語源 micro

「microwave」は「マイクロ波」の略語で、電磁波の一種です。1940年代に電子工学の分野で発展し、しばらくして家庭用電子レンジに応用されました。日常でよく使う「マイクロ波」とは、「微小な波」という意味です。これは、波長が長い「ラジオ波」や「テレビ波」に比べ、波長が短いために、小さいものにも通り抜けやすいためです。

microscopeの語源は、「micro（小さな）」と「scope（観察すること）」から来ています。microscopeは、非常に小さいものを観察するために設計された装置です。原理的には、対象物を拡大するために凹レンズと凸レンズを使用します。これにより、非常に小さい物体を観察することができます。

microphoneの語源は、"micro"（小さい）と"phone"（音声）から来ています。つまり、小さな音声を拾うための装置という意味があります。1906年にアメリカ人発明家のリー・ド・フォレストによって発明され、現代のコミュニケーションに欠かせない道具の一つです。

microscopicの語源は、ラテン語のmicroscopiumから来ています。microscopiumは、ギリシャ語のmikros（小さい）とskopein（見る）から派生しました。つまり、microscopicは「非常に小さい」という意味です。

「microbe」の語源は、フランス語の「microbe（微生物）」からきています。この言葉は、19世紀に医学者ルイ・パスツールによって考案され、当時微生物が病気の原因であることが発見されたことに因んでいます。

microcosmの語源は、ギリシャ語の「mikros」（小さい）と「kosmos」（世界）に由来しています。これは、小さい世界を表す言葉であり、人々が生活する社会や世界を小さな宇宙として表現することを意味しています。

microbiologyの語源は、「micro（微小な）」と「biology（生物学）」から来ています。つまり、微生物を研究する学問であることを表しています。微生物は肉眼では見ることができず、顕微鏡を用いて観察する必要があります。そのため、「microbiology（微生物学）」という名称がつけられたのです。

microeconomicsは「マイクロ」という接頭語が由来で、ギリシャ語の「mikros（小さい）」から来ています。この分野は、市場の個別の消費者、生産者、企業などの行動と彼らの市場間での相互作用に注目します。

microgramの語源は、"micro-"という接頭語と"gram"という単語から来ています。"micro-"はギリシャ語で"小さい"を意味し、"gram"はラテン語で"重さ"を意味する語根です。したがって、microgramは非常に小さな重さを表す単位として使用されます。

micrologyの語源はギリシャ語の"μικρός"（小さい）と"λόγος"（学問）から来ており、小さな対象についての研究や知識を指します。また、類似の語として「microscopy（顕微鏡学）」や「microbiology（微生物学）」があります。

micrometerの語源は、ギリシャ語のμικρός（小さい）とメートロン（測定器）から来ています。これは、非常に小さなものを測定するために使用される精密測定器であり、科学や工学の分野で広く使用されています。

micrometryの語源は、ギリシャ語で「小さいもの」を意味する「μικρός(mikrós)」と「測定する」を意味する「μετρεῖν(metreîn)」から来ています。つまり、micrometryは微小なものを測定することを指す言葉です。

microscopicalの語源は「microscopic」という単語に由来しています。この単語は、ラテン語の「microscopium（小さなものを見る道具）」から派生しました。microscopicは極めて小さい、微細なという意味があり、microscopicalはそれに接尾辞の-icalが付けられた形です。つまり、microscopicalは微視的な、顕微鏡で見るような非常に小さなという意味を持ちます。

sub-は「下に」「下位の」という意味で、microscopicは「顕微鏡でしか見えないほど小さい」という意味。つまり、submicroscopicは「顕微鏡では見えないほど小さい」という意味です。

「ultramicroscopeの語源は、ラテン語の「ultra（それ以上）」と「micro（小さい）」に由来しています。つまり、それ以上に小さいものを見るための顕微鏡という意味です。」