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drabの意味・覚え方・発音

drab

【形】 鬱鬱たる、地味

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drabの意味・説明

drabという単語は「地味な」や「 dull」であることを意味します。この単語は主に色やデザイン、雰囲気などが活気のない、あるいは興味を引かないときに使われます。例えば、暗い色や淡い色の服装、あるいは退屈な風景などを表現する際に用います。drabは視覚的にも感情的にも乏しい印象を与える言葉です。

また、drabは名詞としても使われ、主に「地味な色」や「退屈な環境」を指します。例として、灰色や茶色など、目立たない色合いのことを指すことが多いです。さらに、退屈な気持ちや単調な時間を表現するためにも使われることがあります。このように、drabは色や雰囲気だけでなく、感情や状況をも表す幅広い意味を持っています。

この単語は、何かが魅力的でない、あるいは単調であることを強調したいときに効果的に使用されます。特に風景や人々の服装、作品のデザインなどについて語る場面でよく見かけるでしょう。文脈によっては、それが持つネガティブな意味合いがぴったり合うことが多いです。

drabの基本例文

The drab color of the walls made the room feel dull and lifeless.
壁の鬱鬱たる色は部屋を退屈で生気のないものにした。
Her outfit was drab and unremarkable, blending in with the crowd.
彼女の衣装は鬱鬱たるもので、群衆と溶け込むようになっていた。
Despite the drab weather, they decided to go for a walk and enjoy the fresh air.
鬱鬱たる天気にもかかわらず、彼らは散歩に出かけて新鮮な空気を楽しむことにした。

drabの意味と概念

名詞

1. 薄汚い色

この意味では、'drab'は淡いグレーや黄褐色、あるいはオリーブブラウンを指します。この色は、あまり目立たず、地味で無彩色的な印象を与え、一般に魅力がないとされます。服装やインテリアデザインなどにおいて、目を引かない色合いが好まれない場合に使用されることが多いです。
Her dress was a drab shade that seemed to blend into the background.
彼女のドレスは薄汚い色合いで、背景に溶け込んでしまっているように見えた。

2. 単調さ

'drab'は、単調で彩りのない状態や雰囲気も指します。この場合、何かが退屈で刺激がないことを強調します。特に、活動や環境が活気を欠いている時に使われることが多く、生活の中でのつまらなさや、期待外れの印象を表します。
The decoration of the room was so drab that I felt sleepy just being there.
その部屋の装飾はあまりにも単調で、そこにいるだけで眠くなった。

3. 壊れた状態

この意味では、物や状況が元気を失ったり、魅力を失った状態を示します。特に人や物が活力を失っている場合に用いられるため、変化や改善が求められる場面で使われやすいです。
After the long meeting, the atmosphere in the room felt quite drab.
長い会議の後、部屋の雰囲気はかなり壊れたように感じた。

形容詞

1. 色あせた

この意味では、色や鮮やかさが欠けていることを表します。しばしば退屈さや無関心を引き起こすような印象を与えることが多いです。例えば、ファッションやインテリアデザインにおいて、魅力的ではない色合いを指す場合に使われます。
The walls of the room were painted in a drab color, making the space feel lifeless.
部屋の壁は色あせた色で塗られていて、空間が無気力に感じられた。

2. 無趣味な

この意味では、活気や魅力、驚きが欠けていることを指します。特定の状況や出来事が興味を引かないときに使われ、会話や活動が退屈だと感じられる時に使用されることが多いです。
The conversation was so drab that I started to lose interest.
その会話はあまりにも無趣味で、私は興味を失い始めた。

3. 落ち込ませる

この意味では、物事が憂鬱に感じられる場合や、精神的に元気を失わせる状況を指します。気分を沈ませるような要素について語る時に使われ、全体的な雰囲気が陰鬱であることを示唆します。
The drab weather made everyone feel a bit gloomy.
その陰鬱な天気は、みんなを少し落ち込ませた。

drabの覚え方:語源

drabの語源は、古英語の「drabbe」に由来します。この言葉は「薄汚い」や「灰色」を意味し、特に色合いに関連して使われていました。中世には、「drab」は一般的に薄暗い色や無気力な様子を表現するために用いられました。

さらに、16世紀になると、特に生地や衣服の色合いを指すようになり、例えば「drab cloth」という表現が使われるようになりました。これは、特に地味で魅力がない色を指すものでした。このように、drabは無関心や退屈さを暗示するニュアンスを持つ言葉として進化していきました。

現代では、カラーや状況に対する評価を示す単語として使われ、興味や活気がない様子を表現する際に広く用いられています。このように、drabは歴史的背景を持ちながらも、与える印象を通してその使い方が変化してきた単語です。

drabの類語・関連語

  • drearyという単語は、退屈で暗い印象を与えることを指します。drabよりも感情的な面が強く、気持ちを沈ませるような感じです。例:a dreary day(陰鬱な日)。
  • dullという単語は、色や魅力が欠けていることを指し、刺激が少ない印象を与えます。drabと似ていますが、dullはより広い範囲で使われます。例:a dull color(地味な色)。
  • insipidという単語は、味がなく無味乾燥なことを指し、特に食べ物や飲み物に使われることが多いですが、退屈さを表す時にも使われます。例:an insipid meal(味気ない食事)。
  • unremarkableという単語は、特別な点がなく目立たないことを指します。drabは見た目の印象に使われるのに対し、unremarkableは全体的な特長について使います。例:an unremarkable performance(平凡な演技)。
  • mundaneという単語は、平凡であり、日常的なことを指します。drabは外見の印象に限られることが多いが、mundaneは生活そのものを表すことが多いです。例:mundane tasks(平凡な作業)。


drabの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : dreary

dreary」は、暗くて陰気な、または退屈で活気がない状態を表す形容詞です。この言葉は、特に天候や景色、雰囲気があまりにもつまらなく、気分が沈むような状況で使われます。例えば、雨が降り続く寒い日や、活気のない街の様子を描写する際に使われることが多いです。
drab」は、色が薄くて地味、または魅力に欠けるという意味を持つ形容詞です。「dreary」と似ている点もありますが、「drab」は主に外見や色に関連して使われ、一般的には物や環境の色合いやデザインの退屈さを強調します。一方で、「dreary」は気持ちや雰囲気に焦点を当て、心理的な影響をも暗示することが多いです。そのため、ネイティブスピーカーは「drab」を物理的な特徴に、そして「dreary」を感情的なコンテキストに使い分けることが一般的です。
The weather was so dreary that I felt unmotivated to leave the house.
その天気はとても陰気だったので、家を出る気がしなかった。
The walls of the room were painted a drab gray, making the atmosphere feel dull.
その部屋の壁は地味な灰色で塗られていて、雰囲気が退屈に感じた。
この例文では、drearyは気持ちや雰囲気に関連して使われ、drabは物理的な特徴に焦点を当てています。どちらもネガティブな印象を与えますが、使われる文脈が異なるため、互換性はありません。

類語・関連語 2 : dull

単語dullは、「鈍い」「退屈な」「色あせた」という意味を持ちます。何かが興味を引かない、または活気がない様子を表す際に使われることが多いです。また、色や光が弱い場合にも使われ、視覚的な印象に関連する場合もあります。
一方で、単語drabは「地味な」「単調な」という意味で、特に色や外観がつまらないことを強調する際に使われます。両者は「退屈さ」や「活気のなさ」という点で共通していますが、dullはより広い文脈で使用されるのに対し、drabは特に色やデザインが無気力であることに焦点を当てています。また、dullは知的な刺激の欠如を指す場合にもしばしば使われるため、会話のトーンによって使い分けがされます。例えば、話題や状況が非常に退屈である場合にはdullを使用し、特に見た目が魅力的でない場合にはdrabを使うことが多いです。
The lecture was so dull that many students fell asleep.
その講義はとても退屈で、多くの学生が眠りに落ちました。
The room was painted in a drab shade of gray that made it feel lifeless.
その部屋は地味な灰色で塗られていて、無気力に感じました。
この例文では、dullは講義の内容がつまらないことを示し、drabは部屋の色が魅力的でないことを強調しています。したがって、文の内容によって使い分けが必要です。

類語・関連語 3 : insipid

insipid」は、味がない、無味乾燥な、または退屈な状態を表す形容詞です。この単語は、特に食べ物や飲み物、またはアイデアや芸術作品などが魅力に欠けるときに使われます。つまり、何かが刺激的でなく、感情や興味を引かない様子を示します。
drab」と「insipid」は、どちらも活気や色彩の不足を示す言葉ですが、使われる文脈が異なります。「drab」は、主に色や外観に関連しており、地味で魅力に欠ける様子を指します。一方で、「insipid」は、特に味や内容が乏しい場合に使われることが多く、創造性の不足を強調します。例えば、drabな服装は色がなく無造作に見えることを意味しますが、insipidな料理は味わいがなく食べる気がしないことを表します。このように、両者は似たニュアンスを持ちながらも、異なる側面を強調していることを理解することが重要です。
The soup was bland and insipid, lacking any real flavor.
そのスープは味がなく、無味乾燥で、本当の風味が欠けていた。
The room was painted in drab colors, making it feel dull and uninviting.
その部屋は地味な色で塗られていて、退屈で居心地が悪く感じた。
この例文では、「insipid」と「drab」はそれぞれ異なる状況で使われていますが、両方とも「魅力に欠ける」というテーマを持っています。料理の味がないことと、部屋の色が地味であることは、いずれも何かが不足していることを表していますが、具体的な対象が異なります。

類語・関連語 4 : unremarkable

単語unremarkableは「特に際立ったところがない」「平凡な」という意味を持ちます。何かがunremarkableであるとき、それは特別な特徴や印象がなく、目に留まらないことを指します。この言葉は、物事が普通であることや、他と比べて特に変わった点がないことを表現する際によく使われます。
一方でdrabは「地味な」「冴えない」といったニュアンスを持つ言葉で、外見や色合いが dull(鈍い)であることを強調します。例えば、色彩やデザインが乏しい場合に使われることが多いです。両者は平凡さを表す点では似ていますが、drabは主に視覚的な印象に焦点を当てており、色やスタイルの冴えなさを強調します。対してunremarkableは、特に目立たないこと全般に適用でき、視覚的な側面に限らず、性格や出来事など様々な文脈で使われます。したがって、drabは通常、より具体的で視覚的な評価に関連しているため、ネイティブはそれぞれの語を文脈に応じて使い分けています。
The restaurant was quite unremarkable, with a menu that didn't offer anything special.
そのレストランは特に目立ったところがなく、特別なメニューがないものでした。
The restaurant was quite drab, with a menu that didn't offer anything special.
そのレストランは地味で、特別なメニューがないものでした。
この文脈では、unremarkabledrabは置換可能です。どちらの言葉もレストランの特徴が平凡であることを表現していますが、drabは特に視覚的な印象に焦点を当てている点が異なります。

類語・関連語 5 : mundane

mundane」は、日常的で特別なことがない、平凡なという意味を持つ形容詞です。この単語は、退屈さや独創性の欠如を示唆することが多く、日常生活の中でよく見られる一般的な事柄や状況を指します。特に、特別な魅力や興味を引かない物事に対して使われます。
drab」も平凡さを表す言葉ですが、色彩や外見に関するニュアンスが強く、特に色合いが地味であることを指すことが多いです。ネイティブスピーカーは「mundane」が日常性や普遍性を強調するのに対し、「drab」は退屈で魅力のない外見を強調すると理解します。たとえば、mundane は日々のルーチンや普通の仕事に使われることが多く、drab は服装や風景などの色合いや見た目に関して使われることが一般的です。このため、両者は似た意味を持つものの、使用される文脈やニュアンスにおいて明確な違いがあります。
His daily routine felt mundane and unexciting.
彼の日常のルーチンは平凡で刺激がないと感じた。
His daily routine felt drab and unexciting.
彼の日常のルーチンは地味で刺激がないと感じた。
この場合、両方の文で使用される単語は互換性がありますが、「mundane」は日常性を強調し、「drab」はそのルーチンの退屈さや色合いの無さに焦点を当てている点が異なります。


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drabのいろいろな使用例

名詞

1. くすんだ灰色がかった茶色や黄色みがかった色

色彩表現

drabという単語は、主に暗い灰色がかった茶色や、くすんだ黄土色を表す色彩を指します。特にファッションや装飾の文脈で、地味で単調な色合いを表現する際によく使用されます。
The drab of her old uniform made her look even more tired.
彼女の古い制服の地味な色は、彼女をより疲れて見せた。
The walls were painted in a military drab that gave the room a somber atmosphere.
壁は軍隊調の地味な色で塗られており、部屋に重々しい雰囲気を与えていた。
  • military drab - 軍服調の地味な色
  • olive drab - オリーブがかった地味な色
  • khaki drab - カーキ色がかった地味な色
  • brownish drab - 茶色がかった地味な色
  • yellowish drab - 黄色みがかった地味な色
  • dull drab - くすんだ地味な色
  • muted drab - 落ち着いた地味な色
  • earthy drab - 土色がかった地味な色
  • natural drab - 自然な地味な色
  • faded drab - 色褪せた地味な色

形容詞

1. 活気や魅力に欠ける、退屈な

生活や環境の単調さ

drab という単語は、生活や環境が活気に欠け、刺激や変化のない、退屈で魅力のない様子を表現する際に使用されます。特に日常生活や仕事、環境の単調さや退屈さを描写する場合によく用いられます。
Her life had become drab and monotonous after working at the same office for twenty years.
同じオフィスで20年働いた後、彼女の生活は単調で退屈なものになっていた。
  • drab existence - 退屈な生活
  • drab routine - 単調な日課
  • drab office life - 退屈なオフィス生活
  • drab environment - 刺激のない環境
  • drab surroundings - 味気ない周囲の環境

2. 色彩や明るさが乏しい、くすんだ

色彩の欠如

drab という単語は、色彩が乏しく、くすんで冴えない様子を表現する際に使用されます。特に建物や服装、風景などの外観について、生気のない地味な色調を描写する場合に用いられます。
The drab walls of the hospital corridor needed a fresh coat of paint.
病院の廊下の色あせた壁は塗り直す必要があった。
  • drab colors - くすんだ色
  • drab clothing - 地味な服装
  • drab building - 味気ない建物
  • drab walls - くすんだ壁
  • drab landscape - 殺風景な風景

3. くすんだ茶緑色の

特定の色調

drab という単語は、特定の色調として、くすんだ茶緑色を表現する際にも使用されます。この用法は比較的専門的で、特に軍服や制服の色を描写する際によく使われます。
The soldiers wore drab uniforms that helped them blend into the forest.
兵士たちは森に溶け込むのに役立つ茶緑色の制服を着ていた。
  • drab uniform - くすんだ茶緑色の制服
  • drab military clothing - 軍用の茶緑色の衣服
  • drab olive color - くすんだオリーブ色
  • drab camouflage - 茶緑色の迷彩
  • drab military gear - 茶緑色の軍用装備

英英和

  • lacking in liveliness or charm or surprise; "her drab personality"; "life was drab compared with the more exciting life style overseas"; "a series of dreary dinner parties"活気または魅力または驚きに欠けているさま陰気臭い
    例:her drab personality 彼女の冴えない人柄
  • lacking brightness or color; dull; "drab faded curtains"; "sober Puritan grey"; "children in somber brown clothes"明るさまたは彩りを欠くさま地味
  • causing dejection; "a blue day"; "the dark days of the war"; "a week of rainy depressing weather"; "a disconsolate winter landscape"; "the first dismal dispiriting days of November"; "a dark gloomy day"; "grim rainy weather"落胆を引き起こす鬱鬱たる