類語・関連語 1 : hazy
「hazy」は、視界が悪くなるほどの薄い霧や煙、または空気中の微細な粒子によって、遠くの物がぼやけて見える状態を表します。通常、hazyは、天候や環境に関連して使われることが多く、特に太陽光がまぶしく見える状況などで用いられます。
「smoggy」は、煙や汚染物質が多く含まれているために空気の質が悪く、視界が悪化している状態を示します。smoggyは、工業地域や都市部で特に見られる現象であり、例えば車の排気ガスや工場の煙によるものです。hazyは、自然現象によるものが多いのに対し、smoggyは人間の活動によって引き起こされることが多いという点で、ニュアンスが異なります。また、hazyは一般的に軽度の視界不良を指すのに対し、smoggyはより深刻な環境問題を暗示することがあります。
The day was quite hazy, making it hard to see the mountains in the distance.
その日はかなりぼやけた天候で、遠くの山を見るのが難しかった。
The day was quite smoggy, making it hard to see the mountains in the distance.
その日はかなり煙霧がかかった天候で、遠くの山を見るのが難しかった。
この2つの文は、どちらも視界が悪い状況を表現しており、hazyとsmoggyの使用が自然に見えます。しかし、hazyは自然現象を指すのに対し、smoggyは環境汚染に起因することが多い点に注意が必要です。
The sky was very hazy during the summer afternoon.
夏の午後、空はとてもぼやけていた。
類語・関連語 2 : foggy
単語foggyは、視界が悪くなるほどの霧や雲が発生している状態を指します。この状態は通常、湿気が多い場所や寒い気候で見られます。foggyは視界の悪さや薄暗さを強調する場合に使われ、特に運転や移動に影響を与えるような状況で使われることが多いです。
一方、smoggyは、煙や汚染物質が混ざった霧のような状態を指します。都市部などで見られる空気の汚れによって生じる現象で、視界が悪くなるだけでなく、呼吸にも影響を与えることがあります。ネイティブスピーカーは、foggyを使う場合、自然の霧をイメージし、smoggyを使う場合は人間活動による汚染をイメージします。つまり、foggyは自然現象に関するものであり、smoggyは環境問題に関連しているという感覚の違いがあります。
It was a foggy morning, and I could barely see the road ahead.
霧の濃い朝で、前方の道路がほとんど見えなかった。
It was a smoggy morning, and I could barely see the road ahead.
汚染のひどい朝で、前方の道路がほとんど見えなかった。
この例文では、foggyとsmoggyの両方が使えますが、それぞれが異なる状況を示しています。foggyは自然の霧を指し、安全な運転が難しい状況を表します。一方、smoggyは都市の汚染による視界の悪化を示し、健康への影響も暗示しています。
「overcast」は、空が雲に覆われていて日光があまり届かない状態を指します。一般的に、雨が降る可能性があることを示唆することもあります。日本語では「曇り」と訳されることが多いですが、単に雲が多い状態だけでなく、天気がどんよりしているといったニュアンスも含まれます。
一方で「smoggy」は、特に都市部や工業地帯で見られる、煙や霧が混ざった状態を指します。つまり、smoggyは視界を悪化させる要因としての大気汚染を含んでいるため、健康にも影響を及ぼす可能性があります。ネイティブスピーカーは、overcastというと曇っている空の状態を考えますが、特に悪化した環境や健康を意識する際にはsmoggyという言葉を使います。overcastは気象に関する一般的な表現であるのに対し、smoggyは特定の環境問題を反映した言葉です。
The sky was overcast all day, making it feel gloomy.
空は一日中曇りで、陰鬱な感じがした。
The city was smoggy today, and visibility was poor.
今日は都市が煙霧がかかっていて、視界が悪かった。
この例文では、両方の単語が異なる文脈で使われています。overcastは一般的な曇り空を表し、気温や気持ちに影響を与えることがありますが、smoggyは特に汚染された空気を指し、健康への影響を示唆しています。
The weather forecast says it will be overcast tomorrow with a chance of rain.
天気予報によると、明日は曇りで、雨の可能性があるそうです。
「polluted」は、主に環境において有害な物質や汚染物質が存在する状態を指します。この単語は、空気、水、土壌などが、化学物質や廃棄物によって汚染されていることを強調します。特に、環境問題や健康に対する影響を考慮する際に使用されることが多いです。
一方、「smoggy」は、特に霧のような煙や汚染物質が空気中に混ざり合い、視界を悪化させる状態を指します。これは通常、都市部や工業地帯で見られる現象です。「polluted」は非常に広範な意味を持ち、さまざまな汚染のタイプに適用可能ですが、「smoggy」は特に視界や空気の質に焦点を当てています。つまり、「polluted」は環境全般の汚染を表すのに対し、「smoggy」はその結果としての見た目や空気の質を強調する単語です。ネイティブスピーカーは、これらの単語を文脈によって使い分け、より具体的な状況を表現します。
The river is heavily polluted due to industrial waste.
その川は工業廃水のためにひどく汚染されています。
The city is often smoggy because of the emissions from factories.
その都市は工場の排出物のためにしばしば霧がかっています。
この場合、「polluted」は川の状態を示し、直接的な汚染を強調していますが、「smoggy」は都市の空気の状態を示しています。文脈によっては両者が置き換えられることもありますが、「smoggy」は特に視覚的な影響を強調しているため、完全には同じニュアンスではありません。
The air in the city is polluted with smoke and chemicals.
その都市の空気は煙や化学物質で汚染されています。
類語・関連語 5 : dusty
「dusty」は、主にほこりがたくさんある状態を表す形容詞です。通常、乾燥した場所や古いもの、使用されていない空間などで見られるほこりを指します。たとえば、本棚や車の中など、ほこりが積もっている場所に使われます。特に視界を悪くするような濃霧や煙の状態を指す「smoggy」とは異なり、「dusty」は物理的なほこりに焦点を当てています。
「smoggy」と「dusty」の違いは、主にその原因や状態にあります。smoggyは、煙や汚染物質が大気中に混ざり合い、視界を悪くする状態を指します。これは通常、都市部や工業地帯で発生することが多いです。一方で、dustyは、単にほこりが存在する状態を表しており、自然環境や建物の内部など、さまざまな場所で見られます。例えば、夏の乾燥した日に道路のほこりが舞い上がるような状況では「dusty」を使いますが、工場の煙が原因で視界が悪くなるときには「smoggy」が適切です。ネイティブスピーカーは、これらの違いを理解し、文脈に応じて使い分けています。
The old library was very dusty, with cobwebs in the corners.
その古い図書館は非常にほこりっぽい状態で、隅にはクモの巣があった。
The city was smoggy after the factory emissions filled the air.
その都市は工場の排出物で空気が満たされて、煙霧に包まれた状態だった。
この例文では、dustyは物理的なほこりの存在を示しており、図書館の古さや使用されていない状態を強調しています。一方で、smoggyは、環境的な要因(工場の排出物)によって生じた視界の悪さを表しており、両者は異なる状況で使われることが分かります。