サイトマップ 
 
 

howsoeverの意味・覚え方・発音

howsoever

【副】 どんなに〜でも

この単語はもう覚えましたか?
YES
NO
学習記録を保存するにはログインしてください
/ˌhaʊsoʊˈɛvəɹ/

howsoeverの意味・説明

howsoeverという単語は「いかなる方法でも」や「どんなに〜でも」という意味があります。この単語は、強調のニュアンスを持ち、ある状況や条件においてあらゆる可能性を考慮する際に使われます。特に、制約や条件がある場合に対して、それに反しても何かが成り立つことを示す表現として用いられます。

この単語は、主にフォーマルな文脈で使われることが多く、文書やスピーチなどで見かけることが一般的です。「どんな事情や方法があっても」という意味合いで、どんな障害や条件によるものかに関係なく、何かが確実であることを示すために使われることが多いです。日本語の「どんなに〜でも」という表現に似た使い方をすることができますが、howsoeverはより堅苦しく、文学的な表現として受け取られることもあります。

また、howsoeverは比較的少ない頻度で使われるため、使用に慣れていないと少し戸惑うこともあるかもしれません。しかし、文章や会話の中で強調したい時、逆境や条件に関わらず何かが成り立つことを示すためには非常に効果的です。特に、論文や正式な文書では、その意義が際立つ表現となります。

howsoeverの基本例文

You can express your feelings howsoever you want.
自分の気持ちをどのように表現しても構いません。
He managed to reach his goal, howsoever long it took.
彼は目標に到達することに成功しました、それがどれほど時間がかかっても。
However difficult the problem may be, I will solve it howsoever.
どれほど難しい問題であっても、私はどうであれ解決します。

howsoeverの覚え方:語源

howsoeverの語源は、古英語の「hwā」や「hwæt」に由来しています。「hwā」は「誰」という意味で、「hwæt」は「何」を意味します。これらの言葉が組み合わさって、howsoeverは「どのように」といったニュアンスを持つようになりました。中世英語を経て、how(どのように)とsoever(何であれ)を組み合わせてできたこの単語には、「いかにしても」といった意味合いが含まれています。したがって、howsoeverは「どのようにしても」または「いかにしても」という状況や条件に関係なく、何かを指し示す言葉となります。そのため、文語的な表現として特に使われることが多いです。時には、反対や困難を強調する際にも用いられることがあります。こうした語源は、現代英語においてもそのままの形で語彙に残り、自身の独特な意味を持つようになっています。

howsoeverの類語・関連語

  • howeverという単語は、対照的な事柄や条件を示す際に使われます。例えば、あることが起こる一方で、別のことが起こることを強調したいときに使います。"I wanted to go; however, it started to rain."(行きたかったが、雨が降り始めた)
  • neverthelessという単語は、前の文の内容を否定する形で、何らかの事态が続くことを示します。文脈的に逆境にもかかわらず、あることが実現する際に用います。"It was difficult; nevertheless, we succeeded."(難しかったが、それでも成功した)
  • nonethelessという単語は、howeverやneverthelessに似ていますが、少しカジュアルなニュアンスがあります。ある出来事があっても、別のことが続くことを述べる際に使います。"She was tired; nonetheless, she kept working."(彼女は疲れていたが、それでも働き続けた)
  • yetという単語は、期待や前提に反して何かが起こることを示す際に使われます。結果的に意外さが伴うことが多いです。"He studied hard, yet he failed the test."(彼は一生懸命勉強したが、それでもテストに落ちた)
  • stillという単語は、ある状況が変わらず続いていることを示します。期待通りではない結果や状況を表すのに用います。"It was raining; still, we had fun."(雨が降っていたが、それでも私たちは楽しかった)


howsoeverの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : however

単語howeverは、「しかし」「いかなる場合でも」という意味を持ち、逆説を表現する際に使われます。日常英会話からビジネス英語まで広く使われるこの単語は、前述の内容に対して別の観点を加える際に非常に便利です。日本語の「しかし」や「けれども」に相当します。
一方、単語howsoeverは、非常にフォーマルで文学的な響きを持ちます。意味としては「いかなる方法であれ」というニュアンスを示し、特定の方法や状況に関して言及する際に使用されます。ネイティブスピーカーは、一般的にはhoweverを使うことが多く、howsoeverは特定の文脈やスタイルを強調する場合に限られることが多いです。例えば、法律や正式な文章、詩の中で使われることがあります。これにより、日常的な会話ではhoweverの方が自然であり、howsoeverは特異な表現と見なされることが多いです。
I will support you, however difficult the task may be.
たとえその仕事がどんなに難しくても、私はあなたを支援します。
I will support you, howsoever difficult the task may be.
たとえその仕事がどんなに難しくても、私はあなたを支援します。
この場合、両方の単語howeverhowsoeverは置換可能であり、意味は同じですが、使用する場面によって選ばれる単語が異なることがあります。一般的には、howeverがより自然で日常的な表現であるのに対し、howsoeverは特に文語的なスタイルで使われます。

類語・関連語 2 : nevertheless

nevertheless」は「それにもかかわらず」という意味を持ち、前の文や状況とは逆の事柄が続く際に使われます。この単語は文語的で、フォーマルな文脈でよく見られますが、日常会話でも使われることがあります。特に、何か困難や障害があっても物事を進める意志や事実を強調したい時に適しています。
howsoever」は「いかにしても」という意味を持ち、条件や方法に関係なく何かが成り立つことを示します。ネイティブスピーカーは「nevertheless」を使う際、対比や逆説を強調することが多いのに対し、「howsoever」はより広い範囲で使われ、特に特定の条件や状況に関わらず何かが存在することを伝えます。つまり、「nevertheless」は特定の逆説に焦点を当てるのに対し、「howsoever」は方法や条件を問わない一般的な表現であるという点で異なります。また、「howsoever」は比較的古風な響きがあり、現代の英会話ではあまり使われないことが多いです。
The weather was terrible; nevertheless, we decided to go hiking.
天気はひどかったが、それにもかかわらず私たちはハイキングに行くことに決めた。
The weather was terrible; howsoever, we decided to go hiking.
天気はひどかったが、いかにしても私たちはハイキングに行くことに決めた。
この文では両方の単語が自然に置換可能ですが、ニュアンスが異なります。「nevertheless」は、逆境にもかかわらず行動を選んだことを強調しています。一方で、「howsoever」は、方法や状況にかかわらず、行動を取る意志を示しています。

類語・関連語 3 : nonetheless

nonetheless」は「それにもかかわらず」という意味で、前述の内容とは逆の結果や状況を示す際に使われます。文脈によっては、「しかしながら」という意味合いでも使われ、話し手の意見や感情を柔らかくする役割を果たします。特に、意外な事実や結果を提示する際に用いられることが多いです。
howsoever」は「どのようにしてでも」という意味を持ち、通常は条件や方法に関する文脈で使われます。一方で「nonetheless」は、結果や状況に関して対比を強調する表現です。このため、両者は異なる文脈で使われることが多く、ネイティブスピーカーはそれぞれの単語の使い方を明確に区別します。例えば、「howsoever」は「どんな方法でも」といった具体的な状況を示す際に使われることが多いのに対し、「nonetheless」は「それにもかかわらず」といった形で、ある事実や意見に対する反論や逆説を表現する際に使われます。この違いを理解することで、より自然な英語を使うことができるようになります。
I was tired; nonetheless, I decided to go for a walk.
私は疲れていたが、それにもかかわらず散歩に行くことにした。
I was tired; howsoever, I decided to go for a walk.
私は疲れていたが、どのようにしてでも散歩に行くことにした。
この場合、「nonetheless」は自然に使われますが、「howsoever」は不自然です。具体的には、howsoeverは方法や条件を示す際に使うべきであり、疲れているにも関わらず行動するという逆説を示す文脈には適していません。

類語・関連語 4 : yet

yetは「それにもかかわらず」や「まだ」という意味で使われる接続詞や副詞です。逆接の意味を持ち、何かの事実や状況に反するような内容を続ける際に用いられます。文中での使用により、期待とは異なる結果や状況を強調するための重要な役割を果たします。
一方、howsoeverは「どのようにしても」という意味を持ち、条件や方法に関係なく何かが行われることを示します。ネイティブスピーカーにとって、yetは日常的に使われる一方で、howsoeverは古風で堅苦しい印象を与えることが多いです。yetは主に文脈に対する対比を示すために使用され、howsoeverは条件や方法に焦点を当て、あまり日常会話では使われません。このため、使いどころやニュアンスに違いがあります。
I will help you, yet I have my own problems.
私はあなたを助けますが、それにもかかわらず私には自分の問題があります。
I will help you, howsoever I have my own problems.
私はあなたを助けますが、どのようにしても私には自分の問題があります。
この文では、yethowsoeverが共に使用可能ですが、yetの方が自然に聞こえます。yetは対比を強調し、日常的な会話に適していますが、howsoeverは少し堅苦しい印象を与えます。
I haven't finished my homework yet.
私はまだ宿題を終えていません。

類語・関連語 5 : still

単語stillは、「まだ」「それでも」という意味を持ち、状況が変わらないことを表現します。特に、文脈によっては逆境や困難に対しても変わらず存在することを強調することができます。日常会話から書き言葉まで幅広く使用され、ネイティブスピーカーが自然に使う表現です。
一方で、単語howsoeverは「どのようにしても」「いかなる方法でも」という意味で、通常は非常にフォーマルな文脈で使われます。例えば、文書や演説などで、特定の状況に対するあらゆる可能性を示す際に用いられることが多いです。ネイティブスピーカーは、stillを日常的に使う一方で、howsoeverは特定の強調やフォーマルな表現を求められる場面で使う傾向があります。このため、stillの方が一般的であり、日常会話での使用頻度が高いのです。また、howsoeverは文法的にやや難しさがあり、初心者や中級者にはあまり使われないことがあります。
She is determined, and she will succeed still.
彼女は決意を持っており、それでも成功するでしょう。
She is determined, and she will succeed howsoever.
彼女は決意を持っており、いかなる方法でも成功するでしょう。
この例文では、stillhowsoeverがどちらも使われていますが、意味合いが微妙に異なります。stillは、不屈の精神を強調するのに対し、howsoeverは成功の方法の多様性を強調しています。どちらもポジティブな結果を示している点で共通していますが、使う場面やニュアンスに応じて選ぶべきです。
I still remember the day we met.
私はまだ私たちが出会った日を覚えています。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。