「resume」は、職務経歴やスキルを簡潔にまとめた文書で、求職活動の際に用いられます。通常1ページから2ページに収められ、応募者の職歴や教育背景、資格、職務に関連するスキルを強調することが目的です。
「curriculum vitae」と「resume」は、どちらも職業的な経歴を示す文書ですが、主にその長さと目的において異なります。一般的に「resume」は職務に関連する情報を簡潔にまとめたもので、1~2ページ程度が適切です。一方、「curriculum vitae」は学術的な経歴や研究業績、出版物なども含む長文で、複数ページにわたることが多いです。また、「resume」は主に企業への応募に使用されるのに対し、「curriculum vitae」は学術的な職や研究職の応募で使われることが多いです。これにより、求職者はそれぞれの文書の特性を理解し、適切な場面で使い分ける必要があります。
I submitted my resume to the company last week.
先週、その会社に私の履歴書を提出しました。
I submitted my curriculum vitae to the company last week.
先週、その会社に私の職務経歴書を提出しました。
この場合、「resume」と「curriculum vitae」は、同じ職務に関連する文脈で使われており、どちらの単語も自然に置き換え可能です。ただし、一般的には「resume」が企業向けの応募により適していることに注意が必要です。
He polished his resume before the job interview.
彼は就職面接の前に自分の履歴書を磨きました。
「portfolio」は、主に自分の作品や業績をまとめた資料のことを指します。特にクリエイティブな職業やアカデミックな分野で、自分のスキルや経験を示すために使用されます。portfolioは、具体的なプロジェクトや成果物を含むことが多く、視覚的に訴える要素が強いです。
一方で、curriculum vitae(履歴書)は、職歴や学歴、スキルなどの情報を網羅的にまとめた文書です。portfolioは主にクリエイティブな分野で使用されることが多いのに対し、curriculum vitaeはあらゆる職種で求められる基本的な応募書類です。ネイティブスピーカーは、portfolioを使用する際には、自分の作品やプロジェクトを示す必要がある場面を意識し、curriculum vitaeを使用する際には、職務経歴や学歴を強調する必要があると理解しています。両者の違いは、情報の内容と提示方法にあります。
I included my best work in my portfolio to showcase my skills to potential employers.
私は自分のスキルを潜在的な雇用者に示すために、私のポートフォリオに最高の作品を含めました。
I included my best work in my curriculum vitae to showcase my skills to potential employers.
私は自分のスキルを潜在的な雇用者に示すために、私の履歴書に最高の作品を含めました。
この文脈では、portfolioとcurriculum vitaeは互換性がありますが、実際には、それぞれの文書に求められる情報の種類が異なるため、使用する際には注意が必要です。portfolioは特定の成果物を強調しますが、curriculum vitaeは全体的な職務経歴を示します。
I created a digital portfolio to display my graphic design projects.
私はグラフィックデザインのプロジェクトを展示するためにデジタルポートフォリオを作成しました。
「biography」は、特定の人物の生涯や業績を詳細に記述した書き物を指します。一般的には、著名な人物や歴史的人物の伝記として用いられ、彼らの人生の出来事、成長過程、影響を与えた要因などが含まれます。curriculum vitae(履歴書)とは異なり、biographyは感情や人間性を含む物語的な要素が強い点が特徴です。
「curriculum vitae」は主に職業的な経歴や学歴を簡潔にまとめた文書ですが、「biography」はその人の人生全体を物語風に描写します。ネイティブスピーカーは、仕事の応募や学術的な場面では「curriculum vitae」を使用し、書籍や映画などの紹介では「biography」を使うことが一般的です。また、biographyは特定の人物に焦点を当て、その人生を深く掘り下げることで、読者に感情的なつながりを提供します。逆に、curriculum vitaeは事実を中心に、業績やスキルを強調するため、より形式的で客観的な文書となります。このため、両者は文脈によって使い分けられ、互換性はあまりないと言えます。
She wrote a fascinating biography of the famous scientist.
彼女はその有名な科学者の興味深い伝記を書いた。
She included her research contributions in her curriculum vitae.
彼女は自分の研究の貢献を履歴書に含めた。
この場合、biographyとcurriculum vitaeは異なる文脈で使われており、置換はできません。biographyは特定の人物の生涯を語るものであり、感情的な要素が含まれますが、curriculum vitaeは職業的な業績を中心にした客観的な文書です。
The biography of the artist reveals many struggles and triumphs in her life.
そのアーティストの伝記は、彼女の人生における多くの苦悩と勝利を明らかにしている。