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vaguelyの意味・覚え方・発音

vaguely

【副】 漠然と

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vaguelyの意味・説明

vaguelyという単語は「曖昧に」や「不明瞭に」を意味します。この単語は、何かがはっきりしていない、または詳細が不足している状態を表現する際に使われます。たとえば、誰かの意見や感情が明確でない場合、その表現を「彼の言い方は曖昧だった」と表現することがあります。

ニュアンスとしては、vaguelyは具体性が欠けている状況や、記憶が不確かである場合にも使われることがあります。たとえば、「曖昧な記憶」や「不明瞭な説明」といった表現で、思い出せない、あるいは十分に説明できていないといった感覚を伝えることができます。このように、物事がスッキリしない、はっきりしない様子を表すのに適しています。

また、vaguelyは他の形容詞と組み合わせることで、より具体的な意味合いを持たせることも可能です。たとえば、「曖昧なアイデア」や「不明瞭な指示」など、特定のコンテキストで使うことで、その場の状況や条件を強調できます。こうした使い方を理解すると、より多様な表現をすることができます。

vaguelyの基本例文

He vaguely remembers meeting her years ago.
彼は彼女に何年も前に出会ったことをぼんやりと覚えている。
The instructions were only vaguely described.
説明書には漠然とした記述しかされていなかった。
She vaguely understood what he was trying to say.
彼が何を言いたいのか彼女は漠然と理解した。

vaguelyの意味と概念

副詞

1. あいまいに

この意味の「vaguely」は、具体的な詳細がなく、はっきりしない状態を指します。人の記憶や感情について話す時や、情報が不明瞭な場合によく使われます。たとえば、何かの説明をしたり、意見を述べる際に、はっきりしない態度や情報を示すときに使われます。
He vaguely remembered the details of the meeting.
彼はその会議の詳細をあいまいに覚えていた。

vaguelyの覚え方:語源

vaguelyの語源は、ラテン語の「vagans(さまよう、漂う)」から派生しています。この語は、「vagari(さまよう、遊ぶ)」という動詞に由来し、特に特定の方向や目的を持たずに動くことを指しています。このことから、具体性が欠ける様子や不明瞭な状態を表す言葉として発展しました。

英語に取り入れられたのは17世紀頃で、当初は「不明確な」「曖昧な」といった意味合いで使われていました。vaguelyは、このように物事がはっきりしない、分かりづらいといった概念を表す際に使われますが、語源を知ることで、その背景にある「さまよう」というイメージを感じることができます。これは、思考や記憶の中で物事が明確でないときに、ぴったりの言葉となっています。

語源 ly
〜のように
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vaguelyの類語・関連語

  • unclearという単語は、物事がはっきりしない、またはよくわからない状態を表します。例:His explanation was unclear.(彼の説明は不明瞭だった。)
  • ambiguousという単語は、解釈が複数可能であること、または明確でないことを指します。例:The statement is ambiguous.(その発言は曖昧だ。)
  • impreciseという単語は、正確でない、または特定の詳細が不足している状態を指します。例:Her measurements were imprecise.(彼女の測定は不正確だった。)
  • vagueという単語は、情報が不十分であったり、具体性がないことを示します。例:He gave a vague answer.(彼は曖昧な答えをした。)
  • fuzzyという単語は、はっきりしない、またはぼんやりとした印象を与えることを示します。例:The image is fuzzy.(その画像はぼやけている。)


vaguelyの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : unclear

単語unclearは、「明確でない」「はっきりしない」という意味を持ち、情報や説明が不十分で、理解しにくい状態を示します。例えば、ある問題についての説明が不十分であれば、その内容はunclearと表現できます。具体的には、文章や会話の中で意図が伝わらない場合に使われます。
一方、単語vaguelyは「ぼんやりと」「あいまいに」といった意味を持ち、具体的な情報が不足しているだけでなく、イメージや概念がはっきりしていない状態を強調します。例えば、物事が明確に説明されていない場合、単にunclearと表現することもできますが、もしその説明が非常にあいまいで、具体的なイメージがつかめない場合には、vaguelyを使います。つまり、両者は似たような意味を持ちますが、vaguelyはより感情的なニュアンスを含み、あいまいさや不明確さがより深刻であることを示す場合が多いです。
The instructions were unclear, making it difficult for the students to follow.
指示が不明確だったので、生徒たちは従うのが難しかった。
The instructions were vaguely written, making it difficult for the students to follow.
指示があいまいに書かれていたので、生徒たちは従うのが難しかった。
この文では、両方の単語が使えますが、vaguelyを使うと、指示が具体性に欠けていて、イメージがはっきりしない感覚が強調されます。unclearは単に明確でない状態を示すのに対し、vaguelyはそのあいまいさがどれほど強いかを伝えるのに適しています。

類語・関連語 2 : ambiguous

ambiguous」は、明確でない、曖昧なという意味を持つ形容詞です。何かが「ambiguous」であるとき、それは解釈が複数あるか、意図が不明確であることを示します。例えば、ある文や発言が明確な意味を持っていない場合などに使われます。
vaguely」と「ambiguous」の違いは、ニュアンスにあります。「vaguely」は、はっきりしない、ぼんやりとした状態を示し、主に感覚や印象に関連しています。一方で「ambiguous」は、特定の情報や意図が不明確であることを強調します。例えば、「vaguely recall something」とは、何かをぼんやりと思い出すという意味で、記憶が不確かであることを表します。一方で「ambiguous statement」とは、発言が複数の解釈を持ち、誰にとっても理解しにくいことを示します。このように、どちらも不明確さを表現しますが、「vaguely」は個人の感覚にフォーカスし、「ambiguous」は情報の曖昧さを強調する点が異なります。
The instructions were ambiguous, leaving everyone confused about what to do next.
指示が曖昧だったため、誰も次に何をすべきか混乱していました。
The instructions were vaguely stated, leaving everyone confused about what to do next.
指示がぼんやりと述べられていたため、誰も次に何をすべきか混乱していました。
この例文では、両方の単語が共通の文脈で使われており、意味が似ています。「ambiguous」は情報の不明確さを、「vaguely」は表現の曖昧さを強調していますが、どちらも混乱を引き起こす状況を示しています。

類語・関連語 3 : imprecise

「imprecise」は「不正確な」や「あいまいな」という意味を持つ形容詞です。何かが明確でない、または詳細が不足している場合に使われます。例えば、データや情報が正確でない場合に「imprecise」という表現が適切です。この単語は、科学的な文脈や技術的な議論でよく使用され、物事の正確性が重要な場面で特に役立ちます。
一方で、vaguelyは「不明瞭に」や「ぼんやりと」という意味で、より感覚的で主観的な表現です。vaguelyは、情報が明確でないと感じる時や、記憶が曖昧な場合に使います。つまり、impreciseは客観的な不正確さを強調するのに対し、vaguelyは主観的な印象や感覚の不明瞭さを示します。この違いから、ネイティブスピーカーは状況に応じて使い分けます。例えば、データが「imprecise」である場合、そのデータの正確性を問う際に使われ、感情や記憶の不明瞭さを表現する際には「vaguely」を使うことが多いです。
The results of the experiment were imprecise, leading to further investigations.
実験の結果は不正確であり、さらなる調査が必要となった。
I remember vaguely what happened at the meeting last week.
先週の会議で何が起こったかをぼんやりと覚えている。
この例では、imprecisevaguelyは異なる文脈で使われていますが、両方とも「正確でない」という感覚を持っています。impreciseは具体的なデータや結果の不正確さを示し、vaguelyは記憶や印象の不明瞭さを表しています。

類語・関連語 4 : vague

単語vagueは、「はっきりしない」「あいまいな」という意味を持っており、何かが不明確であることを示します。具体的な情報や詳細が欠けている状態を指し、物事の正確さや明確さが不足している場合に使われます。たとえば、答えがあいまいだったり、意図が不明確な場合に用いられます。
一方で、単語vaguelyは、vagueの副詞形であり、「あいまいに」「漠然と」という意味を持っています。つまり、何かがあいまいであるという状態を表すときに、動作や状態の様子を修飾します。たとえば、「彼はあいまいな答えをした」という場合、vagueが使われますが、「彼はあいまいに答えた」となるとvaguelyが適用されます。ネイティブスピーカーは、文脈によってどちらを使うかを選び、動詞や形容詞のニュアンスを正確に伝えます。
The instructions were too vague for me to understand what to do.
その指示はあまりにもあいまいだったので、何をすべきか理解できなかった。
I understood the instructions vaguely, but I still had questions.
指示はあいまいに理解したが、それでも質問があった。
この場合、vaguevaguelyは、共にあいまいさを示していますが、前者は名詞や形容詞が欠けている状態を表し、後者はその状態の様子を表しています。

類語・関連語 5 : fuzzy

単語fuzzyは、「ぼんやりした」「はっきりしない」という意味を持ち、主に物理的な形状やイメージが不明確であることを示す際に使われます。また、抽象的な概念や思考が不確かである場合にも用いられます。例えば、視覚的にぼやけた画像やあいまいな記憶を指すことが多いです。
単語vaguelyは、「あいまいに」「はっきりしない形で」という意味で、主に言葉や感覚、印象の不明確さを表す際に使用されます。両者は似たような意味を持ちますが、ニュアンスに違いがあります。具体的には、fuzzyは物理的な状態や視覚的な不明瞭さを強調する一方で、vaguelyは思考や記憶に関連するあいまいさを強調します。このため、fuzzyは特に視覚的なものに使われることが多く、vaguelyは感情や意見など、より抽象的なものに適しています。したがって、文脈によって適切な単語を選ぶことが重要です。
The picture was a bit fuzzy, making it hard to see the details.
その写真は少しぼんやりしていて、詳細を見るのが難しかった。
I remember vaguely what happened at the party.
私はそのパーティーで何が起こったのかをあいまいに覚えている。
この例文では、fuzzyは視覚的なぼやけを表し、vaguelyは記憶のあいまいさを表しています。したがって、文脈が異なるため、置換は適切ではありません。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

vaguelyの会話例

vaguelyの日常会話例

「vaguely」は、日常会話において主に「ぼんやりと」や「漠然と」という意味で使われることが多いです。この言葉を使用することで、何かがはっきりしない状態や、情報が不十分であることを表現できます。会話の中で具体的ではない印象を与えるため、感情や意見を柔らかく伝えるのにも適しています。

  1. ぼんやりとした、漠然とした状態

意味1: ぼんやりとした、漠然とした状態

この意味では、話し手が何かについてはっきりしない、または詳細を思い出せない状態を表現しています。相手に対して具体的な情報を提供できない時に使われることが多いです。

【Example 1】
A: I remember something about the party, but I only vaguely remember who was there.
B: パーティーについて何か覚えているけど、誰がいたかは ぼんやりと しか覚えていないわ。
B: What did you think of the movie?
B: 映画についてどう思ったの?
A: I thought it was good, but I vaguely recall some parts being confusing.
A: 良かったと思うけど、漠然とした印象でいくつかの部分が混乱したわ。

【Example 2】

A: Do you remember where we parked the car?
A: 車をどこに停めたか覚えている?
B: I vaguely remember it was near the entrance.
B: 入り口の近くだったことは ぼんやりと 覚えているよ。

【Example 3】

A: What was the name of that restaurant we went to last week?
A: 先週行ったレストランの名前は何だったっけ?
B: I can’t recall it vaguely, but it had a nice atmosphere.
B: 漠然とした記憶しかないけど、雰囲気は良かったよ。

vaguelyのビジネス会話例

「vaguely」は、ビジネスシーンでの表現の一つであり、あいまいさや不明瞭さを示す際に使用されることが多いです。具体的な情報が不足している状況や、意見や計画に対してはっきりとした確信がない時に使われます。この単語を使うことで、相手に対して自分の立場や考えが明確でないことを伝えることができます。

  1. あいまいに、はっきりしない様子
  2. 漠然とした意見や印象

意味1: あいまいに、はっきりしない様子

この文脈では、ある計画や提案について話す際に、具体的な詳細が不足していることを示しています。ビジネスでは、計画を進める際に情報が不十分な場合、あいまいな表現が使われることがあります。

【Example 1】
A: I vaguely remember discussing the budget last week.
A: 先週の予算について話したことはあいまいに覚えています。
B: That's not very helpful. Can you clarify what was said?
B: それではあまり役に立ちませんね。何が言われたのか明確にできますか?

【Example 2】

A: The project timeline is vaguely outlined in the proposal.
A: 提案書にはプロジェクトのタイムラインがあいまいに示されています。
B: We need more specific details to move forward.
B: 進めるためにはもっと具体的な詳細が必要です。

【Example 3】

A: I vaguely recall the meeting agenda included a discussion on marketing strategies.
A: 会議の議題にはマーケティング戦略についての話があったことをあいまいに思い出します。
B: Let's review the minutes to confirm.
B: 確認するために議事録を見直しましょう。

意味2: 漠然とした意見や印象

この意味合いでは、特定の意見や考えが不明確であることを示しています。ビジネスの場面では、意見表明が求められる際に、あいまいな表現を使うことが多く見られます。これにより、相手に対して遠慮や慎重さを示すことができます。

【Example 1】
A: I feel vaguely optimistic about the sales forecast.
A: 売上予測については漠然と楽観的な気持ちです。
B: What makes you feel that way?
B: どうしてそう感じるのですか?

【Example 2】

A: The client's feedback was vaguely positive, but not specific.
A: クライアントのフィードバックは漠然とポジティブでしたが、具体的ではありませんでした。
B: We should ask for more detailed comments next time.
B: 次回はもっと詳細なコメントを求めるべきです。

【Example 3】

A: He mentioned vaguely that changes are coming to the policy.
A: 彼はポリシーに変更があることを漠然と言及しました。
B: We should prepare for any updates, just in case.
B: 念のため、どんな更新にも備えておくべきです。

vaguelyのいろいろな使用例

副詞

1. あいまいに、漠然とした方法で

意識の表現

vaguelyという単語は、何かがはっきりせず、どこか不明瞭である場合に使います。この使い方では、考えや記憶がはっきりしていないことを示すことが多いです。
I vaguely remember seeing that movie once.
その映画を一度見たことは漠然と覚えている。
  • vaguely aware - 漠然と気づいている
  • vaguely familiar - 漠然と馴染みがある
  • vaguely defined - 漠然と定義された
  • vaguely expressed - あいまいに表現された
  • vaguely related - 漠然と関連している
  • vaguely mentioned - 漠然と触れられた
  • vaguely understood - 漠然と理解された

感情の表現

vaguelyという単語は、感情や印象があいまいであることを表現する際にも使われます。特に、感じているけれども、詳しい説明や理解が難しい状況に適しています。
She felt vaguely uneasy during the meeting.
彼女は会議中に漠然とした不安を感じた。
  • vaguely uncomfortable - 漠然とした不快感
  • vaguely anxious - 漠然とした不安
  • vaguely hopeful - 漠然とした希望
  • vaguely sad - 漠然とした悲しみ
  • vaguely happy - 漠然とした幸せ
  • vaguely dissatisfied - 漠然とした不満
  • vaguely excited - 漠然とした興奮

2. 明確さや正確さが欠けている

曖昧さの表現

vaguelyという単語は、ある事柄がはっきりしていない、または意図が不明確であることを示す際に用います。この文脈では、物事の正確さや詳細が不足していることが強調されます。
The instructions were vaguely written, making it hard to follow.
指示があいまいに書かれていたため、従うのが難しかった。
  • vaguely stated - 曖昧に述べられた
  • vaguely outlined - 漠然と概要が示された
  • vaguely presented - あいまいに提示された
  • vaguely understood - 漠然と理解されている
  • vaguely explained - あいまいに説明された
  • vaguely described - 漠然と描写された
  • vaguely referred to - 漠然と参照された

その他

vaguelyは、強くはなくてもなんとなく感情や考えが存在することを示す場合にも使われます。何かがそこにあると感じるが、具体的な理解には至らないことを表しています。
He spoke vaguely about his plans for the future.
彼は未来の計画について漠然と話した。
  • vaguely optimistic - 漠然とした楽観主義
  • vaguely aware of - 漠然と知っている
  • vaguely connected - 漠然とつながっている
  • vaguely interested - 漠然と興味を持っている
  • vaguely supportive - 漠然と支持的な
  • vaguely intended - 漠然と意図された
  • vaguely hinted - 漠然と示唆された

英英和

  • in a vague way; "he looked vaguely familiar"; "he explained it somewhat mistily"漠然とした方法で薄薄
    例:He looked vaguely familiar. 彼は、なんとなく知っているように見えた。

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