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prolixの意味・覚え方・発音

prolix

【形】 長たらしい

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/ˈpɹəʊ.lɪks/

prolixの意味・説明

prolixという単語は「冗長な」や「長たらしい」を意味します。この言葉は、特に文章や話が過度に長く、要点が分かりにくくなる場合に使われます。たとえば、情報を伝えたい時に、必要以上に詳細に説明しすぎることで、受け手が興味を失ったり、混乱を招いたりする状況です。このような場合に「prolix」と表現することが適切です。

この単語は、主に書き言葉や正式な文脈で使用されることが多く、特に文学や批評の分野で一般的です。意味合いとしては、説得力や表現の質が求められる際に、言葉数が多いことで逆にメッセージが伝わりにくくなるといったニュアンスがあります。特に、文章が冗長になる傾向がある場合や、説明が長引いた結果、受け手が要点を捉えられなくなるような状況において、そのような特性を示す言葉として使われます。

prolixは、時には批判的なトーンで使われることもあります。この言葉を使うことで、表現が冗長であることを指摘し、もう少し簡潔で洗練されたコミュニケーションが必要だと示唆することができます。要するに、prolixは情報を伝える際の効果的なスタイルを追求する中で、避けるべき過剰さを表す単語なのです。

prolixの基本例文

She is known for her prolix speeches.
彼女は長ったらしいスピーチで知られています。
His writing style is often criticized as prolix.
彼の文章スタイルはしばしば冗長だと批判されています。
The prolix nature of the book made it difficult to read.
その本の冗長さが読みにくさを引き起こしました。

prolixの意味と概念

形容詞

1. 長ったらしい

この意味は、話や文章が無駄に長く、聞き手や読み手にとって疲れるような表現を指します。特に、必要以上に詳細を述べることで、要点がぼやけてしまうことが多いです。長ったらしい表現は、文章やスピーチが退屈に感じられる原因にもなり、しばしばコミュニケーションの効率を低下させます。
The professor's lecture was so prolix that many students lost interest halfway through.
教授の講義は非常に長ったらしかったので、多くの学生は途中で興味を失った。

2. 冗長な

冗長という意味では、必要以上に繰り返しや詳細を含んでいる様子を示します。この場合、情報が簡潔であるべきところで、たくさんの言葉や表現を用いてしまっていることを指します。文章や発表が冗長になると、伝えたいポイントが明確でなくなることがあります。
Her writing tended to be prolix, making it hard for readers to grasp the main idea.
彼女の文章は冗長になりがちで、読者が主旨を理解するのが難しかった。

prolixの覚え方:語源

prolixの語源は、ラテン語の「prolixus」に由来します。この「prolixus」は、「伸びた」という意味を持ち、「pro-」は「前に」や「広がる」、そして「linere」は「滑らせる」という意味から派生しています。つまり、元の意味は「広がった」や「伸びた」といった概念です。この語源から、prolixは主に文や話が無駄に長く、冗長であることを指す形容詞として使われるようになりました。特に文章が冗長である場合に用いられ、余分な詳細が多すぎることが暗示されます。このように、prolixは語源的に「広がり」を持つ言葉であり、表現や内容が無駄に長くなることに関連しています。

語源 pre
語源 pro
前に、 前の
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prolixの類語・関連語

  • verboseという単語は、言葉を多く使いすぎること、つまり冗長であることを意味します。何かを説明する際に、不要な言葉を使いすぎている状態を指します。例:His explanation was verbose.(彼の説明は冗長だった。)
  • wordyという単語は、必要以上に単語を使っていることを意味します。特に、簡潔に述べることができる内容を、長たらしく表現する時に使います。例:Her essay is too wordy.(彼女のエッセイはあまりにも長たらしい。)
  • long-windedという単語は、長くて回りくどい説明や話し方を指します。特に、聞き手や読み手にとって退屈なほど長い内容に使われることが多いです。例:The lecture was long-winded.(その講義は長ったらしかった。)
  • excessiveという単語は、必要以上の、過剰な、という意味です。文章が冗長であれば、必要ない情報が過度に含まれている状態を表現します。例:His excessive detail was unnecessary.(彼の過剰な詳細は不必要だった。)


prolixの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : verbose

単語verboseは、「冗長な」や「長ったらしい」という意味を持ち、特に言葉や文章が必要以上に多いことを指します。この言葉は、説明や表現が過剰で、要点がぼやけてしまうような状況で使われることが多いです。特に、ビジネス文書やスピーチなど、簡潔さが求められる場面で注意が必要な単語です。
単語prolixは、同様に「冗長な」という意味を持ちますが、特に文章や話が非常に長く、要点が分かりにくくなる場合に焦点を当てています。ネイティブスピーカーは、verboseを使うとき、日常会話やカジュアルな文脈を意識することが多く、あまり堅苦しい印象を与えません。一方で、prolixは文学的な文脈や批評的な場面で使われることが多く、よりフォーマルな響きを持ちます。このため、prolixは、文章や話が長すぎて退屈さを感じさせるというニュアンスが強いです。両者は共通する意味を持ちますが、使う場面や目的によって使い分けられます。
The professor's lecture was so verbose that many students lost interest halfway through.
その教授の講義は非常に冗長だったので、多くの学生は途中で興味を失ってしまった。
The professor's lecture was so prolix that many students lost interest halfway through.
その教授の講義は非常に長ったらしいので、多くの学生は途中で興味を失ってしまった。
この2つの文は、いずれも形式的で学術的な文脈において自然に使えるため、verboseprolixは互換性があります。
His email was so verbose that it took me an hour to read it completely.
彼のメールは非常に冗長で、完全に読むのに1時間かかりました。

類語・関連語 2 : wordy

単語wordyは、文章や話が必要以上に長く、冗長であることを指します。特に、簡潔に表現できる内容をわざわざ長くしている様子を表し、言葉をたくさん使っているために意味が伝わりづらくなることが含まれます。wordyな表現は、特に文章を書く際に避けられるべきものとされています。
単語prolixwordyと同様に冗長さを強調しますが、ニュアンスには違いがあります。prolixは、特に長ったらしい説明や詳細が多すぎる文脈で使われ、時には読むのが難しいと感じさせる場合もあります。一方、wordyは、もう少し軽い感じで使われることが多く、長さが気にならない場合でも、単に言葉が多いことを指します。ネイティブは、文章が冗長であることを指摘する際に、wordyを使うことが一般的で、prolixは文学的な文脈や批評的な場面でより好まれることがあります。
His essay was so wordy that I lost track of the main point.
彼のエッセイはあまりにも冗長で、主なポイントを見失ってしまった。
His essay was so prolix that I lost track of the main point.
彼のエッセイはあまりにも長ったらしくて、主なポイントを見失ってしまった。
この文脈では、wordyprolixは互換性がありますが、wordyはもう少し軽い表現として使われることが多く、日常会話や一般的な文章での使用が一般的です。一方で、prolixは、より正式な文脈や批評的な視点で使われることが多いです。

類語・関連語 3 : long-winded

long-winded」は、話や文章が冗長で、要点を伝えるのに必要以上に長くなっていることを指します。特に、つまらなく感じるほどに長ったらしい内容を含む場合に使われます。この単語は、特にスピーチや書き物が聞き手や読み手の興味を失わせるような場合に適用されます。
prolix」も「long-winded」と同様に冗長さを表す言葉ですが、ニュアンスには微妙な違いがあります。「prolix」は主に書き言葉に関連し、内容が詳細すぎて読みづらい場合に使われることが多いです。一方で、「long-winded」は、スピーチや会話においても使用され、口頭表現の冗長さをより強調することがあります。また、「prolix」は、内容が多いことを強調しているのに対し、「long-winded」は、単に長すぎて要点がぼやけている印象を与えます。このため、ネイティブは文脈に応じて使い分けることが多いです。
The professor's lecture was so long-winded that many students started to lose focus.
その教授の講義はあまりにも長ったらしくて、多くの学生が集中力を失い始めた。
The professor's lecture was so prolix that many students started to lose focus.
その教授の講義はあまりにも冗長で、多くの学生が集中力を失い始めた。
この文脈では、「long-winded」と「prolix」は互換性がありますが、ニュアンスが異なります。「long-winded」は話し方が冗長であることに焦点を当てているのに対し、「prolix」はその内容が詳細すぎて要点が伝わりにくいことを強調しています。

類語・関連語 4 : excessive

excessive」は、「過度の」や「過剰な」という意味を持ち、あるものが必要以上に多い、または程度が高すぎることを表します。この言葉は通常、ネガティブなニュアンスを持ち、特に数量や程度に関して使われることが多いです。
prolix」は「冗長な」や「長ったらしい」という意味を持ち、特に文章や話が必要以上に長く、要点が分かりにくくなる様子を指します。「excessive」は一般的に数量や程度に関連して使われるのに対し、「prolix」は主に言語表現に焦点を当てています。つまり、「excessive」は「量」の概念に強調を置くのに対し、「prolix」は「質」や「形式」に関連しており、言葉が冗長であることを強調します。このため、両者は似たような状況で使えることもありますが、文脈によっては明確に使い分ける必要があります。
The report contained excessive details that made it hard to understand the main points.
その報告書には、主なポイントを理解しにくくする過度の詳細が含まれていた。
The report was prolix, making it hard to understand the main points.
その報告書は冗長で、主なポイントを理解しにくくしていた。
この例文では、両方の単語が置き換え可能ですが、ニュアンスには微妙な違いがあります。「excessive」は報告書の詳細が「必要以上に多い」ことを強調していますが、「prolix」はその詳細が「冗長である」ために主なポイントが理解しにくいという点に焦点を当てています。


prolixの覚え方:関連語

Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

prolixの会話例

prolixのビジネス会話例

「prolix」は主にビジネス文書やプレゼンテーションにおいて使用され、冗長で長ったらしい表現を指します。特に、説明や報告が不必要に長くなると、受け手の注意を引くことが難しくなります。この単語は、簡潔さが求められるビジネスシーンでの重要性を強調する際に使われることがあります。

  1. 冗長で長ったらしい表現

意味1: 冗長で長ったらしい表現

この会話では、ビジネスミーティングでのプレゼンテーションが長すぎることについて話しています。プロジェクトの進行状況を報告する際、短く要点をまとめることが求められる中で、冗長性が問題視されています。

【Exapmle 1】
A: I think your presentation was a bit prolix; we could have covered the main points in half the time.
B: あなたのプレゼンテーションは少し冗長だったと思います。主要なポイントは半分の時間で説明できたはずです。
B: That's true, but I wanted to ensure everyone understood the details.
A: それは確かにそうですが、みんなが詳細を理解するために時間をかけたかったのです。

【Exapmle 2】

A: The report was unnecessarily prolix; it made it hard to identify the key findings.
B: その報告書は冗長でした。重要な発見を見つけるのが難しかったです。
B: Maybe we should suggest a more concise format next time.
A: 次回は、より簡潔なフォーマットを提案すべきかもしれませんね。

【Exapmle 3】

A: I really appreciate your effort, but the document is a bit prolix.
B: あなたの努力には感謝しますが、その文書は少し冗長ですね。
B: I'll revise it to make it more straightforward.
A: より明確にするために修正します。

prolixのいろいろな使用例

形容詞

1. 退屈で長い(tediously prolonged)

説明

prolixという形容詞は、冗長で長たらしい表現や記述に対して使用されます。この文脈では、話し手または書き手が必要以上に詳細に説明するため、聞き手や読み手が退屈を感じやすくなります。特に文章や講義で不必要に長くなる場合に多く使われる言葉です。
His prolix speech made the audience lose interest.
彼の冗長なスピーチは聴衆の興味を失わせた。
  • prolix explanation - 冗長な説明
  • prolix comments - 冗長なコメント
  • prolix narrative - 冗長な物語
  • prolix writing - 冗長な文章
  • prolix lecture - 冗長な講義
  • prolix report - 冗長な報告
  • prolix style - 冗長なスタイル
  • prolix presentation - 冗長なプレゼンテーション
  • prolix dialogue - 冗長な対話
  • prolix article - 冗長な記事

別の視点からの説明

prolixは、言葉が多くて要点を失う様子を示します。このような表現は、特に学術論文やビジネス文書など、明確さが求められる場面では好ましくないとされます。言語の簡潔性が重要とされる状況でこの単語が使われやすいのが特徴です。
The prolix nature of the document made it difficult to understand.
その文書の冗長な性質により、理解が難しくなった。
  • prolix prose - 冗長な散文
  • prolix discussion - 冗長な議論
  • prolix argument - 冗長な議論
  • prolix correspondence - 冗長なやり取り
  • prolix disclaimer - 冗長な免責事項
  • prolix proposal - 冗長な提案
  • prolix introduction - 冗長な序論
  • prolix summary - 冗長な要約
  • prolix feedback - 冗長なフィードバック
  • prolix summary report - 冗長な要約報告

2. 長々とした話し方(tending to speak or write at great length)

説明

この分類では、話し方や書き方が特に長くなる傾向に焦点を当てます。prolixな表現は、情報量が多ければ良いというわけではなく、適度な長さや明瞭さを欠くことが多いです。人と話すときにも、prolixさがあると相手を疲れさせることがあるため注意が必要です。
Her prolix manner of speaking often bores her friends.
彼女の冗長な話し方は友人たちをしばしば退屈させる。
  • prolix storytelling - 冗長な物語の語り
  • prolix conversation - 冗長な会話
  • prolix confession - 冗長な告白
  • prolix speech patterns - 冗長な話し方のパターン
  • prolix delivery - 冗長な話し方の配信
  • prolix elaboration - 冗長な詳述
  • prolix commentary - 冗長な解説
  • prolix oration - 冗長な演説
  • prolix rhetoric - 冗長な修辞法
  • prolix affirmation - 冗長な確認

その他

日常会話では、prolixという言葉はあまり使われませんが、特定の状況で長く述べることを批判する際などに登場します。特にビジネスや教育の場において、効果的なコミュニケーションを求められる場面では避けられる表現です。
Avoid being prolix in your reports for better clarity.
より良い明確さのために、報告では冗長にならないようにしましょう。
  • avoid prolixity - 冗長さを避ける
  • keep it less prolix - 冗長さを少なく保つ
  • be concise, not prolix - 簡潔に、冗長ではないように
  • minimize prolix expression - 冗長な表現を最小限にする
  • teach against being prolix - 冗長にならないように教える