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jaundiceの意味・覚え方・発音

jaundice

【名】 黄疸

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/ˈdʒɔːndɪs/

jaundiceの意味・説明

jaundiceという単語は「黄疸」や「皮膚や眼球の黄色化」を意味します。主に医療の文脈で用いられるこの言葉は、ビリルビンという物質が体内に異常に蓄積されることによって起こります。この状態は肝臓や胆道の病気、または赤血球の異常に関連していることがあります。

jaundiceは、皮膚や目の白い部分が黄色くなるだけでなく、尿や便の色にも変化が見られることがあります。この症状は、体内のビリルビンの代謝に問題が生じていることを示唆しています。そのため、病気の診断や進行度チェックの一環として重要な指標となります。

使用される文脈としては、医療に関する話題、特に肝臓の健康や病気に関連した説明の中で見られます。また、学術的な文献や患者に対する説明の際にも頻繁に用いられます。つまり、jaundiceは単なる症状の名前ではなく、さまざまな健康状態の診断や理解に役立つ重要な概念です。

jaundiceの基本例文

She had jaundice, but she recovered quickly.
彼女は黄疸を患っていましたが、回復が早かった。
His jaundice caused his skin to turn yellow.
彼の黄疸は彼の皮膚を黄色くした。
The baby had jaundice and needed medical attention.
赤ちゃんは黄疸を患っており、医療に必要でした。

jaundiceの意味と概念

名詞

1. 黄疸

黄疸は皮膚や目の白い部分が黄色くなる症状で、血液中に胆汁色素(ビリルビン)が蓄積することによって引き起こされます。この症状は、胆石、肝炎、貧血などの疾患の兆候となることがあります。黄疸が出ている場合は、内科的な診察が必要です。
The patient was diagnosed with jaundice after the doctor noticed the yellowing of his skin and eyes.
医者が彼の皮膚や目の黄色みを見て、患者は黄疸と診断された。

2. 苦味や荒々しさ

この意味では、物事や人の性質が持つ苦味や厳しさを指します。特に、何らかのストレスや困難に対する否定的な反応や対応が、「黄疸」のように辛辣であることを示すことがあります。例えば、会話中のトーンが厳しい場合などです。
His jaundice attitude made it difficult for others to approach him comfortably.
彼の苦い態度は、他の人々が快適に近づくのを難しくした。

動詞

1. 悪影響を与える

この意味では、jaundiceは見えない状態や視点に対して悪影響を及ぼすことを指します。たとえば、偏見や先入観によって人や物事を歪めて見ることです。このような状況では、物事の本質が理解されず、誤った判断が行われることが多いです。
His cynical view of the world seemed to jaundice his understanding of people's intentions.
彼の皮肉な世界観は、人々の意図を理解するのに悪影響を与えているようだった。

jaundiceの覚え方:語源

jaundiceの語源は、フランス語の「jaunisse」から来ています。このフランス語は「黄」を意味する「jaune」という言葉に由来しています。最初は「jaunisse」は単に「黄変」や「黄色」を指し示す言葉でしたが、次第に特定の病状を表すようになりました。医学的には、体内のビリルビン濃度が異常に高くなり、皮膚や眼球が黄色くなる状態を指します。この変色が「黄」を意味する言葉と結びついた結果、jaundiceという医学用語が成立しました。英語では、16世紀にフランスから伝わり、その形が少し変わって現代の形になりました。この語の発展は、色が健康状態に与える影響を示す興味深い例です。

jaundiceの類語・関連語

  • hyperbilirubinemiaという単語は、血中のビリルビン濃度が高い状態を指し、jaundiceの医学的な原因を表します。こちらも専門用語で、病状の説明に使います。例:The patient has hyperbilirubinemia.(その患者は高ビリルビン血症です。)
  • yellowingという単語は、物や肌が黄色くなる状態を表します。jaundiceは病気としての意味が強いのに対し、yellowingは一般的な現象を示す言葉として使います。例:The paper is showing yellowing.(その紙は黄色くなっています。)
  • sallowという単語は、特に肌が病気によって病的に黄色くなることを指します。jaundiceは全体的な病態を示すのに対して、sallowは色の状態に焦点を当てています。例:He looks sallow today.(彼は今日、病的に黄色い顔をしています。)
  • bilirubinという単語は、肝臓で生成される色素で、jaundiceの原因になります。jaundiceが症状を指すのに対し、bilirubinはそのメカニズムを指す言葉です。例:She has high bilirubin levels.(彼女はビリルビン値が高いです。)


jaundiceの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : hyperbilirubinemia

hyperbilirubinemia」は、血中のビリルビン濃度が異常に高くなる状態を指します。ビリルビンは赤血球の分解によって生成される黄色い色素で、肝臓で処理されます。この状態が進行すると、皮膚や白目が黄色くなる黄疸(jaundice)の症状が現れることがあります。
jaundice」と「hyperbilirubinemia」は、いずれもビリルビンに関連する症状ですが、意味合いには違いがあります。jaundiceは主に視覚的な症状、つまり皮膚や目の黄染を指し、患者が実際に目にすることができるまさにその症状を表します。一方で、hyperbilirubinemiaは、血液中のビリルビンの濃度に関する医学的な指標であり、必ずしも目に見える症状として現れるわけではありません。このため、医療の現場では、血液検査の結果として得られるhyperbilirubinemiaが診断に用いられ、そこから患者に現れる症状としてjaundiceが確認されることが多いです。
The patient was diagnosed with hyperbilirubinemia after the blood tests showed elevated bilirubin levels.
患者は血液検査でビリルビン値が上昇していることが確認され、高ビリルビン血症と診断されました。
The patient presented with jaundice, which indicated a potential liver issue.
患者は黄疸を示しており、肝臓の問題が考えられました。
この場合、hyperbilirubinemiajaundiceは、同じ状況を異なる観点から表現しています。血液検査での測定結果としてのhyperbilirubinemiaと、視覚的な症状としてのjaundiceは、相互に関連していますが、使われる文脈によって意味が異なることを理解することが重要です。

類語・関連語 2 : yellowing

yellowing」は、物や肌が黄色くなる現象を指します。特に、色が変わる状態を表現する際に使われます。たとえば、古い本のページが黄ばんでいる場合や、果物が熟して黄色くなる様子など、物理的な変化に関連しています。
一方で、「jaundice」は、医学的な用語で、特に肝臓の問題によって皮膚や目の白い部分が黄色くなる病状を指します。「jaundice」は具体的な健康状態を表すのに対し、「yellowing」は一般的な色の変化を表すため、意味や使用される場面でのニュアンスが異なります。ネイティブスピーカーは、文脈に応じてこれらの言葉を使い分けます。たとえば、物理的な現象や視覚的な印象を話す時には「yellowing」を使い、医療的な文脈では「jaundice」を使用する傾向があります。
The old paper showed signs of yellowing due to age.
その古い紙は、年齢のために黄ばんでいる兆候を示していた。
The patient was diagnosed with jaundice after the doctor noticed the yellowing of the skin.
医者が肌の黄変に気づいた後、患者は黄疸と診断された。
この場合、文脈によって「yellowing」と「jaundice」は異なるが、色の変化を示す点で関連性があります。最初の文は一般的な物質の変化について述べており、後者は健康についての具体的な症状を示しています。
The leaves of the plant began yellowing as autumn approached.
秋が近づくにつれて、植物の葉が黄ばんでいった。

類語・関連語 3 : sallow

sallow」は、肌の色が不健康で黄色がかったり、青白かったりする様子を表す形容詞です。特に、病気や栄養不足によって皮膚が青白くなる場合に使われます。この単語は、外見に関連するため、主に人やその肌の色を描写する際に用いられます。
jaundice」は、肝臓の問題などによって皮膚や眼球が黄疸のように黄色くなる医学的な状態を指します。一方で「sallow」は、病気や栄養状態の悪化による皮膚の色の変化をより一般的な文脈で使います。ネイティブスピーカーは、jaundiceが特定の病状を示すのに対し、sallowはより幅広い状況で使われることを理解しています。たとえば、栄養不足や疲労による肌の色の変化については「sallow」を使い、病気による明確な症状としての黄疸には「jaundice」を使用します。
His face was sallow after weeks of illness.
彼は数週間の病気の後、顔が青白かった。
He was diagnosed with jaundice after showing symptoms of yellowing skin.
彼は肌が黄色くなる症状を示した後、黄疸と診断された。
この例では、sallowは病気による一般的な色の変化を表し、jaundiceは特定の医学的状態を示しています。文脈によって使い分けることが重要です。

類語・関連語 4 : bilirubin

bilirubin」は、肝臓で生成される黄色の色素で、赤血球の分解過程で生じます。通常、血中の「bilirubin」の量が増えると、皮膚や眼の白目が黄色くなる「jaundice」の原因となります。したがって、「bilirubin」は、医学的な観点から「jaundice」と密接に関連している重要な物質です。
jaundice」と「bilirubin」の違いは主に使用される文脈にあります。「jaundice」は症状や病状を指し、皮膚や眼の黄染を意味します。一方、「bilirubin」はその症状の原因となる物質です。ネイティブスピーカーは、健康や医学の話題で「jaundice」を使うとき、患者の状態や症状に焦点を当てます。逆に「bilirubin」は、検査結果や生化学的な説明に関連して使われることが多いです。たとえば、医師が血液検査の結果を説明する際には「bilirubin」を用いることが一般的ですが、患者やその家族と話すときには「jaundice」を使うことが多いです。このように、ネイティブスピーカーは文脈に応じて使い分けています。
The doctor explained that high levels of bilirubin can lead to yellowing of the skin.
医者は、高いレベルの「bilirubin」が皮膚の黄染を引き起こす可能性があると説明しました。
The doctor explained that jaundice can occur when there are high levels of bilirubin in the blood.
医者は、「jaundice」は血液中に高いレベルの「bilirubin」があるときに発生する可能性があると説明しました。
この場合、両方の文は同じ状況を説明しており、文脈において「bilirubin」と「jaundice」を置き換えることができます。前者はその物質の量に焦点を当て、後者はその結果としての症状を強調しています。


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jaundiceのいろいろな使用例

名詞

1. 黄疸(医学的症状)

医学的症状としての黄疸

jaundiceという単語は、肝臓の機能障害や胆道の閉塞により、血液中のビリルビンが増加し、皮膚や白目が黄色く変色する症状を指します。医学用語として一般的で、肝炎や胆石症などの症状として現れることがあります。
The patient was diagnosed with jaundice due to hepatitis.
その患者は肝炎による黄疸と診断されました。
Newborn jaundice is common and usually harmless.
新生児の黄疸は一般的で、通常は無害です。
  • severe jaundice - 重度の黄疸
  • mild jaundice - 軽度の黄疸
  • neonatal jaundice - 新生児黄疸
  • chronic jaundice - 慢性黄疸
  • acute jaundice - 急性黄疸
  • symptoms of jaundice - 黄疸の症状
  • jaundice treatment - 黄疸の治療
  • develop jaundice - 黄疸を発症する
  • signs of jaundice - 黄疸の徴候
  • jaundice condition - 黄疸症状

2. 偏見・歪んだ見方

否定的な態度や偏見

jaundiceという単語は、物事を否定的に見たり、偏った見方をしたりする精神的な態度を表現する際にも使用されます。特に、批評や評価において否定的な先入観を持つことを指します。
His jaundice towards modern art was evident in his harsh criticism.
現代アートに対する彼の偏見は、その厳しい批評に表れていました。
  • political jaundice - 政治的偏見
  • cultural jaundice - 文化的偏見
  • social jaundice - 社会的偏見
  • intellectual jaundice - 知的偏見
  • critical jaundice - 批判的偏見

動詞

1. 偏見や否定的な影響を与える

批判的な見方や偏見で歪める

jaundice という単語は、特定の考えや状況に対して否定的な偏見を持たせたり、物事を歪んだ視点で見るようにさせたりする様子を表します。黄疸のように物事を不健全な色で見てしまう状態を比喩的に表現します。
Past experiences had jaundiced his view of marriage.
過去の経験が、結婚に対する彼の見方を歪めていた。
  • jaundice one's perspective - 視点を歪める
  • jaundice someone's outlook - 誰かの見方を否定的にする
  • jaundice the opinion - 意見を偏向させる
  • jaundice their attitude - 態度を否定的にする
  • jaundice the perception - 認識を歪める
  • jaundice one's judgment - 判断を曇らせる
  • jaundice the relationship - 関係を損なう
  • jaundice someone's mind - 考えを偏向させる
  • jaundice the view - 見方を歪める
  • jaundice their thinking - 思考を否定的にする

否定的な影響を及ぼす

The scandal jaundiced the company's reputation in the market.
その不祥事は市場での企業の評判に悪影響を及ぼした。
  • jaundice public opinion - 世論に悪影響を与える
  • jaundice the atmosphere - 雰囲気を損なう
  • jaundice business relations - 取引関係を損なう
  • jaundice the reputation - 評判を傷つける
  • jaundice the negotiations - 交渉を損なう
  • jaundice mutual trust - 相互信頼を損なう
  • jaundice the experience - 経験を台無しにする
  • jaundice future prospects - 将来の見通しを暗くする
  • jaundice the situation - 状況を悪化させる
  • jaundice public confidence - 公衆の信頼を損なう

英英和

  • a rough and bitter manner痛烈で辛辣な態度辛辣
  • affect with, or as if with, jaundice黄疸に影響を受ける、あるいは影響を受けているかのように黄疸
  • distort adversely; "Jealousy had jaundiced his judgment"逆にゆがめる黄疸
  • yellowing of the skin and the whites of the eyes caused by an accumulation of bile pigment (bilirubin) in the blood; can be a symptom of gallstones or liver infection or anemia胆汁色素(ビリルビン)が血液中に蓄積することにより、皮膚と白目が黄変すること黄疸