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afarの意味・覚え方・発音

afar

【副】 遠くに

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afarの意味・説明

afarという単語は「遠くに」や「遠くから」という意味です。一般的に、物理的な距離が遠い場所や、人々が直接接触しない位置を示す際に使われます。何かが目の前にない状態や、実際には近づけない、または近づくことができない状況を表現するために用いられることが多いです。

この単語は感情的な距離をも表すことがあります。たとえば、人が心のどこかで離れているときや、物理的には近くにいるが、感情的には疎遠な場合に「afar」を使うことで、より深い意味を表現できます。また、文学的な表現や詩的な言い回しにおいて、非現実的または想像上の距離を示す際にも見られます。

afarは一般的に、遠くにある物や人、または心の距離がある状況を描写する際に使われます。言い換えれば、近くにあるけれども、何らかの理由で近づけない、または感じられないことを示すための表現手段として便利です。このような使い方は、さまざまな文脈で見られるため、表現力を豊かにする言葉と言えます。

afarの基本例文

I can see the ship afar.
遠くに船が見えます。
The hiker wandered afar from the trail.
ハイカーは道から遠く迷いました。
The scent of the flowers wafted afar in the wind.
花の香りが風に乗って遠くまで広がった。

afarの意味と概念

副詞

1. 遠くから、遠くに

この意味では、「afar」は地理的に遠離れた状態を示します。何かが物理的な距離を超えているときや、人や物が遠い場所にある場合に使われることが多いです。特に、目や視覚的な距離に関連する文脈で用いられることが一般的です。
I could see the mountains afar, standing majestically against the sky.
遠くから山々が見え、空に対して堂々とそびえ立っているのがわかった。

2. 遠い過去に

この用法では、「afar」はある出来事や状況を遠い過去に結びつける意味合いを持ちます。歴史的な文脈や昔のことを話す際に使用され、過去の遠さを強調することができます。
The legends of heroes from afar are told throughout the ages.
遠い昔の英雄たちの伝説は、時代を超えて語り継がれている。

afarの覚え方:語源

afarの語源は、古フランス語の「a far」と、さらにはラテン語の「ad ἀ𝑓𝑎𝑟」の派生に由来しています。「a far」は「遠くに」という意味を持ち、「ad」は「〜に向かって」を表します。これにより、afarは「遠く離れた場所」を指す語として使われるようになりました。英語では、15世紀頃から文献に登場し、特に距離や空間的な隔たりを強調する際に利用されます。この語は時間や場所の観点から、相対的な遠さを感じさせる表現として定着しました。

afarの類語・関連語

  • distantという単語は、物理的に離れている様子や関係が薄い状態を表します。例えば、友達が住んでいる遠い街を指すときに使われます。「He lives in a distant city.(彼は遠い町に住んでいます。)」のように、距離感を強調しています。
  • remoteという単語は、通常人里離れた、アクセスが難しい場所を指します。例えば、自然の中にある孤立した場所などに使われます。「They traveled to a remote island.(彼らは人里離れた島に旅行しました。)」のように、孤立性を強調しています。
  • farという単語は、距離が長いことを示し、多くの文脈で使われます。例えば、見える距離が遠い場合にも使われます。「The mountain is far away.(その山は遠くにあります。)」として、距離を単純に表しています。
  • awayという単語は、ある場所から離れている状態を表現する際に使います。物理的な位置からの移動を示す場合が多いです。「She went away for the weekend.(彼女は週末に出かけました。)」のように、動きに重点を置いています。
  • aloofという単語は、感情的に距離を置いている、または冷淡な態度を示すことがあります。人との関係において使われます。「He seemed aloof at the party.(彼はパーティーでよそよそしい様子でした。)」のように、感情的な距離を強調します。


afarの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : distant

単語distantは「遠く離れた」という意味を持ち、物理的な距離だけでなく、精神的な距離や関係の希薄さにも使われます。一般的には、何かが非常に遠くに存在する場合や、感情的に近くないといった状況を表現するのに適しています。
単語afardistantはどちらも「遠くに」という意味を持ちますが、ニュアンスには違いがあります。afarは、通常、視覚的な距離を強調する場合に使われます。たとえば、「彼は遥か彼方から見守っている」といった文脈です。一方で、distantは、物理的な距離だけでなく、感情や関係が遠いことを示すのに適しています。たとえば、「彼女は私に対して冷たく感じる」といった場合です。ネイティブスピーカーは、これらの単語を状況に応じて使い分け、afarはより詩的で情緒的な響きを持つのに対し、distantはより一般的で実用的な表現として用いられることが多いです。
The mountains looked distant against the bright sky.
山々は明るい空に対して遠くに見えた。
I could see the star shining afar.
私は遥か彼方で輝く星を見た。
この例文では、distantが物理的な距離を示すのに対し、afarは視覚的に離れた位置を強調しています。両方の単語は「遠くに」という意味ですが、distantはより一般的に使用されるのに対し、afarは特に視覚的な距離感を表す際に使われることが多いです。

類語・関連語 2 : remote

英単語remoteは「遠い」「隔たった」という意味を持ち、物理的または抽象的な距離を示す際に使われます。また、一般的にアクセスが難しい場所や人、状況に対しても使われます。特に、日常生活においては、地理的な距離だけでなく、感情的な距離や関心の薄い状態を表すこともあります。
単語afarは主に「遠くから」という意味で使われ、視覚的または感覚的な距離を強調します。例えば、遠くの景色や出来事を観察する際に使われることが多いです。一方で、remoteはより広い範囲での使い方が可能で、物理的な距離だけでなく、抽象的な距離(例えば、感情的な距離)も含まれます。また、afarは詩的な表現や文学的な文脈で使われることが多く、日常的な会話ではあまり用いられません。ネイティブスピーカーはこのようなニュアンスの違いを理解し、適切な場面で使い分けることができるのです。
The remote village is difficult to access.
その遠隔の村はアクセスが難しい。
I can see the mountains from afar.
私は遠くから山々を見ることができる。
この例文では、remoteafarはそれぞれ異なる文脈で使われており、置換はできません。remoteは物理的な距離やアクセスの難しさを示しており、afarは視覚的な距離を強調しています。

類語・関連語 3 : far

単語farは、距離や時間が「遠い」ことを示す形容詞で、比較的広く使われます。物理的な距離に限らず、抽象的な概念にも適用可能です。例えば、心情的な距離感や、時間的な隔たりを表すこともあります。日常会話や書き言葉でも頻繁に見られる単語です。
一方で、afarは、主に「遠くから」という意味で使われ、文語的または詩的なニュアンスが強い言葉です。afarは、遠くの場所を指していることを強調する際に用いられ、特に視覚的なイメージを伴う場合によく使われます。そのため、ネイティブスピーカーは、farが使用される場面では、afarを使わないことが一般的です。たとえば、日常会話では「I live far from the city.」と表現されますが、「I live afar from the city.」とは言いません。文脈によって使い分けられるため、学習者は注意が必要です。
The mountains look far away in the distance.
山々は遠くに見えます。
The mountains look afar in the distance.
山々は遠くから見えます。
この文脈では、farafarはどちらも「遠く」を意味し、置換が可能です。ただし、afarを使う場合、少し詩的な響きが加わります。

類語・関連語 4 : away

単語awayは、「離れて」「遠くに」という意味を持ち、主に物理的な距離や位置を示す際に使われます。例えば、「I will be away for a week.(私は一週間離れています)」のように、何かから離れている状態を表現することができます。この単語は、移動や距離感を示す際に非常に幅広く用いられます。
一方、単語afarは、一般的に「遠くから」「遠くに」という意味で使われ、主に視覚的な距離や、比喩的な距離感を示す際に用いられます。例えば、文学的な表現や詩的な文脈で使われることが多く、感情や印象を強調するために使われることがあります。ネイティブスピーカーは、afarを使うと、遠くにいることの感情や印象をより強調するため、より詩的で想像的な表現を好む傾向があります。そのため、awayは日常的な会話や文章に頻繁に登場するのに対し、afarはより特別な文脈で使われることが多いです。
I want to stay away from negative people.
私はネガティブな人々から離れていたい。
I want to observe the world from afar.
私は遠くから世界を観察したい。
この2つの例文では、awayafarはそれぞれの文脈で自然に使われているものの、意味合いは異なります。awayは物理的に離れることを強調し、afarは視覚的または感情的な距離を強調しています。このため、両者は置換可能ではありませんが、各々の文脈での使い方が異なることを理解することが重要です。

類語・関連語 5 : aloof

単語aloofは、「距離を置いた」「無関心な」という意味を持ち、感情的または社会的に他者から離れている状態を表します。この言葉は、特定の状況や人々に対して冷淡であることを示し、しばしば主体的に他者との関わりを避ける様子を強調します。
一方で、単語afarは「遠くに」という意味を持ち、物理的な距離を示す際に使用されます。例えば、視覚的に遠くにあるものや、心情的に遠く感じるさまを表現することがあります。ネイティブスピーカーは、aloofが人の関係や感情に関連する場合に使われる一方で、afarはより物理的な距離感を強調する場合に使うことが多いと感じています。要するに、aloofは人間関係や感情に関連し、afarは物理的な距離を示す言葉です。
She stood there, looking aloof from the crowd, as if she didn’t want to get involved.
彼女は群衆から距離を置いて見つめており、関わりたくないかのようだった。
She stood there, looking afar from the crowd, as if she didn’t want to get involved.
彼女は群衆から遠くに立って見つめており、関わりたくないかのようだった。
この場合、aloofafarはどちらも使えますが、aloofは感情的な距離を強調し、afarは物理的な距離を強調しています。文脈に応じて、どちらかを選ぶことができます。
He always seemed aloof during meetings, never sharing his opinions.
彼は会議中、常に距離を置いているように見え、意見を共有することはなかった。


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afarの覚え方:Amazon 洋書情報

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【書籍タイトルの和訳例】

遠くからの風

【「afar」の用法やニュアンス】

afar」は「遠くから」という意味で、距離感や異国情緒を強調します。このタイトルでは、遠く離れた場所からの影響や美しさを暗示し、神秘的な雰囲気を醸し出しています。


afarの会話例

afarの日常会話例

「afar」は、一般的には「遠くに」や「遠方で」という意味で使われる単語です。日常会話では、物理的な距離を表現する際に用いられることが多いですが、感情的な距離をも表すことがあります。使われる場面は限られていますが、風景描写や感情表現の中で活用されることがあります。

  1. 遠くに
  2. 遠方で

意味1: 遠くに

この会話では、話し手が何かを遠くから見ている状況を表現しています。「afar」は物理的な距離を示し、遠くの風景や出来事を観察するニュアンスを持っています。

【Exapmle 1】
A: Look at the mountains afar! They are so beautiful.
A: あそこに遠くの山が見える!とても美しいね。
B: Yes, I can see them afar too. Let's take a picture!
B: うん、私もあそこに見えるよ。写真を撮ろう!

【Exapmle 2】

A: I can hear the waves crashing afar.
A: 遠くで波が打ち寄せる音が聞こえる。
B: It sounds so relaxing, even from afar.
B: 遠くからでも、とてもリラックスできる音だね。

【Exapmle 3】

A: There’s a festival happening afar.
A: 遠くでお祭りが行われているよ。
B: Oh, I can see the lights afar!
B: ああ、遠くに光が見えるね!

afarのいろいろな使用例

副詞

1. 遠くに、遠くから、遠くへ

物理的な距離

afarという単語は、物理的に遠く離れた場所や距離を表現する際に使用される副詞です。「遠くに」「遠くから」「遠くへ」という意味で、特に文学的な表現や格調高い文章でよく用いられます。現代では若干古めかしい印象を与える言葉です。
We could see the mountains afar through the morning mist.
朝もやを通して遠くに山々が見えました。
The sound of bells could be heard from afar.
遠くから鐘の音が聞こえてきました。
  • seen from afar - 遠くから見える
  • visible afar - 遠くまで見える
  • come from afar - 遠くからやってくる
  • journey afar - 遠くへ旅する
  • stand afar - 遠くに立つ
  • watch from afar - 遠くから見守る
  • shine from afar - 遠くから輝く
  • beckon from afar - 遠くから手招きする
  • glimpse from afar - 遠くからちらりと見える
  • heard from afar - 遠くから聞こえる

比喩的な距離

物理的な距離だけでなく、時間的・心理的・社会的な隔たりを表現する際にも使用されます。特に「from afar」という形でよく用いられます。
She admired him from afar for many years before they finally met.
彼女は、ついに出会うまでの長年、遠くから彼に憧れていました。
  • admire from afar - 遠くから憧れる
  • love from afar - 遠くから愛する
  • support from afar - 遠くから支援する
  • observe from afar - 遠くから観察する
  • guide from afar - 遠くから導く
  • follow from afar - 遠くから追う
  • dream from afar - 遠くから夢見る
  • remember from afar - 遠くから思い出す
  • wish from afar - 遠くから願う
  • greet from afar - 遠くから挨拶する

英英和

  • (old-fashioned) at or from or to a great distance; far; "we traveled afar"; "we could see the ship afar off"; "the Magi came from afar"著しい距離で、著しい距離から、著しい距離へ遠い
    例:We could see the ship afar off. 我々は、遠くに船を見送ることができた。