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impatienceの意味・覚え方・発音

impatience

【名】 短気

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/ɪmˈpeɪʃəns/

impatienceの意味・説明

impatienceという単語は「忍耐力のなさ」や「じれったさ」を意味します。この言葉は、何かを待つことができない感情や、状況に対してすぐに反応したいという気持ちを表しています。人は時には未来に何かが起こるのを待つのが苦痛であったり、結果がすぐに得られないことにフラストレーションを感じることがあります。こうした感情を表すのが「impatience」です。

この単語は、特に待たなければならない時や、さまざまな状況での期待が満たされない時に使われます。例えば、友人や家族を待っている時、電車の遅れを感じている時、お店での長い行列にいる時など、さまざまな場面で「impatience」が生じることがあります。このような文脈では、自分の感情を説明するのに役立つ言葉です。

また、impatienceは、ネガティブな感情を含むことが多いですが、時には自分を奮い立たせ、新たな行動を起こすきっかけにもなります。待つことに耐えられない気持ちを利用して、自己改善や目標達成に向けた行動を促すこともできます。このように、impatienceは単なる不快感を超えて、時にはポジティブな変化を導く力を持つ言葉です。

impatienceの基本例文

Impatience is a sign of youth.
我々の焦りは若さの証です。
Impatience is the enemy of success.
焦りは成功の敵です。
Her impatience was evident when she tapped her foot repeatedly.
彼女が何度も足を踏むと焦りが伝わった。

impatienceの意味と概念

名詞

1. 我慢できないこと

この意味は、どんなことにも遅れや妨げに対していらだちを感じることを指します。待つことに対する抵抗感や、何かがスムーズに進まないことへの不満を示しています。日常生活の中で、長い行列や遅延に遭遇したときに実感する感情です。
Her impatience grew when the train was delayed for over an hour.
電車が1時間以上遅れたとき、彼女のいらだちは募った。

2. 変化への渇望

この意味は、現状に満足せず、新しい刺激や変化を求める気持ちを表しています。特に、同じ環境が続くことに対して退屈さを感じ、それを打破するための行動を求める感情が含まれます。
His impatience with the daily routine led him to seek a new job.
彼は日常のルーティンに対するいらだちから、新しい仕事を探し始めた。

3. 遅延への嫌悪

この意味では、待っていること自体が苦痛と感じられ、何かを待たずに自分の希望をすぐにかなえたいという欲求を示しています。特に、計画が思い通りに進まない場合のいらだちや不満が表れます。
Her impatience was evident as she tapped her foot while waiting for her friend.
友達を待っているとき、彼女は足を叩きながらそのいらだちが明らかだった。

impatienceの覚え方:語源

impatienceの語源は、ラテン語の「inpatientia」に由来しています。この言葉は「in-」(否定の接頭辞)と「patientia」(忍耐、耐えること)から成り立っています。「patientia」は「patior」(我慢する、耐える)という動詞に派生した名詞で、忍耐や耐える能力を意味します。ここでの「in-」が付くことで、「忍耐がない」状態、すなわち「せっかちさ」や「イライラすること」を表すようになりました。

英語では、このラテン語から「impatience」という単語が形成され、忍耐を欠いている様子を指す言葉となりました。このように、impatienceは本来「忍耐ができない」ことを示す言葉であり、日常生活の中での急いでいる心情や焦りを表す際に使われます。

語源 pat
語源 pass
苦しむ、 耐える
More
語源 ence
語源 ance
〜な性質
More

impatienceの類語・関連語

  • restlessnessという単語は、じっとしていられないという意味で、特に身体がそわそわしている様子を示します。impatienceは主に時間に対する焦りを強調しますが、restlessnessは心の落ち着きがないことを指します。例:I felt restlessness during the long meeting.(長い会議中にそわそわしていた。)
  • irritationという単語は、何かに対してイライラする気持ちを表します。impatienceは待つことに耐えられない感情を示す一方で、irritationは特定の何かや誰かによって引き起こされる不快感です。例:Her constant questions caused me irritation.(彼女の絶え間ない質問が私をイライラさせた。)
  • agitationという単語は、心の動揺や不安感を表す言葉です。impatienceは単に待つことへの不満であるのに対し、agitationは心の中がざわついているという状態を示します。例:He was in a state of agitation while waiting for the news.(彼は知らせを待っている間、心がざわついていた。)
  • frustrationという単語は、思い通りにならないことからくるフラストレーションを意味します。impatienceは待つことに対する焦りですが、frustrationは達成感が得られないことからの失望感を指します。例:Her frustration grew as the deadline approached.(締切が近づくにつれて、彼女のフラストレーションは増した。)
  • annoyanceという単語は、迷惑や不快感を感じることを意味します。impatienceは時間に対する忍耐力のなさを示しますが、annoyanceは他者の言動に対する不快感を示します。例:The loud noise caused me annoyance.(大きな音が私に迷惑をかけた。)


impatienceの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : restlessness

restlessness」は、落ち着かない状態や、じっとしていられないことを表す言葉です。心がそわそわしたり、何かを待っているときに感じる不安定な感情によく使われます。この単語は、精神的な不安や焦燥感が強く現れる場面で用いられることが多いです。
impatience」と「restlessness」は、どちらも待つことに対する否定的な感情を表現しますが、微妙に異なるニュアンスがあります。impatienceは、何かを待つことに対する不満や苛立ちを強調します。例えば、長い列に並んでいるときに感じる「もう待てない」という気持ちがこの単語に該当します。一方、restlessnessは、心が落ち着かない状態を指し、内面的な焦りや不安を強調します。例えば、何かを待っているときにじっとしていられずにソワソワする様子がこの単語で表現されます。ネイティブスピーカーは、これらの単語を使い分けることで、その場の感情の違いをより明確に伝えることができます。
I felt a sense of restlessness while waiting for the bus, unable to stay still.
バスを待っている間、じっとしていられない「落ち着かなさ」を感じた。
I felt a sense of impatience while waiting for the bus, unable to stay still.
バスを待っている間、じっとしていられない「苛立ち」を感じた。
この文脈では、restlessnessimpatience は置換可能ですが、それぞれの感情の焦点が異なります。restlessnessは内面的な動揺や焦りを指し、impatienceは待つことへの不満やいらだちを強調しています。

類語・関連語 2 : irritation

irritation」は、何かに対する不快感や不満、または小さなストレスを指す言葉です。日常生活の中で、他人の行動や状況が自分にとって不快であると感じるときに使われます。特に、ちょっとしたことで苛立ちを感じる際に適しています。
impatience」は、待つことができずに焦りや苛立ちを感じる状態を表しますが、「irritation」とは少し違います。impatienceは、物事が思い通りに進まないときや、期待が裏切られたときに感じる感情です。一方で、irritationは、周囲の状況や他人の行動に対する反応であり、内面的な感情に焦点を当てています。たとえば、impatienceは「遅れている電車を待つ時の焦り」を表し、irritationは「うるさい隣人に対する不快感」を表します。英語ネイティブは、これらの言葉を状況に応じて使い分け、感情の微妙な違いを表現します。
I felt a sense of irritation when the meeting started late.
会議が遅れて始まったとき、私は苛立ちを感じました。
I felt a sense of impatience when the meeting started late.
会議が遅れて始まったとき、私は焦りを感じました。
この文脈では、irritationimpatienceは互換性がありますが、ニュアンスがわずかに異なります。irritationは、遅れることによる不快感を強調し、impatienceは待つことへの焦りを強調しています。

類語・関連語 3 : agitation

単語agitationは、心の中の動揺や不安、落ち着かない状態を指します。この言葉は、精神的な緊張や興奮を伴う状況でよく使われ、聞き手に不安感や焦燥感を伝えることが多いです。特に、外的な状況に対する反応としての感情を表す場合に適しています。
一方、単語impatienceは、待つことへの不満や、何かを早くしたいという強い欲求を示します。両者は焦りや不安を含む点で共通していますが、impatienceは主に「待つことに対するイライラ」に焦点を当てているのに対し、agitationは「心の動揺」や「不安感」に重きを置いています。ネイティブスピーカーは、状況に応じてこれらの単語を使い分けます。例えば、友達を待っているときに「私は今、待つことにイライラしている」と言う場合はimpatienceが適していますが、試験の結果を待っているときに「私はとても不安だ」と表現する場合はagitationがより適切です。
I felt a sense of agitation while waiting for the results of the exam.
試験の結果を待っている間、私はとても不安を感じた。
I felt a sense of impatience while waiting for the results of the exam.
試験の結果を待っている間、私はとてもイライラを感じた。
この例文では、両方の単語が置換可能ですが、文脈によって伝えたい感情が異なります。agitationは心の動揺や不安を強調し、impatienceは待つことに対するイライラを強調します。

類語・関連語 4 : frustration

frustration」は、期待や希望が実現しないことによって生じる感情や状態を指します。つまり、何かがうまくいかず、思い通りにならないことに対する不満や苛立ちを表現します。これは、特に努力が実を結ばないときや、目標に到達できないときに強く感じられます。frustrationは、一般的にストレスや困難を伴う感情を表すため、感情の強さや状況に応じてさまざまな形で現れることがあります。
impatience」と「frustration」の違いは、感情の焦点にあります。impatienceは、物事が遅れたり、期待通りに進まないことに対する待ちきれない気持ちを表現します。一方で、frustrationは、期待が裏切られた時に生じる感情で、より強い不満や苛立ちを含んでいます。例えば、友達を待っているときに感じるのがimpatienceで、友達が遅れたことで計画が台無しになった場合にはfrustrationを感じることがあります。ネイティブスピーカーは、これらの感情を状況に応じて使い分けます。待つことへの苛立ちを表すときはimpatienceを使い、期待が裏切られたときにはfrustrationを使います。このように、状況や感情の強さによって、適切な単語を選ぶことが重要です。
I felt a sense of frustration when my plans were canceled at the last minute.
私の計画が直前にキャンセルされたとき、私は苛立ちを感じました。
I felt a sense of impatience while waiting for my friend who was late.
私は遅れている友達を待っている間、待ちきれない気持ちを感じました。
この場合、frustrationimpatienceは異なる感情を表しています。前者は計画が台無しになったことへの苛立ちを示し、後者は友達の遅れに対する待ちきれない気持ちを示しています。
I felt a sense of frustration when my plans were canceled at the last minute.
私の計画が直前にキャンセルされたとき、私は苛立ちを感じました。

類語・関連語 5 : annoyance

単語annoyanceは「いらいらさせること」や「不快感」を意味します。この感情は、他者の行動や状況に対する不満から生じることが多いです。例えば、騒がしい音や繰り返される同じ行動などが当てはまります。impatienceと同様に、待つことに対する不満を表すこともありますが、より感情的な反応として現れます。
単語impatienceは「忍耐がないこと」や「待てないこと」を指し、特に他者に何かを期待しているときにその期待が満たされない場合に感じる感情です。一方で、annoyanceは特定の出来事や他者の行動に対する反応として現れることが多く、感情的な不快感を強調します。例えば、誰かが長時間話し続けているとき、impatienceを感じるのは「早く終わってほしい」という気持ちからですが、annoyanceはその行為自体が不快だから生じることが多いです。このように、impatienceは待つことへのストレスを強調し、annoyanceは他者の行動に対する感じ方を強調します。
I felt a sense of annoyance when the meeting was delayed.
会議が遅れたとき、私はいらいらを感じました。
I felt a sense of impatience when the meeting was delayed.
会議が遅れたとき、私は待てないという気持ちを感じました。
この例文では、annoyanceimpatienceがどちらも同じ状況において使用されていますが、微妙なニュアンスの違いがあります。annoyanceは「遅れること自体が不快である」という意味合いが強く、一方でimpatienceは「早く進んでほしい」という期待から来るストレスを表しています。


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impatienceのいろいろな使用例

名詞

1. イライラや不満を表す状態

不満に対する反応

この分類では、イライラや不満がどのように表現されるかについて扱います。人々が何かを待っているときや、遅れが生じたときに感じる感情です。
Her impatience with the slow service was evident.
遅いサービスに対する彼女の不満は明らかだった。
  • impatience with delays - 遅れに対するイライラ
  • express impatience - イライラを表現する
  • show impatience - イライラを示す
  • feel impatience - イライラを感じる
  • overcome impatience - イライラを克服する
  • impatience with waiting - 待つことに対するイライラ
  • impatience for results - 結果に対するイライラ
  • impatience in traffic - 交通渋滞に対するイライラ
  • impatience during meetings - 会議中のイライラ
  • impatience over small matters - 小さな事に対するイライラ

変化や興奮を求める気持ち

この分類では、変化や新しい体験に対する欲求や、その結果生じるイライラについて説明します。新しいことを求める積極的な感情に関連しています。
His impatience for excitement led him to take impulsive decisions.
興奮を求める彼の衝動的な決定につながった。
  • impatience for adventure - 冒険に対するイライラ
  • impatience for change - 変化に対するイライラ
  • impatience for progress - 進展に対するイライラ
  • impatience for new experiences - 新しい体験に対するイライラ
  • impatience in achieving goals - 目標達成におけるイライラ
  • impatience in exploring - 探索へのイライラ
  • impatience with monotony - 単調へのイライラ
  • impatience with routines - 日常生活のルーチンに対するイライラ
  • impatience during challenges - チャレンジにおけるイライラ
  • impatience over innovation - 革新に対するイライラ

2. 時間の遅延に対する不快感

時間に対する認識

この分類は、時間に対する感覚と、その時間が遅れることによって生じるイライラを扱います。特に待機時間や納期に関連しています。
His impatience grew as the train was delayed.
電車が遅れたため、彼のイライラは増していった。
  • impatience with schedules - スケジュールに対するイライラ
  • impatience regarding deadlines - 締切に対するイライラ
  • impatience waiting for a response - 返事を待つことに対するイライラ
  • impatience during delays - 遅延時のイライラ
  • impatience in long lines - 長い列でのイライラ
  • impatience at appointments - 予定でのイライラ
  • impatience with time management - タイムマネジメントに対するイライラ
  • impatience while waiting - 待っている間のイライラ
  • impatience over late arrivals - 遅れてくることに対するイライラ
  • impatience for loan approval - 融資の承認に対するイライラ

その他の不満な状況

この分類では、一般的な不満や不快感に関連する状況におけるイライラを示します。この感情は、特定の状況に限らず幅広く見られます。
His impatience was palpable during the long lecture.
長い講義中、彼のイライラは明らかだった。
  • impatience during long discussions - 長い議論中のイライラ
  • impatience in crowded places - 混雑した場所でのイライラ
  • impatience with complicated tasks - 複雑なタスクに対するイライラ
  • impatience at work - 仕事でのイライラ
  • impatience with family plans - 家族の計画に対するイライラ
  • impatience in group activities - グループ活動におけるイライラ
  • impatience with slow learners - 学習が遅い人に対するイライラ
  • impatience towards unresponsiveness - 反応が鈍いことに対するイライラ
  • impatience with technology failures - 技術的な失敗に対するイライラ
  • impatience over personal matters - 個人的な事に対するイライラ

英英和

  • a dislike of anything that causes delay遅延の原因となるものを嫌うことせっかち
  • a restless desire for change and excitement変化と興奮を求めて落ち着かないことせっかち
  • a lack of patience; irritation with anything that causes delay忍耐力の欠如躁急