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voidの意味・覚え方・発音

void

【形】 無効な、空虚な

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voidの覚え方ヒント

voidの意味・説明

voidという単語は「無」や「空」に関連する意味を持ちます。まず最初に、voidは名詞として使われるとき、「空虚な状態」や「何もない場所」を指します。例えば、宇宙のような無限の空間や、心の中の空虚感を表す際に使用されることがあります。また、形容詞として使われる場合には、「無効な」や「存在しない」という意味を持ちます。法律文書や契約書において、「無効の契約」などとして使われることがあります。

次に、動詞の用法について見てみましょう。voidは動詞として「無効にする」や「取り消す」という行為を表します。たとえば、何かの権利を取り消すときや、特定の状態を消失させるときに使われます。この用法は、特に法律やビジネスの文脈で見かけられます。したがって、voidには空虚な状態や無効の意味だけでなく、何かを取り去るという行為も含まれるのです。

最後に、voidが形容詞として使用されるとき、「空の」または「何もない」といった意味が強調されます。このような関連性により、文学や詩の中での比喩表現にもよく見られます。例えば、「void of hope(希望のない)」という表現では、希望が完全に欠けている状態を示しています。このように、voidはさまざまな文脈で使われ、その意味は状況によって変わるため、理解を深めるためにはコンテクストが重要です。

voidの基本例文

He felt a void after his dog passed away.
彼は愛犬が死んだ後、欠落感を感じた。
The empty restaurant had a void atmosphere.
空いているレストランは虚無の雰囲気があった。
The contract was voided due to a breach of agreement.
契約は合意違反のため無効となった。

voidの意味と概念

名詞

1. 存在しない状態

「void」という言葉は、存在しないことを示す状態を指します。この概念は哲学的な文脈で使われることが多く、何かが全く存在しないということを強調しています。例えば、何かが完全に失われた場合や、感情的な虚無感を表現する際に使われることが多いです。
After the loss of her pet, she felt a deep void in her heart.
ペットを亡くした後、彼女は心に深い空虚感を感じた。

2. 空の領域やスペース

この意味では、「void」は何もない状態、つまり何かがない空間を指します。物理的な空間や、比喩的な表現においても使われます。たとえば、部屋の中の空間や、図形の中の空白部分などに対して使うことができます。
The void in the center of the circle made the design more interesting.
円の中心の空白がデザインをより面白くした。

動詞

1. 無効にする

この意味は、正式な効力を取り消したり、無効化したりすることを表します。主に法律や契約の文脈で使われます。たとえば、契約の条項が違法である場合、その契約を無効にすることができます。
The judge decided to void the contract due to the breach of agreement.
裁判官は合意違反のためにその契約を無効にすることを決定しました。

2. から空にする/取り除く

この意味は、場所や容器から何かを取り除いたり、空にしたりすることを指します。たとえば、部屋を人で埋め尽くされる前に空にする場合に使用できる表現です。清掃や整理整頓の際に見られる行動を示します。
She voided the room of all furniture before moving in.
彼女は引っ越す前に部屋を家具で空にしました。

3. 排出する

この意味は、体から物質を排出することを指します。もともと医学的な文脈で使われることが多く、自然な身体の機能を説明します。特に、排尿や排便の際に使われます。
The doctor advised him to void his bladder regularly for better health.
医者は彼に健康を保つために定期的に膀胱を排出するよう勧めました。

形容詞

1. 無効な

この意味では、法的な効力や拘束力が全くない状態を指します。契約や法的な文書において、その内容が有効でないことを示す場合に使われます。例えば、期限切れの契約書や、不適切な手続きによって発生した無効な合意などがこれに該当します。
The agreement was deemed void due to a lack of signatures.
その合意は署名が欠けていたため無効とされました。

2. 空の

この意味では、何も含まれていない、または空である状態を示します。具体的には、容器や場所が中身を持たない場合などに使われます。例として、空のボトルや空の部屋のように、物理的な存在がないことを強調する際によく使用されます。
The box was void of any contents.
その箱は何の中身も空でした。

voidの覚え方:語源

voidの語源は、ラテン語の「vacuus」に由来しています。この言葉は「空である」や「無」という意味を持っています。「vacuus」は形容詞で、何もない状態を示すのに使われていました。中世英語において、ラテン語の「vacuus」が「void」として取り入れられ、さらに古フランス語を通じて英語に入ったと考えられています。

英語の「void」は「空」とか「無効にする」といった意味で使われ、特に法律的な文脈や日常会話においても広く用いられています。例えば、契約が「void」である場合、その契約は法的に無効と見なされることを意味します。また、数学やプログラミングの分野でも「void」とは「値がない」または「返さない」という意味で使われます。このように、「void」はさまざまな場面で異なる意味を持つことがあるのが特徴です。

voidの類語・関連語

  • nullという単語は、何かが存在しないことを示す言葉です。voidよりもプログラミングやデータベースなどの専門的な文脈で使われることが多いです。例:「The value is null.(その値はnullです。)」
  • emptyという単語は、何もない状態を示しますが、物理的な容器が空であることに焦点があります。voidは抽象的にも使われます。例:「The box is empty.(その箱は空です。)」
  • vacantという単語は、場所や職業などが「利用されていない」状態を指します。空いているが、反応がない状況です。例:「The room is vacant.(その部屋は空いています。)」
  • devoidという単語は、何かが完全に欠けていることを強調する際に使われます。voidよりも強いニュアンスで、特徴や性質が全くないことを示します。例:「He is devoid of emotion.(彼は感情がありません。)」
  • abandonedという単語は、見捨てられた状態を表します。特に人や場所に対して使われ、心の無関心やさびしさを含んでいます。例:「The house was abandoned.(その家は見捨てられました。)


voidの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : null

単語nullは、何もない状態や無効な値を示す際に用いられます。特にコンピュータプログラミングや数学の分野で、変数が値を持たないことを表現するのに適しています。一般的には「無」「空」の意味合いを持ち、データベースなどでの欠損値や未設定の値を指すことが多いです。
一方でvoidは、主に「無い」「空」であるという状態を示しますが、その使用文脈は広範囲にわたります。特に法律や哲学、プログラミングにおいては「効力が無い」や「存在しない」といったニュアンスが強調されることがあります。ネイティブスピーカーは、nullをデータや変数に対して、voidを状態や存在に対して使う傾向があるため、使い分けがなされます。
The variable was set to null before being used in the calculation.
その変数は計算に使う前にnullに設定されました。
The variable was set to void before being used in the calculation.
その変数は計算に使う前にvoidに設定されました。
この文脈では、nullvoidは置換可能ですが、一般的にnullはプログラミングの変数に対して使われることが多く、voidは何かが存在しない状態を示すために使われます。したがって、実際の使用においては、nullがより適切な選択となることが多いです。

類語・関連語 2 : empty

単語emptyは、「空の」「無の」といった意味を持ち、物理的な空間や内容が全く無い状態を表現します。例えば、空の箱や空っぽの部屋など、具体的な対象に対して使われることが多いです。また、感情的な面でも「空虚さ」を感じる時にも使われることがあります。
一方、単語voidは、主に「空である」「無効である」といった意味を持ちますが、特に法的・技術的な文脈で使われることが多く、感情的な空虚感を表す際にも使用されることがあります。例えば、契約がvoid(無効)である場合など、具体的な対象が無いことを示すために使われます。日常会話では、emptyの方が一般的に使われ、voidはより専門的な場面での使用が目立ちます。したがって、両者は似たような意味を持ちながらも、使用される状況やニュアンスが異なるため、場面に応じた使い分けが必要です。
The box is empty.
その箱は空っぽです。
The box is void.
その箱は無効です。
この文脈では、emptyvoidは完全に置換可能ではありません。emptyは物理的な状態を示し、具体的な内容が無いことを指しますが、voidは通常、実体が無いことや無効であることを示すため、技術的・法的な意味合いが強いです。

類語・関連語 3 : vacant

単語vacantは「空いている」「無人の」といった意味を持ち、主に物理的な空間や地位が使われていない状態を指します。例えば、空の部屋や使われていない椅子など、実際に何かがないことを表現する際に使われます。対して、voidは「無効」「空虚」といった意味合いを持ち、より抽象的な概念や感情を表すことが多いです。
ネイティブスピーカーは、vacantvoidを使い分ける際に、文脈の違いを意識します。vacantは物理的な空間や状態に使われることが多く、例えば「vacant lot」は「空き地」を意味します。一方で、voidは法律や哲学的な文脈で「無効な契約」や「存在しないこと」を表現することが多く、より抽象的です。したがって、vacantは具体的な事物に焦点を当てるのに対し、voidは感情や概念の「空白」を表すことが多いです。
The apartment was vacant for several months.
そのアパートは数ヶ月間空いていました。
The apartment was void of any furniture.
そのアパートは家具が何もない状態でした。
この場合、vacantvoidは異なるニュアンスを持ちます。vacantは物理的に空いていることを指し、voidは何もない状態を強調していますが、どちらも「空である」という意味合いを持つため、特定の文脈によっては置き換え可能です。

類語・関連語 4 : devoid

単語devoidは「欠けている」「全くない」という意味を持ちます。この単語は、何かが完全に欠如している状態を強調する時に使われることが多いです。例えば、感情や特徴が欠如している場合に用いられ、強い否定のニュアンスを含みます。
一方で、単語voidは「空の」「無効な」という意味を持ち、通常は物理的な空間や、契約などの法的な状態に関連して使われます。つまり、voidは「何かが存在しない」という意味合いも含みますが、devoidはより強い感情的な欠如を示すことが多いです。たとえば、devoidは「彼女の目には喜びが全く欠けていた」といった文脈で使われ、感情の欠如を強調しますが、voidは「その部屋は家具が一切ない」といった物理的な状態を示す際に使われることが一般的です。このように、両者は似た意味を持ちながらも、使用される文脈やニュアンスにおいて明確な違いがあります。
The room was devoid of any furniture.
その部屋には家具が全くなかった。
The room was void of any furniture.
その部屋は家具が一切なかった。
この文脈では、devoidvoidはどちらも「家具がない」という意味で使われており、自然に置き換えることができます。ただし、devoidはより感情的な響きを持つため、特定の状況では一方が他方よりも適切になる場合があります。

類語・関連語 5 : abandoned

単語abandonedは、何かが放置されたり、見捨てられたりした状態を指します。この単語は、物理的なもの(例えば、建物や場所)だけでなく、感情的な意味合い(例えば、愛されていないと感じること)でも使われます。一般的には、誰かに見捨てられた、または放置されたというネガティブなイメージを持っています。
一方で、単語voidは、空虚さや欠如を表すことが多いです。「空いている」「何もない」といった意味合いを持ち、物理的な空間や感情の空白を示す場合に使われます。ネイティブスピーカーは、abandonedを使うとき、特に人間関係や物の状態に焦点を当てているのに対し、voidを使うときは、より抽象的な概念や存在しない状態を強調する傾向があります。例えば、心の中の空虚感や、物理的に誰もいない空間を表現する際にはvoidが適している一方で、放置された物や人についてはabandonedがより適切です。
The abandoned house stood at the end of the street, covered in vines.
その放置された家は通りの端に立っていて、ツタに覆われていた。
The void house stood at the end of the street, covered in vines.
その空虚な家は通りの端に立っていて、ツタに覆われていた。
この例文では、abandonedvoidが置換可能であることが分かりますが、ニュアンスが異なります。abandonedは具体的に人がいなくなったことを示し、物理的な状態を示しています。一方で、voidは「空虚な」という意味合いが強く、存在の欠如を強調しています。したがって、文脈によって使い分ける必要があります。


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voidのいろいろな使用例

名詞

1. 存在しない状態

空虚な状態

「void」は存在しない状態や空虚さを示す言葉で、心理的、物理的な側面において用いられます。この意味合いでは、感情的な空洞や物理的な空間が強調されます。
The room felt like a void without any furniture.
家具が全くない部屋は空虚さを感じた。
  • void of content - 内容が欠けている
  • void of meaning - 意味がない
  • void of emotion - 感情がない
  • void of purpose - 目的が欠けている
  • void of light - 光がない
  • void in his heart - 彼の心の空虚
  • void between them - 彼らの間の空白

試合・契約の無効

法的な側面でも「void」は契約や試合の無効を示すことがあります。この意味では、正式な效力を持たなくなることに焦点が当たる。
The agreement was declared void by the court.
契約は裁判所によって無効とされた。
  • void contract - 無効な契約
  • void game - 無効な試合
  • void of authority - 権限がない
  • void of effect - 効果がない
  • void of obligations - 義務がない
  • void due to misrepresentation - 不実表示による無効
  • void under the law - 法律上無効

2. 空間または場所

空の空間

物理的な空間としての「void」は、何もない空の状態を指します。このニュアンスでは、物理的な領域や隔たりを象徴します。
The vast void of outer space is both awe-inspiring and frightening.
広大な宇宙の空虚は人を感嘆させ、同時に恐れさせる。
  • void between stars - 星々の間の空間
  • void in the room - 部屋の中の空間
  • void of the ocean - 海の空虚さ
  • void surrounding us - 私たちを取り囲む空白
  • void amongst the mountains - 山々の間の空間
  • void in the universe - 宇宙の空きスペース
  • void of landscapes - 景観のない空間

抽象的な空間

心理的または抽象的な視点から、「void」は想像上の空間や存在しない何かを示唆する用法もあります。人々の内面的な感情や状況を表す際に使われがちです。
She felt a void in her life after moving away from her friends.
友人たちから離れた後、彼女は人生に空虚感を感じた。
  • void in his life - 彼の人生の空虚
  • void in her heart - 彼女の心の空白
  • void left by a loss - 喪失による空虚
  • void in their relationship - 彼らの関係の空白
  • void of laughter - 笑いがない空間
  • void of companionship - 友情の欠如
  • void of connection - つながりのない状態

動詞

1. 無効にする、または法的効力を取り消す

無効にする

このカテゴリーでは、'void' が指し示す法的効力を取り消したり、無効にしたりする行為に焦点を当てています。この用法は主に法的文脈で使用され、契約や合意を無効にする場面で見られます。
The company decided to void the contract because of the discrepancies found.
会社は発見された不一致のために契約を無効にすることに決定しました。
  • void a contract - 契約を無効にする
  • void a warranty - 保証を無効にする
  • void a claim - 請求を無効にする
  • void the decision - 決定を無効にする
  • void a license - ライセンスを無効にする
  • void an agreement - 合意を無効にする
  • void a policy - ポリシーを無効にする

立ち退かせる

この分類ーでは、空間や場所から人を追い出す、または物を取り除くという意味での 'void' の使われ方を説明します。特に、不当な滞在や占有を取り除く際に用いられます。
The landlord had to void the premises of any tenants who refused to pay rent.
家主は、家賃を支払わないテナントを立ち退かせる必要がありました。
  • void the premises - 店舗を空にする
  • void the room - 部屋を空にする
  • void the area - 地域を空にする
  • void the building - 建物を空にする
  • void the house - 家を空にする
  • void a space - スペースを空にする
  • void the yard - 庭を空にする

2. 排泄または放出する

排泄する

この部分では、'void' が生理的な過程を表す際の用法について説明します。主に身体からの排泄行為に関連する文脈で用いられます。
It is essential to void your bladder regularly for better health.
健康のためには定期的に膀胱を排泄することが重要です。
  • void the bladder - 膀胱を排出する
  • void the bowels - 腸を排出する
  • void waste - 廃棄物を排出する
  • void toxins - 毒素を排出する
  • void liquid - 液体を排出する
  • void urine - 尿を排出する
  • void bodily fluids - 体液を排泄する

その他

このカテゴリーでは、'void' が使われるその他の文脈を取り上げます。特に、空の状態や無の状態を指摘する場合に用いられることがあります。
He felt a void in his heart after she left.
彼女が去った後、彼は心の中に虚無感を覚えた。
  • feel a void - 虚無感を感じる
  • create a void - 空虚を作り出す
  • fill the void - 空虚を埋める
  • leave a void - 空虚を残す
  • address the void - 空虚を解決する
  • overcome the void - 空虚を克服する
  • recognize the void - 空虚を認識する

形容詞

1. 法的効力の欠如

法的無効

この分類では法的な効力がなく、契約や文書が法的に有効でない状態を指します。法律上の手続きにおいて、無効なものはそれ自体に意味を持たず、影響を及ぼさないため、重要な意味を持ちます。
The contract was ruled void due to a lack of necessary signatures.
その契約は必要な署名が欠如しているため無効とされた。
  • void contract - 無効な契約
  • void agreement - 無効な合意
  • void clause - 無効な条項
  • void signature - 無効な署名
  • void document - 無効な文書
  • void transaction - 無効な取引
  • void provision - 無効な規定
  • void ruling - 無効な判決
  • void decision - 無効な決定
  • void judgment - 無効な判断

2. 無内容、無効

中身のない

この分類では、実質的な内容が無い、あるいは空であるという意味合いを伝えます。何も含まれていない状態を表し、物理的、または比喩的な文脈で使用されます。
Her excuses felt void, lacking any real justification.
彼女の言い訳は無内容で、実際の正当性が欠けていると感じた。
  • void response - 無内容な反応
  • void statement - 無意味な発言
  • void argument - 空虚な議論
  • void promise - 無効な約束
  • void assurance - 無意味な保証
  • void attempt - 無駄な試み
  • void request - 無効な要求
  • void idea - 空虚なアイデア
  • void logic - 無意味な論理
  • void position - 空虚な立場

3. 空っぽ、欠如

空虚感

この分類では、感情的または精神的に中身の無い状態を表す場合に使用されます。感じることのない空虚感や無関心を指示します。
After the breakup, he felt a void in his heart.
別れの後、彼は心に空虚感を感じた。
  • void in my heart - 心の隙間
  • void in her life - 彼女の人生の空虚感
  • void of emotions - 感情の無さ
  • void of direction - 方向性の欠如
  • void of meaning - 意味の無さ
  • void of purpose - 目的の無さ
  • void of joy - 喜びの無さ
  • void of love - 愛の無さ
  • void sense - 空虚な感覚
  • void feeling - 無気力な感情

英英和

  • the state of nonexistence存在しない状態虚無
  • declare invalid; "The contract was annulled"; "void a plea"無効を宣告する無効にする
  • an empty area or space; "the huge desert voids"; "the emptiness of outer space"; "without their support he'll be ruling in a vacuum"空の地域または空間空虚

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