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verboseの意味・覚え方・発音

verbose

【形】 話が長い、詳細な

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verboseの意味・説明

verboseという単語は「言葉数が多い」や「冗長な」という意味です。この言葉は、特に文章や発言が必要以上に長く、つまり情報が過剰に含まれている場合に使われます。簡潔でない表現や、意図せずに相手を混乱させてしまうような内容に対して使われることが多いです。

このように、verboseは一般に、表現が無駄に長いことを指摘する際に用いられます。例えば、スピーチやエッセイにおいて、要点を伝えるのに必要以上に詳細や説明が多ければ、それは「verbose」とされます。コミュニケーションにおいては、明確に必要な情報だけを提供することが重要ですので、この言葉は注意喚起の意味を持つこともあります。

日常会話や書き言葉の中で、この単語は他者の表現について批評する際によく見られます。また、読書やライティングにおいて、自分自身の表現がverboseになっていないかを意識することも大切です。冗長な表現を避け、要点を押さえたクリアなコミュニケーションを目指すことが求められます。

verboseの基本例文

Her writing style is too verbose.
彼女の文章はあまりにも冗長です。
The report was criticized for being too verbose and unclear.
レポートは冗長でわかりにくいと批判されました。
The speaker was being verbose and lost the audience's attention.
話し手は長ったらしくて、聴衆の注意を引きつけられませんでした。

verboseの意味と概念

形容詞

1. 過剰な言葉を使う

「verbose」は、必要以上に言葉を使い、冗長な表現をすることを指します。この言葉は特に、書き物や会話で情報を伝える際に、シンプルな表現を避けてしまう場合に使われます。例えば、文章の内容が分かりにくくなったり、読み手が理解しにくくなったりする状況を表します。
His verbose explanation confused the audience more than it helped.
彼の冗長な説明は、聴衆を更に混乱させただけだった。

2. 冗長な

同様に「verbose」は、特に必要ない情報が多く含まれている場合にも使われます。この意味では、簡潔さが求められるビジネスやアカデミックな文脈で、冗長な表現を避けるように注意が必要です。簡潔に情報を伝えることが効果的な場合には、「verbose」は避けたい言葉となります。
The report was too verbose and took longer to read than necessary.
その報告書は冗長すぎて、読むのに必要以上の時間がかかった。

verboseの覚え方:語源

verboseの語源は、ラテン語の「verbosus」に由来しています。この言葉は「verbum」という「言葉」を意味する名詞に接尾辞「-osus」がついた形です。接尾辞「-osus」は、特定の特性や性質を持つことを示すものです。したがって、verbosusは「言葉が多い」または「言葉によって特徴づけられる」という意味を持っています。

英語に取り入れられた際、verboseは「余計な言葉が多い」というニュアンスで使われるようになりました。つまり、情報を伝える際に冗長であること、あるいは言葉が過剰であることを示す形容詞として定着したのです。この語の歴史を考えると、その背景には、簡潔さよりも詳細を重視する言語使用があったことが伺えます。現在では、主に文書や会話において、必要以上に言葉を使うことを指摘する際に使われる言葉となっています。

verboseの類語・関連語

  • talkativeという単語は、特に人が非常におしゃべりである状態を表します。ちょっとおおげさですが、友達同士での楽しい会話に使われることが多いです。例えば、'She is very talkative.'(彼女はとてもおしゃべりです)。
  • chattyという単語は、気軽な会話を楽しむ人に使われます。友人同士の楽しいおしゃべりに適しており、あまり堅苦しくない場面に使われます。例文としては、'He is quite chatty during lunch.'(彼はランチの時、結構おしゃべりです)。
  • loquaciousという単語は、非常に話好きな人を文学的に表現する言葉です。フォーマルな場面で使われることが多く、注意深く選ばれた言葉で会話をする方に向いています。例文では、'The loquacious professor entertained us with stories.'(おしゃべりな教授は私たちを物語で楽しませてくれました)。
  • garrulousという単語は、退屈なほどにおしゃべりな状態を指します。特に同じことを繰り返したり、重要でないことを延々と話す際に使われます。例文としては、'The garrulous man went on about his travels.'(おしゃべりな男は彼の旅行についてずっと話し続けました)。
  • wordyという単語は、言葉が多すぎて、必要以上に冗長であることを指します。特に文章やスピーチなど、簡潔でない時に使います。例文は、'His essay was too wordy for my taste.'(彼のエッセイは私の好みには冗長すぎました)。


verboseの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : talkative

単語talkativeは、「おしゃべりな」や「よく話す」という意味を持ち、主に人の性格や行動を指します。特に、他人と話すことを好む人や、会話を楽しむ人に対して使われます。日常会話の中でよく使われる表現であり、ポジティブなニュアンスを持つことが多いです。
一方、verboseは「冗長な」や「無駄に長い」という意味で、特に文章やスピーチに関して使われます。verboseはその内容が必要以上に長く、要点がわかりにくいという否定的なニュアンスを含むことが多いです。したがって、talkativeは人の性格に関連し、友好的で社交的なイメージを持ちますが、verboseは話や文章の質に焦点を当てており、過剰な情報提供を批判する際に使われることが一般的です。
She is very talkative, always sharing stories with her friends.
彼女はとてもおしゃべりで、友達といつも話を共有しています。
The report was verbose, filled with unnecessary details.
その報告書は冗長で、不要な詳細がいっぱいでした。
この文脈では、talkativeは人の性格を表し、社交的な側面を強調しますが、verboseは文章の質に関する批判を含んでいます。したがって、両者は同じ文脈で使用できないことが分かります。
He is very talkative, especially during meetings.
彼は特に会議中によく話すおしゃべりな人です。

類語・関連語 2 : chatty

chatty」は、話好きでおしゃべりな様子を表す言葉です。友人や知人と楽しく会話をする際によく使われ、カジュアルなニュアンスを持っています。この単語は、あまり堅苦しくなく、リラックスした雰囲気の中で使われることが多いです。
verbose」は、言葉数が多いことを表し、しばしば冗長さを含む意味合いがあります。つまり、必要以上に詳しく説明することを指すため、あまり好意的に受け取られないことがあります。一方で「chatty」は、ポジティブな意味合いで使われることが多く、楽しい会話を楽しむことを示します。この違いにより、ネイティブスピーカーは文脈に応じて使い分けます。
She is very chatty during our coffee breaks, always sharing interesting stories.
彼女はコーヒーブレイクの間、とてもおしゃべりで、いつも面白い話を共有します。
She is very verbose during our coffee breaks, always sharing interesting stories.
彼女はコーヒーブレイクの間、とても冗長で、いつも面白い話を共有します。
この場合、「chatty」と「verbose」はどちらも使えますが、ニュアンスが異なります。「chatty」は楽しいおしゃべりを強調し、ポジティブな印象を与えるのに対し、「verbose」は言葉が多すぎるというやや批判的な意味合いを持ちます。
He can be quite chatty when he gets excited about a topic.
彼はある話題に興奮すると、とてもおしゃべりになります。

類語・関連語 3 : loquacious

loquacious」は「おしゃべりな」、「話好きな」という意味を持つ形容詞です。この言葉は、非常に多くの言葉を使って話す人や、会話を楽しむ人に対して使われます。一般的に、loquaciousはポジティブなニュアンスを持ち、社交的であることを表現する際に用いられます。
verbose」と「loquacious」はどちらも「言葉が多い」という意味合いがありますが、ニュアンスには違いがあります。「verbose」は特に文章や話の中で必要以上に言葉が多く、冗長であることを指し、時にはネガティブな印象を与えます。一方、「loquacious」は、話すことに対する楽しさや自由さを強調し、話し手の性格的な特長として捉えられます。つまり、verboseは内容の無駄を指摘することが多いのに対し、loquaciousはその人の社交性やおしゃべり好きな性格を評価する言葉です。このため、使う場面によってどちらを選ぶかが重要です。
The loquacious professor kept the students engaged with his endless stories.
そのおしゃべりな教授は、彼の終わりのない話で学生たちを引きつけました。
The verbose professor kept the students engaged with his endless stories.
その冗長な教授は、彼の終わりのない話で学生たちを引きつけました。
この文脈では、loquaciousverbose は同じように使うことができ、どちらも話が多いことを示しています。ただし、loquaciousは話の楽しさを強調し、verboseは冗長さを指摘するニュアンスが強いです。
She is known for being loquacious, always sharing interesting anecdotes.
彼女はおしゃべり好きで、常に興味深い逸話を共有することで知られています。

類語・関連語 4 : garrulous

garrulous」は、特に無駄に長く、話好きであることを指す形容詞です。主に、会話や書き言葉において必要以上に多くの言葉を使うことを意味します。この単語は、話の内容があまり重要でない場合にも使われることがあり、しばしば軽蔑的なニュアンスを持つことがあります。
verbose」は、情報を伝える際に必要以上に言葉を多く使うことを示す形容詞ですが、特に文章や書き言葉に対して使われることが多いです。ネイティブスピーカーは、「garrulous」が多くの場合、会話における話し方に関連しているのに対し、「verbose」は書き言葉における冗長さを強調する傾向があると感じています。したがって、「garrulous」はより口語的で、軽い冗談や社交的な場面で使われることが多いのに対し、「verbose」は学術的や公式な文書での冗長さを指摘する際によく使われます。
The garrulous old man shared stories from his youth that seemed to go on forever.
そのおしゃべりなおじいさんは、青春の話を延々と語り続けた。
The verbose report included unnecessary details that made it hard to understand the main points.
その冗長なレポートには、主要なポイントを理解しにくくする不要な詳細が含まれていた。
この例文からもわかるように、「garrulous」は特に人の話し方に関連し、会話の中での冗長さを表現しています。一方で「verbose」は文章における冗長さに焦点を当てています。そのため、両者は異なる文脈で使われ、置換が自然ではありません。

類語・関連語 5 : wordy

wordy」は、冗長で無駄に長い表現を指す形容詞で、特に文章やスピーチにおいて必要以上に多くの言葉を使っている場合に使われます。この単語は、情報が過剰に伝えられている場合や、要点を明確にしない文章に使われることが一般的です。特に、クリアで簡潔なコミュニケーションが求められる場面では避けられるべき表現です。
verbose」と「wordy」は、どちらも冗長さを示す言葉ですが、ニュアンスに微妙な違いがあります。「verbose」は、特に書き言葉において使われることが多く、説明が過剰であることを強調します。一方、「wordy」は、口語でも書き言葉でも使われることがあり、一般的に言葉が多すぎることに対する批判的なニュアンスが含まれます。ネイティブスピーカーは、文章が必要以上に長くなり、主旨が分かりにくくなる場合に「wordy」を使うことが多いです。また、「verbose」は、特に学術的な文書や技術的な文章で、不要に詳細な説明がされているときに使われます。
The report was very wordy, making it hard to find the main points.
その報告書は非常に冗長で、主なポイントを見つけるのが難しかった。
The report was very verbose, making it hard to find the main points.
その報告書は非常に冗長で、主なポイントを見つけるのが難しかった。
この場合、両方の単語は置換可能であり、同じ文脈で自然に使われます。「wordy」も「verbose」も、冗長さを指摘する際に適切な表現です。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

verboseのいろいろな使用例

形容詞

1. 言葉を多く使う(冗長な表現)

説明

この語は、コミュニケーションにおいて言葉を過剰に使用することを指します。特に、意図する内容を伝えるために必要以上に言葉を消費する場合に使われます。場合によっては、聞き手にとって分かりづらくなることもあります。
The speaker was so verbose that many lost track of the main point.
そのスピーカーは、あまりにも冗長だったため、多くの人が主旨を見失った。
  • verbose explanation - 冗長な説明
  • verbose response - 冗長な返答
  • verbose writing - 冗長な執筆
  • verbose instructions - 冗長な指示
  • verbose report - 冗長な報告
  • verbose discussion - 冗長な議論
  • verbose style - 冗長なスタイル
  • verbose presentation - 冗長なプレゼンテーション
  • verbose answer - 冗長な回答
  • verbose commentary - 冗長な解説

その他の表現

迷惑なほど冗長な場合や、あまりにも詳しすぎる文脈で使われます。他者に理解されにくい内容・説明が多くなると、論点がぼやけることもあります。
The verbose nature of the text made it difficult to comprehend.
その文書の冗長な性質により、理解するのが難しかった。
  • verbose narrative - 冗長な物語
  • verbose monologue - 冗長な独白
  • verbose feedback - 冗長なフィードバック
  • verbose dialogue - 冗長な対話
  • verbose argument - 冗長な議論
  • verbose analysis - 冗長な分析
  • verbose outline - 冗長なアウトライン
  • verbose protocol - 冗長なプロトコル
  • verbose email - 冗長なメール
  • verbose message - 冗長なメッセージ

2. 不要な詳細を含む

説明

この意味合いでは、必要以上に詳細な情報を含んでいる場合を指します。必要な情報があれば十分なのに、あえて多くの詳細を語ることで、意図がぼやけたり、要点がぼやけてしまうことがあります。
He often delivers verbose speeches full of unnecessary details.
彼はしばしば、不要な詳細に満ちた冗長なスピーチを行う。
  • verbose narrative - 冗長な語り
  • verbose documentation - 冗長な文書
  • verbose commentary - 冗長な解説
  • verbose summary - 冗長な要約
  • verbose explanation - 冗長な説明
  • verbose review - 冗長なレビュー
  • verbose analysis - 冗長な分析
  • verbose description - 冗長な記述
  • verbose policy - 冗長な方針
  • verbose advertisement - 冗長な広告

3. 形式的な言葉遣い

説明

この分類では、形式的で余計な言葉を使用することを示します。無駄に格式ばった表現が多く使われることで、シンプルなコミュニケーションが損なわれる場合があります。
The verbose language in the document made it sound overly formal.
文書の冗長な言語は、あまりにも形式的に響いた。
  • verbose regulations - 冗長な規則
  • verbose protocols - 冗長なプロトコル
  • verbose contracts - 冗長な契約
  • verbose announcements - 冗長な発表
  • verbose invitations - 冗長な招待状
  • verbose correspondence - 冗長な通信
  • verbose agreements - 冗長な合意
  • verbose disclaimers - 冗長な免責事項
  • verbose memos - 冗長なメモ
  • verbose applications - 冗長な申請書

4. 不要な自己主張

説明

この意味では、自己を過剰に主張するその様子を指し、特に、自分の意見や考え方を伝える際に冗長さがある場合を指します。代わりに、簡潔で効率的な表現が望まれます。
Her verbose style often overshadowed the value of her insights.
彼女の冗長なスタイルは、彼女の洞察の価値をしばしば覆い隠した。
  • verbose claims - 冗長な主張
  • verbose arguments - 冗長な議論
  • verbose assertions - 冗長な主張
  • verbose opinions - 冗長な意見
  • verbose justifications - 冗長な理由付け
  • verbose proposals - 冗長な提案
  • verbose conclusions - 冗長な結論
  • verbose motivations - 冗長な動機
  • verbose defenses - 冗長な防御
  • verbose evaluations - 冗長な評価

英英和

  • using or containing too many words; "long-winded (or windy) speakers"; "verbose and ineffective instructional methods"; "newspapers of the day printed long wordy editorials"; "proceedings were delayed by wordy disputes"あまりに多くの単語を使用するか、含むさま冗長