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tendrilの意味・覚え方・発音

tendril

【名】 巻鬚

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tendrilの意味・説明

tendrilという単語は「つる」や「小枝」を意味します。この言葉は主に植物に関連して使われ、つる植物や一部の蔓性植物の細長い部分を指します。具体的には、植物が支えを得るために巻きつくように成長する部分で、柔らかく、しなやかです。これにより、植物は周囲の物体に縛りつけられ、より高い場所へと成長することができます。

また、tendrilは比喩的に、何かが支えたり接触したりするような形状や様子を示す場合にも使われます。このように、tendrilは物理的な特徴だけでなく、象徴的な意味合いを持つこともあります。例えば、心のつながりや感情的な結びつきなど、目に見えないけれども存在する絆を表す際に用いられることもあります。

tendrilは、自然や成長に関連する文脈でよく登場し、特に科学的な話題や文学作品で使用されることが多い用語です。植物の習性や生態について話すとき、または象徴的な表現を用いたい場合に適した言葉です。

tendrilの基本例文

The plant's tendrils wrapped around the trellis.
植物のつるが隠れ枠に巻き付きました。
Tendrils help climbing plants cling to structures.
つるは構造物にしがみつくのを助けます。
She played with a tendril of her hair while she thought.
彼女は考え事をしている間、髪の毛の房を弄りました。

tendrilの意味と概念

名詞

1. 蔓のつる

蔓性植物が物体に絡みついて支えを得るために使う細長い茎のような構造のことを指します。枝や葉を使って絡むのに対し、つるは特に他の物に寄りかかる役割を果たします。つるは植物の成長や広がりに必要不可欠な部分であり、これによって空間を利用し、光を得るために上へと伸びることができます。
The plant's tendril wrapped around the fence, securing its position and allowing it to climb higher.
その植物のつるはフェンスに絡まり、自らの位置を固定し、高く登ることを可能にした。

2. ひょろ長い部分

「つる」という意味だけでなく、細長い形状や構造を持つ部分全般を指すこともあります。この意味では、植物以外のコンテキストでも使われることがあり、たとえば細長い支柱や、形状が似た工業製品などにも適用できます。
The artist used a tendril of wire to create an intricate sculpture.
そのアーティストは複雑な彫刻を作るために細長いワイヤーを使った。

tendrilの覚え方:語源

tendrilの語源は、ラテン語の「tendĕre」に由来しています。この言葉は「伸ばす」や「引っ張る」という意味を持っています。中世英語では、「tendril」という形で植物の繊細な巻きひげや細い枝を指すようになりました。植物が他のものに絡みつく動きや形状を表すのに適した言葉でした。

この語における「-il」は、小さなものを示す接尾辞であり、tendrilは「小さく伸びたもの」という解釈ができます。植物の特性から、この言葉は特につる植物に使われることが多く、成長過程で他のものを掴んで支えを得るための重要な構造を表しています。このように、tendrilは自然界において非常に特異な形状や機能を持つ部位を表す言葉となり、現在でも農業や生物学の文脈で広く使用されています。

語源 tend
語源 tent
伸ばす、 広げる
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tendrilの類語・関連語

  • vineという単語は、つる植物を指します。tendrilは、つる植物の細い巻きつく部分を特に指すため、より限定的です。たとえば、「The vine grew along the fence.(そのつる植物はフェンスに沿って成長した。)」という使い方ができます。
  • branchという単語は、木の枝を意味します。tendrilがより細く柔軟であるのに対し、branchは大きくてしっかりした部分です。「The branch swayed in the wind.(その枝は風になびいた。)」のように使います。
  • stemという単語は、植物の茎を指します。tendrilはこの茎から出ている細い部分なので、茎自体とは異なる概念です。「The stem supports the leaves.(その茎は葉を支えています。)」という例があります。
  • climberという単語は、登る植物全般を指します。tendrilは、そのような植物が物に巻きつくための特定の器官を表します。「The climber reached the top of the trellis.(その登る植物はトレリスの頂上に達した。)」が使えます。
  • appendageという単語は、体の一部や付属物を指します。tendrilは植物の特定の付属物ですので、より具体的な意味となります。「An appendage can help with movement.(付属物は動きに役立つことがあります。)」のように使うことができます。


tendrilの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : vine

vine」は、つる植物やつるそのものを指し、特に他の物に絡まって成長する植物を指します。果物や花をつけることがあり、庭や自然において一般的に見られます。
tendril」は、植物の細長い部分で、他の物に巻きついて支えを確保する役割を持っています。「vine」はつる全体を指すのに対し、「tendril」はその一部分であるため、より特定的な意味を持ちます。ネイティブスピーカーは、つる植物全体について話すときは「vine」を使い、細い巻きつく部分に言及する場合は「tendril」を選ぶ傾向があります。この違いは、植物の構造や成長の仕方に対する理解を反映しています。
The vine climbed up the trellis, spreading its leaves wide.
そのつるはトレリスを登り、葉を広げていった。
The tendril wrapped around the fence, seeking support.
そのつる植物の細い部分はフェンスに巻きつき、支えを求めていた。
この例文からわかるように、vineはつる植物全体を指し、成長の様子を描写しています。一方で、tendrilは特定の部分、つまり巻きつく役割を果たす細い部分を指しています。このため、文脈によって使い分けが必要です。

類語・関連語 2 : branch

単語branchは、「枝」を意味し、木や植物の枝として使われるだけでなく、比喩的に組織や分野の一部を指すこともあります。例えば、会社の部門や学問の領域など、広がりを持つものを表現する際に使われます。tendrilと異なり、より大きな構造や関係性を示すニュアンスがあります。
tendril」は主に植物の巻きひもや細い成長部分を指し、特につる植物が支えを探すために使う特徴的な部分です。一方で、branchは木の大きな部分を指し、より広範な概念を含みます。ネイティブスピーカーは、tendrilを使う際にはその細さや特異性を意識し、branchを使うときにはより一般的な構造や広がりを考えます。つまり、tendrilは特定の機能的な役割を持つ細い部分に重点を置き、branchは全体の一部としての役割を強調します。
The tree has a strong branch that extends over the path.
その木には道を越えて伸びる強いがあります。
The vine has a delicate tendril that curls around the support.
そのつる植物には支えに巻きつく繊細な巻きひもがあります。
この例文では、branchtendrilは異なる植物の部分を指しており、置換はできません。branchは太くて強い部分を表し、tendrilは細くて特定の機能を持つ部分を示します。

類語・関連語 3 : stem

類義語stemは、植物の茎や根の部分を指し、成長の基盤となる部分を意味します。また、比喩的に、物事の核心や基盤を示すこともあります。tendrilのように、植物の細い巻きひげを指すことはありませんが、植物における重要な役割を持つ点で共通しています。
一方で、tendrilは、植物が他のものに巻きつくための細い部分を指し、特に植物が支えを求めて伸びる様子を強調します。このため、tendrilは成長過程や適応を強調するニュアンスがあります。対して、stemは、植物の構造的な部分を指すため、より物理的な存在を示します。ネイティブスピーカーは、tendrilが特に支えを求める動きに関連する場合に使うのに対し、stemは植物の基本的な構造や機能を説明する際に広く用いる傾向があります。
The stem of the plant was strong enough to support its large leaves.
その植物のは大きな葉を支えるのに十分強かった。
The tendril of the vine wrapped around the fence for support.
そのつる植物の巻きひげは支えとしてフェンスに巻きついた。
この文脈では、stemtendrilは異なる役割を持っています。stemが植物全体の支える部分を指すのに対し、tendrilは具体的に他の物体に巻きつくための細い部分を示しています。

類語・関連語 4 : climber

climber」は、植物の中で他の物に登って成長する特性を持つ種を指します。特に、つる植物や木に絡みつくように成長する植物を表すことが多いです。この単語は、植物だけでなく、比喩的に人が目標に向かって努力する様子を示す際にも使われます。
tendril」は、主に植物の細い、巻きつく部分を指し、他の物に絡みつくことで支えられる役割を果たします。一方、「climber」は、植物全体の成長の仕方や特性を強調する言葉です。「tendril」は特定の部分に焦点を当てているのに対し、「climber」はその植物が持つ全体的な性質を表現します。このため、ネイティブスピーカーは文脈に応じて使い分けます。例えば、特定の部分の機能を強調したい場合には「tendril」を使い、植物全体の特性や成長の様子を述べたい場合には「climber」を選ぶことが多いです。
The climber wrapped itself around the trellis, reaching for the sunlight.
そのつる植物はトレリスに巻きつき、日光を求めて伸びていった。
The tendril wrapped itself around the trellis, reaching for the sunlight.
その巻きひげはトレリスに巻きつき、日光を求めて伸びていった。
この文では、どちらの単語も同じ文脈で使われており、自然な置換が可能です。「climber」は植物全体の成長の様子を示し、「tendril」はその一部分の動きを強調していますが、文全体の意味は同じです。

類語・関連語 5 : appendage

appendage」は、何かに付属している部分や付加物を指す名詞です。たとえば、動物の尾や植物の枝などがこれに当たります。この言葉は、しばしば他の物体の一部として機能する、またはその物体に依存している部分を示す際に使われます。
tendril」は、特に植物において、巻きつくための細長い部分を指します。これは、植物が支持物に絡みつくことで成長を助けるための特化した構造です。「appendage」はより一般的な用語であり、植物だけでなく動物にも適用されます。一方で「tendril」は、特に植物に限られた用語であり、特定の機能を持つ部分を指すため、ニュアンスの違いがあります。ネイティブスピーカーは、文脈に応じてこれらの言葉を使い分けることが多いです。
The snake-like appendage of the plant wrapped around the pole for support.
その植物の蛇のような付属物が支えのために棒に巻きついた。
The snake-like tendril of the plant wrapped around the pole for support.
その植物の蛇のようなつるが支えのために棒に巻きついた。
この文脈では、appendagetendrilはどちらも同じ意味で使われており、置き換えが可能です。ただし、tendrilは特に植物の特定の機能を持つ構造に限られるため、一般的な文脈ではappendageが使われることが多いです。


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tendrilの会話例

tendrilの日常会話例

「tendril」は主に植物の細長い部分を指し、特につる植物が他の物に絡むために使う部分を意味します。この単語は日常会話ではあまり使われないため、特定の状況や文脈での使用例を示すことが重要です。

  1. 植物のつるや細い部分

意味1: 植物のつるや細い部分

この会話では、友人同士が庭で育てている植物について話しています。「tendril」は植物が他のものに絡むための部分を指し、植物の成長や手入れに関する話題に関連しています。

【Example 1】
A: Look at the tendril of that vine! It's reaching for the fence.
A: あのツル植物のつるを見て!フェンスに向かって伸びてるよ。
B: I know! I love how the tendril wraps around things.
B: そうだね!そのつるが物に絡みつく様子が大好きなんだ。

【Example 2】

A: Do you think the tendril will reach the roof eventually?
A: そのつるは最終的に屋根まで届くと思う?
B: If we keep watering it, the tendril should grow really fast.
B: 水をあげ続ければ、そのつるはすぐに大きくなるはずだよ。

【Example 3】

A: I read that the tendril helps the plant find support.
A: そのつるが植物が支えを見つけるのに役立つって読んだよ。
B: That makes sense! The tendril is like a little hand.
B: なるほど!そのつるは小さな手みたいだね。

tendrilのいろいろな使用例

名詞

1. 植物の構造としての意味

支持構造

tendrilは、つる植物が他の物体に結びつくために使う細長い茎状の構造です。これは植物が成長する過程で、光を求めたり、他の植物や構造物に寄り添う際に重要な役割を果たします。
The tendril of the vine curled around the trellis, seeking sunlight.
そのつる植物のtendrilは、日光を求めて格子に巻きついた。
  • tendril climbing - tendrilの巻きつき
  • tendril support - tendrilの支え
  • tendril growth - tendrilの成長
  • tendril attachment - tendrilの取り付け
  • tendril wrap - tendrilの巻きつき
  • tendril twist - tendrilのねじれ
  • tendril exploration - tendrilの探求
  • tendril touch - tendrilの触れ合い
  • tendril development - tendrilの発展
  • tendril connection - tendrilの接続

2. つる植物の特性としての意味

つる性

tendrilは、つる植物の特徴的な部分であり、植物が周囲の物体にしっかりと結びつくために進化したものです。これにより栄養を得るために最適な位置を保つことが可能です。
The plant's tendril is an important adaptation for survival in crowded environments.
その植物のtendrilは、混雑した環境で生存するための重要な適応である。
  • tendril adaptation - tendrilの適応
  • tendril flexibility - tendrilの柔軟性
  • tendril sensitivity - tendrilの感受性
  • tendril function - tendrilの機能
  • tendril morphology - tendrilの形態
  • tendril mechanics - tendrilのメカニズム
  • tendril behavior - tendrilの行動
  • tendril diversity - tendrilの多様性
  • tendril characteristics - tendrilの特徴
  • tendril interaction - tendrilの相互作用

英英和

  • slender stem-like structure by which some twining plants attach themselves to an object for supportいくつかのつる性植物が身を支えるために物にからめる、細長い茎状の構造物巻鬚