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aqueductの意味・覚え方・発音

aqueduct

【名】 水路

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aqueductの意味・説明

aqueductという単語は、「水道」や「運河」を意味します。もともとはラテン語の「aquae ductus」に由来し、水を運ぶ構造物を指します。特に古代ローマの建築技術の一つとして有名で、地上または地下の通路を通じて水を供給する役割を果たしていました。

この単語は、主に公共の水供給システムや農業用の灌漑(かんがい)システムに関連して使用されます。古代のaqueductは、山や谷を越えて長距離にわたって水を運ぶための精巧な構造で、都市や田畑に重要な水源を提供しました。そのため、歴史的な文脈で語られることが多いです。

現代においても、aqueductという概念は水の管理や地域のインフラストラクチャーにおいて重要です。新しい技術や方法が発展していますが、基本的な役割は変わらず、水を効果的に輸送することです。文脈によっては、比喩的に「情報の流れ」や「通信のライン」を指すこともあります。

aqueductの基本例文

The aqueduct transports water.
この水路は水を運びます。
The ancient aqueduct still stands today.
古代の水路は今も残っている。
The aqueduct was built during the Roman Empire.
水路はローマ帝国時代に建設されました。

aqueductの意味と概念

名詞

1. 水道橋

水道橋は、通常、谷間を横断して水を運ぶために設計された構造物です。古代ローマや他の文明において、都市への水供給を確保するために建設されました。水道橋は、美しいアーチや橋のデザインを持つことが多く、景観にも寄与しています。
The ancient aqueduct brought fresh water from the mountains to the city.
その古代の水道橋は、山から街へ新鮮な水を運んでいました。

aqueductの覚え方:語源

「aqueduct」の語源は、ラテン語の「aqua」(水)と「ducere」(導く)から来ています。「aqua」は水を意味し、「ducere」は導くことを指します。この二つの言葉が結びついて、「水を導くもの」という意味を持つようになりました。古代ローマでは、水道橋や水路の建設が盛んに行われており、これらの構造物を指して「aqueduct」と呼ぶようになりました。ローマは高度な水管理技術を持っており、彼らの技術によって各地に水が供給されるようになりました。今日でも、aqueductという言葉は水を運ぶための構造物を指す際に使用されています。このように、「aqueduct」はその語源からも水との深いつながりを持っていることがわかります。

語源 duc
導く、 引く
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語源 aqua
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aqueductの類語・関連語

  • waterwayという単語は、水の流れを利用した交通路や運河を指します。水路全般を表現する際に使われ、多様な形状があります。例:"The waterway connects two cities."(その水路は二つの都市を結びます。)
  • canalという単語は、人為的に作られた水路や運河を指します。特に農業用水の供給や輸送のために作られることが多いです。例:"The canal is used for irrigation."(その運河は灌漑に使われます。)
  • conduitという単語は、特に流体や情報を通すための導管や手段を意味します。配管や通信回路など、様々なコンセプトに使われます。例:"The conduit carries water underground."(その導管は地下で水を運びます。)
  • pipelineという単語は、特に石油やガスなどを運ぶために使われる大規模な配管を指します。エネルギー資源の輸送に特化した用語です。例:"The pipeline transports oil over long distances."(そのパイプラインは石油を長距離輸送します。)


aqueductの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : waterway

waterway」は、水が流れるための通路や水路を指し、通常は川、運河、湖などの形で自然または人工的に作られたものを指します。主に船舶の航行や灌漑のために利用されることが多く、地域間の輸送手段としても重要な役割を果たします。特に、商業や交通のために設計された水路に対して使われることが一般的です。
aqueduct」は、特に水を供給するために設計された構造物で、主に水を高所から低所へ運ぶために作られています。古代ローマの水道橋が有名で、waterwayはその広い概念を含みますが、aqueductは特定の目的(飲料水供給)を持った構造物を指す点で異なります。ネイティブは、waterwayが一般的な水の流れを指すのに対し、aqueductは特定の技術的・歴史的背景を持つことを理解しています。このように、waterwayはより広い範囲の水の通り道を指し、aqueductは特に水供給のための人工的な構造物を強調しています。
The city built a new waterway to improve transportation for goods.
その都市は、商品の輸送を改善するために新しい水路を建設しました。
The city built a new aqueduct to improve transportation for goods.
その都市は、商品の輸送を改善するために新しい水道橋を建設しました。
この文脈では、waterwayaqueductはどちらも水の流れを指すことができ、同様の意味合いで使われています。ただし、実際にはaqueductは特定の構造物を指すため、文の内容によってはどちらか一方の単語がより適切な場合もあります。

類語・関連語 2 : canal

単語canalは、特に水を輸送するために人工的に掘られた水路を指します。農業用水や船の航行のために作られることが多く、広く利用されています。例えば、運河や灌漑用の水路などがこれに該当します。一般的には、比較的狭い幅を持ち、特定の目的に特化した構造をしています。
一方で、単語aqueductは、水を一地点から別の地点へ輸送するために作られた構造物で、通常は高架の橋のような形状を持つことが多いです。古代ローマのaqueductはその代表例で、都市に水を供給するために設計されました。両者の主な違いは、canalが地面に掘られた水路であるのに対し、aqueductは高い位置に水を運ぶための構造物である点です。ネイティブスピーカーは、用途や構造の違いを意識しながら使い分けており、canalは主に船や農業用、aqueductは水供給に関連する場合に使用されることが多いです。
The canal was crucial for the transportation of goods in the region.
その運河は、この地域での物資輸送にとって重要でした。
The aqueduct was crucial for the transportation of water to the city.
その水道橋は、都市への水の輸送にとって重要でした。
この例文では、canalaqueductは異なる目的を持つため、置換は不自然です。canalは物資の輸送、aqueductは水の供給に特化しているため、それぞれの文脈での使用が適切です。
The canal was built to improve irrigation for the farmland.
その運河は、農地の灌漑を改善するために建設されました。

類語・関連語 3 : conduit

単語conduitは「導管」や「水路」を意味し、主に液体や情報を運ぶための通路を指します。特に、電気ケーブルや水の流れを通すための物理的な構造として使われることが多いです。また比喩的に、情報やアイデアを伝える手段としても用いられます。
一方で、単語aqueductは特に水を運ぶために設計された構造物を指します。古代ローマの水道橋などが有名で、通常は長距離にわたって水を供給するための高架構造です。ネイティブスピーカーは、aqueductが特に水の流れに関連しているのに対し、conduitはより一般的に「通路」として使われることを理解しています。このため、aqueductは特定の用途に特化した言葉であり、conduitは使い勝手の広い言葉です。例えば、conduitは電気やデータの通路としても使われるため、より多様な文脈で使用される傾向があります。
The city built a new conduit to improve the water supply.
その都市は水供給を改善するために新しい導管を建設しました。
The city built a new aqueduct to improve the water supply.
その都市は水供給を改善するために新しい水道橋を建設しました。
この文では、conduitaqueductがどちらも水供給のための通路を指しており、意味が置き換え可能です。ただし、conduitは一般的な用語であるため、用途が広いのに対し、aqueductは特に水を運ぶための構造物に特化しています。

類語・関連語 4 : pipeline

pipeline」は、主に液体や気体を運ぶための管や配管を指します。特に、石油や水などの資源を移動させるために使用されることが多く、インフラストラクチャーとしての役割が強調されます。近年では、データや情報の送信に関連する文脈でも使われることがあります。
aqueduct」は、特に水を輸送するために設計された構造物で、古代ローマの水道橋などが有名です。両者は管や道を通じて何かを運ぶという共通点がありますが、「aqueduct」は主に水の供給に特化しており、通常は地形を超えて架けられる大規模な構造物であるのに対し、「pipeline」はより一般的で、さまざまな流体を運ぶためのものです。また、「pipeline」は現代の技術やインフラと関連が深いですが、「aqueduct」は歴史的な遺物や文化的な象徴としての側面も持っています。これにより、ネイティブスピーカーは文脈に応じて使い分けます。
The oil pipeline runs through several states, delivering fuel to various refineries.
その石油のパイプラインは複数の州を通り、さまざまな精製所に燃料を供給します。
The ancient aqueduct brought fresh water from the mountains to the city.
その古代の水道橋は山から街へ新鮮な水を運びました。
この例文では、両方の単語が異なる文脈で使用されています。「pipeline」は現代の石油の輸送に関連し、技術的なインフラを示す一方で、「aqueduct」は古代の水の供給構造物を指し、歴史的な文脈があります。したがって、両者は置換可能ではありません。


aqueductの覚え方:関連語

Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

aqueductのいろいろな使用例

名詞

1. 橋のような水路構造物

古代ローマの水道橋

aqueductという単語は、主に古代ローマ時代に建設された、谷や低地を越えて水を運ぶために作られた橋のような構造物を指します。現代では歴史的建造物として残る水道橋や、同様の機能を持つ現代の水路構造物にも使用されます。
The ancient Roman aqueduct still stands as a testament to their engineering skills.
古代ローマの水道橋は、彼らの工学技術の証として今も立っています。
The Pont du Gard aqueduct in southern France is one of the best-preserved Roman aqueducts.
南フランスのポン・デュ・ガール水道橋は、最も保存状態の良いローマの水道橋の一つです。
  • Roman aqueduct - ローマの水道橋
  • ancient aqueduct - 古代の水道橋
  • stone aqueduct - 石造りの水道橋
  • massive aqueduct - 巨大な水道橋
  • ruined aqueduct - 廃墟となった水道橋
  • historic aqueduct - 歴史的な水道橋
  • preserved aqueduct - 保存された水道橋

現代の水路構造物

Engineers designed a modern aqueduct to carry water across the valley to the city.
技術者たちは、谷を越えて都市に水を運ぶための現代的な水道橋を設計しました。
  • modern aqueduct - 現代の水道橋
  • concrete aqueduct - コンクリート製の水道橋
  • irrigation aqueduct - 灌漑用水道橋
  • water supply aqueduct - 給水用水道橋
  • municipal aqueduct - 都市の水道橋
  • industrial aqueduct - 産業用水道橋
  • aqueduct system - 水道橋システム

英英和

  • a conduit that resembles a bridge but carries water over a valleyブリッジに似ているが、谷へ水を運ぶ導管水路