サイトマップ 
 
 

thatの意味・覚え方・発音

that

【代】 あれ、それ

【形】 あの~、その~

この単語はもう覚えましたか?
YES
NO
学習記録を保存するにはログインしてください

thatの意味・説明

thatという単語は「それ」や「その」という意味を持つ指示詞です。人や物、事柄を指し示すときに使われ、会話や文章の中で何かを明確にする役割を果たします。基本的には、相手が理解している事柄を強調したり、新たに情報を追加したりするために用いられます。

また、thatは関係代名詞としても使われます。これは、主語や目的語の役割を持つ文をつなげるために使われ、前の名詞に関する追加情報を提供します。この場合、それが何を指しているのか、どのように関連しているのかを示すために重要です。自然な会話や文章の中で、情報を整理し、聞き手に分かりやすくする手助けをします。

さらに、thatは時折「そういう」「あのような」といった意味で使われることもあります。この用法は、特定の状況や感情に対して、その特性を強調する際に便利です。「that was amazing」のように、過去の出来事に対して自分の感情を表す時にも見られます。したがって、thatは非常に多様な用法を持つ単語であり、さまざまな文脈で出現します。

thatの基本例文

I like that book.
私はその本が好きです。
I know that he is a doctor.
彼が医者であることを知っています。
She said that she would come to the party.
彼女はパーティーに来ると言った。

thatの使い方、かんたんガイド

1. 指示代名詞「that」の基本的な使い方(あれ・それ)

that」は、「あれ」「それ」という意味の指示代名詞です。話し手から離れたものを指します。

That is my car over there.
あれは向こうにある私の車です。
Who is that standing by the door?
ドアのそばに立っているあの人は誰ですか?

2. 形容詞「that」の使い方(あの~・その~)

that」は形容詞としても使われ、「あの~」「その~」という意味になります。

I really like that painting on the wall.
壁にかかっているあの絵が本当に好きです。
Do you remember that day we went to the beach?
ビーチに行ったあの日を覚えていますか?

3. 「this」と「that」の違い

「this」は話し手に近いものを指し、「that」は話し手から離れたものを指します。

This book here is mine, but that book over there is yours.
ここにあるこの本は私のものですが、向こうにあるあの本はあなたのものです。
I prefer this shirt to that one.
私はあのシャツよりもこのシャツの方が好きです。

4. 「that」の複数形「those」

that」の複数形は「those」です。複数のものを指す場合に使います。

That car is expensive, but those cars are even more expensive.
あの車は高価ですが、それらの車はさらに高価です。
Can you pass me those books on the shelf?
棚にあるあれらの本を取ってもらえますか?

5. 関係代名詞「that」の使い方(~する/である/した)

that」は関係代名詞としても使われ、先行詞を修飾する節を導入します。人にも物にも使えます。

The book that I read yesterday was very interesting.
昨日読んだ本はとても面白かったです。
She is the person that helped me with my homework.
彼女は私の宿題を手伝ってくれた人です。

6. 接続詞「that」の使い方(~ということ・~であること)

that」は接続詞としても使われ、「~ということ」「~であること」という意味で名詞節を導入します。

I think that she is right.
彼女が正しいと思います。
He told me that he was going to be late.
彼は遅れると私に言いました。

7. 「so...that」と「such...that」の形(とても~なので...)

「so...that」と「such...that」は、「とても~なので...」「非常に~なので...」という意味の表現です。

It was so cold that we couldn't go outside.
とても寒かったので、外に出られませんでした。
It was such a beautiful day that we decided to go for a picnic.
とても美しい日だったので、ピクニックに行くことにしました。

8. 強調構文での「that」の使い方(~なのは...である)

「It is/was ... that ...」という強調構文でも「that」が使われます。

It was in Paris that I met her for the first time.
パリで私が彼女に初めて会ったのです。
It is you that I want to talk to.
あなたに話したいのです。

9. 副詞的な「that」の使い方(それほど・あれほど)

that」は副詞的にも使われ、「それほど」「あれほど」という意味になることがあります。

I didn't know the movie was that long.
その映画がそれほど長いとは知りませんでした。
Don't be that upset about it.
それについてそれほど動揺しないでください。

10. 「now that」と「in that」の表現(今や~なので・という点で)

「now that」は「今や~なので」、「in that」は「という点で」という意味の表現です。

Now that you mention it, I do remember seeing him there.
あなたが言うからには、確かに彼がそこにいるのを見たことを覚えています。
The movie was disappointing in that it didn't follow the book closely.
その映画は本に忠実に従っていないという点で disappointing でした。

まとめ

(品詞別の用法)

用法 意味 例文
that(指示代名詞) あれ・それ That is my house.
that(形容詞) あの~・その~ That man is tall.
that(関係代名詞) ~する/である/した The car that I bought.
that(接続詞) ~ということ I know that you're busy.

(重要な表現)

用法 意味 例文
so...that とても~なので... So hot that I fainted.
such...that とても~なので... Such noise that I left.
It is...that ~なのは...である It is you that I love.
that(副詞的) それほど・あれほど Not that difficult.

(慣用表現)

用法 意味 例文
now that 今や~なので Now that you're here...
in that という点で Good in that it's cheap.
like that そのように Don't speak like that.
that's it それでおしまい That's it, we're done.

that」は非常に多機能な単語で、指示代名詞、形容詞、関係代名詞、接続詞など様々な品詞として使われます。「this/that」「these/those」の対比、関係代名詞としての使い方、「so...that」「such...that」などの構文も重要です。文脈によって適切な使い方を選ぶことが大切です。

thatの覚え方:語源

thatの語源は、古英語の「þæt」に由来しています。この「þæt」は指示詞であり、特定のものや事柄を示す意味を持っていました。古英語においては、男女の名詞に合わせた形を持っていましたが、時代が進むにつれてその形は簡素化されていきました。中世英語では、形が「that」に変化し、広範に使用されるようになりました。その結果、現代の英語でも「that」は主に指示詞として、名詞や名詞句の後に置かれたり、関係詞として文をつなぐ役割を果たすようになっています。また、この単語は否定や疑問文、条件文など、さまざまな文脈で使われるため、英語において非常に重要な語の一つです。語源を辿ることで、言語の歴史的な変遷や文化的な背景を理解する手助けとなります。

thatの類語・関連語

  • whichという単語は、選択肢の中から特定のものを示す時に使います。例えば、「Which book do you want?(どの本が欲しいですか?)」のように、選択を示します。
  • whoという単語は、人物を指す時に使います。例えば、「Who is your friend?(あなたの友達は誰ですか?)」というように、人に関する質問に用いられます。
  • thisという単語は、近くにあるものや特定のものを指す際に使います。例えば、「This book is interesting(この本は面白いです)」のように、近くにあるものを強調します。
  • itという単語は、すでに話に出てきた物や事を指す時に使います。例えば、「It is raining(雨が降っています)」のように、既知の事柄について言及します。


thatの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : which

単語whichは、特定のものや選択肢の中から何かを指し示す際に使われる関係代名詞です。主に先行詞が物や事柄のときに用いられ、より限定的な情報を追加する役割を果たします。また、文中で非制限的に使われることも多く、情報を補足するためのコンマと共に使用されることが一般的です。
単語thatwhichの主な違いは、その使い方にあります。thatは、制限的な情報を提供する際に使われ、先行詞が特定のものであることを強調します。一方、whichは、より追加的な情報を提供する場合に使われ、先行詞がすでに特定されているときに使用されることが多いです。たとえば、英語のネイティブスピーカーは、whichを使うことで、その情報が補足的であることを示し、読者や聞き手に選択肢を提示するニュアンスを持たせます。このように、語の選択は文の意味やトーンに影響を与えるため、適切な使い分けが重要です。
The book, which was published last year, became a bestseller.
その本は、昨年出版されたもので、ベストセラーになりました。
The book that was published last year became a bestseller.
その本は、昨年出版されたもので、ベストセラーになりました。
この場合、whichthatはどちらも同じように使われており、意味に違いはありません。ただし、whichを使う場合は、文がやや形式的な印象を与えることがあります。

類語・関連語 2 : who

単語whoは主に人を指す際に用いられる関係代名詞で、先行詞が人であることが条件です。文中で名詞を説明する役割を果たし、特に「誰が」という意味合いを持ちます。たとえば、「彼は学生です」という文において、「学生である彼」という形で使うことができます。
単語thatも関係代名詞ですが、先行詞が人だけでなく物や事柄にも使えるため、より広い範囲で使用されます。ネイティブスピーカーは、特に人を指す場合にはwhoを好む傾向がありますが、場合によってはthatも許容されることがあります。例えば、「彼は私の友達だ」という文を考えてみましょう。この場合、両方の単語を使って「彼は私の友達who/ that likes soccer」とすることは可能ですが、一般的にはwhoが好まれます。これは、英語において人を強調する際に、より適切な選択肢だからです。言い換えれば、whoは人間性を強調するため、より自然な響きがあります。
He is a student who loves science.
彼は科学が好きな学生です。
He is a student that loves science.
彼は科学が好きな学生です。
この場合、どちらの文も自然であり、互換性があります。しかし、ネイティブスピーカーは人を指す場合にはwhoを使う方が一般的です。thatは物や事柄に対して使うことが多いため、選択肢としては適切でも、やや不自然に感じられることがあります。

類語・関連語 3 : this

単語thisは、話し手が近くにあるものや、現在の状況に関連するものを指す際に使われます。物理的な距離だけでなく、時間や文脈的な近さも含まれます。thisは、話し手が特に注目している対象を強調するニュアンスがあります。
一方で、thatは、話し手から遠いものや、過去の出来事を指す際に使われることが多いです。thisthatの使い分けは、物理的な距離だけでなく、心理的な距離も反映します。例えば、話し手が自分の手元にあるものを指す場合はthisを用い、他の誰かが持っているものや、少し離れた位置にあるものを指すときにはthatを使います。このように、英語では距離感や状況によって指示詞が異なるため、使い分けが重要です。
This is my favorite book.
これは私のお気に入りの本です。
That is my favorite book.
あれは私のお気に入りの本です。
この場合、thisは話し手の近くにある本を指し、thatは話し手から少し離れた位置にある本を指しています。文脈によって使い分けが必要ですが、基本的に意味は同じです。

類語・関連語 4 : it

単語itは、特に非特定の物や状況、または前述の内容を指す際に使われる代名詞です。文中で主語や目的語として機能し、文脈によって多様な意味を持ちます。たとえば、物の存在を示したり、抽象的な概念を指したりする際に用いられます。
単語thatは、特定のものや人を指し示す際に使われ、主に名詞句や文を修飾する役割を果たします。一方で、itはより広範で、具体的なものだけでなく、一般的または抽象的な概念をも指すことができます。ネイティブスピーカーは、thatを使うことで、特定の情報を強調したり、明確にしたりすることができるのに対し、itはより流動的で、会話の中で柔軟に使われることが多いです。したがって、文脈によって使い分けが必要となります。
It is raining outside.
外は雨が降っています。
That is raining outside.
あれは外で雨が降っています。
この場合、itは状況を示す一般的な代名詞として使われ、thatは特定の状況を強調して指し示しています。文脈によって選択が変わりますが、itの方が自然に感じられます。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

thatの会話例

thatの日常会話例

「that」は日常会話の中で非常に多様な使い方がされる単語です。主に指示代名詞や接続詞として使われ、特定の物事や状況を指し示したり、文をつなげたりする役割を果たします。文脈によっては、感情や強調を表現することもあります。以下に「that」の代表的な意味をリストアップします。

  1. 指示代名詞としての用法
  2. 接続詞としての用法
  3. 強調を表す用法

意味1: 指示代名詞としての用法

「that」は特定の物や事柄を指し示す際に使われます。この用法では、話し手が何かを指摘したり、相手に特定の情報を伝えたりする場面でよく見られます。

【Exapmle 1】
A: Do you see that book over there?
あそこにあるあの本が見える?
B: Yes, I see that. It's my favorite!
うん、見えるよ。あれは私の好きな本だよ!

【Exapmle 2】

A: I really like that restaurant we went to last week.
先週行ったあのレストランが本当に好きだな。
B: Me too! That pasta was amazing.
私も!あのパスタは素晴らしかったね。

【Exapmle 3】

A: What do you think about that movie we watched?
私たちが見たあの映画についてどう思う?
B: I thought that it was really interesting.
私はあれが本当に面白いと思ったよ。

意味2: 接続詞としての用法

「that」は文と文をつなぐ接続詞として使われ、特定の情報を追加する際に利用されます。この用法では、主に名詞節を導く役割を果たします。

【Exapmle 1】
A: I believe that we can finish this project on time.
私たちはこのプロジェクトを時間通りに終わらせることができる信じている。
B: I hope that you are right.
あなたが正しいいいな。

【Exapmle 2】

A: She said that she would come to the party.
彼女はパーティーに来る言ったよ。
B: I didn't know that!
そんなことは知らなかったよ!

【Exapmle 3】

A: It's important that we finish this today.
今日中に終わらせることが重要だ思うよ。
B: I agree that we should prioritize this.
これを優先すべきだ同意するよ。

意味3: 強調を表す用法

「that」は何かを強調したり、特定の感情を表す際に使われます。この用法では、特に感情や意見の強さを伝えるために用いられます。

【Exapmle 1】
A: I didn't expect it to be that good!
こんなに良いとは思わなかった!
B: I know! It was that amazing!
わかる!本当にすごかったね!

【Exapmle 2】

A: I can't believe he did that!
彼がそんなことをしたなんて信じられない
B: Right? It was that surprising!
そうだよね?本当に驚いたよね!

【Exapmle 3】

A: I can't believe how that quickly the time has passed.
こんなに早く時間が過ぎたなんて信じられない
B: I know! It feels like it was just yesterday that we started.
わかる!私たちが始めたのは昨日のことのようだ

thatのビジネス会話例

ビジネスにおける「that」は、主に指示代名詞として使われ、特定の事柄や状況を指し示す役割を果たします。これにより、文脈を明確にし、相手に伝えたい情報を的確に特定することが可能です。この単語は、会話や文書での具体的な指示や確認に役立ちます。

  1. 特定の事柄を指し示す
  2. 前述の内容を再確認する
  3. 条件や理由を示す

意味1: 特定の事柄を指し示す

この場合の「that」は、特定の事柄やアイデアを明示的に指すために使用されます。ビジネスの会話において、具体的なプロジェクトや提案を明確にするために頻繁に用いられます。

【Example 1】
A: We need to focus on the results of that project.
そのプロジェクトの結果に注力する必要があります。
B: I agree, but that data needs to be verified first.
賛成ですが、そのデータはまず確認する必要があります。

【Example 2】

A: Did you receive feedback on that proposal?
その提案についてのフィードバックは受け取りましたか?
B: Yes, that was very positive overall.
はい、全体的に非常にポジティブでした。

【Example 3】

A: I think that strategy will work well.
その戦略がうまくいくと思います。
B: Let’s ensure that we have the necessary resources.
必要なリソースがあることを確認しましょう。

意味2: 前述の内容を再確認する

この使い方では、「that」は前の文で言及された内容を再確認する際に使われます。特にビジネス会話では、確認や合意を強調するために役立ちます。

【Example 1】
A: So, we agreed on the deadline for that project, right?
そのプロジェクトの締切について合意しましたよね?
B: Yes, that is correct.
はい、それは正しいです。

【Example 2】

A: The budget for that initiative is approved, correct?
そのイニシアティブの予算は承認されましたよね?
B: Yes, that was confirmed in the last meeting.
はい、先日の会議で確認されました。

【Example 3】

A: We need to finalize that agreement by next week.
来週までにその契約を締結する必要があります。
B: I remember that being mentioned.
それが言及されていたのを覚えています。

意味3: 条件や理由を示す

ここでの「that」は、条件や理由を示すために使われます。ビジネスシーンでは、提案や意見の根拠を示す際に便利です。

【Example 1】
A: We should consider the risks that could arise from this decision.
この決定から生じる可能性のあるリスクを考慮すべきです。
B: True, that is an important factor.
確かに、それは重要な要素です。

【Example 2】

A: It’s essential that we meet our targets this quarter.
今四半期に目標を達成することが不可欠です。
B: I agree, and that will require teamwork.
同意しますが、それにはチームワークが必要です。

【Example 3】

A: Remember that we have a client meeting tomorrow.
明日クライアントとのミーティングがあることを忘れないでください。
B: Yes, I’ll prepare for that tonight.
はい、それに向けて今晩準備します。

この単語が含まれる単語帳