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designated hitterの意味・覚え方・発音

designated hitter

【名】 指名打者

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/dɪˈzɪɡˌneɪtɪd ˈhɪtər/

designated hitterの意味・説明

designated hitterという単語は「指名打者」という意味です。これは、主に野球の試合で使用される用語で、特定の選手がピッチャーの代わりにバッティングを行う役割を担う選手を指します。この制度は、特にアメリカンリーグで採用されており、試合の戦略に大きな影響を与える重要な要素です。

指名打者の制度は、主に投手が打席に立つ際の打撃力を考慮して導入されました。多くの野球チームでは、投手は通常、打撃において他のポジションの選手に比べて劣ります。そのため、チームがより得点を挙げる機会を増やすために、より打撃に優れた選手を選んで打席に立たせることが可能になります。このようにしてゲームの戦略を豊かにし、観客にとってもエキサイティングな要素を加えます。

designated hitterという用語は、野球以外の文脈ではあまり広く使用されませんが、スポーツに関する会話や記事の中で見かけることがあるでしょう。その際、指名打者が果たす役割や制度の背景について理解していることが、より深い議論や観戦の楽しみにつながることがあります。

designated hitterの基本例文

In baseball, the designated hitter is a player who bats in place of the pitcher.
野球において、指定打者とは投手の代わりに打席に入る選手のことです。
The manager decided to include a designated hitter in the lineup for today's game.
監督は今日の試合のラインナップに指定打者を含めることに決めました。
The designated hitter rule is used in some baseball leagues to allow a player to bat without playing in the field.
指定打者ルールは、一部の野球リーグで使用され、選手が守備をしないで打席に入ることを許可します。

designated hitterの覚え方:語源

designated hitterの語源は、英語の「designate」と「hitter」という2つの単語から成り立っています。「designate」は「指定する」という意味で、「hitter」は「打者」を指します。この用語は、野球において特定の打者を指名して代わりに打席に立たせるルールに由来しています。アメリカンリーグでは、1980年にこの制度が正式に導入され、ピッチャーが打席に立つ代わりに、専属の打者であるデザインated hitterが打つことが認められました。このルールは、より多くの得点を生み出すことを目的としており、試合の戦略にも影響を与えています。デザインated hitter制度は、野球における攻撃と守備の役割分担を明確にし、試合の展開をよりダイナミックにする要素となっています。

designated hitterの類語・関連語

  • hitterという単語は、バッティングをする選手を指し、特にホームランを打つ力を持つ選手を意味します。designated hitterとして起用される選手は主に打撃に特化した選手であり、守備には出ないことが多いです。例:The hitter struck a homerun.(そのヒッターはホームランを打った。)
  • sluggerという単語は、強打者を指し、大きな打撃力を持つ選手のことを意味します。designated hitterとして起用されることが多い選手は、このsluggerに該当することが多いですが、sluggerは特にパワーに焦点を当てています。例:The slugger hit a powerful ball.(そのスラッガーは力強いボールを打った。)
  • batterという単語は、打席に立つ選手を意味し、打つことにフォーカスしています。designated hitterもbatterですが、特に守備をしないことが特徴です。例:The batter waited for the pitch.(そのバッターは投球を待った。)
  • pinch hitter
    pinch hitterという単語は、試合中に特定の場面で代わりに打席に立つ選手を意味します。designated hitterは試合の最初からその役割を持つのに対し、pinch hitterは局面に応じて使われます。例:The pinch hitter came in for a big moment.(その代打選手は重要な場面に登場した。)


designated hitterの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : hitter

hitter」は、野球やソフトボールにおいて、ボールを打つ選手を指します。特に、打撃の能力が高い選手を指すことが多く、一般的な表現として使われます。designated hitter(指名打者)と似ていますが、特定の役割を持つ選手を指す際に使用される用語です。
designated hitter」は、野球において特にアメリカンリーグのルールに関連しています。このルールでは、投手の代わりに打撃専門の選手を起用することができます。そのため、designated hitterは特定の役割を持ち、主に打撃に専念します。一方で、hitterは、あらゆる選手に適用可能な広い意味を持ち、必ずしも特定の役割に限られません。ネイティブスピーカーは、hitterを使うことで、打撃に関する一般的な話題や選手の能力について語る際に便利に感じます。対して、designated hitterは特定の規則に基づく役割を強調する際に使われ、より専門的な文脈で使用されます。
The hitter hit a home run in the fifth inning.
そのヒッターは5回のイニングでホームランを打ちました。
The designated hitter hit a home run in the fifth inning.
その指名打者は5回のイニングでホームランを打ちました。
この文では、hitterdesignated hitterは置換可能です。どちらもホームランを打った選手を指す文脈で使われており、意味が変わりません。しかし、designated hitterを使うことで、特定のルールに従った選手であることが強調されます。
The young hitter showed great potential during the game.
その若いヒッターは試合中に素晴らしい潜在能力を示しました。

類語・関連語 2 : slugger

slugger」は、主に野球において、強打者や長打を打つ選手を指します。この言葉は、特にホームランを打つ能力に優れた選手を表現する際によく使われ、力強い打撃スタイルを持つ選手に対して使われることが多いです。
designated hitter」(DH)とは、特定の役割としてバッティングだけを担当する選手を指します。アメリカンリーグの野球ルールでは、投手の打席を代わりに打つ選手を指定することができます。つまり、「slugger」は打撃力が高い選手全般を指しますが、「designated hitter」はその役割を持つ選手に特化しています。ネイティブスピーカーは、「slugger」という言葉を聞いたときに、選手の打撃力やパフォーマンスを想像し、「designated hitter」には特定の役割を持つ選手であることを理解します。このように、使う文脈によって意味が異なるため、英語学習者は両者の違いをしっかりと理解する必要があります。
The team relies heavily on their slugger to win games.
チームは試合に勝つために彼らの強打者に大きく依存している。
The team relies heavily on their designated hitter to win games.
チームは試合に勝つために彼らの指名打者に大きく依存している。
この文脈では、「slugger」と「designated hitter」は置換可能です。どちらも特定の選手に依存している状況を表しており、意味に違いはありません。ただし、実際には「slugger」が強打者の特性を強調しているのに対し、「designated hitter」は役割を示しています。

類語・関連語 3 : batter

batter」は、野球やソフトボールにおいて打席に立っている選手を指します。この選手は投手が投げるボールを打とうとします。「designated hitter」と同様に、打撃に特化した選手ですが、batterはより一般的な用語で、特定の役割を持たない選手も含まれます。
designated hitter」は、主にアメリカンリーグの野球ルールで使われる用語で、ピッチャーの代わりに打席に立つ選手を指します。つまり、designated hitterは特別な役割を持つ打者であり、主に打撃に集中します。一方、batterは全ての打席に立つ選手を指すため、守備も行う可能性があります。このため、designated hitterは特定の役割を持つ打者であるのに対し、batterはより広範な意味を持ち、状況によって使い分けられます。ネイティブスピーカーは、文脈に応じてどちらの言葉を使うべきかを判断します。
The batter stepped up to the plate, ready to hit the ball.
そのバッターは打席に立ち、ボールを打つ準備を整えた。
The designated hitter stepped up to the plate, ready to hit the ball.
その指名打者は打席に立ち、ボールを打つ準備を整えた。
この文では、batterdesignated hitterは同じ意味で使われており、互換性があります。どちらの選手も打席に立つ状況であり、文脈によって言葉を選ぶことができます。
The batter swung hard but missed the pitch.
そのバッターは力強くスイングしたが、投球を外した。

類語・関連語 4 : pinch hitter

pinch hitter」は、野球において試合中に交代で打席に立つ選手を指します。通常、先発の選手が打撃を行うのに対し、代わりに登場することで試合の流れを変える役割を果たします。特に、試合終盤や特定の状況で打撃力が求められる場面で使われます。
designated hitter」と「pinch hitter」は、どちらも打撃に関連する用語ですが、その役割には明確な違いがあります。「designated hitter」は、試合開始時から試合全体を通じて打撃の役割を担う選手を指し、通常は投手の代わりに打席に立ちます。一方で「pinch hitter」は、特定の場面で交代として登場する選手で、試合の途中で打席に立つため、試合の流れによって戦略的に起用されます。このため、「designated hitter」は選手の役割が固定されているのに対し、「pinch hitter」は状況に応じて使われる柔軟性があります。ネイティブスピーカーはこの違いを理解し、試合の戦略に基づいてこれらの用語を使い分けます。
The manager decided to put in a pinch hitter to increase their chances of scoring in the final inning.
監督は、最終回に得点の可能性を高めるために代打を出すことに決めました。
The manager decided to use a designated hitter for the entire game to strengthen their offense.
監督は、攻撃力を強化するために試合全体を通して指名打者を使うことに決めました。
この二つの文はそれぞれの役割を反映しており、pinch hitterは特定の場面での交代選手を、designated hitterは試合全体を通じた固定の打者を指しています。したがって、置換は自然ではありません。


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