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barbaricの意味・覚え方・発音

barbaric

【形】 野蛮

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/bɑːˈbærɪk/

barbaricの意味・説明

barbaricという単語は「野蛮な」や「未開の」を意味します。この言葉は、主に文化的な観点からみて、洗練されていない、あるいは非人道的な行動や習慣を指します。異なる文化や社会に対する偏見からくる評価として使われることが多く、特定の行動や考え方が劣っているとされる場合に用いられます。このため、倫理的な議論や文化に関する文脈でも頻繁に見られます。

また、barbaricは戦争や暴力的な行動に対しても使用されることがあります。この場合、無慈悲さや残酷さを強調する形で使われることが多いです。例えば、戦争の際に行われる残虐行為を表現するのに適しています。そのため、この単語は特定の行動が社会規範に反するばかりか、人道的な観点からも許されないことを示すために使われます。

さらに、barbaricという言葉は文学や歴史の中でも頻繁に登場します。作家はこの単語を用いて、キャラクターの野蛮さや未開さを描写することがあり、物語のテーマを深めるために効果的に使用されます。そのため、barbaricは文化や倫理に関する対話を促す重要な単語となります。

barbaricの基本例文

Slavery was a barbaric system that dehumanized people.
奴隷制度は人間を非人間扱いする野蛮なシステムだった。
The killing of innocent animals for sport is barbaric.
無辜の動物をスポーツのために殺すことは野蛮である。
The barbaric practices of the ancient civilizations are shocking to modern society.
古代文明の野蛮な慣行は現代社会にとってショッキングである。

barbaricの意味と概念

形容詞

1. 野蛮な

この意味の「barbaric」は、文明の影響を受けずに生きることや、野蛮で粗野な行動や様子を指します。ルールや道徳に従わないことが含まれ、しばしば極端なまたは不適切な行動と結びつけられます。例えば、未開の部族の風習や、非常に粗野な行動に対して使われることが多いです。
The barbaric practices of the ancient tribe shocked the explorers.
その古代の部族の野蛮な慣習は探検者たちを驚かせた。

2. 未開な

この意味では「barbaric」は、文化的または社会的に未発達であることを示します。特に、教育や文明の進展がない状態を表す時に用いられ、しばしば否定的な響きを持っています。このフレーズは、文明の基準から外れた行動を指摘する場面で使われます。
The film portrayed the barbaric state of the world before modern civilization.
その映画は現代文明以前の未開な世界の状態を描写した。

3. 粗野な

この意味らしさでは、洗練されていない、未熟で野性的な様子を指します。特に、マナーや礼儀が欠如している状態を示し、社会的に受け入れられた行動から外れた行動に関連付けられます。粗野な行動や表現が用いられるシチュエーションで頻繁に使用されます。
His barbaric behavior at the party embarrassed everyone.
彼のパーティーでの粗野な行動は全員を困惑させた。

barbaricの覚え方:語源

barbaricの語源は、古代ギリシャ語の「バルバロス(barbaros)」に遡ります。この言葉は「外国人」や「野蛮な人々」という意味を持ち、特にギリシャ人が自国以外の民族を指す際に使われていました。彼らは、異なる言語を話す人々の言葉が「バルババル」と聞こえたため、「バルバロス」という言葉が生まれたとされています。つまり、彼らにとって理解できない言語を話す人々は「野蛮」とみなされることが多かったのです。ラテン語の「barbaricus」を経て、英語に取り入れられ、現代の「barbaric」という形になりました。この単語は、しばしば文化的または道徳的に未開な社会や行為を指す際に使われます。

barbaricの類語・関連語

  • savageという単語は、野蛮で残忍な様子を表します。barbaricよりも感情的な響きを持ち、特に動物的な非道さを強調することがあります。例: "savage attack"(凶暴な攻撃)
  • uncivilizedという単語は、未開の社会や文化に属していることを示します。barbaricな状態を指すが、より社会的な文脈で使われることが多いです。例: "uncivilized behavior"(未開な行動)
  • brutalという単語は、非常に酷い暴力や痛みを伴うことを示します。barbaricよりも物理的な残忍さに焦点を当て、感情は含まれません。例: "brutal murder"(残酷な殺人)
  • cruelという単語は、故意に他人を苦しめる様子を表します。barbaricと似ているが、特に意識的に冷酷さを持っている場合に使います。例: "cruel joke"(残酷な冗談)
  • primitiveという単語は、原始的で発展していない様子を表します。barbaricとは異なり、未開さや単純さを強調し、否定的な感情は少ないです。例: "primitive tools"(原始的な道具)


barbaricの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : savage

savage」は、未開で野蛮な状態や行動を指す言葉です。特に、動物的な性質や人間の非文明的な行動を強調するニュアンスがあります。また、情緒的な意味合いも強く、感情的に過激な振る舞いや、無慈悲な行動を指すこともあります。文脈によっては、強烈な批判を含む場合もあります。
barbaric」と「savage」は似た意味を持ちますが、使用される文脈やニュアンスに違いがあります。「barbaric」は、文化的に未開であることを強調し、人類の進化や文明に反する行動を指します。一方で、「savage」は、より感情的で衝動的な側面を強調することが多いです。例えば、「barbaric」は歴史的な背景に関連して使われることが多いですが、「savage」は現代的な状況や行動に適用されることが多いです。また、「savage」は、ある行動が非常に過激であることを指摘する際に使われることが多く、しばしば批判的なトーンを伴います。このように、両者は関連性がありながらも、微妙なニュアンスの違いがあるため、使い分けが重要です。
The savage attack left the villagers in shock.
その野蛮な攻撃は村人たちを衝撃に陥れた。
The barbaric attack left the villagers in shock.
その野蛮な攻撃は村人たちを衝撃に陥れた。
この文脈では、「savage」と「barbaric」は互換性があります。両者ともに、攻撃の残忍さや非文明的な側面を強調していますが、「savage」はより感情的で衝動的なニュアンスを持ち、「barbaric」は文化的に未開であることを強調しています。

類語・関連語 2 : uncivilized

uncivilized」は、文明が発展していない状態や、野蛮であることを指す形容詞です。この単語は、社会的な規範や文化が欠如している様子を強調するために使われます。特に、他者の行動や習慣が自分の価値観に合わない場合に、不快感や否定的な印象を与えるために用いられることが多いです。
barbaric」は、一般的に「野蛮な」や「未開の」といった意味を持ちますが、そのニュアンスにはやや異なる点があります。「uncivilized」は主に社会的・文化的な視点から見た未発達さを示すのに対し、「barbaric」はより感情的で強い否定的なイメージを含んでおり、しばしば残虐性や非人道的な行為を連想させます。たとえば、「barbaric」は戦争や暴力的な行為と結びつくことが多いのに対し、「uncivilized」は文化的な進展の欠如を指摘する場合に使用されることが一般的です。ネイティブスピーカーは、これらの単語を文脈に応じて使い分け、特に感情や道徳的な判断が求められる場面では「barbaric」を選ぶことが多いです。
The tribe was often considered uncivilized by outsiders.
その部族は外部の人々によってしばしば「未開の」と見なされていた。
The tribe was often considered barbaric by outsiders.
その部族は外部の人々によってしばしば「野蛮な」と見なされていた。
この例文では、「uncivilized」と「barbaric」はどちらも同じ文脈で使用されていますが、微妙なニュアンスの違いがあります。「uncivilized」は文化や社会的な発展が不足していることに焦点を当てているのに対し、「barbaric」はより感情的で強い否定的な評価を含んでいます。

類語・関連語 3 : brutal

brutal」は、残忍で無慈悲な行為や状況を指す言葉で、特に肉体的な暴力や痛みを伴う場合に使われることが多いです。感情や思いやりが欠如している状態を強調し、恐怖や苦痛を与えるような行動を表現します。
barbaric」と「brutal」は、どちらも残虐さや非道さを示す言葉ですが、ニュアンスには違いがあります。「barbaric」は、しばしば未開や野蛮な状態を示し、文明的でない行為を強調します。例えば、古代の戦争や残酷な習慣に対して使われることが多いです。一方で、「brutal」は、現代の文脈でも使用され、特に暴力的な行動や事件に焦点を当てます。つまり、「barbaric」は歴史的な野蛮さを、 「brutal」は現代における暴力や残酷さを表現すると言えます。英語ネイティブは、これらの単語を文脈に応じて使い分けることで、より正確な意味合いを伝えます。
The brutal attack shocked the entire community.
その残忍な攻撃は、地域社会全体を衝撃に陥れた。
The barbaric attack shocked the entire community.
その野蛮な攻撃は、地域社会全体を衝撃に陥れた。
この文脈では、「brutal」と「barbaric」は置換可能です。どちらの単語も攻撃の残虐性を示しており、文全体の意味に大きな違いは生じません。ただし、「brutal」は現代の暴力に対して使われることが多く、「barbaric」は未開の野蛮さを強調するため、ニュアンスが異なります。

類語・関連語 4 : cruel

cruel」は、他者に対して意図的に痛みや苦しみを与える行為や態度を指します。この単語は、冷酷さや残酷さを伴う行動に焦点を当てており、感情的な側面が強く表現されます。したがって、「cruel」は、他者に対する悪意や心の冷たさを強調する言葉として使われます。
barbaric」と「cruel」は、どちらも残酷さを示す言葉ですが、意味やニュアンスには微妙な違いがあります。「barbaric」は、特に野蛮で未開な行動や状況を指し、文明的でない状態や文化を連想させます。例えば、古代の戦争や残虐な儀式などが「barbaric」と表現されることがあります。一方で「cruel」は、個人の心情や行動に焦点を当て、意図的に他者を傷つける冷酷な性質を強調します。つまり、「barbaric」は文化や文明に関わる背景を持つのに対し、「cruel」はより個人的で心理的な側面が強い言葉です。このため、文脈によって使い分けが必要です。
The cruel ruler imposed harsh punishments on his subjects.
その残酷ざんこくな支配者は、臣民に厳しい罰を課した。
The barbaric ruler imposed harsh punishments on his subjects.
その野蛮やばんな支配者は、臣民に厳しい罰を課した。
この文脈では、「cruel」と「barbaric」はどちらも同じように使われることができますが、「cruel」は支配者の冷酷さを強調し、「barbaric」はその未開な行動を強調します。

類語・関連語 5 : primitive

primitive」は「原始的な」や「未発達な」という意味を持つ単語で、特に文化や技術が発展していない状態を指します。この単語は、歴史的な文脈や生物学的な進化の過程を説明する際によく使われます。例えば、古代の部族や初期の人類の生活様式を表現する際に用いられます。
barbaric」は、「野蛮な」や「非文明的な」という意味を持つ単語で、しばしば他者から見て未開とされる文化や行動を批判的に表現する際に使われます。例えば、暴力的な行為や非倫理的な行動を指す場合に使用されることが多いです。「primitive」は一般的に中立的なニュアンスを持ち、歴史的な観点から語られることが多いのに対し、「barbaric」は否定的な評価を伴うことが多いです。このため、ネイティブはそれぞれの単語を文脈に応じて使い分けます。
The tools used by the primitive people were made of stone and wood.
原始的な人々が使用した道具は石や木で作られていた。
The tools used by the barbaric tribes were made of stone and wood.
野蛮な部族が使用した道具は石や木で作られていた。
この文脈では、「primitive」と「barbaric」はともに未発達な道具を指しており、置換が可能です。しかし、「primitive」は単に歴史的な状態を説明しているのに対し、「barbaric」はその文化に対する否定的な評価が含まれています。
The primitive art discovered in the cave dates back thousands of years.
洞窟で発見された原始的なアートは数千年前にさかのぼる。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

barbaricの会話例

barbaricの日常会話例

「barbaric」は一般的に「野蛮な」や「未開の」という意味で使われる単語ですが、日常会話ではあまり頻繁には使われません。主に感情を表現する際や、何かが非常に厳しい、または不快であることを強調したいときに使用されることがあります。以下に、代表的な意味を示します。

  1. 野蛮な、未開の

意味1: 野蛮な、未開の

この会話では、友人同士が最近見た映画について話しており、映画の中で描かれた暴力的なシーンに対して「barbaric」という表現を使っています。この表現は、行動が非道徳的であることや、文明からかけ離れていることを強調しています。

【Example 1】
A: Did you see that new action movie? Some of the scenes were really barbaric!
A: あの新しいアクション映画見た?いくつかのシーンは本当に野蛮だったよ!
B: I know! I couldn't believe how violent it was. It felt so barbaric.
B: そうだよね!あんなに暴力的だなんて信じられなかった。まるで野蛮な感じだったよ。

【Example 2】

A: The way they treated the animals in that documentary was so barbaric!
A: あのドキュメンタリーで動物たちの扱い方は本当に野蛮だったね!
B: I agree. It made me feel really upset. Such barbaric behavior shouldn't be allowed.
B: 私もそう思う。すごく悲しくなった。そんな野蛮な行動は許されるべきじゃないよね。

【Example 3】

A: Can you believe some people still use torture? It's absolutely barbaric.
A: まだ拷問を使う人がいるなんて信じられる?本当に野蛮だよ。
B: Yes! It's shocking that in this day and age, such barbaric practices exist.
B: うん!今の時代にそんな野蛮な行為が存在するなんて驚きだね。

barbaricのいろいろな使用例

形容詞

1. 文明的影響がなく、原始的な状態

野蛮な行動

この分野では、文化や教育の影響を受けずに、原始的または非文明的な行動が示されます。野蛮な行動は、道徳的判断から切り離されていることが多く、他者に対する無関心や暴力を含むことがあります。
His barbaric actions shocked the entire community.
彼の野蛮な行動は、コミュニティ全体を衝撃に陥れました。
  • barbaric rituals - 野蛮な儀式
  • barbaric practices - 野蛮な慣行
  • barbaric behavior - 野蛮な行動
  • barbaric culture - 野蛮な文化
  • barbaric treatment - 野蛮な扱い
  • barbaric traditions - 野蛮な伝統
  • barbaric societies - 野蛮な社会
  • barbaric crimes - 野蛮な犯罪
  • barbaric conflicts - 野蛮な紛争
  • barbaric punishment - 野蛮な刑罰

原始的な戦争

ここでは、技術的な洗練や戦争の倫理規範が存在しない、または無視される状況が示されます。これらは、戦争が感情や原始的な衝動に駆動されていることを示すケースです。
The barbaric wars left countless lives destroyed.
野蛮な戦争は、数え切れない命を奪いました。
  • barbaric warfare - 野蛮な戦争
  • barbaric tactics - 野蛮な戦術
  • barbaric attacks - 野蛮な攻撃
  • barbaric armies - 野蛮な軍隊
  • barbaric conquests - 野蛮な征服
  • barbaric hatred - 野蛮な憎しみ
  • barbaric brutality - 野蛮な残虐性
  • barbaric slaughter - 野蛮な虐殺
  • barbaric reprisals - 野蛮な報復

2. 手のつけられない豊かさ

無制限かつ粗野な豊かさ

このカテゴリーでは、装飾的な特徴や過度の富を意味する場合があります。粗野で無制限な豊かさは、時に品のない、または道義的に疑問がある状態を指すことがあります。
The barbaric wealth of the elite was a stark contrast to the poverty around them.
エリートの野蛮な富は、周囲の貧困との明確な対比をなしています。
  • barbaric luxury - 野蛮な贅沢
  • barbaric opulence - 野蛮な豪華さ
  • barbaric extravagance - 野蛮な浪費
  • barbaric displays - 野蛮な展示
  • barbaric consumption - 野蛮な消費
  • barbaric lifestyle - 野蛮なライフスタイル
  • barbaric shows of wealth - 野蛮な富の誇示

英英和

  • unrestrained and crudely rich; "barbaric use of color or ornament"抑制されておらず荒く豊かな野蛮
  • without civilizing influences; "barbarian invaders"; "barbaric practices"; "a savage people"; "fighting is crude and uncivilized especially if the weapons are efficient"-Margaret Meade; "wild tribes"文明の影響なしに野蛮