番 変ホ長調 K 447

【「horn」の用法やニュアンス】
「horn」は楽器としての「ホルン」を指し、特にクラシック音楽において重要な役割を果たします。このタイトルでは、ホルン独特の音色や表現力が強調され、協奏曲の美しさを引き立てています。


concertoの会話例

concertoの日常会話例

「concerto」は、クラシック音楽における楽曲形式の一つで、主にソロ楽器とオーケストラのために書かれた作品を指します。この言葉は日常会話ではあまり使われませんが、音楽の話題やコンサートに関する会話で見かけることがあります。代表的な意味は以下の通りです。

  1. クラシック音楽の一形式

意味1: クラシック音楽の一形式

「concerto」は、特にクラシック音楽の文脈で使用されることが多く、オーケストラとソリストが共演する形式を指します。この言葉は、音楽の話題やコンサートの計画についての会話で使われます。

【Exapmle 1】
A: I heard there's a great concerto happening this weekend.
最近、素晴らしいコンチェルトが今週末にあると聞いたよ。
B: Really? Who's performing in the concerto?
本当に?そのコンチェルトには誰が出演するの?

【Exapmle 2】

A: I love the energy of a live concerto!
私はライブのコンチェルトのエネルギーが大好きだ!
B: Same here! The atmosphere is just incredible during a concerto.
私も!コンチェルトの時の雰囲気は本当に素晴らしいよね。

【Exapmle 3】

A: Have you ever played in a concerto?
あなたはコンチェルトで演奏したことがある?
B: Yes, it was an amazing experience to perform with an orchestra in a concerto.
はい、オーケストラと一緒にコンチェルトで演奏するのは素晴らしい経験だったよ。

concertoのいろいろな使用例

名詞

1. 音楽作品としての「協奏曲」

主題、スタイル

協奏曲は、オーケストラと独奏楽器(例えば、ピアノやヴァイオリン)によって演奏される音楽作品です。そのため、音楽のスタイルや独奏楽器により多様性があり、バロックからクラシック、ロマン派まで幅広く存在します。
The concerto features a dynamic interplay between the orchestra and the soloist.
その協奏曲は、オーケストラと独奏者の間に動的な相互作用を特徴としています。
  • concerto for piano - ピアノ協奏曲
  • violin concerto - ヴァイオリン協奏曲
  • classical concerto - クラシック協奏曲
  • concerto in D minor - ニ短調の協奏曲
  • concerto grosso - 大協奏曲
  • romantic concerto - ロマン派の協奏曲
  • contemporary concerto - 現代協奏曲
  • concerto performance - 協奏曲の演奏
  • premiere of the concerto - 協奏曲の初演
  • renowned concerto - 有名な協奏曲

2. 演奏形態としての「協奏曲」

公演、イベント

協奏曲は、特定の音楽イベントやコンサートで演奏されることが多く、聴衆に向けて独特な体験を提供します。演奏会や音楽祭での重要なプログラムの一部となることがよくあります。
The orchestra is performing a famous concerto at tonight's concert.
オーケストラは今晩のコンサートで有名な協奏曲を演奏します。
  • concerto at the concert - コンサートでの協奏曲
  • live concerto performance - ライブ協奏曲演奏
  • concerto season - 協奏曲シーズン
  • attending a concerto - 協奏曲を観に行く
  • enjoying the concerto - 協奏曲を楽しむ
  • supporting the concerto - 協奏曲を支える
  • lyrical concerto - 歌的な協奏曲
  • concerto for an audience - 聴衆向けの協奏曲
  • concerto of the year - 年間協奏曲
  • solo concerto performance - ソロ協奏曲の演奏

英英和

  • a composition for orchestra and a soloistソロ演奏とオーケストラのための楽曲協奏曲

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