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fiddlyの意味・覚え方・発音

fiddly

【形】 手間のかかる

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fiddlyの意味・説明

fiddlyという単語は「不器用な」や「扱いにくい」という意味を持ちます。この単語は、特に細かい作業や複雑な手順において、力を入れすぎたり、注意を要したりする状況を表現する際に使われます。例えば、狭い場所で小さな部品を扱うときなど、手先が不器用になってしまうような場面で用いられることが多いです。

fiddlyは、物理的な作業だけでなく、抽象的な状況にも関連して使われることがあります。たとえば、計画や手続きが複雑で、実行するのが面倒である場合にもこの言葉が適用されます。英語のネイティブスピーカーは、面倒で手間のかかるタスクを「fiddly」と表現することで、その煩わしさや難しさを強調することがあります。

この単語を使うことで、行動や作業の難しさや手間について具体的なイメージを持たせることができます。そのため、fiddlyは技術的な文脈や日常的な会話において、特に慎重に扱うべき作業に関して、自分の感じている不満や困難を表現する際に役立ちます。

fiddlyの基本例文

The watch mechanism was so fiddly that it took hours to repair.
時計の仕組みは非常にやっかいで、修理には数時間かかりました。
The artist spent hours just getting the fiddly details right in her painting.
その芸術家は、絵に細かいディテールを正確に描くために何時間も費やしました。
Assembling a model car can be quite fiddly, with many small pieces to put together.
モデルカーの組み立ては多くの小さな部品を組み合わせる必要があるため、かなり細かくなることがあります。

fiddlyの覚え方:語源

fiddlyの語源は、英語の「fiddle」に由来しています。「fiddle」はもともと「バイオリン」を指していましたが、転じて「手先が器用な動作」を意味するようになりました。この「fiddle」が動詞として使われる場合、特に細かい作業を行う際に「手を使う」「いじる」といった意味合いを持っています。

「fiddly」は、これに接尾辞「-ly」が付いた形で、形容詞として「扱いにくい」「手間のかかる」という性質を表現します。この言葉は、特に小さな物の取り扱いや、細かい作業をするときに生じる困難さを示すために使われます。したがって、fiddlyという言葉は、元々の「fiddle」が持つ手先を使う動作のニュアンスと、細かい作業に伴う難しさを組み合わせた意味を持っています。

fiddlyの類語・関連語

  • trickyという単語は、複雑で扱いにくいという意味で、特に予測が難しい状況にも使います。たとえば、"This puzzle is tricky."(このパズルは難しいです。)のように使います。fiddlyに比べて、問題が頭を使うことが多いです。
  • finickyという単語は、非常に細かいことにこだわるという意味で、特に完璧を求める場合に使います。たとえば、"She's finicky about her food."(彼女は食べ物にうるさいです。)のように、特定の好みを持つことに重きを置きます。
  • fussyという単語は、特に些細なことに不満を持つ様子を表します。たとえば、"He's fussy about his clothes."(彼は服に細かいところが気になります。)というように、気難しい印象を持つ使い方が多いです。
  • awkwardという単語は、扱いやすくないが、主に物理的な動作において不器用であることを指します。たとえば、"The box is awkward to carry."(その箱は運ぶのが不便です。)と、fiddlyよりも不便が強調されます。
  • complexという単語は、シンプルではなく多くの部分が絡み合っている状態を表します。たとえば、"This situation is complex."(この状況は複雑です。)のように、全体が難しいことに焦点が当てられています。


fiddlyの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : tricky

tricky」は、難しい状況や問題に対して使われることが多く、特に解決策が複雑であったり、注意を要する場合に使われます。英語では、「tricky」は「やっかいな」や「巧妙な」といったニュアンスを持ち、何かを行う際に慎重さや工夫が必要であることを示します。
fiddly」と「tricky」は両方とも「難しい」という意味を持ちますが、ニュアンスには違いがあります。「fiddly」は、特に細かい作業や手間のかかる作業について使われることが多く、手先を使うことが求められる状況に関連しています。例えば、細かい部品を組み立てる際や、精密な作業をする際に「fiddly」と言います。一方で「tricky」は、問題が解決しづらい時に使われ、心理的な難しさや複雑さを表すことが多いです。つまり、「fiddly」は実際の作業の難しさに重点が置かれ、「tricky」は知的な難しさに関連します。
This puzzle is quite tricky to solve without any hints.
このパズルは、ヒントなしでは解くのが非常にやっかいです。
Assembling this model is quite fiddly without the right tools.
この模型を組み立てるのは、適切な道具なしでは非常に手間がかかります。
この例文では、「tricky」と「fiddly」は異なるニュアンスで使われており、置換は不自然です。「tricky」は問題の解決の難しさを強調し、「fiddly」は物理的な作業の手間を表しています。

類語・関連語 2 : finicky

類義語finickyは、特に細かい点にこだわったり、好みがうるさいことを表します。何かを選ぶ際に非常に慎重で、他の人が気にしないような小さな詳細に注意を払うことを指します。この単語は、特に食べ物や趣味、あるいは物事の進行に対して使われることが多いです。
一方で、fiddlyは、物理的に扱いにくい、もしくは細かい作業が必要な状況に使われます。例えば、機械の部品を組み立てる際や、手作業で何かを作るときに、手間がかかる様子を表現します。ネイティブスピーカーは、finickyを使う時は主に人の性格や好みについて言及する場合が多く、fiddlyは作業や物理的なプロセスに焦点を当てる傾向があります。このため、finickyはより主観的な評価を伴い、fiddlyは客観的な状況の説明に使われることが一般的です。
She is quite finicky about her food, always checking the ingredients.
彼女は食べ物に対してとても好みがうるさいので、いつも材料を確認しています。
Assembling this model is a bit fiddly, requiring a lot of patience.
この模型を組み立てるのは少し手間がかかるので、たくさんの忍耐が必要です。
この場合、finickyは人の食に対する慎重さを表し、fiddlyは作業の複雑さを指しますが、文脈によってそれぞれの特徴が生きるため、完全に置換可能ではありません。
He is very finicky about his clothes, always wanting them to be perfectly ironed.
彼は自分の服に対してとても好みがうるさいので、いつも完璧にアイロンがかかっていることを望んでいます。

類語・関連語 3 : fussy

fussy」は、特に小さなことにこだわる、または面倒くさいという意味を持つ形容詞です。主に人や物事に対して使われ、細かいことに気を配る様子や、何かを受け入れられないほどの厳密さを表します。
fiddly」は、細かい作業や手間がかかることを指しますが、特に物理的な作業や操作に関連しています。たとえば、細かい部品を扱う際に使われることが多いです。「fussy」は人や状況に対して使われることが多いのに対し、「fiddly」は主に物事の性質や状況を指すため、使われる文脈が異なります。例えば、料理の際に「fussy」は特定の食材の選び方に対して使われることがある一方で、「fiddly」は小さな器具を使って料理することの面倒さを表現します。
My little sister is very fussy about her toys; she only likes the ones that are perfectly clean and intact.
私の妹はおもちゃに非常にこだわりがあり、きれいで壊れていないものだけを好みます。
Putting together this model kit is quite fiddly because the pieces are so small and require precision.
この模型キットを組み立てるのは非常に手間がかかります。なぜなら、部品がとても小さく、正確さが求められるからです。
この2つの例では、「fussy」は人の性格や好みを表現しているのに対し、「fiddly」は物理的な作業の難しさや手間を強調しています。したがって、置換はできません。

類語・関連語 4 : awkward

awkward」は、ぎこちない、不器用な、困難な状況を示す言葉です。人間関係や動作、状況が不自然であることを表現します。例えば、何かをするのが難しい、または他人とのコミュニケーションがぎこちないといった場合に使われます。
fiddly」は、細かい作業や手間がかかることを表現する言葉で、特に手を使っての作業が面倒であったり、煩雑であることを示します。「awkward」は人間関係や状況に関連するのに対し、「fiddly」は物理的な作業の難しさに重点が置かれています。例えば、fiddlyな作業は手先の器用さを必要とし、細かい部分に気を使う必要がありますが、awkwardな状況は会話や行動において不自然さを伴います。
I felt really awkward when I tripped over my own feet in front of everyone.
みんなの前で自分の足につまずいた時、私は本当にぎこちない気持ちになった。
This puzzle is quite fiddly to solve with all its small pieces.
このパズルは小さなピースがたくさんあって、解くのがかなり面倒だ。
この場合、awkwardは人間関係や状況における不自然さを示し、fiddlyは物理的な作業の困難さを表しています。したがって、これらの単語は異なる文脈で使われるため、互換性はありません。

類語・関連語 5 : complex

単語complexは、「複雑な」「入り組んだ」という意味を持ち、特に多くの部分や要素から成り立っているものを指します。物事の構造や理解の難しさを強調する際に用いられ、システムや問題、感情などが絡み合っている様子を表現するのに適しています。
一方で、fiddlyは、細かい作業や手間がかかることを強調する単語で、特に手を使った作業や注意深さが求められる状況で使われます。例えば、細かい部品を扱う時や、慎重に作業を進めなければならない状況で使われることが多いです。ネイティブは、complexが全体の構造や理解の難しさを示すのに対し、fiddlyは作業の性質や手間に焦点を当てると感じています。このため、両者は似た意味を持ちながらも、使用される文脈やニュアンスには重要な違いがあります。
The project was too complex for the students to complete on their own.
そのプロジェクトは学生たちが自分たちだけで完成させるにはあまりにも複雑だった。
The project was too fiddly for the students to complete on their own.
そのプロジェクトは学生たちが自分たちだけで完成させるにはあまりにも手間がかかりすぎた
この例文では、complexfiddlyが同じように使われていることがわかります。ただし、complexは全体の難しさを強調しているのに対し、fiddlyは細かい手間や注意を要する作業の面を強調しています。このため、文脈によって選ぶ単語が変わります。


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fiddlyの会話例

fiddlyの日常会話例

「fiddly」は、手先を使った作業が面倒であったり、細かい部分に注意を要する様子を表す形容詞です。日常会話では、特に手作業や複雑な作業について語る際に使われることが多いです。例えば、DIYや料理、または小物の組み立てなどの場面で「fiddly」という言葉が使われることがあります。

  1. 手先を使った作業が面倒くさい、または細かい作業

意味1: 手先を使った作業が面倒くさい、または細かい作業

この会話では、Aが手作業の難しさについて話しており、「fiddly」がその面倒さを表現しています。Bはその状況に同意し、さらにその作業の手間についてコメントしています。

【Exapmle 1】
A: I found that putting together this model was really fiddly!
A: この模型を組み立てるのが本当に面倒だったよ!
B: Yeah, those tiny pieces can be a bit fiddly to handle.
B: そうだね、小さい部品は扱うのが少し面倒だよね

【Exapmle 2】

A: Cooking that recipe was quite fiddly, wasn't it?
A: あのレシピを料理するのはかなり手間だったよね
B: Absolutely! The instructions were really fiddly.
B: その通り!指示が本当に面倒だったよ。

【Exapmle 3】

A: I hate assembling furniture. It’s always so fiddly!
A: 家具を組み立てるのが嫌いなんだ。いつもすごく面倒だよ!
B: I know what you mean! Those screws are so fiddly to work with.
B: その気持ちわかるよ!あのネジは扱うのが本当に面倒だよね。

fiddlyのビジネス会話例

「fiddly」は、主に「扱いにくい」や「手間がかかる」といった意味で使われる形容詞です。ビジネスシーンでは、特に複雑な作業や手続きに対して使われることがあります。細かい作業を要求される場合や、面倒な手続きを表す際に適しています。

  1. 扱いにくい、手間がかかる

意味1: 扱いにくい、手間がかかる

この会話では、「fiddly」が複雑な手続きや作業に対して使われています。特に、プロジェクトの進行において、細かい作業が多く、効率が悪くなる様子が示されています。

【Exapmle 1】
A: This report is quite fiddly; I need to double-check all the calculations.
このレポートはかなり手間がかかるので、すべての計算を再確認する必要があります。
B: I understand. Sometimes the fiddly details can make or break a project.
わかります。時にはその扱いにくい細部がプロジェクトの成否を左右しますね。

【Exapmle 2】

A: Why did the team take so long to finish the presentation?
なぜチームはプレゼンテーションを終えるのにそんなに時間がかかったのですか?
B: It was really fiddly to coordinate all the visuals and data.
すべてのビジュアルとデータを調整するのが本当に手間がかかりました

【Exapmle 3】

A: I think we should simplify the process; it’s becoming too fiddly.
プロセスを簡素化すべきだと思います。あまりにも扱いにくくなってきています。
B: Agreed, a fiddly process can lead to errors and delays.
同意します。手間がかかるプロセスはエラーや遅延を引き起こす可能性があります。