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abominationの意味・覚え方・発音

abomination

【名】 嫌悪感を抱かせるもの

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/əˌbɒmɪˈneɪʃn/

abominationの意味・説明

abominationという単語は「忌まわしいもの」や「嫌悪感を抱かせるもの」を意味します。この単語は、特に道徳的・倫理的に受け入れがたい事柄や行為に対して使われることが多いです。例えば、ある文化や信念体系において、極めて不快とされる事象や行動を指す際に用いられます。言葉自体が強い否定的な感情を含んでいるため、使用する際には慎重になることが必要です。

abominationは、宗教的な文脈でもしばしば登場します。例えば、特定の宗教では、特定の行為や考えが「神に対する冒涜」として忌避されることがあります。このようなケースでは、その行為がabominationとされることで、道徳的な重みが付与され、強い否定の意を表します。社会的な文脈でも、ある行為が多くの人々に受け入れられない場合、その行為を指してabominationと呼ぶことがあります。

この単語を使用することで、強い感情や批判的な意見を表現することができます。そのため、文学作品や議論において強調したい事柄を述べるためによく使われます。いかにその事象が嫌悪の対象であるかを伝える際に有効な言葉の一つです。

abominationの基本例文

The act of torture is an abomination and should never be condoned.
拷問行為は忌まわしいものであり、許されることは決してない。
The use of child labor is an abomination and a violation of basic human rights.
児童労働の使用は忌むべきことであり、基本的人権の侵害である。
The destruction of ancient artifacts is an abomination and a great loss to human history.
古代遺物の破壊は忌まわしいことであり、人類の歴史に大きな損失をもたらす。

abominationの意味と概念

名詞

1. 嫌悪感を抱かせるもの

この意味では、abominationは何か非常に不快で嫌悪感を引き起こすものを指します。多くの場合、倫理的に許可されていない行為や状況を指し、人々が強い反発感を抱く時に使われます。文化や個人の価値観によって違いがあるため、文脈に応じた解釈が必要です。
The idea of animal cruelty is seen as an abomination by many people.
動物への残虐行為は、多くの人にとって嫌悪感を抱かせるものと見なされています。

2. 嫌悪と憎悪の感情

この意味では、abominationは嫌悪や憎悪が結びついた感情を表現します。特に、ある行動や考えに対して強い拒否感を示すときに使用され、宗教的や道徳的な背景でもよく見られます。
His actions were considered an abomination in the eyes of the law.
彼の行動は法律の目には嫌悪と憎悪の対象とされた。

3. 残虐な行為

この意味では、abominationは通常、人々が非難し、軽蔑するような凶悪な行動や状況を表します。この用法は、特に社会的な規範に反するような行動を批判的に言及する際に使われることが多いです。
The dictator's policies were described as an abomination against humanity.
独裁者の政策は人類に対する残虐行為として表現された。

abominationの覚え方:語源

abominationの語源は、ラテン語の「abominari」に由来します。これは「嫌悪する」や「忌み嫌う」という意味を持つ言葉です。この語の構造は、接頭辞「a-」と「ominari」に分けられます。「omen」は「兆し」や「前触れ」を意味し、「abominari」は「良くない兆しを忌避する」というニュアンスを含んでいます。このように、abominationはもともと「非常に嫌われるもの」や「忌まわしいもの」を指しています。

中世英語を経て、16世紀頃に英語に取り入れられ、現在の形が定着しました。今日では、abominationは倫理的・道徳的に非常に嫌悪される事物や行為を指すことが一般的です。この語源からも、abominationが持つ強い否定的な意味合いが理解できるでしょう。

語源 tion
こと
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abominationの類語・関連語

  • atrocityという単語は、残酷で衝撃的な行為を指します。主に戦争や暴力に関連して使われることが多く、「The war crime was an atrocity.(その戦争犯罪は残虐行為だった)」のように使います。 abominationよりも具体的に残酷さを強調します。
  • horrorという単語は、恐怖や嫌悪感を感じさせるものを表します。映画や小説などでの恐ろしい描写に使われます。「This horror movie is too disturbing.(このホラー映画はあまりにも不快だ)」のように、感情的な体験を強調します。
  • nuisanceという単語は、迷惑な存在や事を指します。使い方は一般的で軽い嫌悪感を表すこともあります。「The noise is a nuisance to the neighbors.(その騒音は近所に迷惑です)」のように使われ、abominationよりも重くない場合があります。
  • detestationという単語は、極度の嫌悪や憎悪を示す言葉です。個人や物事に対して強い嫌悪感を持つことを表します。「She has a detestation for fraud.(彼女は詐欺を非常に嫌悪している)」というように、感情が強調される場面で使うことが多いです。


abominationの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : atrocity

類義語atrocityは、非常に悪質な行為や事件を指し、特に戦争や人権侵害などの文脈で使用されることが多いです。この単語は、残虐行為や暴力を強調するニュアンスを持っており、単なる「ひどい」ではなく「極めて非道な」といった強い感情を伴います。
一方で、abominationは、あるものに対する強い嫌悪感や嫌悪を示す言葉です。例えば、宗教や道徳に反するものに対して使われることが多く、個人的な感情が色濃く反映されます。ネイティブスピーカーは、atrocityを使う際には、具体的な行為や事件に焦点を当て、客観的な視点から語ることが多いのに対し、abominationを使うときは、より主観的で感情的な反応を示すことが一般的です。例えば、戦争のような文脈では
atrocity
を使い、個人の道徳的信念に基づく強い否定感を表す場面では
abomination
を選ぶといった使い分けがなされます。
The government was condemned for its role in the atrocity committed against innocent civilians.
政府は、無実の市民に対して行われた残虐行為に関与したとして非難された。
Many people consider war to be an abomination against humanity.
多くの人々は、戦争を人類に対する忌まわしい行為と見なしている。
この文脈では、atrocityabominationは、いずれも人間の行為に対する否定的な評価を示していますが、前者は具体的な行為に焦点を当てるのに対し、後者はそれに対する感情的な反応を強調しています。

類語・関連語 2 : horror

horror」は、恐怖や嫌悪感を引き起こすものを指します。主に恐ろしい出来事や状況、またはそのような感情を表現する際に使われます。映画や文学などでは、恐ろしい場面やキャラクターに対して「horror」という言葉が使われることが多く、感情的な反応を強調することが特徴です。
abomination」は、道徳的または倫理的に許されないものや、強い嫌悪感を引き起こすものを指します。英語ネイティブは「abomination」を、特定の行為や状況が非常に不快であることを強調するために使う傾向があります。一方で「horror」は、恐怖や驚きの感情を強調する言葉です。例えば、ホラー映画の「horror」は、恐怖体験を提供することが目的ですが、「abomination」は、道徳的な観点からその行為や状態を非難する際に用いられます。このように、二つの単語は似た感情を呼び起こすことがありますが、使われる文脈やニュアンスには明確な違いがあります。
The horror of the abandoned house made everyone feel uneasy.
その廃墟の恐ろしさは、皆を不安にさせた。
The abomination of the abandoned house made everyone feel uneasy.
その廃墟の忌まわしさは、皆を不安にさせた。
この文脈では、どちらの単語も使うことができ、意味が通じます。しかし、「horror」は恐怖感を強調し、「abomination」は道徳的に許せない状況を強調しています。

類語・関連語 3 : nuisance

「nuisance」は、他者にとって不快や迷惑をかける存在や物事を指します。例えば、騒音や嫌な匂い、人の行動などが「nuisance」とされることが多いです。この単語は、悪影響を与えるものの程度が比較的軽度である場合に使われることが一般的です。
一方で、abominationは、道徳的に許容できない、または非常に嫌悪されるものを指します。例えば、非常に非倫理的な行為や、恐ろしい犯罪などがこれに該当します。このように、両者は「迷惑」と「忌避」の程度に大きな違いがあり、nuisanceは日常的な不快感を伴う事象を指し、abominationはより深刻で強い否定的な感情を伴う事象を表しています。英語ネイティブは、これらの単語を使い分けることで、感情の強さや状況の深刻さを伝えます。
The loud construction noise outside is a real nuisance for the residents.
外の大きな建設音は、住民にとって本当に迷惑です。
The actions he took were considered an abomination by the community.
彼のとった行動は、コミュニティによって忌まわしいものと見なされました。
この場合、nuisanceabominationは置換可能ではありません。なぜなら、前者は日常的な迷惑を指し、後者は倫理的に許容できない行為を表すため、意味の強さが異なるからです。
The stray dogs in the neighborhood have become a nuisance to the residents.
近所の野良犬は住民にとって迷惑になっています。

類語・関連語 4 : detestation

detestation」は、強い嫌悪感や憎悪を表す言葉で、ある物事や人に対して非常に否定的な感情を持つことを示します。この単語は、一般的には道徳的に受け入れがたい行動や状況に対する反応として使われることが多いです。そのため、何かを「detestation」するということは、その対象に対して非常に強い拒絶感を抱いていることを意味します。
abomination」と「detestation」は、どちらも強い否定的な感情を表しますが、ニュアンスには違いがあります。「abomination」は、主に道徳的または倫理的に許されない、または非常に嫌悪すべきものを指します。これは、神聖なものに対する冒涜的な行為や、文化的に受け入れられない事象に使われます。一方、「detestation」は、特定の対象に対する個人的な強い嫌悪感を強調することが多く、より感情的な反応を示します。たとえば、ある行動や思想に対する個人の反発心を表す際に「detestation」を使用することが適切です。このように、「abomination」はより広範な倫理的問題を扱うのに対し、「detestation」は個人の感情に焦点を当てる傾向があります。
She expressed her detestation for the unfair treatment of animals.
彼女は動物の不当な扱いに対する憎悪を表明した。
She expressed her abomination for the unfair treatment of animals.
彼女は動物の不当な扱いに対する忌避感を表明した。
この文脈では、どちらの単語も動物の不当な扱いに対する強い否定的な感情を示しており、置換が可能です。ただし、「detestation」は感情的な反応を強調し、「abomination」は道徳的な非難を強調するニュアンスがあります。


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abominationの覚え方:Amazon 洋書情報

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【書籍タイトルの和訳例】
「大西洋の忌まわしいもの [+] 火星のミサイル」

【「martian」の用法やニュアンス】
「martian」は火星に住む生物や物体を指し、異星人や未知の存在を連想させます。このタイトルでは、神秘的で危険な要素を強調し、物語の緊迫感を高めています。


abominationの会話例

abominationの日常会話例

「abomination」は、日常会話ではあまり使われない単語ですが、強い嫌悪感や嫌悪を示す際に使われることがあります。この単語は「忌まわしいもの」や「嫌悪すべき行為」としての意味を持ち、特に道徳的に受け入れがたい事物や行為に対して用いられます。以下に代表的な意味を示します。

  1. 忌まわしいもの、嫌悪すべき事物

意味1: 忌まわしいもの、嫌悪すべき事物

この会話では、「abomination」が強い嫌悪感を示すために使われています。特に倫理的に受け入れられない行為や状況に対して、登場人物がどれほど嫌悪感を抱いているかを表現しています。

【Example 1】
A: I can't believe they would do something so cruel! It's an abomination!
そのような残酷なことをするなんて信じられない!それは忌まわしいものだよ!
B: You're right, it's hard to understand how anyone could justify such an abomination.
君が正しい、どうして誰かがそんな忌まわしいものを正当化できるのか理解できないよ。

【Example 2】

A: The way they treated those animals is an abomination!
あの動物たちの扱い方は忌まわしいものだよ!
B: Absolutely! We need to raise awareness about such abominations.
その通りだ!こんな忌まわしいものについて意識を高める必要があるね。

【Example 3】

A: I can't stand that kind of violence. It's simply an abomination!
あんな暴力には耐えられない。それは単に忌まわしいものだよ!
B: I agree, we should do something to stop such abominations.
私も同意する、こんな忌まわしいものを止めるために何かをしなければならないね。

abominationのいろいろな使用例

名詞

1. 嫌悪感を引き起こす物事や行動

不快な行動

このカテゴリーでは、他者から強い嫌悪感や不快感を引き起こす行動について扱います。具体的には、道徳的に受け入れられない行動や意見が含まれます。
His actions were seen as an abomination by the community.
彼の行動はコミュニティによって忌み嫌われるものと見なされた。
  • abomination of violence - 暴力の忌まわしさ
  • abomination of racism - 人種差別の忌まわしさ
  • abomination of cheating - 不正行為の忌まわしさ
  • abomination of cruelty - 残酷さの忌まわしさ
  • abomination of dishonesty - 不誠実さの忌まわしさ
  • abomination of oppression - 抑圧の忌まわしさ
  • abomination of greed - 欲深さの忌まわしさ

嫌悪を伴う感情

このカテゴリーでは、個人が特定のものや状況に対して抱く強い嫌悪感や嫌いな感情について取り上げます。
The abomination he felt towards the injustice was palpable.
彼が不正に対して抱いた嫌悪感は明らかだった。
  • abomination towards animal cruelty - 動物虐待に対する嫌悪
  • abomination towards injustice - 不正に対する嫌悪
  • abomination towards intolerance - 不寛容に対する嫌悪
  • abomination towards betrayal - 裏切りに対する嫌悪
  • abomination towards pollution - 汚染に対する嫌悪
  • abomination towards exploitation - 搾取に対する嫌悪
  • abomination towards corruption - 汚職に対する嫌悪

2. 嫌悪感を伴う人や存在

不快な存在

この分類ーでは、社会的、倫理的に受け入れられないとされる人や存在を指します。これには、悪党や反社会的な行動をする人が含まれます。
He considered the tyrant an abomination of humanity.
彼はその専制君主を人道に対する忌まわしき存在とみなした。
  • abomination of a criminal - 犯罪者の忌まわしさ
  • abomination of a dictator - 独裁者の忌まわしさ
  • abomination of a thief - 泥棒の忌まわしさ
  • abomination of a bigot - 偏見を持つ人の忌まわしさ
  • abomination of a traitor - 裏切り者の忌まわしさ
  • abomination of a liar - 嘘つきの忌まわしさ
  • abomination of a con artist - 詐欺師の忌まわしさ

特定の人に対する感情

この分類ーは、特定の人やその行動に対して持つ嫌悪感を扱っています。特定の個人に向けた感情が強調されます。
She expressed her feelings of abomination towards him for his deceitful ways.
彼女は彼の欺瞞的な行動に対する嫌悪感を表明した。
  • abomination towards a liar - 嘘つきへの嫌悪
  • abomination towards a fraud - 詐欺に対する嫌悪
  • abomination towards a bully - いじめっ子に対する嫌悪
  • abomination towards a hypocrite - 偽善者に対する嫌悪
  • abomination towards a cheater - 不正行為をする人への嫌悪
  • abomination towards a predator - 猟奇的な人間への嫌悪
  • abomination towards a scammer - 詐欺師への嫌悪

英英和

  • hate coupled with disgust嫌悪を伴った敵意憎悪