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identityの意味・覚え方・発音

identity

【名】 同一性、身元

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/aɪˈdɛntəti/

identityの意味・説明

identityという単語は「同一性」や「身元」を意味します。この単語は、特に自分自身や他者の特性、特徴に関わる文脈で用いられます。例えば、人々が自分の性格や価値観、文化的背景について語るときに「アイデンティティ」という言葉が使われます。彼らの「アイデンティティ」は、個人がどのように自分を認識し、他者とどのように関わるかに深く関係しています。

また、identityは社会的な文脈でも重要な役割を果たします。文化や民族、性別、職業など、様々な要素が個人のアイデンティティに影響を与えます。人々はこれらの要素を通じて自分自身を表現し、他者とのつながりを築くことができます。したがって、アイデンティティは個人的なものだけでなく、社会全体においても大きな意味を持っています。

このように、identityという単語は単に「身元」や「同一性」を指すだけでなく、個人や社会における多様な関係性を考える上でも重要な概念です。日常会話や学術的な議論でよく使用されるため、その意味や使い方を理解しておくことが求められます。

identityの基本例文

Individuals should have a strong sense of identity.
個々の人は確固たる同一性を持つべきです。
The internet has given rise to new forms of identity theft.
インターネットは新たな形の個人の同一性盗難を引き起こしています。
Exploring one's cultural identity is an important part of personal growth.
自分自身の文化的同一性を探求することは、個人の成長において重要な要素です。

identityの意味と概念

名詞

1. 個性

アイデンティティは、個人の独自の個性や性格を指します。この意味では、その人が誰であるか、またはどのように識別されるかという、特有の特徴や行動が含まれます。自分自身の認識や他者からの認識に重要な役割を果たし、自己理解にも関わります。
Her identity is shaped by her experiences and culture.
彼女の個性は、彼女の経験と文化によって形成されています。

2. 身分

アイデンティティは、ある人が社会や法律において持つ地位や身分を指すこともあります。この場合、アイデンティティは、名前、職業、国籍などの情報によって特定されることが多く、個人がどのように見られ、どのように行動するかに影響を与えます。
He was asked to verify his identity before entering the building.
彼は、その建物に入る前に身分を確認されました。3. 同一性
アイデンティティは、物事の同一性や一致性についても指します。この場合、特定の要素が変わらずに存在することを指し、何がそのものを特別にしているかを示します。この意味は、特に科学や論理学において重要な概念となります。
In mathematics, the identity of a number remains unchanged during operations.
数学では、数の同一性は操作中に変わらないままです。

identityの覚え方:語源

identityの語源は、ラテン語の「identitas」から派生しています。この「identitas」は「同一であること」を意味し、さらに「idem」という言葉に由来しています。「idem」は「同じ」という意味を持ちます。つまり、identityは「同じであること」という概念に基づいています。この語の使用は、個人の特性や社会的な役割を指し示す際に重要な意味を持ちます。言い換えれば、identityは自分自身や他者との関係性を考える上での基盤となります。そのため、individuality(個人性)やpersonality(性格)といった関連する概念とも繋がっています。歴史的に見ると、identityは哲学や社会学などでも広く取り扱われており、自己理解やアイデンティティの形成についての議論が行われています。このように、identityという言葉は、単なる個人の識別だけでなく、より深い社会的・文化的な意味を持っているのです。

語源 ident
同一
More
語源 ity
語源 ty
〜なこと、 〜な性質
More

identityの類語・関連語

  • characterという単語は、個人の性格や特徴を表すときに使われます。identityよりも、その人がどういう性格であるかに焦点を当てます。例えば、"Her character is kind."(彼女の性格は優しい。)
  • selfという単語は、自分自身という意味で使います。identityよりも、個人の存在や自己を強調する場合に適しています。例えば、"I found my true self."(私は本当の自分を見つけた。)
  • personaという単語は、他人に見せる自分の姿やイメージを指します。identityが持つ本質的な意味との違いは、社会的な役割や印象に関連する点です。例えば、"Her persona is very confident."(彼女の印象はとても自信に満ちている。)
  • individualityという単語は、他者とは異なる独自性や個性を強調する時に使います。identityは広くその人全体を指すのに対し、individualityは特にユニークな要素に焦点を当てます。例えば、"His individuality stands out."(彼の個性が際立っている。)
  • personhoodという単語は、人間らしさや人格的な側面を強調します。identityと似ているが、より倫理的・哲学的な観点から人間を考える際に使われます。例えば、"Respecting personhood is essential."(人間らしさを尊重することが重要です。)


identityの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : character

単語characterは「性格」や「特徴」を指し、特に個人の内面的な特性や行動を表現します。これは、誰かの個性や特有の性質を強調する際に使われることが多いです。また、物語や映画などで登場人物を指す場合にも用いられます。
一方、identityは「アイデンティティ」や「自己同一性」を意味し、特定の個人が持つ自己認識や自己の存在についての概念を指します。つまり、identityは自分が誰であるか、どのように自分を認識しているかに焦点を当てています。characterがその人の性格や行動に関連するのに対し、identityはその人自身の存在や背景に関連しています。ネイティブスピーカーは、characterを使うことで、より具体的な性質や行動を示すのに対し、identityを使うことで、より抽象的な自己像や所属感を表すことが多いです。
Her character is very friendly and approachable.
彼女の性格はとても親しみやすく、近づきやすいです。
Her identity is shaped by her experiences and cultural background.
彼女のアイデンティティは、彼女の経験や文化的背景によって形成されています。
この例文では、characteridentityが異なる文脈で使用されていることがわかります。characterが性格や行動に関連するのに対し、identityは自己認識や背景に関するものです。

類語・関連語 2 : self

self」は自分自身を指す言葉で、個人の内面的な存在や自己認識を強調します。自己意識や自己理解、自己評価など、個人の内面的な側面に関連する文脈で使われることが多いです。特に心理学や哲学の領域での使用が目立ち、自己の感情や思考を探求する際に重要な概念となります。
identity」と「self」はどちらも「自分」を指す言葉ですが、ニュアンスが異なります。「identity」は、個人が社会や文化の中で持つ特性や特徴、役割に焦点を当てており、外部からの視点が強いのに対し、「self」は内面的な存在を強調し、個人の感情や意識の側面に重きを置いています。例えば、ある人が「自分のアイデンティティを探求する」と言った場合、社会的な役割や文化的背景を考慮しているでしょう。一方で「自分自身を理解する」という表現では、その人の内面的な思考や感情に焦点が当たります。このように、両者は使用される文脈によって意味が異なるため、理解することが重要です。
I often reflect on my self to understand my feelings better.
私は自分自身を振り返って、感情をよりよく理解しようとします。
I often reflect on my identity to understand my place in the world.
私は自分のアイデンティティを振り返って、世界における自分の位置を理解しようとします。
この例文では、両方の単語が異なる視点から「自分」を探求しています。「self」は内面的な感情に焦点を当てているのに対し、「identity」は社会的な役割や位置に関連しています。したがって、文脈によって使い分けることが求められます。

類語・関連語 3 : persona

単語personaは、個人が社会に対して持つ外面的なイメージや役割を指します。自分自身の内面的な部分ではなく、他者から見た自分を表現する際に使われることが多いです。特に、演技やパフォーマンスの文脈で用いられることが多く、他者に対する印象や、時には偽の自己を作り出すことも含まれます。
一方、単語identityは、個人の本質や自己認識を示します。自分が誰であるか、何を大切にしているか、どのような価値観を持っているかを含んだ、より深い意味合いを持つ言葉です。ネイティブスピーカーは、identityが個人の内面的な側面を強調するのに対し、personaは社会的な役割や外見的なイメージに焦点を当てていると理解しています。たとえば、ある人がある職業に就くと、その職業に適したpersonaを演じることが求められることがありますが、その人のidentityは職業だけではなく、個人の価値観や経験によって形成されます。このように、両者は関連性があるものの、異なる角度から個人を理解するための言葉なのです。
In social gatherings, he often adopts a different persona to fit in with the crowd.
社交の場では、彼は群衆に合わせるために異なるpersonaを持つことがよくあります。
In social gatherings, he often reflects a different identity to fit in with the crowd.
社交の場では、彼は群衆に合わせるために異なるidentityを反映することがよくあります。
この例文では、personaidentityが同じ文脈で使われていますが、personaは外面的な役割を強調し、identityは内面的な自己を強調しています。どちらの言葉も適切ですが、意味合いが微妙に異なります。

類語・関連語 4 : individuality

individuality」は、自分自身の特性や個性を指し、他人とは異なる自分だけの特徴や性格を強調します。個々の人が持つユニークな側面を表現する際に使われます。自己を表現する重要な概念であり、特に芸術や文化の文脈でよく見られます。
identity」と「individuality」は似たような意味を持っていますが、微妙な違いがあります。identityは、特定の人や物の存在や本質を指し、その人が誰であるかを定義します。一方で、individualityは、個人の特性や独自性に焦点を当てる言葉です。例えば、identityは「彼女のアイデンティティは文化的背景に基づいている」といった使い方をし、individualityは「彼女の個性は彼女の独特なアートスタイルに表れている」といった使い方をします。このように、identityがより広範で、本質的な自己を含むのに対し、individualityは具体的な特徴や個人的な表現に重きを置いています。
He expressed his individuality through his unique style of painting.
彼は独自の絵画スタイルを通じて自分の個性を表現しました。
He expressed his identity through his unique style of painting.
彼は独自の絵画スタイルを通じて自分のアイデンティティを表現しました。
この二つの文は、individualityidentityが置き換え可能であることを示していますが、意味が少し異なります。前者は彼の特有のスタイルを強調し、後者はそのスタイルが彼自身を表す方法であることを示しています。

類語・関連語 5 : personhood

personhood」は、「人間性」や「人格」といった意味を持つ言葉で、個人が持つ独自の存在感や価値を指します。この言葉は、特に人権や倫理的な議論において、個人の尊厳や権利を強調する際に用いられます。個々の「personhood」は、その人がどのように他者と関わり、社会の中でどのように位置づけられるかを示す重要な概念です。
identity」と「personhood」は、どちらも個人の存在に関する重要な概念ですが、ニュアンスには違いがあります。「identity」は、個人が自分自身をどう認識し、他者からどう見られているかという点に重きを置きます。つまり、個人の特性や背景、文化などを含む「自己認識」に関連しています。一方で、「personhood」は、その人が持つ存在価値や権利についての理解を深めるために使われることが多いです。特に社会的・倫理的な文脈で重要視され、個人が持つ尊厳や権利を強調する際に用いられます。例えば、クローン技術や動物の権利に関する議論では、「personhood」の概念が中心的な役割を果たします。このように、両者は関連しながらも異なる側面に焦点を当てているため、使い分けが求められます。
The concept of personhood is vital in discussions about human rights.
「人間性」の概念は、人権についての議論において重要です。
The concept of identity is vital in discussions about human rights.
「アイデンティティ」の概念は、人権についての議論において重要です。
この場合、「identity」と「personhood」は同じ文脈で使われており、どちらも人権に関連する重要な概念を指しています。ただし、「identity」は自己認識や個人の特性に焦点を当てているのに対し、「personhood」は人間としての尊厳や権利に重きを置いている点でニュアンスが異なります。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

identityの覚え方:Amazon 洋書情報

※書籍情報はAmazon公開のデータを使用していますが、タイトルや内容が実際の商品と異なる場合があります。最新の情報については、Amazonの商品ページでご確認ください。

【書籍タイトルの和訳例】
アイデンティティを求めて:1945年以降のアメリカ

【書籍の概要】
本書は1945年以降のアメリカの歴史を探求し、冷戦や9/11を含む重要な出来事を通じてアメリカのアイデンティティの変化を考察しています。著者は政治史だけでなく、文化や社会経済の問題にも焦点を当てています。

【「identity」の用法やニュアンス】
この書籍における「identity」は、アメリカの歴史的変遷を通じて形成される国民の自己認識や文化的アイデンティティを指します。特に、冷戦や公民権運動、移民の流れがアメリカ人のアイデンティティに与えた影響を探求し、時代による変化や多様性を強調しています。アイデンティティは個人だけでなく、国家全体の文化や価値観の反映でもあり、歴史的な出来事と密接に結びついています。


【書籍タイトルの和訳例】
「ジェンダー・アイデンティティ:究極のティーングuid」

【書籍の概要】
本書は、GLBTQティーンやその友人・家族を対象にした読書ガイドで、300冊以上のフィクションとノンフィクションを紹介。ジャンルやテーマ別に整理され、各作品の簡潔な説明を含む。

【「identity」の用法やニュアンス】
本書における「identity」は、特に「gender identity(ジェンダー・アイデンティティ)」として使われ、個人が自分の性別をどのように認識し、表現するかを指します。多様な性別の概念に触れ、自己理解や社会との関係性において重要な役割を果たすため、この言葉は自己認識や社会的アイデンティティの形成に深く結びついています。


identityのいろいろな使用例

名詞

1. 個人の特性や識別

個人のアイデンティティ

identity という単語は、個人を特定するためのユニークな特徴を指します。この特徴は人間関係や社会的な文脈の中で個人を認識するための重要な要素となります。
The importance of identity is often discussed in psychological studies.
アイデンティティの重要性は、心理学的研究でしばしば議論されます。
  • personal identity - 個人のアイデンティティ
  • cultural identity - 文化的アイデンティティ
  • social identity - 社会的アイデンティティ
  • national identity - 国家アイデンティティ
  • collective identity - 集団のアイデンティティ
  • sexual identity - 性的アイデンティティ
  • ethnic identity - 民族的アイデンティティ
  • religious identity - 宗教的アイデンティティ
  • gender identity - 性別アイデンティティ
  • professional identity - 職業的アイデンティティ

認識の要素

identity は、物事や人が認知されるための具体的な特徴や特性も示しています。これらは一般的に、外見や行動、文化的背景に関連しています。
Understanding one's identity can aid in personal growth and social interactions.
自己のアイデンティティを理解することは、個人的成長や社会的な交流に役立ちます。
  • visual identity - 視覚的アイデンティティ
  • brand identity - ブランドアイデンティティ
  • digital identity - デジタルアイデンティティ
  • corporate identity - 企業アイデンティティ
  • individual identity - 個人のアイデンティティ
  • unique identity - 独自のアイデンティティ
  • group identity - グループのアイデンティティ
  • civic identity - 市民アイデンティティ
  • virtual identity - バーチャルアイデンティティ
  • shared identity - 共有されたアイデンティティ

2. 同一性

同一性の概念

identity は、特に哲学や論理学で使用されると、二つのものが完全に同じであることを表す用語として扱われます。この文脈では、全くの一致であることを示しています。
The philosopher examined the concept of identity in relation to existence.
その哲学者は存在に関連してアイデンティティの概念を考察しました。
  • identity of matter - 物質の同一性
  • identity of position - 位置の同一性
  • identity of purpose - 目的の同一性
  • identity of experience - 経験の同一性
  • identity of thought - 思考の同一性
  • identity of being - 存在の同一性
  • identity of value - 価値の同一性
  • identity of character - キャラクターの同一性
  • identity of function - 機能の同一性
  • identity of form - 形状の同一性

英英和

  • the individual characteristics by which a thing or person is recognized or known; "geneticists only recently discovered the identity of the gene that causes it"; "it was too dark to determine his identity"; "she guessed the identity of his lover"物や人が認識される、あるいは知られる個々の特性識別するための情報
    例:geneticists only recently discovered the identity of the gene that causes it 遺伝学者はそれを引き起こす遺伝子の正体をやっと最近になって発見した
  • the distinct personality of an individual regarded as a persisting entity; "you can lose your identity when you join the army"現存する実体と見なされた個人の異なった個性自己同一性
    例:You can lose your identity when you join the army. 軍隊に入れば、あなたの個性を失いかねない。
  • an operator that leaves unchanged the element on which it operates; "the identity under numerical multiplication is 1"それが作用する要素を変えない作用素素生
    例:The identity under numerical multiplication is 1. 数の掛け算の下の単位元は1である。
  • exact sameness; "they shared an identity of interests"まったく同じであること斉一
    例:They shared an identity of interests. 彼らは利害の一致を共有した。

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