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flat outの意味・覚え方・発音

flat out

全力で

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flat outの意味・説明

flat outという単語は「全力で」や「率直に」といった意味があります。この表現は主に口語で使われることが多く、特に何かを盛大に行ったり、ある感情を隠さずに伝えたりする際に用いられます。

具体的には、何かを行う際に全力を尽くすことを指す場合に「flat out」を使います。例えば、仕事をする際に「flat out working」という表現が使われると、休まずに懸命に働いているというニュアンスを持ちます。また、真実を率直に伝える場合にも「I told him flat out」といった使い方があり、相手に対してある事実を隠さずに話したということを示しています。

このように、flat outは様々な文脈で使われますが、その根底には「全力を尽くす」「率直さ」という共通のテーマがあります。使う際には、その文脈をしっかりと捉えることが重要です。

flat outの基本例文

She ran flat out to catch the bus.
彼女はバスに乗るために全力で走った。
He worked flat out to finish the project on time.
彼は時間通りにプロジェクトを終わらせるために全力で働いた。
The athlete sprinted flat out towards the finish line.
その選手はゴールラインに向かって全力で疾走した。

flat outの覚え方:語源

flat outの語源は、英語の「flat」と「out」という二つの要素から成り立っています。「flat」は「平らな」や「水平な」という意味があり、特に平坦な状態を示します。「out」は「外へ」や「外に出て」という意味です。これらの単語が組み合わさることで、「flat out」は本来、物理的に何かを完全に平らにするという意味合いを持つことから派生しました。

この表現が転じて、特に「全力を尽くす」や「完全に」という意味で使われるようになりました。つまり、何かをただ行うだけでなく、「全力で何かをする」というニュアンスが加わったのです。例えば、ビジネスやスポーツの場面において、ある目標に向かって全力で取り組む様子を表すのに適しています。

語源をたどることで、単語の本来の意味やその変化を理解することができます。flat outは、このようにして現代の英語で広く使われるようになりました。

flat outの類語・関連語

  • completelyという単語は、全く、完全にという意味を持ち、物事が全て終わることや、何かが全て揃っている状態を指します。flat outよりも形式的で、書き言葉でよく使われます。例:I completely agree.(私は全く同意します。)
  • outrightという単語は、明白に、疑いなくという意味で、何かがはっきりとした状態を示します。flat outはより口語的でカジュアルですが、outrightはやや強調の色合いが強いです。例:She was outright wrong.(彼女は明らかに間違っていた。)
  • altogetherという単語は、全てをまとめて、完全にという意味です。flat outは特に強調を表す時に使われるのに対し、altogetherはもう少し穏やかなニュアンスになります。例:The meeting is altogether unnecessary.(その会議は全く必要ない。)
  • totallyという単語は、完全に、すっかりという意味を持ち、日常会話でよく使われます。flat outは特に拒否や否定を強調する時に使われるのに対し、totallyは広範囲に使える言葉です。例:I am totally exhausted.(私は完全に疲れています。)
  • utterlyという単語は、全く、完全にという意味で、flat outよりも感情を強める時に使うことが多いです。言葉として強調が強く、より情緒豊かな場面で使われることが多いです。例:He was utterly shocked.(彼は全くショックを受けていた。)


flat outの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : completely

completely」は「全く」「完全に」という意味を持つ副詞で、物事が一切残らず、または何も欠けていない状態を強調する際に使用されます。例えば、何かが十分に行われた、または全ての要素が揃っている時に使われます。この単語は、物事の状態や程度を強調するために非常に便利です。
flat out」は「全力で」「全く」という意味で使われることが多いですが、特に何かをする際に力を尽くす様子を強調します。一方で「completely」は、物事の状態や程度に焦点を当てる場合に使われるため、ニュアンスが異なります。例えば、flat outは「彼は全力で勉強している」と言った場合に、努力や力を強調していますが、completelyを使うと「彼は全く理解していない」といったように、結果や状態を重視しています。ネイティブスピーカーは、状況に応じてこれらの単語を使い分け、相手に正確なニュアンスを伝えます。
He is completely exhausted after the marathon.
彼はマラソンの後、全く疲れ果てている。
He is flat out exhausted after the marathon.
彼はマラソンの後、全力で疲れ果てている。
この例文では、completelyflat outは共に「疲れ果てている」という状態を表現していますが、前者は状態そのものを強調し、後者は疲れ果てるまでの努力を強調しています。どちらも自然な文脈で使えるため、互換性があります。

類語・関連語 2 : outright

outright」は、完全に、まったく、あるいは即座にという意味を持つ副詞です。特に否定的な表現と一緒に使われることが多く、「全く」「明白に」という強調を示します。また、名詞や形容詞としても使われることがあります。
flat out」も「完全に」や「まったく」という意味ですが、特に「全力で」や「非常に速い」というニュアンスを持つことがあります。ネイティブスピーカーは文脈に応じて使い分けます。例えば、何かを否定する際には「outright」を使うことが多いですが、何かをする際の強さを表現する時には「flat out」が好まれます。言い換え可能な場合もありますが、ニュアンスの違いに注意が必要です。
He rejected the proposal outright.
彼はその提案を全く拒否した。
He rejected the proposal flat out.
彼はその提案を完全に拒否した。
この文脈では「outright」と「flat out」は置換可能で、どちらも「全く拒否した」という意味を持ちます。ただし、「outright」はより直接的で強調的な否定を示すのに対し、「flat out」は口語的でカジュアルな響きがあります。

類語・関連語 3 : altogether

altogether」は、全体として、完全に、すべて、という意味を持つ副詞です。この単語は、何かが全ての要素を含んでいることや、全体的な状況を表す際に使用されます。特に、数量や範囲を強調する際に効果的です。
flat out」は、全力で、真剣に、または完全にという意味を持つ表現ですが、特に「全く」「完全に」というニュアンスで使われることが多いです。「altogether」と似た意味を持つ一方で、使用される文脈には違いがあります。例えば、「flat out」は、通常、強調や感情を伴う状況で使われることが多いのに対し、「altogether」は比較的中立的な表現で、事実や状況をそのまま示す場合によく使われます。また、「altogether」は数量を示す際にも使われることがありますが、「flat out」にはそのような使い方はありません。これにより、両者は似ているようで異なる使い方があることが分かります。
I think the plan is altogether unrealistic.
私はその計画が全く非現実的だと思います。
I think the plan is flat out unrealistic.
私はその計画が全く非現実的だと思います。
この場合、「altogether」と「flat out」は同じ文脈で使われ、置き換え可能です。どちらも強い否定的な感情を表現していますが、前者はより中立的で事実を指摘する印象を与え、後者は感情を強調する印象があります。

類語・関連語 4 : totally

単語totallyは、「完全に」や「まったく」という意味を持ち、何かが全くそうであることを強調する際に使われます。否定的な意味合いも持つ場合があり、特に「完全に無理」という文脈で使われることもあります。カジュアルな会話からフォーマルな文書まで幅広く用いられ、日常英会話でよく耳にする表現です。
単語flat outは、特に「全力で」や「率直に」といった意味合いを持ち、何かを強調する際に使われます。例えば、「全力で努力する」とか「率直に言う」といった文脈で使われることが多いです。一方で、totallyは「完全に」という意味で使われることが多く、特に物事の程度を強調する際に使われます。ネイティブスピーカーは、文脈に応じてこれらの単語を使い分けます。例えば、totallyはよりカジュアルで、思ったことをストレートに伝えるときに使われることが多いですが、flat outはあまり普段の会話で使われることは少なく、特定の状況で使われる傾向があります。そのため、totallyは一般的に幅広い文脈で使われるのに対し、flat outはより特定の強調を伴う場合に使われることが多いです。
I am totally excited about the concert this weekend.
今週末のコンサートに私はまったくワクワクしています。
I am flat out excited about the concert this weekend.
今週末のコンサートに私は全力でワクワクしています。
この文では、両方の単語が「ワクワクしている」という感情を強調していますが、totallyはその感情の程度を強調し、よりカジュアルな印象を与えています。一方で、flat outは全力で感じていることを示し、少し異なるニュアンスを持っています。したがって、両単語は置換可能ですが、ニュアンスの違いを考慮する必要があります。

類語・関連語 5 : utterly

utterly」は「完全に」「徹底的に」という意味を持つ副詞です。この単語は、何かが非常に強調されていることを示す際に使われます。例えば、感情や状態が極端であることを表すのに適しています。このように、utterlyは、事柄の程度を強調するためによく用いられます。
flat out」と「utterly」は、どちらも「完全に」という意味を持つ言葉ですが、ニュアンスには違いがあります。flat outは、特に口語的な表現で、カジュアルな会話や状況で使われることが多いです。一方で、utterlyは、よりフォーマルな場面でも適切に使われることが多いです。ネイティブスピーカーは、文脈やトーンに応じてこれらの単語を使い分けます。また、flat outは、しばしば「全力で」という意味合いを持つ場合もあり、特に行動や努力に関して使われることが多いです。対して、utterlyは、物事の状態や感情についての強調に特化しています。
I am utterly convinced that we will succeed.
私は私たちが成功することを完全に確信しています。
I am flat out convinced that we will succeed.
私は私たちが成功することを全力で確信しています。
この例文では、utterlyflat outは置換可能ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。utterlyは、確信の強さを強調し、よりフォーマルな印象を与えます。一方で、flat outは、よりカジュアルな言い回しで、感情の熱意を示す印象があります。


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flat outの会話例

flat outの日常会話例

「flat out」は日常会話でよく使われる表現で、主に「全力で」「全速力で」という意味合いで使われます。また、「完全に」といったニュアンスでも使用されることがあります。カジュアルな会話や日常の状況で、何かをする際の強調として使われることが多いです。例えば、誰かが「flat out」と言うとき、彼らはその行動が非常に真剣であることを示しています。

  1. 全力で、全速力で
  2. 完全に、まったく

意味1: 全力で、全速力で

この意味では、「flat out」は何かをする際の強い意志や努力を示す表現です。特に、スポーツや仕事の場面でよく使われます。相手に対して、非常に真剣に取り組んでいることを伝える際に使われることが多いです。

【Example 1】
A: I was running flat out to catch the bus this morning!
今朝バスに乗るために全速力で走っていたんだ!
B: Really? Did you make it?
本当に?間に合った?

【Example 2】

A: I've been working flat out on this project all week.
今週ずっとこのプロジェクトに全力で取り組んでいるんだ。
B: Wow, I hope it pays off!
すごいね、成功することを願ってるよ!

【Example 3】

A: We need to get this done flat out before the deadline!
締切前にこれを全力で終わらせる必要があるよ!
B: Let's do it!
やろう!

意味2: 完全に、まったく

この使い方では、「flat out」はある状況や事実が非常に明確であることを強調するために使われます。特に否定的な文脈で、「完全にそうだ」「まったくその通りだ」といった意味合いで使われることが多いです。

【Example 1】
A: He's flat out wrong about the meeting time.
彼は会議の時間について完全に間違っているよ。
B: I know, right? It's frustrating.
そうだよね?それはイライラするよ。

【Example 2】

A: I am flat out tired after that trip.
あの旅行の後はまったく疲れ切っているよ。
B: You should rest then.
じゃあ、休むべきだね。

【Example 3】

A: That movie was flat out terrible!
あの映画は完全にひどかった
B: I agree, it was a waste of time.
同意するよ、時間の無駄だったね。

flat outのビジネス会話例

「flat out」はビジネスの文脈においては、「全力で」「完全に」という意味で使われることが多いです。このフレーズは、特に仕事の進行状況や状況を強調する際に使用され、物事を急いで行う必要がある時や、全力を尽くしていることを示す際に用いられます。

  1. 全力で、完全に

意味1: 全力で、完全に

この会話では、flat outがプロジェクトの進行状況を強調するために使われています。Aは、プロジェクトに全力を注いでいることを示し、Bはその努力を認める形で返答しています。

【Exapmle 1】
A: I have been working flat out to meet the deadline.
私は締切に間に合うように全力で働いています。
B: I appreciate your hard work; it really shows!
あなたの努力に感謝します。本当に成果が見えていますね!

【Exapmle 2】

A: We need to get this report done flat out before the meeting.
会議の前にこのレポートを完全に仕上げる必要があります。
B: Agreed! Let’s divide the tasks and work efficiently.
賛成です!タスクを分担して効率的に進めましょう。

【Exapmle 3】

A: I’m going to need everyone to work flat out this week.
今週はみんなに全力で働いてもらう必要があります。
B: No problem, we’ll give it our all!
問題ありません、私たちは全力を尽くします!