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amorphousの意味・覚え方・発音

amorphous

【形】 非結晶性の

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/əˈmɔːrfəs/

amorphousの意味・説明

amorphousという単語は「無定形な」や「形のない」を意味します。この単語は、ある物質やものが特定の形や構造を持っていない状態を表すのに使われます。特に、固体でありながら結晶のように明確な形を持たない場合に用いられることが一般的です。

この言葉は、物理学や化学の分野でよく見られます。例えば、ガラスやジェル状の物質は無定形とされ、流動性があったり、柔軟であったりします。また、比喩的に「amorphous」は、はっきりした特徴や方向性がない場合にも使われます。例えば、無定形のアイデアや計画など、人や物事においてまとまりがない状態を表すこともできます。

amorphousという単語は、形が不明瞭であること、あるいは途切れのない流動性を持つことを示します。これにより、物理的な特性だけでなく、概念的な状態についても言及することができます。無定形なものは、しばしば変わりやすく、不安定であると考えられています。

amorphousの基本例文

The painting was amorphous, lacking any clear structure or form.
その絵画は非結晶的で、明確な構造や形状を欠いていた。
The amorphous clouds in the sky slowly shifted and changed shape.
空に浮かぶ非結晶性の雲がゆっくりと形を変えていった。
The substance was described as amorphous, with no discernible crystal structure.
その物質は非結晶性と表現され、クリスタル構造が見られなかった。

amorphousの意味と概念

形容詞

1. 無定形

無定形とは、明確な形や構造を持たない状態を指します。この用語は多くの場合、科学や芸術において形のない物質や在り方を説明するために使われます。例えば、特定の結晶構造を持たない液体やゲル状の物質がこれに該当します。
The artist created an amorphous sculpture that flowed smoothly from one form to another.
そのアーティストは、ひとつの形から別の形へと滑らかに流れる無定形の彫刻を作り上げた。

2. 構造の欠如

構造の欠如という意味では、生命体に典型的なシステムや構造がない状態を指します。特に、生物学や材料科学において、細胞のような組織構造を持っていない物質や生物を説明する際にこの表現が使用されます。
The jellyfish is an amorphous creature, lacking a defined shape and structure.
クラゲは形も構造も定まっていない無定形の生物である。

3. 結晶の非存在

結晶の非存在とは、物質が結晶状態を持たず、無秩序な原子配列を持っている状態を指します。これにより、その物質は通常、透明感や滑らかさがなく、視覚的にも不明確であることが特徴です。
Glass is often an amorphous solid, with no distinct crystalline form.
ガラスはしばしば明確な結晶形を持たない無定形の固体である。

amorphousの覚え方:語源

amorphousの語源は、ギリシャ語の「a-」(否定)と「morphē」(形)から成り立っています。「a-」は「ない」や「無」を意味し、「morphē」は「形」や「形態」という意味を持っています。この二つの要素が組み合わさることで、「形を持たない」という意味合いが生まれました。しかし、この語は化学や物理学の分野でも使われ、固体の結晶構造を持たない物質を指す際に用いられます。

例えば、特定のガラスやゲル状の物体は、結晶のように規則正しい形を持たないため、amorphousと表現されます。このように、amorphousは形状が明確でない、あるいは流動的なものを指す言葉として、古代から現代にかけての様々な文脈で使用されています。

語源 ous
~でいっぱいの、 豊富な
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amorphousの類語・関連語

  • shapelessという単語は、形がないことを強調します。具体的な形を持たないものや、はっきりしない形状を指すときに使います。例としては、"The shapeless blob"(形のない塊)という表現があり、これは特定の形のないものを示しています。
  • formlessという単語は、形が確立されていないことや定義されていないことを示します。通常、形が不明瞭なものを指します。例は、"The formless mass"(無定形の塊)があり、ここでは形が特定されないものについて話しています。
  • ill-definedという単語は、形や特徴があいまいであることに焦点を当てています。はっきりしない特徴を持つものに使われます。例としては、"The ill-defined boundaries"(あいまいな境界線)という表現があり、はっきりしない境界のことを指します。
  • indistinctという単語は、明確でないことを強調し、形がはっきりしない、またはぼんやりしていることを指すことが多いです。例としては、"The indistinct figure"(ぼんやりした姿)があり、形が不明瞭な存在について述べています。
  • malleableという単語は、形を変えやすい性質を持つものに使われます。可塑性が高く、形を作るのが容易なものを指します。例は、"The malleable metal"(可塑性のある金属)で、この文では形を自由に変えられる金属について話しています。


amorphousの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : shapeless

単語shapelessは、「形がない」「形のない」という意味を持ち、物体が特定の形を持たない状態を表現します。この言葉は、通常、目に見える物体や、抽象的な概念に対しても使われることがあります。
一方、単語amorphousも「形がない」という意味を持ちますが、より科学的なニュアンスが含まれることが多いです。たとえば、物質の状態や性質に関して使われることが一般的で、特に固体でない液体や気体に関連します。ネイティブスピーカーは、shapelessを使うときは、より感覚的または視覚的なイメージを持っていることが多く、amorphousは、物質の性質を明示的に説明する際に使用することが多いです。また、shapelessは形がないことに焦点を当てる一方で、amorphousは無定形の存在や変化しやすさを示唆することがあります。
The figure in the painting appeared shapeless, blending into the background.
その絵画の中の人物は形がなく、背景に溶け込んで見えた。
The substance was amorphous, lacking any defined structure.
その物質は無定形で、明確な構造を欠いていた。
この2つの例文から、shapelessは視覚的な印象を強調しているのに対し、amorphousは物質の性質に焦点を当てていることがわかります。文脈によっては置換可能ですが、意味合いや使用される場面が異なるため、注意が必要です。

類語・関連語 2 : formless

formless」は形を持たない、または明確な形状を持たないという意味を持つ形容詞です。物体や概念が特定の形に定義されていない時に使われ、しばしば流動的で変化しやすい状態を示します。物事がはっきりとした輪郭を持たないときや、抽象的なアイデアについて話す際に使われることが多いです。
amorphous」と「formless」は非常に似た意味を持っていますが、ニュアンスに違いがあります。「amorphous」は物質の状態を示すことが多く、特に固体の形を持たない液体やガス、またはそのような性質を持つ物質に使われます。一方で、「formless」は形がないこと、または形を持たないことに焦点を当て、より抽象的な概念やアイデアに用いられることが多いです。つまり、「amorphous」は物理的な特性に関連し、「formless」は形や定義のない状態を示すため、使う場面によって適切な単語が異なります。
The cloud took on a formless shape as it drifted across the sky.
雲は空を漂う中で形のない形をとった。
The cloud took on an amorphous shape as it drifted across the sky.
雲は空を漂う中で無定形の形をとった。
この文脈では、「formless」と「amorphous」の両方が自然に置き換え可能です。どちらも雲の形がはっきりしないことを表現しているため、文の意味は同じです。

類語・関連語 3 : ill-defined

ill-defined」は、定義が不明確であったり、はっきりしていない状態を指します。何かが具体的にどのようなものかが理解できず、あいまいさがある場合に使われます。例えば、ルールや基準が不明瞭な場合に、この単語が適しています。
amorphous」は、形がない、または明確な形状を持たないという意味です。これに対し「ill-defined」は、形がないというよりも、情報や内容がはっきりしていないというニュアンスがあります。例えば、「amorphous」は物理的なものに使われることが多いですが、「ill-defined」は概念やアイデアについて使われることが一般的です。ネイティブスピーカーは、特定の文脈に応じてこれらの単語を使い分けます。具体的な形が存在しない場合には「amorphous」、基準があいまいな場合には「ill-defined」を選ぶ傾向があります。
The project goals were ill-defined, leading to confusion among team members.
プロジェクトの目標が不明確だったため、チームメンバーの間に混乱が生じました。
The project goals were amorphous, leading to confusion among team members.
プロジェクトの目標が形がなく、チームメンバーの間に混乱が生じました。
この文脈では、「ill-defined」と「amorphous」が互換性を持っていますが、微妙なニュアンスの違いがあります。「ill-defined」は目標が明確に定義されていないことを強調しており、一方で「amorphous」は形がないことを示しています。このため、文脈によって使い分けが必要です。

類語・関連語 4 : indistinct

indistinct」は、はっきりしない、ぼんやりした、または明確でない状態を表す形容詞です。この単語は、視覚や聴覚において、物事がはっきりと認識できない様子を示すことが多いです。たとえば、遠くの音やぼやけた画像などに対して使われます。
amorphous」と「indistinct」の違いは、主にその使われる状況にあります。「amorphous」は、形がない、または特定の形を持たないという意味で、物理的な特性を強調します。例えば、無形の物質や、定義や性質が不明確なものに使われます。一方で、「indistinct」は、はっきりしない、ぼんやりとした状態を指し、特に感覚や認識に関わる場合が多いです。したがって、「amorphous」は物質や概念の形状の欠如に焦点を当てているのに対し、「indistinct」は視覚や聴覚の明瞭さに関連することが多いです。このように、両者は似ている部分もありますが、使われる文脈によって明確に使い分けられることがネイティブの感覚として存在します。
The shapes of the clouds were indistinct against the bright sky.
雲の形は明るい空に対してぼんやりとしていた。
The substance was amorphous, lacking any defined shape or structure.
その物質は無形で、明確な形や構造を欠いていた。
この文脈では、「indistinct」は視覚的に形がはっきりしない状態を表し、「amorphous」は物質の形状の欠如を強調しています。両者は異なる側面に焦点を当てているため、置換は不自然です。

類語・関連語 5 : malleable

malleable」は、物質が外部からの力によって形を変えることができる性質を持つことを指します。金属などが代表的な例で、叩いたり押したりすることで形を変えることができます。また、比喩的に、人やアイデアが柔軟で適応性があることを示すのにも使われます。
amorphous」と「malleable」は、どちらも形が定まっていない状態を指すことがあるため混同されがちですが、ニュアンスには違いがあります。「amorphous」は、一般的に形がない、または形を持たない状態を示します。物質的な性質に焦点を当てており、特に結晶構造を持たない物質(例:ガラスやゲル)を指します。一方、「malleable」は、物体が外部からの力を受けて形を変える能力に特化しています。つまり、「malleable」は変形可能であることを強調する言葉であり、実際に形が変わることができる点に重きを置いています。このため、物質が物理的な力に対してどのように反応するかを考慮する際には「malleable」を使い、形が定まっていない状態を表現する際には「amorphous」を選ぶと良いでしょう。
The metal is highly malleable, allowing it to be shaped into various forms.
その金属は非常に可鍛性が高く、さまざまな形に加工することができます。
The substance appears amorphous, lacking a definite shape or structure.
その物質は無定形に見え、明確な形や構造がありません。
この例文では、金属の特性としての「malleable」は、加工可能性を強調しており、物理的な力によって形が変わることを示しています。一方、物質の状態としての「amorphous」は、形がないことに焦点を当てています。したがって、両者は異なるコンテクストで使われるため、置換可能ではありません。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

amorphousの覚え方:Amazon 洋書情報

※書籍情報はAmazon公開のデータを使用していますが、タイトルや内容が実際の商品と異なる場合があります。最新の情報については、Amazonの商品ページでご確認ください。

【書籍タイトルの和訳例】
水素化非晶質シリコンの物理学 I: 構造、製造、デバイス

【書籍の概要】
この書籍は、水素化非晶質シリコンの物理特性に関する詳細な研究を提供します。構造や製造プロセス、さらにこの材料を使用したデバイスの設計についても解説されており、専門家による貴重な寄稿が含まれています。新しい技術や応用についても触れ、科学技術の進展に寄与する内容となっています。

【「amorphous」の用法やニュアンス】
amorphous」は、物質の構造が定まっていない、または結晶性を持たない状態を指します。この書籍においては、「非晶質シリコン」という形で使用されており、この材料が持つ特性や応用に関する議論が展開されています。非晶質シリコンは、結晶のような規則正しい配列を持たないため、電子的性質や光学的特性において独自の挙動を示します。このため、太陽電池やディスプレイ技術などにおいて非常に重要な素材とされています。したがって、「amorphous」は単に無定形の意味だけでなく、特定の技術的文脈においてその重要性を強調するニュアンスを持っています。


【書籍タイトルの和訳例】
「アモルファス固体:低温特性(現在の物理学のトピックス)」

【「amorphous」の用法やニュアンス】
amorphous」は「無定形」や「形がない」という意味で、結晶構造を持たない物質を指します。このタイトルでは、固体の特性を低温で探求することに焦点を当てています。


【書籍タイトルの和訳例】
無定形半導体(応用物理のトピックス)

【「amorphous」の用法やニュアンス】
amorphous」は「無定形」や「形がない」という意味で、特に結晶構造を持たない物質を指します。この文脈では、半導体材料が規則的な結晶構造を持たず、特異な物性を持つことを示しています。


amorphousのいろいろな使用例

形容詞

1. 形状や構造が定かでない

不確定な形状

この分類では、「amorphous」は形が明確に決まっていない状態を示す際に使用されます。物質や物体が明確な形を持たず、流動的または不規則に存在していることを表します。
The scientist described the sample as amorphous, lacking any distinct shape.
科学者は、そのサンプルを形が明確でないと説明した。
  • amorphous substances - 無定形物質
  • amorphous shape - 無定形の形
  • amorphous mass - 無定形の塊
  • amorphous structure - 無定形の構造
  • amorphous gel - 無定形のゲル
  • amorphous solid - 無定形の固体
  • amorphous material - 無定形の材料
  • amorphous rock - 無定形の岩
  • amorphous cloud - 無定形の雲
  • amorphous blob - 無定形の塊

流動的な性質

この分類では、物質や概念が曖昧で、固定された形や状態を持たないことを指します。特に、アイデアや計画が流動的で確定していない場合に使われることがあります。
Her amorphous ideas made it difficult to understand her vision.
彼女の曖昧なアイデアは、彼女のビジョンを理解するのを難しくした。
  • amorphous concepts - 無定形な概念
  • amorphous plan - 無定形の計画
  • amorphous identity - 無定形のアイデンティティ
  • amorphous nature - 無定形の本質
  • amorphous sensation - 無定形の感覚
  • amorphous boundaries - 無定形の境界
  • amorphous thoughts - 無定形な考え
  • amorphous emotions - 無定形の感情
  • amorphous shapes - 無定形の形状
  • amorphous relationships - 無定形の関係

2. 生物特有の構造やシステムが欠けている

生物学的側面

この分類では、「amorphous」が生物や生物の特性に関連して使用される際、体に特徴的な系統や構造が見られないことに言及します。特に、遺伝子や細胞の形態に関して使用されることが一般的です。
The tissue was found to be amorphous, lacking the normal structure seen in healthy cells.
その組織は無定形で、健康な細胞に見られる通常の構造が欠けていることがわかった。
  • amorphous tissue - 無定形の組織
  • amorphous growth - 無定形の成長
  • amorphous organism - 無定形の生物
  • amorphous cells - 無定形の細胞
  • amorphous development - 無定形の発達
  • amorphous structures - 無定形の構造
  • amorphous proteins - 無定形のタンパク質
  • amorphous masses - 無定形の塊
  • amorphous colonies - 無定形のコロニー
  • amorphous patterns - 無定形のパターン

科学的な観点

この分類では、科学の分野において、「amorphous」を使い、物質が結晶構造を持たない状態を示すことが一般的です。特に物理学や化学において、無定形物質の研究が多く行われます。
The amorphous glass is frequently used in scientific experiments due to its unique properties.
無定形ガラスは、その独特な特性により、科学実験でよく使用される。
  • amorphous glass - 無定形ガラス
  • amorphous materials - 無定形材料
  • amorphous solids - 無定形固体
  • amorphous phases - 無定形相
  • amorphous alloys - 無定形合金
  • amorphous domains - 無定形ドメイン
  • amorphous silica - 無定形シリカ
  • amorphous carbon - 無定形炭素
  • amorphous polymer - 無定形ポリマー
  • amorphous ceramics - 無定形セラミック

英英和

  • without real or apparent crystalline form; "an amorphous mineral"; "amorphous structure"本当の、または見かけの結晶形のない非結晶性
    例:an amorphous mineral 非晶質鉱物
  • lacking the system or structure characteristic of living bodies生きた体に特有のシステムまたは構造が欠如しているさま非構造制約集合
  • having no definite form or distinct shape; "amorphous clouds of insects"; "an aggregate of formless particles"; "a shapeless mass of protoplasm"明確な形状または際立った形を持たない無定形