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arsenicの意味・覚え方・発音

arsenic

【名】 ヒ素

【形】 ヒ素の

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arsenicの意味・説明

arsenicという単語は「ひ素」を意味します。ひ素は元素記号Asで表される化学元素で、周期表では第33番目に位置しています。自然界では鉱物中に微量存在することがあり、岩石や土壌、水中にも含まれています。ひ素は一部の化合物としても存在し、農薬や冷却剤などに利用されることがあります。

ひ素はその毒性のために広く知られています。特に、飲料水に含まれる場合は健康に悪影響を及ぼすことがあります。そのため、国際的には水質基準が定められ、ひ素の濃度が制限されています。歴史的には、ひ素は毒薬として使われることもあり、そのために多くの文学や映画にも登場します。

この単語は化学、環境問題、医学などの文脈でよく使われます。特に安全性や健康に関わる話題では、ひ素のリスクや影響について議論されることが多いです。これらの文脈では、ひ素の存在やその影響を理解することが重要です。

arsenicの基本例文

Arsenic is a toxic substance.
ヒ素は有毒物質である。
He survived the poisoning from arsenic.
彼はヒ素中毒にかかったが、生き延びた。
The water contained a high level of arsenic.
水には高いヒ素濃度が含まれていた。

arsenicの意味と概念

名詞

1. 毒物

ヒ素は非常に毒性の強い物質で、主に農業や工業で使われます。特に、農薬や急性中毒を引き起こすラット毒として知られています。取り扱いには注意が必要で、少量でも健康に深刻な影響を及ぼすことがあります。
Arsenic is known to be a highly toxic substance used mainly in farming and industry as a pesticide and rat poison.
ヒ素は主に農業や工業で農薬やラット毒として使われている非常に毒性の強い物質です。

2. 化合物

ヒ素は、さまざまな化合物を形成し、合金や薬品製造などの多岐にわたる用途があります。これらの化合物は、一般的にヒ素を含む鉱石から取り出され、特定のプロセスを経て利用されます。
Arsenic can form various compounds that are utilized in making alloys and pharmaceuticals.
ヒ素は、合金や医薬品の製造に利用されるさまざまな化合物を形成します。

3. 元素

ヒ素は周期表で元素記号Asで表される金属元素です。この元素は、三つの異なる同素体が存在し、工業用途では重要な役割を果たしています。また、無機化合物としても一般的に利用されています。
Arsenic, represented by the symbol As in the periodic table, is a metallic element that has three allotropic forms.
ヒ素は周期表で元素記号Asで表される金属元素で、三つの異なる同素体があります。

arsenicの覚え方:語源

arsenicの語源は、ギリシャ語の「arsenikon」に由来しています。この言葉は「男性的な」「強い」という意味を持ち、もともとは「arsénos」という単語と関連しています。その後、アラビア語の「زرنيخ」(zarnīkh)も影響を与え、これは「砒素」という意味です。古代には、砒素は主に鉱石として知られており、特に毒性のある性質が注目されていました。このような背景から、arsenicという言葉は、毒性や危険性を持つ物質に対して使用されるようになったのです。中世ヨーロッパでは、arsenicは錬金術や医学において重要な役割を果たしましたが、その毒性から慎重に扱われるべき物質とされていました。このように、arsenicの語源は、人々の意識に深く根付いた毒性に関する理解を反映しています。

arsenicの類語・関連語

  • toxicという単語は、有毒であることを意味します。arsenicが持つ危険性を強調します。例えば、「toxic waste(有毒廃棄物)」というフレーズでは、危険な物質が含まれていることを示しています。
  • poisonousという単語は、摂取または接触することで危害を及ぼす物に使います。arsenicの性質を表現するのに適しています。例として「poisonous plants(毒のある植物)」があります。
  • venomousという単語は、特定の動物が持つ毒性を指し、通常は攻撃的な意図があります。arsenicはこの意味とは異なります。例えば、「venomous snake(毒蛇)」という表現があります。
  • hazardousという単語は、危険を伴うことを表します。arsenicや他の有害物質が引き起こす潜在的なリスクを強調します。「hazardous materials(危険物質)」が良い例です。
  • dangerousという単語は、危険であることを一般的に表現します。arsenicの危険性を広く伝えるために使えます。「dangerous situation(危険な状況)」というフレーズが例です。


arsenicの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : toxic

単語toxicは、「毒性のある」「有毒な」という意味で、何かが人間や環境に対して危険であることを示します。特に化学物質や環境問題に関連して使われることが多く、日常的な会話や科学的な文脈でもよく登場します。
一方で、単語arsenicは、特定の元素である「ヒ素」を指します。ヒ素は非常に有毒で、急性中毒や慢性的な健康問題を引き起こす可能性があります。つまり、すべてのarsenictoxicですが、すべてのtoxicな物質がarsenicというわけではありません。ネイティブスピーカーは、具体的な物質名を使うことで、その危険性や性質をより明確に伝えることを好みます。例えば、化学物質や薬品の話では「toxic」を使い、特定の物質であるヒ素の話では「arsenic」を使います。このように、文脈によって使い分けることが重要です。
The chemical spill released toxic substances into the river.
その化学物質の流出により、有毒な物質が川に放出された。
The chemical spill released arsenic into the river.
その化学物質の流出により、ヒ素が川に放出された。
この文では、どちらの単語も自然に使われており、文脈が同じであることから置換が可能です。しかし、具体的に何が危険であるかを示すためには、ネイティブスピーカーは「toxic」と「arsenic」を使い分けます。

類語・関連語 2 : poisonous

単語poisonousは「毒性のある」という意味を持ち、特に生物に対して有害な効果を持つ物質を指します。この言葉は、植物や動物が持つ毒性や、食物の中に含まれる有害な成分について使われることが多いです。
一方で、arsenicは特定の化学物質を指し、主に無機化合物として存在します。どちらも有害である点では共通していますが、poisonousはより広い範囲の物質に適用され、あらゆる毒性のあるものに使われます。ネイティブスピーカーは、arsenicのような特定の物質について話すときにはその単語を使い、一般的な毒性の話にはpoisonousを用いることが多いです。
Many plants are poisonous if consumed.
多くの植物は、摂取すると毒性のあるものです。
The old well was contaminated with arsenic.
その古い井戸はヒ素で汚染されていました。
この場合、poisonousarsenicは異なる文脈で使われています。poisonousは一般的な毒性を持つ植物を指しており、広い意味で使われています。一方で、arsenicは特定の化学物質を示しており、特定の状況で使用されるため、文脈によって置き換えが可能ではありません。

類語・関連語 3 : venomous

「venomous」は、「毒を持つ」という意味で、主に生物に関連して使われます。特に、毒を持つ動物や植物に対して使われることが多く、危険性や致命的な効果を強調する言葉です。
一方でarsenicは、化学元素であり、主に無機化合物として存在する毒性物質を指します。一般的にarsenicは、工業や農業で使用されることがある一方で、人体に対して非常に有害です。両者の違いは、venomousが生物に特有の毒性を指すのに対し、arsenicは特定の化学物質としての毒性を指す点です。venomousは、動物の特性や行動に関連して使われることが多く、例えば「毒蛇」や「毒蜘蛛」などの具体的な生物に対して使われます。対してarsenicは、一般的に化学的な文脈で使用され、毒性のある物質としての特性が強調されます。このため、ネイティブスピーカーは、文脈によって使い分ける必要があります。
The venomous snake can deliver a lethal bite to its prey.
その毒蛇は獲物に致命的な噛みつきをすることができる。
The arsenic in the soil can be harmful to the crops.
土壌中のヒ素は作物に有害である可能性がある。
この例文では、venomousarsenicは異なる文脈で使われています。venomousは動物の特性としての毒性を指し、具体的な生物に関連しています。一方、arsenicは化学物質としての毒性を示しており、土壌や作物の文脈で使われています。

類語・関連語 4 : hazardous

「hazardous」は、「危険な」や「有害な」という意味を持つ形容詞です。特に、人間や環境に対して悪影響を与える可能性がある物質や状況を指します。この単語は、化学物質や作業環境など、さまざまな分野で使用され、リスクを強調する際によく使われます。
一方、arsenic(ヒ素)は特定の物質を指す名詞で、その化学的性質から非常に有毒であることが知られています。一般的に、hazardousは広範なリスクを示す言葉であり、他の有害物質にも適用されますが、arsenicは特定の物質に対して用いられます。ネイティブスピーカーは、hazardousを使うことで一般的な危険の概念を表現し、具体的な物質について話すときにはarsenicのような名詞を使用します。
The waste from the factory is considered hazardous to the environment.
その工場の廃棄物は環境にとって危険なものと見なされています。
The waste from the factory contains arsenic, which is harmful to the environment.
その工場の廃棄物にはヒ素が含まれており、環境にとって有害です。
この例文では、hazardousarsenicのどちらも同じ文脈で使用されていますが、前者は一般的な危険を表し、後者は具体的な物質を示しています。したがって、互換性がある場面ではありますが、意味のニュアンスは異なることに注意が必要です。

類語・関連語 5 : dangerous

単語dangerousは「危険な」という意味を持ち、何かが人や物に対して害を及ぼす可能性があることを示します。この単語は、実際の危険だけでなく、潜在的なリスクや不安を含む場合もあります。日常会話や文章でもよく使われ、具体的な状況から抽象的な概念まで幅広い文脈で適用できます。
一方で、単語arsenicは特定の元素(ヒ素)を指し、その性質から非常に危険な物質とされています。つまり、arsenicは具体的な化学物質を示すのに対し、dangerousは一般的な危険性を示す形容詞です。ネイティブスピーカーは、arsenicを使うときはその危険性に特化した文脈で使用し、単なる危険性の指摘ではなく、具体的な例や事実に基づいて語ることが多いです。逆に、dangerousはより広範な状況で使われ、たとえば「運転が危険」といった日常的な状況にも適用されます。このように、両者は関連性がありながらも、使われる文脈や意味の深さが異なります。
The chemicals in this factory can be very dangerous if not handled properly.
この工場の化学物質は、適切に扱わないと非常に危険です。
The presence of arsenic in the water supply can be very harmful to health.
水供給中のヒ素の存在は、健康に非常に有害です。
この場合、dangerousは一般的な危険性を示しているのに対し、arsenicは特定の物質の危険性を指しています。文脈によっては両者が置き換え可能であるが、具体性の違いから使い分ける必要があります。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

arsenicの覚え方:Amazon 洋書情報

※書籍情報はAmazon公開のデータを使用していますが、タイトルや内容が実際の商品と異なる場合があります。最新の情報については、Amazonの商品ページでご確認ください。

【書籍タイトルの和訳例】

「ヒ素汚染」

【書籍の概要】

『ヒ素汚染』は、ヒ素汚染の分布や原因、健康や農業への影響、さらには水供給や処理、水資源管理を通じた解決策についての研究をまとめた書籍です。ヒ素による環境問題を深く掘り下げ、具体的な改善策を提案しています。

【「arsenic」の用法やニュアンス】

arsenic」は、化学元素であるヒ素を指す言葉で、主に有害物質として知られています。この書籍では、ヒ素汚染の原因やその健康への悪影響、農業における影響について詳細に説明されています。ヒ素は自然環境にも存在し、特に地下水に高濃度で含まれることが問題視されています。この文脈での「arsenic」は、単なる元素名ではなく、環境や人間の健康に対する深刻な脅威を象徴する言葉として使われています。また、ヒ素汚染の解決策を考える際には、水供給や処理の方法論とともに、その影響を受ける地域社会の実情にも配慮する必要があります。


【書籍タイトルの和訳例】

「Aはひとつの毒物:アガサ・クリスティの毒薬たち」

【「arsenic」の用法やニュアンス】

arsenic」は「ヒ素」を指し、毒性が強い物質として知られています。アガサ・クリスティの作品では、サスペンスや謎解きを象徴する要素として用いられ、陰湿な雰囲気や危険を暗示しています。


arsenicのいろいろな使用例

名詞

1. 砒素(化学元素・毒物として)

arsenic という単語は、周期表の元素記号As、原子番号33の化学元素である砒素を指します。自然界では主に鉱物の形で存在し、殺虫剤や除草剤として使用される一方で、強い毒性を持つことでも知られています。また、ガラス製造や合金の製造にも使用されます。
Traces of arsenic were found in the victim's blood sample.
被害者の血液サンプルから砒素の痕跡が検出されました。
The researchers studied the effects of arsenic contamination in groundwater.
研究者たちは地下水の砒素汚染の影響を研究しました。

化学・工業的用途:

  • arsenic compounds - 砒素化合物
  • arsenic trioxide - 三酸化砒素
  • arsenic contamination - 砒素汚染
  • industrial arsenic - 工業用砒素
  • arsenic levels - 砒素濃度

毒物・環境汚染関連:

  • toxic arsenic - 有毒な砒素
  • arsenic poisoning - 砒素中毒
  • arsenic exposure - 砒素被曝
  • arsenic pollution - 砒素による汚染
  • arsenic residue - 砒素残留物

農業・殺虫剤関連:

  • arsenic pesticides - 砒素系農薬
  • arsenic herbicide - 砒素系除草剤
  • arsenic-based insecticide - 砒素系殺虫剤
  • arsenic treatment - 砒素処理
  • arsenic concentration - 砒素濃度

英英和

  • a white powdered poisonous trioxide of arsenic; used in manufacturing glass and as a pesticide (rat poison) and weed killer白色、粉末状で有毒なヒ素三酸化物酸化ヒ素
  • a very poisonous metallic element that has three allotropic forms; arsenic and arsenic compounds are used as herbicides and insecticides and various alloys; found in arsenopyrite and orpiment and realgar3つの同素形を持つ猛毒の金属元素ヒ素

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