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waryの意味・覚え方・発音

wary

【形】 注意深い、用心深い

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waryの意味・説明

waryという単語は「用心深い」や「警戒している」を意味します。この言葉は、何かに対して慎重な態度を持っているときに使われます。たとえば、他人の言動や状況に対して疑念や警戒感を持っているときなどです。waryは、信頼できない要素やリスクが存在する可能性がある場合に、注意深さを示す言葉です。

この単語は、特に危険な状況や不確実な相手に対する反応としてよく使われます。例えば、新しい環境や人との関わりに対して、簡単に心を開かず、注意を怠らない姿勢を表現することができます。この場合、waryは、自分自身を守るための賢い行動を示します。

waryという単語は、ポジティブな意図を持ちながらも慎重であることを強調するためによく使われます。自分の判断や選択に対して責任を持ち、せっかくのチャンスを逃さないようにしたいという気持ちと、一方でトラブルを避けたいという気持ちが交差する場面で表現されます。したがって、waryは日常のさまざまなシチュエーションで役立つ言葉です。

waryの基本例文

I am wary of making deals with people I don't trust.
私は信用できない人との取引には注意している。
She was wary of strangers and always kept her distance.
彼女は見知らぬ人に注意深く、常に距離を置いていた。
The old man gave a wary look to the suspicious character.
老人は疑わしい人物に警戒の目を向けた。

waryの意味と概念

形容詞

1. 用心深い

この意味では、慎重に行動し、周囲の状況を注意深く観察することを指します。何か危険や問題が起こる可能性があると感じるため、無防備な状態にはなりません。特に新しい環境や信頼できない人々との関わりにおいて、用心深さが求められます。
She was wary of the strange man approaching her in the park.
彼女は公園で近づいてくる見知らぬ男に対して用心深かった。

2. 不信な

この意味では、他者に対して信用していない、または情報を共有しない傾向にあることを示しています。過去の経験や直感から他人の意図や動機に疑念を抱いているため、交渉やコミュニケーションに慎重になります。
He was wary of sharing his personal information online.
彼はオンラインで個人情報を共有することに不信感を抱いていた。

waryの覚え方:語源

waryの語源は、古英語の「warian」に由来し、これは「警戒する」「注意する」という意味を持っています。この単語は、もともと「見守る」や「注意を払う」ことから発展してきました。「warian」は、さらにその前のゲルマン語系の言葉が起源となっており、同じく警戒や注意を示す概念が存在します。英語にはこの語源を持つ関連語がいくつかあり、たとえば「warn(警告する)」や「wary(用心深い)」などが挙げられます。このように、waryという単語は、注意深さや警戒心を示すために用いられる言葉であり、その背景には古くからの文化的な概念が根付いています。

waryの類語・関連語

  • cautiousという単語は、物事に対して慎重であり、リスクを避ける態度を表します。人が何かに対して注意深く行動している様子が含まれます。例文:Stay cautious around strangers.(見知らぬ人には注意して。)
  • vigilantという単語は、常に注意を払っている状態を示します。何かが起こる可能性がある時に、目を光らせている感じです。例文:The guard remained vigilant at his post.(警備員は自分の職務で警戒していた。)
  • alertという単語は、注意力や敏感さを持っていることを意味します。状況に対して即座に反応できる状態です。例文:Be alert for any unusual sounds.(不審な音に注意を払ってください。)
  • suspiciousという単語は、何かを疑う気持ちを表します。その人や事柄に対して信頼を置いていない様子です。例文:He looked suspicious when he entered.(彼は入ってきた時に疑わしい様子だった。)


waryの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : cautious

cautious」は、特に危険やリスクを避けるために慎重であることを示す形容詞です。何かに対して用心深く、注意を払っているというニュアンスがあります。この単語は、行動や判断において無理をせず、慎重に進める姿勢を強調します。
wary」と「cautious」の違いは微妙ですが重要です。「wary」は、主に他者や状況に対する警戒心や用心を示す際に使われることが多いです。例えば、誰かの言葉や行動に対して信頼できないと感じている場合に「wary」を使います。一方で「cautious」は、一般的に行動や決定を行う際に慎重であることを指し、リスクを評価しながら進むことを強調します。英語ネイティブはこの二つを使い分け、状況に応じてどちらが適切かを判断します。
She was cautious when making her investment decisions, always researching before committing her money.
彼女は投資の決定をする際に慎重で、常にお金を投じる前に調査を行っていました。
He was wary of the new business partner, having heard rumors about his past.
彼は新しいビジネスパートナーに対して警戒心を抱いていました。彼の過去に関する噂を聞いたからです。
この二つの文は異なる状況を描写しています。「cautious」は投資に対する慎重な態度を示し、「wary」は他者に対する警戒心を表現しています。このように、両単語は意味が重なることもありますが、使われる文脈によって異なる印象を与えます。

類語・関連語 2 : vigilant

単語vigilantは、「警戒している」「用心深い」という意味を持ち、特に危険や問題が発生する可能性がある状況で注意深く行動することを指します。この言葉は、周囲の状況や変化に対して敏感であり、常に注意を払っている状態を表現します。
一方、単語waryも「用心深い」という意味を持っていますが、より特定の状況に対する警戒心を示します。つまり、waryは、過去の経験や不安から特定の対象や状況に対して警戒している場合に使われることが多いです。例えば、信頼できない人物や危険な状況に対してはwaryを使うことが適切です。これに対して、vigilantはもっと広い意味で使われ、一般的な警戒心や注意深さを表現します。ネイティブスピーカーは、vigilantを使うことで、常に警戒している状態を強調することができ、waryを用いることで特定の危険や不安に焦点を当てた表現をすることができるという使い分けをしています。
The security guard remained vigilant throughout the night, watching for any signs of trouble.
その警備員は夜通し警戒して、問題の兆候を見逃さないようにしていた。
The child was wary of strangers approaching him in the park.
その子供は公園で近づいてくる見知らぬ人に用心深かった
この例からもわかるように、vigilantは一般的な警戒心を示すのに対し、waryは特定の状況(この場合は見知らぬ人)に対しての警戒を表しています。したがって、二つの単語は異なるニュアンスを持ちながらも、警戒心という共通のテーマの中で使われています。

類語・関連語 3 : alert

単語alertは、注意を払う、警戒している状態を示す言葉です。この単語は、特に危険や異常事態に対する意識を強調します。例えば、何か良くないことが起きる可能性があるときに「注意を怠らない」という意味合いで使われます。日常の中で、「注意を促す」状況や「危険を察知する」際に頻繁に用いられます。
一方で、単語waryは、特定の状況や人に対して慎重であることを示します。これは一般的に、相手や状況に対して信頼できない、または警戒が必要だと感じるときに使われます。例えば、新しいビジネスパートナーに対して慎重な態度を取る場合などです。両者は警戒心を持つという点では共通していますが、alertは外的な危険に対する反応であるのに対し、waryは内面的な判断に基づく慎重さを表現します。つまり、alertは「外に向かう注意」であり、waryは「内に向かう警戒心」と言えるでしょう。
She was alert to the sounds around her in the dark forest.
彼女は暗い森の中で周囲の音に注意を払っていた。
She was wary of the sounds around her in the dark forest.
彼女は暗い森の中で周囲の音に警戒していた。
この例文では、alertwaryは置換可能です。両方の単語は「周囲に対して注意深い」という意味を持っていますが、alertはより外的な警戒、waryは特定の状況に対する内面的な警戒を強調しています。
He remained alert during the meeting to catch any important information.
彼は会議中、重要な情報を逃さないように注意を払っていた。

類語・関連語 4 : suspicious

suspicious」は、何かを疑ったり、信じられないと感じたりすることを表します。この単語は、特に他者の行動や状況に対して不信感を抱く場合に使われます。例えば、誰かの言動が怪しいと感じた時や、事態が通常とは異なるときに使用されることが多いです。
wary」と「suspicious」は、どちらも注意深さや警戒心を示す言葉ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。「wary」は、主に危険やリスクに対して慎重であることを強調します。つまり、何かが危険である可能性があると感じ、それに対して用心深く行動することを指します。一方、「suspicious」は、他者の意図や行動に対して疑念を持つことに焦点を当てています。このため、「wary」は自己防衛や予防的な態度に関連し、「suspicious」は他者への不信感や懐疑心に関連します。たとえば、waryは新しい人と接するときの警戒心を表すのに対し、suspiciousはその人が何か隠しているのではないかという疑念を表すことが多いです。
I was suspicious of his intentions when he offered me help.
彼が助けを提供したとき、私は彼の意図に疑念を抱いていました。
I was wary of his intentions when he offered me help.
彼が助けを提供したとき、私は彼の意図に警戒していました。
この文脈では、どちらの単語も使えますが、「suspicious」は彼の行動に対する疑念を強調し、「wary」はその行動に対して慎重であることを示しています。


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waryの会話例

waryの日常会話例

「wary」は、注意深く、警戒している状態を示す形容詞です。この単語は、特に何かに対して慎重な態度を取る際に使われます。信頼できない状況や人に対して、用心深い様子を表すために使われることが多いです。例えば、新しい環境や人々との関わりにおいて、リスクを避けるために用心する姿勢を表現するのに適しています。

  1. 注意深い、警戒している

意味1: 注意深い、警戒している

この会話では、Aが新しい仕事環境に対して慎重な姿勢を示しています。周囲の状況や人々に対して、信頼できるかどうかを見極めるために警戒している様子が伝わります。

【Example 1】
A: I’m feeling a bit wary about joining the new team.
新しいチームに参加するのが少し警戒しています。
B: Why? They seem nice enough.
どうして?彼らは十分に良さそうに見えるけど。

【Example 2】

A: I’m wary of making any big investments right now.
今、大きな投資をするのは注意深いです。
B: That makes sense. The market is unpredictable.
それは理解できます。市場は予測不可能ですから。

【Example 3】

A: She was wary of accepting help from strangers.
彼女は知らない人からの助けを受けることに警戒していました。
B: I can understand why. You never know their intentions.
その理由は理解できます。彼らの意図はわからないですから。

waryのビジネス会話例

ビジネスにおける「wary」は、特にリスク管理や投資判断、取引先との関係構築において重要な概念で、注意深く、用心深い態度を示す際に使われます。この単語は、何かに対して慎重であること、または予期しない事態に備えていることを表現します。例えば、新しいプロジェクトやビジネスチャンスに対して、リスクを評価しながら行動する姿勢が求められる場面で使用されることが多いです。

  1. リスクに対して慎重であること
  2. 新しい提案や状況に対して警戒心を持つこと

意味1: リスクに対して慎重であること

この会話では、Aが新しいビジネスチャンスに対して慎重な姿勢を示しており、相手の意見を聞きながらリスクを考慮しています。waryは、投資や新規プロジェクトにおいて、慎重に判断する必要性を強調する言葉です。

【Exapmle 1】
A: I'm feeling a bit wary about investing in this startup without more data.
A: このスタートアップにもっとデータがないと投資するのは少し警戒心を持っているな。
B: That's understandable. It's always wise to be wary of potential risks.
B: それは理解できます。潜在的なリスクに対して慎重でいることは常に賢明です。

【Exapmle 2】

A: We should be wary of the market trends before making any decisions.
A: 何か決定を下す前に、市場の動向に注意深くなるべきです。
B: Agreed, being wary helps us avoid costly mistakes.
B: 同意します、慎重でいることは高額なミスを避けるのに役立ちます。

【Exapmle 3】

A: As we expand our operations, we need to remain wary of local regulations.
A: 業務を拡大するにつれて、私たちは地域の規制に対して警戒心を持ち続ける必要があります。
B: Absolutely, being wary will ensure we're compliant.
B: その通りです、慎重でいることで、私たちがコンプライアンスを守れるようになります。

意味2: 新しい提案や状況に対して警戒心を持つこと

この会話では、Aが新しい提案に対して警戒心を示しており、相手に対してそれを伝えています。waryは、提案や状況が持つリスクを認識しながらも、注意深く対応する必要性を表しています。

【Exapmle 1】
A: I'm wary about the new marketing strategy; it seems risky.
A: 新しいマーケティング戦略には警戒心を持っているけど、リスクが高いように思える。
B: I see your point, we should be wary and analyze the potential outcomes.
B: あなたの言い分は理解します、私たちは慎重であり、潜在的な結果を分析すべきです。

【Exapmle 2】

A: The client wants to change the contract terms, and I'm feeling a bit wary.
A: クライアントが契約条件を変更したいと言っているので、少し警戒心を持っている
B: That's wise, we should definitely be wary of any sudden changes.
B: それは賢明ですね、突然の変更には注意深くなるべきです。

【Exapmle 3】

A: I heard about a new competitor entering the market, and I feel wary about our position.
A: 新しい競合が市場に参入するという話を聞いて、私たちの立場に警戒心を持っている
B: Yes, we need to be wary and adapt our strategy accordingly.
B: そうですね、私たちは慎重で、それに応じて戦略を適応させる必要があります。

waryのいろいろな使用例

形容詞

1. 注意深い、警戒している

人や状況に対する警戒心

この分類は、誰かや何かに対して注意深く、警戒心を持っている状態を示します。この状態は、過去の経験や周囲の状況から生じるものであり、信頼を築く前に注意を払うことが重要であることを示しています。
The wary traveler decided to keep an eye on her belongings.
警戒心の強い旅行者は、自分の持ち物を注意深く見守ることに決めました。
  • wary of strangers - 知らない人に警戒している
  • be wary in negotiations - 交渉で警戒する
  • a wary approach - 警戒心あるアプローチ
  • remain wary of scams - 詐欺に警戒を怠らない
  • stay wary while traveling - 旅行中は警戒を続ける
  • wary about investments - 投資に対して警戒している
  • a wary smile - 警戒心を持った微笑み

経験からくる慎重さ

この分類は、過去の否定的な経験や他者からの影響によって、注意が必要だと感じている状態を示します。この注意深さは、将来の経験による損失を避けるためのものです。
Having been cheated before, he was wary of making new friends.
以前に騙されたことがあるので、彼は新しい友達を作ることに警戒していました。
  • weary of false promises - 嘘の約束に警戒している
  • wary due to past experiences - 過去の経験から警戒している
  • be wary after a betrayal - 裏切りの後に警戒する
  • a wary heart - 警戒心が強い心
  • remain wary of old habits - 古い習慣に警戒し続ける
  • a wary glance - 警戒した視線
  • wary of personal information - 個人情報に警戒している

2. 明らかな不信感

お互いの信頼がまだ築かれていない

この分類は、他者に対してオープンに信頼できない状態を指します。この状態は、相手との関係の進展を妨げる要因ともなります。
She was wary around her new colleagues, unsure of their intentions.
彼女は新しい同僚たちの意図が分からず、警戒心を持っていました。
  • a wary relationship - 警戒した関係
  • wary of others’ motives - 他人の動機に警戒している
  • maintain a wary distance - 警戒しながら距離を保つ
  • be wary of new ideas - 新しいアイデアに警戒する
  • wary of social interactions - 社交的な関わりに警戒している
  • a wary collaboration - 警戒した協力関係
  • wary in group settings - グループの中で警戒している

警戒心が強い状況

この分類は、特定の状況において過剰な警戒心が作用していることを表現しています。特に危険が予見される場合に、注意深さが必要とされます。
In a new city, it's best to be wary of your surroundings.
新しい街では、自分の周囲に警戒しているのが最良です。
  • always wary of danger - 常に危険に警戒している
  • remain wary during storms - 嵐の間は警戒を続ける
  • wary in unfamiliar environments - 知らない環境で警戒する
  • a wary traveler in cities - 都市で警戒する旅行者
  • a wary stance - 警戒した姿勢
  • keep a wary eye on traffic - 交通に警戒して目を配る
  • be wary of wild animals - 野生動物に警戒する

英英和

  • marked by keen caution and watchful prudence; "they were wary in their movements"; "a wary glance at the black clouds"; "taught to be wary of strangers"鋭い注意力と用心深い冷静さで特徴的な用心深い
    例:They were wary in their movements. 彼らはその動作において要人深かった。
  • openly distrustful and unwilling to confide明らかに不信で、委託をしたがらない邪推深い