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impenetrabilityの意味・覚え方・発音

impenetrability

【名】 不可入性

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/ɪmˌpɛnɪtrəˈbɪlɪti/

impenetrabilityの意味・説明

impenetrabilityという単語は「侵入不可能性」や「理解不可能性」を意味します。この単語は、物理的および抽象的な文脈で使われます。物理的には、何かが物質的に通過できない状態を指します。例えば、非常に硬い物質や、光が通り抜けないものなどが該当します。抽象的な意味では、特定の考えや感情、理論が理解されにくい、またはアクセスできない状態を表します。これは、たとえば複雑な理論や、曖昧な感情に関連する場合にも使われることがあります。

impenetrabilityは、しばしば科学や哲学に関連する文脈で見られます。科学的な用語としては、光の性質や物質の特性を説明するために使われ、たとえば「ある物質のimpenetrabilityはその密度と関係している」といった形で用いられます。哲学的な議論においては、知識や意識の限界を語る際に使用され、「この概念はそのimpenetrabilityによって理解が難しい」といった具合です。

また、impenetrabilityは比喩的な表現としても使用されることがあり、人物や状況の理解しにくさを示すために用いられます。この場合、特定の人の感情や意図がわかりにくいことを述べる際に「彼のimpenetrabilityは周囲の人々に混乱をもたらす」という表現がされることがあります。このように、impenetrabilityはさまざまな文脈で通用し、物理的、抽象的、比喩的な意味合いの何れかで理解される単語です。

impenetrabilityの基本例文

The impenetrability of the maze made it difficult to escape.
迷路の不可測性は、脱出を困難にした。
The impenetrability of the language barrier made communication difficult.
言語障壁の不可侵性は、コミュニケーションを困難にした。
The impenetrability of the fog made it impossible to see the streetlights.
霧の不透過性は、街灯を見ることができなくなったことを意味します。

impenetrabilityの意味と概念

名詞

1. 不可侵性

この意味では、「impenetrability」は何かが他のものによって侵入できない特性を指します。たとえば、光、ミサイル、人などがそれに触れたり通り抜けたりできない状態を表現します。この性質は、物理的なものにも適用され、建物や防護物が外部からの影響を防ぐ能力を持つことを示します。
The walls of the fortress were designed for impenetrability against enemy attacks.
その要塞の壁は、敵の攻撃に対する不可侵性を考慮して設計されていた。

2. 不可解さ

この意味では、「impenetrability」は物事が理解できないほど複雑または難解であることを指します。特に、情報や文章が高度に専門的または難しいとき、人々がその内容を把握しにくい状況を表現するのに使われます。この場合、知識や経験が不足していることが原因であることが多いです。
The scientist's research paper was filled with so much jargon that its impenetrability discouraged many readers.
その科学者の研究論文はあまりにも専門用語が多く、不可解さのために多くの読者を失望させた。

impenetrabilityの覚え方:語源

impenetrabilityの語源は、ラテン語の「impenetrabilis」に由来しています。この言葉は「in-」(〜でない)と「penetrare」(貫通する、通過する)から構成されています。「penetrare」は「通る」という意味を持ち、同じ語源から派生した単語には「penetrate」(貫通する)があります。さらに、古典ラテン語では「penetrare」は「侵入する、深入りする」といった意味も含まれていました。

そこから派生する形で「impenetrabilis」が生まれ、物理的に何かを貫通できない、または精神的に理解できないという意味合いを持つようになりました。英語に取り入れられたのは16世紀で、その際に今の形「impenetrability」が確立されました。この言葉は、理解やアクセスが困難な状態を指す際に広く使われています。

語源 able
語源 ble
可能、 できる
More
語源 ity
語源 ty
〜なこと、 〜な性質
More

impenetrabilityの類語・関連語

  • opacityという単語は、物体が光を通さないという意味で、透明度がないことを表します。この単語はimpenetrabilityに比べると、視覚的な特性に焦点を当てています。例えば、"The opacity of the glass prevents anyone from seeing inside."(そのガラスの不透明さが中を見えなくしています。)
  • inaccessibilityという単語は、特定の場所や情報にアクセスできない状態を示します。この単語はimpenetrabilityに比べると、物理的なアクセスの困難さが強調されます。例えば、"The inaccessibility of the mountain path discouraged many hikers."(その山道のアクセスの難しさが、多くのハイカーをためらわせました。)
  • unyieldingnessという単語は、柔軟性がないことや、変わらないことを表します。この単語はimpenetrabilityに比べると、意志や態度が頑固であることが含意されます。例えば、"Her unyieldingness in negotiations led to a stalemate."(彼女の交渉における頑固さが、膠着状態を生み出しました。)


impenetrabilityの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : opacity

「opacity」は、透明度が低いことや物事が見えにくい状態を指します。一般的には、光が通り抜けない性質や、視覚的に認識しづらいことを表現する際に使われます。この単語は、物理的なものだけでなく、情報や感情の理解が難しいときにも適用されることがあります。
「impenetrability」と「opacity」は、どちらも「通過できない」または「理解しにくい」といった意味を持ちますが、ニュアンスには違いがあります。「impenetrability」は、物理的に何かが通過できない状態を強調することが多く、特に障害物や防御の強さを示す際に使われます。一方で、「opacity」は、透明度が低いことから、視覚的な要素や情報の明瞭さに重点が置かれます。例えば、情報が「impenetrable」であると言う時、その情報が非常に難解で、まったく理解できない印象を与えますが、「opaque」であると言う場合、部分的には理解できるが完全には見通せない状態を指すことが多いです。このように、両者は似たような文脈で使われることもありますが、焦点を当てる部分が異なります。
The opacity of the glass made it difficult to see what was inside.
そのガラスの不透明さは中に何があるかを見るのを難しくした。
The impenetrability of the forest made it impossible to navigate through.
その森の通過不可能性は、通り抜けることを不可能にした。
この例では、両方の単語が「見えにくい」または「通過できない」という概念を表現していますが、「opacity」は物理的な視覚の状態を指し、「impenetrability」は物理的な障害物の強さを示しています。
The artist used layers of paint to create a sense of opacity in the artwork.
そのアーティストは、作品に不透明感を与えるために、絵の具の層を重ねて使った。

類語・関連語 2 : inaccessibility

inaccessibility」は、物理的または心理的に「アクセスできない状態」を指します。つまり、何かに到達したり、利用したりすることができない状況を表します。例えば、山の頂上や特定の情報が手に入らない場合などに使われます。また、「inaccessibility」は、一般的に障害や困難さに焦点を当て、その結果、特定のものや情報が利用できない状態を強調します。
impenetrability」と「inaccessibility」は類似した意味を持っていますが、ニュアンスに違いがあります。「impenetrability」は、物体や概念が「突き通せない」状態、つまり、外部から内部に到達できないことを示します。これは物理的な障壁に限らず、心理的な障壁や理解の難しさにも使われます。例えば、ある人の感情や思考が理解できない場合、その感情の「impenetrability」について語ることができます。一方で、「inaccessibility」は、主に物理的・実質的なアクセスの困難さに焦点を当てており、情報や場所に到達できないという意味合いが強いです。したがって、例えば「情報のimpenetrability」はその情報が理解不能であることを示し、「情報のinaccessibility」はその情報にアクセスできないことを示します。このように、どちらも「アクセスできない」という共通点があるものの、具体的な状況や文脈によって使い分けられます。
The inaccessibility of the remote island made it difficult for researchers to study its unique ecosystem.
その遠隔地の島のアクセス不能性は、研究者がそのユニークな生態系を研究するのを困難にした。
The impenetrability of the dense forest made it difficult for researchers to study its unique ecosystem.
その厚い森の突き通せなさは、研究者がそのユニークな生態系を研究するのを困難にした。
この場合、「inaccessibility」と「impenetrability」は、どちらも研究者が特定の生態系にアクセスできないことを示していますが、「inaccessibility」は物理的なアクセスの困難さを強調し、「impenetrability」は森林の密度による理解の難しさを強調しています。

類語・関連語 3 : unyieldingness

「unyieldingness」は、譲らないことや、強い意志を持っていることを示す言葉です。この単語は、特に物事や人が柔軟性を持たず、変化に対して抵抗する様子を表します。例えば、信念や決意が揺るがないときに使われることが多いです。
一方で、impenetrabilityは、物理的または抽象的なものが容易にアクセスできない、または理解できない状態を指します。例えば、難解な文章や、他者の感情に対する理解の難しさを表現するのに使われます。ネイティブスピーカーは、unyieldingnessを使うとき、特に人や意見の強さに焦点を当てることが多く、impenetrabilityは主に物事の理解やアクセスの難しさに関連づけて使います。つまり、unyieldingnessは人や意見の強さ、impenetrabilityは物事の難解さに焦点をあてるため、用途が異なります。
The unyieldingness of the mountain climbers impressed everyone, as they refused to give up despite the harsh weather conditions.
その山登りの人たちの譲らない姿勢は、厳しい天候条件にもかかわらず、あきらめない姿勢を示しているので、皆を感心させました。
The impenetrability of the mountain's rugged terrain made it difficult for the rescue team to reach the stranded hikers.
その山の険しい地形の理解しにくさは、救助隊が立ち往生しているハイカーたちに到達するのを難しくしました。
この例文では、unyieldingnessimpenetrabilityは異なる文脈で使われています。前者は人間の意志の強さを強調し、後者は物理的な障害の理解の難しさを示しています。


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impenetrabilityのいろいろな使用例

名詞

1. 不可侵性(物理的な意味)

物体への不可侵性

このサブグループでは、物体が他の物体や光、ミサイルなどによって侵入されない特性を示します。その特性は防御や安全に関連しています。
The impenetrability of the fortress is what kept it safe for centuries.
要塞の不可侵性が、何世紀にもわたりその安全を保ってきた。
  • impenetrability of the barrier - 障壁の不可侵性
  • impenetrability of the armor - 鎧の不可侵性
  • impenetrability of the vault - 金庫の不可侵性
  • impenetrability of the security system - セキュリティシステムの不可侵性
  • impenetrability of the fabric - 生地の不可侵性
  • impenetrability of the wall - 壁の不可侵性
  • impenetrability of the glass - ガラスの不可侵性

精神的不可侵性

ここでは、人の心や思考が他者によって読み取られにくいという表現を扱います。感情や考えが非常に密であるため、理解が難しいことを指しています。
The impenetrability of her thoughts left everyone guessing.
彼女の考えの不可侵性が、皆を推測させ続けた。
  • impenetrability of her mind - 彼女の心の不可侵性
  • impenetrability of his emotions - 彼の感情の不可侵性
  • impenetrability of the mystery - 謎の不可侵性
  • impenetrability of the arguments - 主張の不可侵性
  • impenetrability of the theory - 理論の不可侵性
  • impenetrability of the concept - 概念の不可侵性
  • impenetrability of the message - メッセージの不可侵性

2. 理解不能性(情報的な意味)

複雑な情報の不可理解

このサブグループは、情報やデータが非常に複雑であるため、理解するのが難しい状態を示しています。専門的または技術的な内容に関連することが多いです。
The impenetrability of the report made it hard to draw conclusions.
その報告書の不可理解性は、結論を引き出すことを難しくした。
  • impenetrability of the instructions - 指示の不可理解性
  • impenetrability of the scientific data - 科学データの不可理解性
  • impenetrability of the legal jargon - 法的用語の不可理解性
  • impenetrability of the analysis - 分析の不可理解性
  • impenetrability of the algorithms - アルゴリズムの不可理解性
  • impenetrability of the text - テキストの不可理解性
  • impenetrability of the concept - 概念の不可理解性

抽象的思考の難解さ

このサブグループでは、抽象的なアイデアや哲学的な議論が理解しづらい状態を取り上げます。高度な思考が必要とされ、一般的には多くの人には分かりにくいとされます。
The impenetrability of his philosophy puzzled many scholars.
彼の哲学の不可理解性は、多くの学者を困惑させた。
  • impenetrability of the philosophy - 哲学の不可理解性
  • impenetrability of the theories - 理論の不可理解性
  • impenetrability of existential questions - 存在に関する問題の不可理解性
  • impenetrability of the poetry - 詩の不可理解性
  • impenetrability of the novel - 小説の不可理解性
  • impenetrability of the debate - 議論の不可理解性
  • impenetrability of the symbolism - 象徴主義の不可理解性

英英和

  • incomprehensibility by virtue of being too dense to understand難解すぎてわからないために理解できないこと不可入性
  • the quality of being impenetrable (by people or light or missiles etc.)突き通せない性質(人々か光またはミサイル等によって)不可入性