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agnosticの意味・覚え方・発音

agnostic

【名】 不可知論者

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/æɡˈnɒstɪk/

agnosticの意味・説明

agnosticという単語は「不可知論者」や「不明確な立場」を意味します。この言葉は、特に宗教や哲学において、神や超自然的存在についての知識や証明ができないとする立場を指します。つまり、神の存在を信じることも信じないこともできない状態を表しています。

agnosticは名詞として使われることが多く、信念や意見を明確に持たない人々を指します。また、この単語はより広い文脈でも使用されることがあります。たとえば、科学やテクノロジーの分野では、ある問題について決定的な答えや証拠がない場合に使用されることがあります。この場合、agnosticは「不確実」または「中立的」というニュアンスを持ちます。

この単語は、他の人々との議論や意見交換の場面で役立ちます。自分の立場を説明する時や、他者の考え方を理解する際に、agnosticという言葉が適切に使われることがあります。コンセプトの不明瞭さや、確信が持てない状態を表現するための便利な単語です。

agnosticの基本例文

He describes himself as an agnostic.
彼は自分をアグノスティックだと表現しています。
She is agnostic about the existence of God.
彼女は神の存在についてアグノスティックです。
The writer explores the concept of agnosticism in her latest book.
作家は自身の最新の書籍でアグノスティシズムの概念を探求している。

agnosticの意味と概念

名詞

1. 疑いのある人

この意味は、特定の事柄や立場に対して確信を持っていない人を指します。特に宗教的な文脈で使われることが多く、神の存在について疑念を抱いているが、決して否定するわけではないという態度を示します。こうした人は物事を慎重に考える傾向があり、明確な答えが得られるまで結論を出さない姿勢を持ちます。
She considers herself an agnostic when it comes to matters of faith.
彼女は信仰に関する事柄については自分を疑いのある人だと考えている。

2. 神の存在についての疑問を持つ人

この意味では、神の存在が真実かどうかについて知識が持てないと主張する人を指します。つまり、神が存在するかもしれないが、それを知ることはできないという立場を表しています。このような位置付けは、椅子の上にいるのではなく、その場の真実を探求する姿勢を示唆しています。
As an agnostic, he believes that the truth about God may be unknowable.
彼は疑いのある人として、神についての真実は知り得ないかもしれないと考えている。

形容詞

1. 不可知論的な

この意味では、何かの存在や真実について確信が持てず、探求や確証をしない姿勢や状態を示します。特に宗教や哲学の文脈で使われることが多く、神の存在や宇宙の真理について判断を保留している人々を指します。
Many scientists describe themselves as agnostic regarding the existence of extraterrestrial life.
多くの科学者は、地球外生命体の存在については不可知論的だと表現する。

2. 知識に対する不確かさ

この場合、特定の主張や知識に対して疑問を持ち、完全な確信を持てていない状態を指します。科学的な議論や道徳的な問題について迷いや不安を感じている時などに使われることがあります。
She remained agnostic about the implications of the new research findings.
彼女は新しい研究結果の影響については不確かだった。

agnosticの覚え方:語源

agnosticの語源は、ギリシャ語の「a-」と「gnōsis」(知識)に由来しています。「a-」は「〜でない」という意味を持ち、「gnōsis」は「知識」や「理解」を表します。したがって、agnosticは「知識がない」または「知ることができない」という意味を示しています。この言葉は、19世紀に哲学者トマス・ヘンリー・ハクスリーによって作られました。彼は神や超自然的な存在に関する知識を持てない立場を表すためにこの語を使用しました。無神論者や有神論者とは異なり、agnosticは神の存在に関しては確信を持たず、証拠がないためにどちらとも言えないという立場を示しています。このように、agnosticという言葉は知識や確信に関する重要な概念を含んでいます。

語源 gno
語源 ckno
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agnosticの類語・関連語

  • skepticalという単語は、何かを疑ったり、信じない態度を表します。agnosticよりも明確に懐疑的な立場を示しているため、宗教的な信念に限らず広い文脈で使われることが多いです。例: "He is skeptical about the claims."(彼はその主張に懐疑的です。)
  • uncertainという単語は、自信がない状態や決定を下せないことを表します。agnosticは信じないことに重点を置くのに対し、uncertainは無知や迷いの状態を強調します。例: "She feels uncertain about her future."(彼女は自分の未来に不安を感じています。)
  • neutralという単語は、特定の立場を取らないことを意味します。agnosticは神の存在について立場を置かないことですが、neutralはもっと一般的な中立さを表します。例: "He remains neutral in the discussion."(彼はその議論で中立な立場を保っています。)
  • indifferentという単語は、興味がない、または無関心であることを指します。agnosticは特定の信念に対する無関心の状態を示す場合もありますが、indifferentはもっと広い意味で使われます。例: "She was indifferent to the outcome."(彼女は結果には無関心でした。)
  • open-mindedという単語は、異なる意見や考えを受け入れられる柔軟な態度を示します。agnosticも思考の柔軟性が必要ですが、open-mindedはより肯定的な態度を含意します。例: "He is open-minded about new ideas."(彼は新しい考えに対してオープンです。)


agnosticの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : skeptical

単語skepticalは、懐疑的であることを意味し、特にある事柄や主張に対して疑いを持ち、信じる前に証拠を求める姿勢を表します。通常は、何かが真実であるかどうかを評価する際に使われ、感情的な反応よりも論理的な思考に基づいています。この単語は、特定の事実や意見に対して健全な疑問を持つことを示すため、批判的な思考を促進する際にもよく使われます。
単語agnosticは、特に宗教や哲学的な問題に対して、確実な知識を持たないとする立場を指します。これは、神の存在や宇宙の起源などの難解な問いに対して、「知識が不可能である」または「証拠が不足している」と認識する態度を示します。一方で、skepticalは、より広範な状況で使われ、特定の主張に対して疑いを持つことを強調します。つまり、agnosticは知識の限界に焦点を当てているのに対し、skepticalは証拠に基づく判断を求める姿勢を強調しています。ネイティブスピーカーは、特定の文脈に応じてこれらの単語を使い分け、agnosticの方が哲学的・宗教的な文脈でよく使われることを意識しています。
I am skeptical about the effectiveness of that new medication.
私はその新しい薬の効果について懐疑的です。
I am agnostic about the existence of extraterrestrial life.
私は地球外生命体の存在について懐疑的です。
この場合、skepticalagnosticは、異なる文脈で使われていますが、どちらも「疑い」を表現しています。ただし、skepticalは具体的な証拠に対する疑問を示すのに対し、agnosticは知識の限界を強調しています。

類語・関連語 2 : uncertain

単語uncertainは、「不確かな」や「明確でない」という意味を持ちます。この単語は、何かがはっきりしない、あるいは信頼できない状況を表現する際に使われます。日常会話やビジネスシーンでの予測や判断に対する疑念を示すのに適しています。
一方で、単語agnosticは、主に宗教や哲学の文脈で使われ、「神の存在について知識がない、または知ることができない」という意味を持ちます。したがって、uncertainは一般的な不確かさを示すのに対し、agnosticは特定のテーマ(特に神や宗教)に関連した知識の欠如を指します。ネイティブスピーカーは、uncertainを使うことで、より広範囲な状況に対する疑念を示し、agnosticを使うことで特定の哲学的な立場を表現します。つまり、同じ「不確かさ」を表現しているものの、文脈が異なるため、使い分けが重要です。
I am uncertain about the results of the experiment.
私は実験の結果について不確かです。
I am agnostic about the existence of a higher power.
私は高次の存在については無知です。
この場合、uncertainagnosticは異なる文脈で使用されており、置換はできません。uncertainは実験の結果に対する疑念を示し、agnosticは宗教的な存在に関する知識の欠如を表しています。

類語・関連語 3 : neutral

neutral」は、「中立的な」という意味を持つ形容詞で、特定の立場や意見に偏らない状態を指します。特に政治や意見の対立がある場面で使われることが多く、さまざまな状況において公平性を保つことが重要視される際に用いられます。
agnostic」は、宗教や哲学的な問題に関する理解や知識が限られていることを示す言葉です。特に神の存在について確証を持たない立場を表現するために使われます。neutralとは異なり、agnosticは特定の信念や意見に対する立場を持たないことを強調しており、知識や理解の不確実性に焦点を当てています。ネイティブスピーカーは、neutralを使うときは特定の意見に対して偏らないことを意識し、agnosticを使うときはその無知や不確かさを示すために使う傾向があります。
The government decided to take a neutral stance on the issue to avoid conflict.
政府は対立を避けるため、その問題に対して中立的な立場を取ることに決めました。
The philosopher argued that he was agnostic about the existence of a higher power.
その哲学者は、より高い力の存在について自分は無知であると主張しました。
この二つの文は、異なる文脈で使用されており、neutralagnosticは直接的に置換可能ではありませんが、両者とも「意見の不在」を強調しています。neutralは立場を取らないことを指し、agnosticは知識の限界を認めることを示しています。

類語・関連語 4 : indifferent

indifferent」は、「無関心な」「興味がない」といった意味を持つ形容詞です。何かに対して感情がない、または特別な関心を示さない状態を表します。この単語は、特定の事柄に対する態度や反応が冷たいことを示す際に使われることが多いです。
agnostic」は、主に宗教や哲学的な文脈で使われる言葉で、「神の存在については知識がない」または「確信が持てない」という意味を持ちます。これに対して「indifferent」は、特定の事柄への興味や関心がないことを表します。例えば、ある問題に対して「agnostic」であるということは、その問題に対して自分の見解を持っていないことを示しますが、他の事柄については無関心であることを示す「indifferent」とは異なります。ネイティブは、agnosticを使うとき、どちらかというと哲学的または宗教的な疑問に対しての立場を示す場面を想像し、一方でindifferentは日常的な状況で感情や関心がないと表現したいときに使います。
She was indifferent to the outcome of the game.
彼女は試合の結果に無関心だった。
He is agnostic about the existence of extraterrestrial life.
彼は地球外生命体の存在については知識がない。
この例文では、indifferentは試合の結果に関心がないことを示し、agnosticは地球外生命体の存在についての知識の不確かさを示しています。文脈が異なるため、置換は自然ではありません。

類語・関連語 5 : open-minded

open-minded」は、他人の意見や新しいアイデアに対して柔軟で受け入れる姿勢を持つことを意味します。この言葉は、特に異なる視点や文化への理解を示す際に使われます。自分の意見に固執せず、他者との対話を大切にする態度を表します。
agnostic」は、主に宗教や哲学的な問いに対して「確信を持たない」立場を指します。一方で「open-minded」は、広く様々な意見や考えに対して受け入れる姿勢を強調しています。「agnostic」は特定のテーマに対する不確実性を示し、特に信仰に関しては何かを信じることができないという意味合いが強いです。それに対し、「open-minded」はより一般的で、様々な状況下での柔軟性や受容性を示します。つまり、「agnostic」は特定の信念に対する不在を示すのに対し、「open-minded」は他者の意見を受け入れることに重点を置いています。
She is very open-minded about different cultures and enjoys learning from them.
彼女は異なる文化に対して非常にオープンマインドで、それらから学ぶことを楽しんでいます。
She is very agnostic about different cultures and enjoys learning from them.
彼女は異なる文化に対して非常にアグノスティックで、それらから学ぶことを楽しんでいます。
この文脈では、「open-minded」と「agnostic」は似たような意味で使われていますが、注意が必要です。「open-minded」は文化を受け入れる姿勢を示し、一般的な文脈で使われるのに対し、「agnostic」は信仰や特定の信念に対する確信の無さを示すため、あまり一般的には適用されません。


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agnosticの覚え方:Amazon 洋書情報

※書籍情報はAmazon公開のデータを使用していますが、タイトルや内容が実際の商品と異なる場合があります。最新の情報については、Amazonの商品ページでご確認ください。

【書籍タイトルの和訳例】
神なしで生きる: 無神論者、不可知論者、世俗主義者、そして未決定者のための新たな方向性

【書籍の概要】
ロナルド・アロンソンは、宗教なしの生活が一貫性を持ち、道徳的で、献身的であることを示すことを目指しています。この書籍は、無神論者や不可知論者などのためのポジティブな哲学を展開しており、現代の重要な問いに対する答えを探求しています。また、21世紀の世俗主義者が直面する様々な問題にも触れています。

【「undecided」の用法やニュアンス】
「undecided」は「未決定の」という意味で、どちらの立場にもついていない状態を表します。この書籍では、無神論者や不可知論者とともに、宗教についての立場をまだ決めかねている人々を指しています。アロンソンは、宗教の有無にかかわらず、人生をより良く生きるための考え方を示すことで、未決定者が自らの立場を見つける手助けをしようとしています。つまり、彼らが抱える疑問や葛藤に対して、オープンな対話を促すニュアンスが含まれています。


【書籍タイトルの和訳例】
「不可知論者の進歩:知られざるものへの旅(1884)」

【「agnostic」の用法やニュアンス】
agnostic」は、神や宗教についての確信を持たず、知識の限界を認識している人を指します。このタイトルでは、信念の探求や成長の過程を暗示しています。


【書籍タイトルの和訳例】
クリスチャン・アグノスティック

【「agnostic」の用法やニュアンス】
agnostic」は、神や超自然的存在の存在について確信を持たない立場を示します。このタイトルでは、キリスト教の教義に対して疑問を持ちながらも、信仰や精神性を探求する姿勢を表現しています。


agnosticの会話例

agnosticの日常会話例

「agnostic」という単語は、主に宗教的な信念の有無に関連して使われることが多いです。一般的には、神の存在について確信を持たない立場や意見を示すために使用されます。日常会話では、信仰や哲学についての議論の中でこの単語が使われることが多いですが、他の文脈でも使われることがあります。

  1. 神や宗教についての知識を持たない、またはその存在を疑う立場

意味1: 神や宗教についての知識を持たない、またはその存在を疑う立場

この意味では、「agnostic」が主に宗教や哲学の議論の中で使われます。話し手は、神の存在についての明確な意見を持たず、確信を持たないことを示しています。この立場は、信仰と無信仰の間の中立的な位置を表現します。

【Example 1】
A: I consider myself agnostic when it comes to religion.
A: 私は宗教に関しては自分を無神論者だと思っています。
B: Really? I thought you were more of a believer.
B: 本当に?あなたはもっと信者だと思っていました。

【Example 2】

A: Do you believe in God?
A: あなたは神を信じていますか?
B: I'm agnostic. I'm not sure what to believe.
B: 私は無神論者です。何を信じるべきか分かりません。

【Example 3】

A: What do you think happens after we die?
A: 私たちが死んだ後、どうなると思いますか?
B: I'm agnostic, so I can't say for sure.
B: 私は無神論者なので、確実には言えません。

agnosticのいろいろな使用例

名詞

1. 不可知論者

宗教的な文脈での不可知論者

agnosticという単語は、神の存在を確実には知ることができないと考える人、あるいは神の存在について明確な立場を取らない人を指します。また、より広く、特定の事柄について確実な知識を得ることができないと考える人、または判断を保留する人を指すこともあります。
As an agnostic, she believes that the existence of God can neither be proved nor disproved.
不可知論者として、彼女は神の存在は証明することも反証することもできないと考えています。
  • religious agnostic - 宗教的不可知論者
  • self-proclaimed agnostic - 自称不可知論者
  • committed agnostic - 確信的な不可知論者
  • philosophical agnostic - 哲学的不可知論者
  • spiritual agnostic - 精神的不可知論者

一般的な文脈での不可知論者

He remains an agnostic on the issue of climate change, saying more research is needed.
彼は気候変動の問題について、さらなる研究が必要だとして判断を保留しています。
  • political agnostic - 政治的不可知論者
  • technological agnostic - 技術的不可知論者
  • platform agnostic - プラットフォーム非依存の立場の人
  • scientific agnostic - 科学的不可知論者
  • cultural agnostic - 文化的不可知論者

形容詞

1. 不可知論的な、懐疑的な

知識や信念に対して懐疑的な

agnosticという単語は、特定の事柄や主張について、その真偽を確実に知ることはできないと考える立場を表現する際に使用されます。特に宗教的な文脈で使われることが多いですが、現代では技術や方法論などにも広く使われています。
He remains agnostic about the existence of supernatural beings.
彼は超自然的な存在の存在について不可知論的な立場を取り続けています。
  • agnostic viewpoint - 不可知論的な観点
  • agnostic approach - 不可知論的なアプローチ
  • agnostic position - 不可知論的な立場
  • agnostic attitude - 不可知論的な態度
  • deeply agnostic - 深く不可知論的な

2. 中立的な、特定の方式に依存しない

技術的な中立性

agnosticという単語は、特定の技術やプラットフォームに依存せず、様々なシステムや環境で動作可能であることを示す際にも使用されます。特にIT分野で頻繁に使用される用法です。
Our software is platform-agnostic and works on any operating system.
私たちのソフトウェアはプラットフォームに依存せず、どのオペレーティングシステムでも動作します。
  • platform-agnostic - プラットフォームに依存しない
  • technology-agnostic - 技術に依存しない
  • vendor-agnostic - ベンダーに依存しない
  • device-agnostic - デバイスに依存しない
  • format-agnostic - フォーマットに依存しない
  • browser-agnostic - ブラウザに依存しない
  • cloud-agnostic - クラウドに依存しない
  • language-agnostic - 言語に依存しない
  • protocol-agnostic - プロトコルに依存しない
  • system-agnostic - システムに依存しない

英英和

  • uncertain of all claims to knowledge知識に対するすべての要求について不確かな不可知的
  • of or pertaining to an agnostic or agnosticism不可知論者または不可知論の、または、それに関連する不可知的
  • someone who is doubtful or noncommittal about something何かについて疑っているか、または当り障りがない誰か不可知論者
  • a person who claims that they cannot have true knowledge about the existence of God (but does not deny that God might exist)神の存在について確かな知識を持つことができないと主張する人(しかし、神が存在するかもしれないことを否定しない)不可知論者