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postludeの意味・覚え方・発音

postlude

【名】 後奏曲

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/ˈpəʊstluːd/

postludeの意味・説明

postludeという単語は「後奏」や「後記」を意味します。この言葉は、主に音楽や文学の文脈で用いられます。音楽においては、演奏の終わりに行われる楽曲の部分を指し、特にクラシック音楽でよく見られます。ポストリュードは、曲の特徴や雰囲気を強調することがあり、演奏会の締めくくりとしてよく使われます。

文芸の世界でも、この言葉は使用され、作品の終わりや結論を示す部分を指します。特に、小説や詩の最後にあたる部分で、著者が考えや気持ちをまとめることがあります。このような後記や後奏は、読者や聴衆に対して深いメッセージを伝える役割を果たします。

postludeは比較的特定の文脈でのみ使われるため、日常的な会話ではあまり見かけませんが、音楽や文学に関心のある場面では意味を理解しておくことが重要です。そのため、音楽鑑賞や文学作品の分析において、postludeの持つニュアンスを知ることで、より豊かな体験が期待できるでしょう。

postludeの基本例文

The postlude lasted only a few minutes.
ポストルードは数分間しか続きませんでした。
The postlude to the play was a song by the actors.
芝居のポストルードは俳優たちによる歌でした。
The postlude was a beautiful ending to the concert.
ポストルードはそのコンサートの美しいエンディングでした。

postludeの意味と概念

名詞

1. 終曲

ポストリュードは、特に宗教的なサービスの後に演奏される楽曲として理解されます。この曲は儀式を締めくくる役割を果たし、参加者に深い感情や思索を促すことがあります。ポストリュードは、礼拝や式典の終わりを告げる優雅な響きを持ち、参加者に心の平和をもたらすことが意図されています。
The organist played a beautiful postlude after the wedding ceremony.
結婚式の後、オルガニストは美しい終曲を演奏した。

2. 終わりの音楽

ポストリュードは、特に教会のミサや儀式の終わりを飾る音楽として重要です。この音楽は、参加者が礼拝の余韻に浸る時間を提供し、心に残る感動的な体験を強調します。ポストリュードは通常、穏やかで和やかなメロディを持ち、聴衆に静かな感情を与えることが多いです。
As the congregation exited, a gentle postlude filled the air.
会衆が退場する中、穏やかな終わりの音楽が空気を満たした。

postludeの覚え方:語源

postludeの語源は、ラテン語の「post」および「ludere」に由来します。「post」は「後」という意味で、「ludere」は「遊ぶ」という意味です。これらの語を組み合わせることで、「後に遊ぶ」という意味になります。この言葉は、特に音楽や文学の文脈で使われることが多く、作品の終わりに付け加えられる部分や、結びの部分を指します。特に、音楽の演奏や礼拝の終了後に演奏される楽曲を指し、作品の締めくくりとしての役割を果たします。このように、postludeは何かの終わりを象徴する重要な要素として発展してきました。

postludeの類語・関連語

  • epilogueという単語は、物語や演劇の最後に付け加えられる部分を指します。この単語は、物事の終わりや結果を示す際に使われ、特に文学作品において使われることが多いです。例えば、「The epilogue reveals the fate of the characters.(エピローグは登場人物の運命を明らかにします。)」といった具合です。
  • afterwordという単語は、書籍の後に付加される解説や作者の言葉を指します。これは主に書籍における終わりの部分で、読者に対するメッセージや思いを伝えるために使われます。例として「The afterword provides insight into the author’s thoughts.(アフターワードは著者の思いについての洞察を提供します。)」という使い方があります。
  • codaという単語は、音楽や文章の後に付け加えられる要素で、特に締めくくりやまとめの役割を果たします。音楽では特に、作品の終息に向かう部分を指すことが多いです。例として「The coda brings a satisfying conclusion to the piece.(コーダはその作品に満足のいく結論をもたらします。)」があります。
  • closerという単語は、特定の状況やイベントを締めくくるために使用される言葉で、カジュアルな会話やビジネスシーンで使われます。より一般的な用語として、何かを終わらせることを示します。例えば「He gave a great closer at the end of the meeting.(彼は会議の最後に素晴らしい締めの言葉を述べた。)」という例があります。
  • conclusionという単語は、論文や議論の最終的な部分を指し、論理的に全体をまとめる役割を持ちます。一般的に、何かを総括する際に使用されます。例として「The conclusion summarizes the main points of the essay.(結論はエッセイの主な点を要約します。)」というふうに用いられます。


postludeの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : epilogue

類義語epilogueは、主に文学作品や劇の最後に付け加えられる部分を指し、物語の結末や登場人物のその後を説明する役割を果たします。読者に余韻を残し、物語のテーマを強調するために使用されます。
対してpostludeは、音楽の分野でよく使われる用語で、特に楽曲の終わりに演奏される短い楽曲やパートを指します。音楽のコンサートや礼拝などで、演奏後の余韻を楽しむために用意されることが多いです。両者は「後に続くもの」という共通点がありますが、epilogueは文学的な文脈での結末を示し、postludeは音楽的な余韻を意味するため、使用される場面が異なります。ネイティブはこのように文脈によって使い分けており、言葉が持つ特定のニュアンスを大切にしています。
After the main story concluded, the author included an epilogue to provide closure for the characters.
物語の主な部分が終わった後、著者は登場人物たちに結末を提供するためにエピローグを含めました。
After the main performance, the conductor played a postlude to leave the audience with a sense of peace.
主な演奏が終わった後、指揮者は観客に安らぎを与えるためにポストルードを演奏しました。
この場合、epiloguepostludeは異なる文脈で使われているため、互換性はありません。それぞれが特定の形式や場面に特化しているため、適切な文脈で使い分けることが重要です。
The author wrote a touching epilogue that reflected on the main themes of the story.
著者は物語の主要なテーマを反映した感動的なエピローグを書きました。

類語・関連語 2 : afterword

単語afterwordは、主に書籍や文書の最後に付け加えられる部分を指し、著者や編者が内容についての補足や感謝の意を表すために用いられます。この部分は、本文とは別に位置し、読者に向けたメッセージや反省が含まれることが多いです。特に文学作品や学術書において、結論や要約とは異なる独自の視点を提供することが特徴です。
一方、単語postludeは、主に音楽や演劇の文脈で使われることが多く、特に演奏や劇の終わりに続く部分、またはその後の余韻を指します。通常、物語の結末や演奏の終わりを強調したり、観客に長く記憶に残る印象を与えるための要素として機能します。ネイティブスピーカーは、afterwordが文章や本に関連しているのに対し、postludeが音楽やパフォーマンスに関連しているという明確な使い分けを意識しています。
The author included an insightful afterword that reflected on the themes of the book.
著者は本のテーマについて考察した洞察に満ちた後書きを含めました。
The performance concluded with a beautiful postlude that left the audience in awe.
その演奏は観客を感嘆させる美しい後奏で締めくくられました。
この二つの文は、それぞれの文脈で使われる言葉が異なりますが、どちらも作品やパフォーマンスの終わりを強調する点で共通しています。afterwordは主に書籍に関連し、作者の意図や感謝を伝える役割を果たしますが、postludeは音楽や演劇の文脈で余韻や印象を与えるために使われるため、置換が自然ではありません。

類語・関連語 3 : coda

coda」は、音楽や文学などの作品の最後に付け加えられる部分を指し、全体の内容を締めくくる役割を持ちます。この言葉は、特に音楽の文脈で使われることが多く、楽曲の結末を象徴する部分を示します。また、比喩的に、出来事や物語の終わりを表す際にも使われます。
postlude」と「coda」はどちらも終わりを示す言葉ですが、ニュアンスには違いがあります。「postlude」は主に音楽の文脈で使用され、特に演奏会や礼拝の後に演奏される楽曲を指します。一方、「coda」は、より広範な文脈で使われ、音楽だけでなく、文学や映画などの作品における締めくくり部分を指します。また、「coda」は、物語の結末やテーマの要約的な役割も果たすことがあり、より抽象的な概念を含むことがあります。つまり、postludeは特定の状況で使われるのに対し、codaは多目的に使われる言葉と言えます。
The symphony concluded with a beautiful coda that left the audience in awe.
その交響曲は、美しいcodaで締めくくられ、観客は感動しました。
The symphony concluded with a beautiful postlude that left the audience in awe.
その交響曲は、美しいpostludeで締めくくられ、観客は感動しました。
この例文では、「coda」と「postlude」はどちらも自然に置き換え可能です。両方の言葉が音楽の終わりを示し、観客の感情に焦点を当てていますが、postludeは特に宗教的な文脈や演奏会の後に使われることが多い点に注意が必要です。

類語・関連語 4 : closer

単語closerは、物理的または心理的に「近い」という意味を持つ形容詞で、何かが他のものに接近することを示します。また、比喩的に物事の終わりや結びつきを示すこともあります。音楽や文学では、物語や作品の締めくくりを意味することもあり、特にフィナーレや結論に関連します。
一方でpostludeは、特に音楽や宗教的な儀式において使用される用語で、演奏や儀式の後に行われる楽曲やセリフを指します。つまり、postludeは特定の文脈での「後の演奏」というニュアンスを持つため、より限られた状況で使われます。ネイティブスピーカーは、closerを一般的な会話や物事の結末に使う一方で、postludeは特に音楽や儀式に限定して使うことで、言葉の使い方に明確な違いを持っています。
The concert ended with a beautiful closer that left everyone in awe.
コンサートは、皆を感動させる美しいcloserで終わった。
The ceremony concluded with a solemn postlude that resonated in the hall.
儀式は、ホールに響く厳かなpostludeで締めくくられた。
ここでは、closerが一般的な文脈での結びつきを示すのに対し、postludeは特定の儀式や音楽の後に行われる特別な演奏を指しているため、置換はできません。

類語・関連語 5 : conclusion

単語conclusionは、ある事柄の終わりやまとめ、結論を指します。特に、議論や研究の結果としての最終的な判断や結論を示す際に使われることが多いです。文章や発表の最後に、主なポイントを整理して伝えるために用いられます。
一方で、単語postludeは、主に音楽や文学に関連して、作品の終わりに付加される部分や後奏を指します。したがって、両者の使用場面は異なります。ネイティブスピーカーは、conclusionを日常的な会話や文章で広く使う一方、postludeは特定の文脈で、特に芸術や文化に関する話題で使われることが多いです。つまり、conclusionは一般的な終わりを表すのに対し、postludeは特定の形式やスタイルを持った終わりを意味します。
The speaker wrapped up the presentation with a strong conclusion.
スピーカーは強い結論でプレゼンテーションを締めくくりました。
The composer ended the symphony with a beautiful postlude.
作曲家は美しい後奏で交響曲を終えました。
この二つの例文は、それぞれの単語が持つ意味の違いを示しています。conclusionは一般的な言葉で、プレゼンテーションや議論の終了を示すのに対し、postludeは特に音楽や文学に関連した特定の終わりを指しています。このため、文脈によっては置換可能ですが、内容によっては不適切になることもあります。


postludeの覚え方:関連語

Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

postludeのいろいろな使用例

名詞

1. 宗教的なサービスの終わりに伴う音楽や演奏

教会の儀式

postludeは宗教的なサービスの最後に演奏される楽曲を指します。この楽曲は通常、礼拝が終了した後、参加者が教会を出る際に流されます。また、信者にとってこの音楽は終わりの余韻を楽しむ時間でもあります。
The postlude played beautifully, leaving the congregation in a reflective mood.
演奏されたポストルードは美しく、信者たちを思索的な気分にさせた。
  • postlude music - ポストルード音楽
  • instrumental postlude - インストゥルメンタル・ポストルード
  • organ postlude - オルガンのポストルード
  • sacred postlude - 神聖なポストルード
  • postlude performance - ポストルードの演奏
  • joyful postlude - 喜びに満ちたポストルード
  • choral postlude - 合唱によるポストルード
  • solemn postlude - 厳粛なポストルード
  • celebratory postlude - 祝祭的なポストルード
  • postlude composition - ポストルードの作曲

2. 音楽作品の一部としての役割

締めくくりの演奏

postludeは音楽作品やコンサートの最後に演奏されるセクションを指すこともあります。このセクションは全体のフィナーレとして、聴衆に強い印象を与える役割を果たします。
The postlude concluded the concert on a high note.
ポストルードがコンサートを高揚感のある形で締めくくった。
  • concert postlude - コンサートのポストルード
  • dramatic postlude - 劇的なポストルード
  • lyrical postlude - 歌的なポストルード
  • festive postlude - お祭りのようなポストルード
  • orchestral postlude - オーケストラによるポストルード
  • reflective postlude - 反省を促すポストルード
  • thematic postlude - テーマに基づくポストルード
  • elegant postlude - 優雅なポストルード
  • meditative postlude - 瞑想的なポストルード
  • dynamic postlude - ダイナミックなポストルード