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acinicの意味・覚え方・発音

acinic

【形】 腺房の

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acinicの意味・説明

acinicという単語は「腺房の」や「腺に関連する」を意味します。生物学や医学の分野で使われる専門用語で、特に腺組織に対して用いられます。腺は、ホルモンや酵素などの物質を分泌する機能を持つ組織であり、acinicはその腺の小さな構造単位、すなわち「腺房」に関連しています。腺房は、腺の機能の基本的な単位と考えられ、さまざまな生理的過程において重要な役割を果たします。

この用語は、主に医学的な文脈で見られ、たとえば腺腫や腺癌などの病理学的な議論の中で使われることがあります。acinicという言葉が指し示す腺房は、唾液腺や膵臓など、具体的な器官に関連する研究や診断においても重要です。そのため、医療従事者や研究者が患者の症状や病歴を分析する際にも利用されることがあります。

このように、acinicは特定の科学的なコンテキストで使われる重要な用語ですが、一般的には広く知られている言葉ではありません。従って、医学や生物学においての使用が主であり、日常の会話ではあまり出てこない言葉です。専門的な理解を必要とするため、使われる場面は限られています。

acinicの基本例文

Acinic cell carcinoma is a rare type of cancer.
アシナール細胞癌は、まれながんの一種です。
The acinic cells of the salivary gland are involved in the production of saliva.
唾液腺のアシナール細胞は唾液の生成に関与しています。
The acinic cells of the pancreas secrete digestive enzymes into the small intestine.
膵臓のアシナール細胞は、消化酵素を小腸に分泌します。

acinicの意味と概念

形容詞

1. 小嚢に関する

この意味は、特に腺に関連する生物学的な構造、つまり小さな袋状の部分や嚢について示します。これは主に解剖学や生理学の文脈で使われ、腺の機能や構造を理解する上で重要な用語です。例えば、膵臓の腺房細胞は、消化液を分泌する小嚢を形成しています。
The acinic cells in the pancreas play a crucial role in producing digestive enzymes.
膵臓の小嚢細胞は、消化酵素を生成する上で重要な役割を果たします。

acinicの覚え方:語源

acinicの語源は、ギリシャ語の「akinos」に由来しています。この言葉は「小さな針」という意味を持っており、特に細かい形状を表す際に使われることが多いです。また、医療や生物学の分野では、acinicは特定の組織や細胞の形態を指す場合があります。具体的には、唾液腺の一部である腺房(acinus)に関連しており、腺房は小腺の集合体を構成しています。このように、acinicという語は小さな構造や器官のこまやかさを示し、身体の特定の部分に焦点を当てる際に使われることが多いです。この語源から、acinicという言葉は細かい単位や形状に関連する専門的な意味を持つようになりました。

acinicの類語・関連語

  • acinarという単語は、腺細胞が集まった形状を指します。例えば、膵臓の腺房などがこの形状を持っています。acinarは生物学的な文脈でよく使われます。
  • lobularという単語は、器官などが小葉に分かれていることを意味します。例えば、肝臓の小葉はlobularです。acinarに比べて、より広い範囲を含みます。
  • glandularという単語は、腺の機能や形状に関連しています。例えば、glandular tissueは腺組織を指します。acinarは通常、特定の形を指す点で違います。
  • cysticという単語は、嚢または袋状の構造を指します。膀胱や嚢胞などがcysticです。acinarは腺の小部品という点で異なります。
  • alveolarという単語は、肺の小さな嚢(肺胞)や、歯槽などに関連します。例えば、alveolar ridgeは歯のある部分です。acinarは腺に特有です。


acinicの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : acinar

単語acinarは、特に生物学や医学の分野で使われる言葉で、腺の構造の一部として、腺の細胞が集まって形成される小さな房(アシナ)を指します。アシナは、例えば唾液腺や膵臓に見られ、分泌物を生成する役割を担っています。したがって、acinarは、組織や器官の機能的な側面に関連していることが多いです。
一方で、acinicは、acinarと非常に似た意味を持ちますが、主に形容詞として使用され、特に「アシナに関連する」または「アシナのような」という意味を持っています。これは、腺の構造や機能に関連する形容詞的な表現として使われ、文脈によってはより抽象的な意味合いを持つこともあります。ネイティブスピーカーは、acinarを名詞的な文脈で、acinicを形容詞的な文脈で使い分けることが多く、それぞれの単語が持つ微妙なニュアンスを理解しているため、適切に使い分けることが重要です。
The acinar cells of the pancreas produce digestive enzymes.
膵臓のアシナ細胞は消化酵素を生成します。
The acinic structure of the gland is essential for its function.
その腺のアシナ構造は機能にとって重要です。
この場合、両方の単語は同じ文脈で使用でき、意味が通じますが、acinarは具体的な細胞を指し、acinicはその構造の性質についての説明をしています。

類語・関連語 2 : lobular

lobular」は、主に生物学や医学の分野で使われる形容詞で、特に「小葉状の」や「小葉を持つ」という意味を持ちます。これは、組織や器官が小さな葉のような部分に分かれていることを示します。たとえば、肝臓や肺などの臓器は「lobular」な構造を持つことが多く、これにより機能的に分化しています。
acinic」は、特に腺( gland)に関連する用語であり、腺の小葉( acini)に関連する構造を指します。つまり、腺組織が小さな房状の部分に分かれている状態です。一方で「lobular」は、より広い範囲で使われることがあり、腺だけでなく、他の組織や器官にも適用される可能性があります。たとえば、肝臓は「lobular」ですが、唾液腺は「acinic」の特徴を持っています。ネイティブスピーカーは、器官の構造に特化した場合には「acinic」を用い、より一般的な文脈では「lobular」を使用する傾向があります。
The liver is made up of lobular structures that allow for efficient blood filtration.
肝臓は効率的な血液ろ過を可能にする「小葉状の」構造でできています。
The salivary glands have acinic structures that produce saliva.
唾液腺は唾液を生成する「腺小葉状の」構造を持っています。
この二つの例文は、器官の構造において「lobular」と「acinic」がそれぞれどのように使われるかを示しています。「lobular」はより一般的で幅広い用途があり、特に肝臓のような器官に使われます。一方で「acinic」は、特に腺に特化した特徴を示すため、唾液腺のような具体的な文脈で使われることが多いです。

類語・関連語 3 : glandular

類義語glandularは「腺に関する」または「腺状の」という意味を持ちます。主に生物学や医学の文脈で使用され、腺の構造や機能に関連する事柄を指します。たとえば、内分泌腺や外分泌腺のような特定の腺組織について説明する際に使われます。
一方で、acinicは「腺房に関する」という意味で、特に腺の一部である腺房(acinus)に焦点を当てています。ネイティブスピーカーは、glandularが腺全体や機能を指す広範な用語であるのに対し、acinicはより狭い範囲で、特定の構造に関連する際に使用されることを理解しています。そのため、glandularは一般的な文脈で使われることが多いのに対して、acinicは医学や生物学的な詳細な議論の中で使用されることが多いです。
The glandular tissue in the endocrine system regulates hormones.
内分泌系の腺状組織はホルモンを調整します。
The acinic cells in the pancreas produce digestive enzymes.
膵臓の腺房細胞は消化酵素を生成します。
この例からもわかるように、glandularは腺全体に関する一般的な説明に使われ、acinicは特定の細胞構造に焦点を当てた専門的な文脈で使われます。

類語・関連語 4 : cystic

類義語cysticは、主に「嚢胞性の」や「嚢に関連する」という意味を持っています。この単語は、体の中に液体や空気を含む袋状の構造があることを示す際に使われます。特に医学的な文脈では、病気や状態に伴う嚢胞の形成を指すことが多いです。
一方、acinicは「腺房の」という意味を持ち、特に腺の細胞が集まって形成する小さな構造を指します。これは主に生物学や医学の文脈で用いられ、例えば唾液腺や膵臓などの腺に関連する場合に使われます。ネイティブスピーカーは、これらの単語を文脈に応じて使い分けます。cysticは、特に液体が入った袋を伴う状態を示すのに対し、acinicは構造的な特徴を強調します。
The patient was diagnosed with a cystic lesion in the kidney.
患者は腎臓に嚢胞性の病変があると診断されました。
The patient was diagnosed with an acinic lesion in the kidney.
患者は腎臓に腺房性の病変があると診断されました。
この文脈では、cysticacinicは異なる医学的な特徴を示していますが、両方とも腎臓の病変に関連しているため、文としては自然に置き換え可能です。ただし、具体的な病変の性質は異なるため、実際の状況では注意が必要です。
The doctor found a cystic mass in the patient's abdomen.
医者は患者の腹部に嚢胞性の腫瘤を見つけました。

類語・関連語 5 : alveolar

alveolar」は、主に解剖学や生物学の文脈で使用され、肺や歯、腺などに関連する表面や構造を指します。特に「alveolar」は、肺の中の小さな空気袋(肺胞)や、歯の周囲の組織に関連して使われることが多く、物理的な構造を強調するニュアンスがあります。
acinic」は、腺の構造に関連しており、特に唾液腺などの腺が持つ小さな房(アシナス)を指します。「alveolar」と「acinic」は、どちらも生物学的な構造に関連していますが、「alveolar」がより広範囲に使用されるのに対し、「acinic」は特定の腺の構造に焦点を当てています。つまり、acinicは特定の機能や形状に対する言及であり、alveolarはより一般的な構造を指すことが多いです。
The alveolar sacs in the lungs are responsible for gas exchange.
肺の「肺胞」は、ガス交換の役割を担っています。
The acinic cells in the salivary glands produce saliva.
唾液腺の「アシナス細胞」は、唾液を生成します。
この文脈では、「alveolar」と「acinic」は、それぞれ異なる器官や構造に特有の機能を持つため、互換性はありません。alveolarは肺に特有の構造を指し、acinicは腺に特有の構造を指します。したがって、置き換えはできません。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

acinicのいろいろな使用例

形容詞

1. 小嚢に関する(腺の小嚢に関する)

acinic utilizations

この分類では、'acinic'が具体的に生物学的または医学的な背景でどのように使われるかに焦点を当てます。特に、腺の小嚢に関連する状況や研究において用例を挙げます。
The acinic cells in the pancreas play a crucial role in digestion.
膵臓のacinic細胞は、消化において重要な役割を果たします。
  • acinic structure - 小嚢構造
  • acinic cell function - 小嚢細胞機能
  • acinic glands - 小嚢腺
  • acinic tissue examination - 小嚢組織の検査
  • acinic adenocarcinoma - 小嚢腺癌
  • acinic morphology - 小嚢の形態
  • acinic secretions - 小嚢の分泌物
  • acinic tissue architecture - 小嚢の組織構造
  • acinic lesions - 小嚢病変
  • acinic differentiation - 小嚢の分化

acinic pathologies

この分類では、'acinic'が疾患や病理学的状況に関連して使われるシーンに焦点を当てます。特に小嚢に関連する病態について考察します。
The study revealed various acinic pathologies associated with salivary glands.
この研究は、唾液腺に関連するさまざまなacinic病態を明らかにしました。
  • acinic tumor assessment - 小嚢腫瘍の評価
  • acinic disease progression - 小嚢疾患の進行
  • acinic tissue analysis - 小嚢組織の分析
  • acinic cancer treatment - 小嚢癌の治療
  • acinic lesion characteristics - 小嚢病変の特徴
  • acinic pathological findings - 小嚢病理結果
  • acinic gland dysfunction - 小嚢腺の機能不全
  • acinic research outcomes - 小嚢に関する研究成果
  • acinic cell abnormalities - 小嚢細胞の異常
  • acinic neoplasm risk - 小嚢腫瘍のリスク

2. 複合腺に関連する

acinic gland features

この分類では、'acinic'が複合腺の特徴や機能に関連付けられたコンテキストで利用される用例を示します。特に anatomyや physiologyの観点から検討します。
The acinic gland features provide insight into salivary secretion mechanisms.
小嚢腺の特徴は、唾液分泌メカニズムへの洞察を提供します。
  • acinic gland dynamics - 小嚢腺の動態
  • acinic gland morphology - 小嚢腺の形態
  • acinic gland structure - 小嚢腺の構造
  • acinic gland function - 小嚢腺の機能
  • acinic gland regulation - 小嚢腺の調節
  • acinic gland development - 小嚢腺の発生
  • acinic gland histology - 小嚢腺の組織学
  • acinic gland pathology - 小嚢腺の病理学
  • acinic gland stimulation - 小嚢腺の刺激
  • acinic gland imaging - 小嚢腺の画像診断

このように、'acinic'は生物学や医学において非常に特定のコンテキストで使用される形容詞であり、主に腺の小嚢に関連する文脈でその意味が広がります。

英英和

  • pertaining to one of the small sacs (as in a compound gland)小さな嚢の1つに関係すること(複合腺のように)腺房