サイトマップ 
 
 

thoroughgoingの意味・覚え方・発音

thoroughgoing

【形】 徹底的な

この単語はもう覚えましたか?
YES
NO
学習記録を保存するにはログインしてください
/ˈθʌɹəˌɡəʊɪŋ/

thoroughgoingの意味・説明

thoroughgoingという単語は「徹底的な」や「全般的な」という意味です。この単語は特に、物事を深く、完全に行うことを強調する際に使われます。例えば、ある実験や研究が「徹底的な分析」に基づいている場合、その分析が非常に詳細であることを示します。

この単語のニュアンスは、表面的な理解や部分的なアプローチではなく、全体を考慮していることを意味します。そのため、thoroughgoingはしばしば評価の高いプロセスや方法論を表現する際に使われます。また、主義や立場の一貫性を表す場合もあります。「徹底的な改革」や「全般的なレビュー」といったフレーズで使われることが多いです。

thoroughgoingは、特にフォーマルな文脈や専門的な議論の中で見られることが多い表現です。深い洞察や組織的なアプローチを強調したいときに適しています。このように、thoroughgoingはただ単に何かを行うのではなく、その取り組みがどれほど深く、広範囲にわたるものであるかを示す重要な表現です。

thoroughgoingの基本例文

She conducted a thoroughgoing investigation to uncover the truth.
彼女は真実を暴くために徹底的な調査を行いました。
The company underwent a thoroughgoing restructuring to improve efficiency.
会社は効率を改善するために徹底的な再構築を行いました。
He is a thoroughgoing optimist and believes that everything will turn out well.
彼は徹底的な楽観主義者で、すべてがうまくいくと信じています。

thoroughgoingの意味と概念

形容詞

1. 徹底的な

この意味では、何かを完全に、または包括的に行うことを表します。例えば、徹底的な分析や調査に使われることが多いです。この形容詞は、物事が表面的ではなく、十分に掘り下げられていることを強調します。
The team conducted a thoroughgoing investigation into the issue.
チームはその問題に対して徹底的な調査を行った。

2. 完全に

この意味では、何かに対する妥協なく、全てを網羅するというニュアンスがあります。特定の条件や制限が設けられていないことを示す際によく使われます。
Her comprehensive report was a thoroughgoing summary of the project's progress.
彼女の包括的な報告はプロジェクトの進捗についての完全な要約だった。

3. 完全無欠の

この用法では、あるものが全く欠けていない、または全ての面で完璧であることを示します。特に否定的な色合いを帯びることがあり、皮肉として使われる場合もあります。
He is a thoroughgoing perfectionist, never satisfied with his work.
彼は完全無欠の完璧主義者で、自分の仕事に決して満足することはない。

thoroughgoingの覚え方:語源

thoroughgoingの語源は、古英語の「thurh」(通り抜ける、通過する)と「gan」(行く)から派生しています。この組み合わせは、何かを完全に行う、または隅々まで行き渡るという意味を表すようになりました。その後、これが中世英語を経て現代英語に受け継がれ、現在の「thoroughgoing」となりました。この言葉は、幅広く徹底的な意味を持ち、物事の全体や全ての要素に対して一貫していることを示します。つまり、何かが「thoroughgoing」である場合、それは表面的ではなく、深く根付いたものであることを意味します。このように、thoroughgoingは語源的にも「徹底的な」という概念を持つ単語として位置づけられています。

thoroughgoingの類語・関連語

  • comprehensiveという単語は、全体を網羅するという意味で、非常に詳細にわたることを示します。たとえば、「a comprehensive study(包括的な研究)」は、あらゆる面を考慮した研究を指します。
  • exhaustiveという単語は、徹底的で抜けがないという意味で、すべてを含むことを強調します。たとえば、「an exhaustive report(徹底的な報告)」は、全ての情報を網羅した報告です。
  • meticulousという単語は、非常に細部にこだわるという意味で、注意深くかつ入念に行うことを示します。たとえば、「a meticulous artist(細部にこだわる芸術家)」は、細かい部分に注意を払う芸術家を指します。
  • thoroughという単語は、細部まで行き届いたという意味で、全てが十分に行われることに焦点を当てます。たとえば、「a thorough investigation(徹底的な調査)」は、隅々まで調べ尽くした調査を示します。
  • rigorousという単語は、厳格で厳しいという意味で、細かい点までしっかり管理されていることを強調します。たとえば、「a rigorous process(厳格なプロセス)」は、厳密な手続きを示します。


thoroughgoingの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : comprehensive

単語comprehensiveは、「包括的な」「網羅的な」という意味を持ち、全体をよく理解するために必要な情報をすべて含んでいることを示します。この単語は、特に何かの全体像を把握する際に使われ、学習、調査、計画などの文脈でよく用いられます。
一方で、単語thoroughgoingは、「徹底的な」「完全な」という意味を持ち、特に物事を深く掘り下げて行う様子を表現します。どちらの単語も「全体」「徹底」という概念を含んでいますが、ニュアンスには違いがあります。comprehensiveは、情報の範囲や内容の充実さに重きを置いているのに対し、thoroughgoingは、その行動や考え方がどれだけ徹底しているかにフォーカスしています。ネイティブは、comprehensiveを使用する際、特に情報が多く、全体を理解するために必要な要素が含まれているときに好んで使います。逆に、thoroughgoingは、プロセスやアプローチがいかに徹底しているかを強調したいときに使用されることが一般的です。
The report provided a comprehensive overview of the project.
その報告書はプロジェクトの包括的な概要を提供した。
The report provided a thoroughgoing analysis of the project.
その報告書はプロジェクトの徹底的な分析を提供した。
この例文では、両方の単語が使われており、異なるニュアンスを持ちながらも、同じ文脈で自然に使われています。comprehensiveはプロジェクトの全体像を示し、thoroughgoingはその分析がどれだけ深く行われたかを強調しています。

類語・関連語 2 : exhaustive

exhaustive」は、徹底的で完全な、すべての側面を網羅しているという意味です。この単語は、特に調査や研究の結果が詳細で漏れがないことを強調する際に使用されます。つまり、exhaustiveなアプローチは、対象に関して可能な限り多くの情報を集め、理解することを目指します。
thoroughgoing」は、徹底的であることを示す点では「exhaustive」と似ていますが、ニュアンスには違いがあります。thoroughgoingは、特に思想や行動が非常に徹底していること、もしくはある特定の特性や状態が全体に強く影響している場合に使われることが多いです。たとえば、「thoroughgoing reform」では、改革が根本的であることを示します。一方で、exhaustiveは、主に情報やデータの集め方に焦点を当て、内容の網羅性を強調します。このように、両者は似ているものの、使用される文脈や強調点が異なるため、英語ネイティブは使い分けを意識します。
The research provided an exhaustive analysis of the topic.
その研究は、そのトピックに関する徹底的な分析を提供した。
The research provided a thoroughgoing analysis of the topic.
その研究は、そのトピックに関する徹底した分析を提供した。
この文脈では、exhaustivethoroughgoingが両方とも使用可能で、どちらの単語も分析の完全さを強調しています。

類語・関連語 3 : meticulous

meticulous」は、非常に注意深く、細部まで気を配ることを意味します。この単語は、何かを行う際に、細かい部分にまでこだわり、完璧を追求する姿勢を表します。例えば、仕事や勉強において、細部をおろそかにせず、丁寧に取り組む様子を示すのに使われます。
thoroughgoing」と「meticulous」は、いずれも「徹底的」という意味を持ちますが、ニュアンスには違いがあります。「thoroughgoing」は、幅広い範囲や全体にわたって徹底的であることを強調します。一方で、「meticulous」は、細部に焦点を当てた注意深さを示します。ネイティブスピーカーは、全体的なアプローチを強調したい場合には「thoroughgoing」を使用し、特に細かい部分にこだわる時には「meticulous」を選ぶ傾向があります。
The artist was meticulous in her attention to detail, ensuring every brushstroke was perfect.
そのアーティストは、すべての筆使いが完璧であることを確認するため、細部への注意を怠らなかった。
The artist was thoroughgoing in her attention to detail, ensuring every brushstroke was perfect.
そのアーティストは、すべての筆使いが完璧であることを確認するため、徹底的に細部に注意を払った。
この例文では、両方の単語が同じ文脈で使われており、互換性があります。ただし、「meticulous」は特に細部のこだわりを強調し、「thoroughgoing」はより広い範囲での徹底性を示しています。

類語・関連語 4 : thorough

単語thoroughは「徹底的な」「完全な」という意味を持ち、物事を細部まで行き届いて実施する様子を表しています。特に、作業や調査において、あらゆる側面を考慮し、抜けがない状態を指す際に使われます。日常会話やビジネスシーンなど、幅広い文脈で用いられる言葉です。
一方で、単語thoroughgoingは「徹底した」「全くの」という意味で、より強調されたニュアンスを持っています。つまり、thoroughが「しっかりとした」程度の意味合いであるのに対し、thoroughgoingは「完全に」「全くの」という意味合いを強調するため、ネイティブはその使い分けを意識します。例えば、thoroughで表現できる内容がthoroughgoingではさらに強い意味を持つ場合があります。また、thoroughgoingは、特に何かに対して非常に情熱的である場合や、変化を伴うことを強調したいときに使われることが多いです。
The teacher gave a thorough explanation of the topic.
その教師はそのトピックについて徹底的な説明をした。
The teacher gave a thoroughgoing explanation of the topic.
その教師はそのトピックについて全くの説明をした。
この文脈では、両方の単語が使われることができ、意味はほぼ同じですが、thoroughgoingは説明の完全さや強調をより際立たせます。

類語・関連語 5 : rigorous

単語rigorousは、「厳格な」「徹底的な」といった意味を持ち、特に物事を厳密に行うことや、厳しい条件や制約に従うことを示します。学問や研究などの場面で頻繁に使われ、精密さや正確さが求められる状況に適しています。
一方で、単語thoroughgoingは、「徹底的な」「完全な」という意味合いを持ち、物事を一切の妥協なく行うことを強調します。両者は類似しているものの、ニュアンスには違いがあります。rigorousは特に厳密さや厳しさに焦点を当てているのに対し、thoroughgoingは全体にわたる完全性や一貫性を強調します。例えば、rigorousな調査は厳格な手法や基準に従って行われますが、thoroughgoingな調査は、すべての側面を漏れなくカバーすることに重点を置いています。このように、ネイティブスピーカーは文脈に応じて使い分けることが多いです。
The researchers conducted a rigorous analysis of the data to ensure accuracy.
研究者たちは、データの正確性を確保するために厳格な分析を行った。
The researchers conducted a thoroughgoing analysis of the data to ensure accuracy.
研究者たちは、データの正確性を確保するために徹底的な分析を行った。
この場合、rigorousthoroughgoingはほぼ同じ意味で使われていますが、前者は厳しさを強調し、後者は全体的なカバー範囲を示唆しています。どちらも正確性を求める文脈で自然に使用されます。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

thoroughgoingの会話例

thoroughgoingのビジネス会話例

thoroughgoing」はビジネスシーンにおいて、徹底的な、完全なという意味で使われることが多いです。特にプロジェクト管理やリサーチ、戦略策定において、その事柄に対する深い理解や分析が求められる場面で用いられます。以下に代表的な意味を示します。

  1. 徹底的な、完全な

意味1: 徹底的な、完全な

この意味での「thoroughgoing」は、ビジネスプロセスやプロジェクトの実行において、全ての要素をきちんと考慮している状態を指します。従業員間での意見交換やプロジェクトレビューの際に、しっかりとした準備や計画が求められる場面で使われます。

【Example 1】
A: We need a thoroughgoing analysis of the market trends before we decide on the product launch.
A: 製品の発売を決定する前に、市場動向についての徹底的な分析が必要です。
B: I agree. A thoroughgoing approach will help us avoid potential risks.
B: 同意します。徹底的なアプローチがあれば、潜在的なリスクを避けるのに役立ちます。

【Example 2】

A: The report was not just good; it was thoroughgoing in its recommendations.
A: そのレポートは良いだけでなく、その提言は徹底的でした。
B: That's what we need to implement effective strategies.
B: それが効果的な戦略を実施するために必要です。

【Example 3】

A: Our thoroughgoing training program has improved employee performance significantly.
A: 私たちの徹底的なトレーニングプログラムは、従業員のパフォーマンスを大幅に向上させました。
B: Yes, it covers all aspects needed for their roles.
B: はい、それは彼らの役割に必要な全ての側面をカバーしています。

thoroughgoingのいろいろな使用例

形容詞

1. 完全に、徹底的に行われること

徹底的な調査

この分類では、「thoroughgoing」が形容詞として何かを全面的に、または徹底的に行うことを示すときに使われます。
The report provided a thoroughgoing analysis of the issue.
その報告書はその問題について徹底的な分析を提供した。
  • thoroughgoing examination - 徹底的な調査
  • thoroughgoing investigation - 徹底的な調査
  • thoroughgoing study - 徹底的な研究
  • thoroughgoing reform - 徹底的な改革
  • thoroughgoing review - 徹底的なレビュー
  • thoroughgoing review - 徹底的な確認
  • thoroughgoing consideration - 徹底的な考慮

徹底的な理解

この分類では、「thoroughgoing」が理解や実践において全体を把握することを示しています。
His thoroughgoing knowledge of the subject impressed everyone.
彼のその主題に関する徹底的な知識は、皆を感心させた。
  • thoroughgoing knowledge - 徹底的な知識
  • thoroughgoing mastery - 徹底的な習熟
  • thoroughgoing comprehension - 徹底的な理解
  • thoroughgoing expertise - 徹底的な専門知識
  • thoroughgoing insight - 徹底的な洞察
  • thoroughgoing evaluation - 徹底的な評価
  • thoroughgoing expertise - 徹底的な専門性

2. 限定なし、全くの

無条件の支持

この分類では、何かを無条件で、全くの状態で支持することを表します。
Her thoroughgoing support for the initiative was commendable.
彼女のその取り組みに対する徹底的な支持は賞賛に値した。
  • thoroughgoing commitment - 徹底的な約束
  • thoroughgoing loyalty - 徹底的な忠誠
  • thoroughgoing agreement - 徹底的な合意
  • thoroughgoing collaboration - 徹底的な協力
  • thoroughgoing belief - 徹底的な信念
  • thoroughgoing acceptance - 徹底的な受容
  • thoroughgoing endorsement - 徹底的な支持

インフォーマルな強調

この分類では、話し言葉での強調や強い意見を表現する際に「thoroughgoing」を使っています。
It was a thoroughgoing mistake to ignore the advice.
その助言を無視するのは徹底的な間違いだった。
  • thoroughgoing foolishness - 徹底的な愚かさ
  • thoroughgoing nonsense - 徹底的な無意味さ
  • thoroughgoing arrogance - 徹底的な傲慢さ
  • thoroughgoing incompetence - 徹底的な無能さ
  • thoroughgoing hypocrisy - 徹底的な偽善
  • thoroughgoing chaos - 徹底的な混乱
  • thoroughgoing error - 徹底的な誤り

英英和

  • without qualification; used informally as (often pejorative) intensifiers; "an arrant fool"; "a complete coward"; "a consummate fool"; "a double-dyed villain"; "gross negligence"; "a perfect idiot"; "pure folly"; "what a sodding mess"; "stark staring mad"; "a thoroughgoing villain"; "utter nonsense"; "the unadulterated truth"無制限に、限定なしに完璧
    例:an arrant fool; a thoroughgoing villain; utter nonsense; the unadulterated truth 全くの馬鹿;徹底的な悪人;全くのナンセンス;純粋な真実
  • performed comprehensively and completely; "an exhaustive study"; "made a thorough search"; "thoroughgoing research"包括的に、そして、完全に実行される綿密