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trenchantの意味・覚え方・発音

trenchant

【形】 鋭い、痛烈な

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/ˈtrɛntʃənt/

trenchantの意味・説明

trenchantという単語は「鋭い」や「切れ味のある」を意味します。この言葉は、特に言葉や意見が非常に明確で力強い場合に使われます。つまり、trenchantは単に尖ったものを指すだけでなく、何かを的確に捉えたり、深く掘り下げたりする能力を持っていることを示しています。

この単語は、主に議論や分析、批評の文脈で用いられます。例えば、trenchantなコメントや意見は、他の人々に強い印象を与えることができます。また、文学や映画の批評で、ある作品のテーマやキャラクターについての洞察が鋭い場合にも、この言葉が使われることがあります。このように、trenchantは知的な深さや洞察力を示すための強い形容詞です。

さらに、trenchantは時に少し冷厳なニュアンスを持つこともあります。つまり、鋭い分析や意見は必ずしも好意的であるわけではなく、他者に対して厳しい評価を含むこともあります。このため、使う際にはその文脈に注意が必要です。全体として、trenchantは力強さと明解さを兼ね備えた意見や表現を評価する言葉です。

trenchantの基本例文

His opinion is trenchant and accurate.
彼の意見は鋭く、的確だ。
His criticism is trenchant and makes people think deeply.
彼の批評は鮮明で、人々を深く考えさせる。
Her essay has a trenchant perspective and captivates readers.
彼女の論文は鋭い視点を持ち、読者を引き付ける。

trenchantの意味と概念

形容詞

1. 鋭い

鋭いという意味は、深い考察や表現力、知性において鋭さや力強さを持っていることを指します。この言葉は、誰かの意見や分析が非常に明確であること、そして物事を鋭く見抜いている様子を表現する際に用いられます。
Her trenchant remarks during the debate caught everyone's attention.
彼女の討論中の鋭い発言は、皆の注目を集めた。

2. 力強い

力強いという意味は、意見や表現が強さや活力において特徴的であることを意味します。この語は、特に非常に影響力のある意見や見解が求められる状況で使用され、聴衆に強く訴えかける力を持つ内容を示します。
The trenchant critique of the policy led to a significant public debate.
その政策に対する力強い批評は、大きな公共の議論を引き起こした。

3. 明確な

明確なという意味は、思想や概念がはっきりと定義されていることを指します。この言葉は、特に複雑な問題や考えを明確に伝える際に用いられ、理解しやすさを重視する状況で使われます。
His trenchant analysis provided clear insights into the issue.
彼の明確な分析は、その問題についての理解を深めるものだった。

trenchantの覚え方:語源

trenchantの語源は、ラテン語の「truncare」(切り落とす、短くする)に由来しています。この語は、さらに古いラテン語の「truncus」(切り取られた部分、短い)に関連しています。英語において、「trenchant」は通常、鋭い、明瞭な、または効果的なという意味で使われます。原義としては、つまるところ「切る」という行為に結びつき、鋭い刃のように思考や表現がクッキリとした印象を与えることを示しています。この語源が示すように、「trenchant」は、ただ単に直接的であるだけでなく、深い洞察や鋭い批評を含む場合に特に用いられます。このように、語源を知ることで、言葉の背景やニュアンスをより理解する手助けとなるでしょう。

語源 cant
語源 chant
歌、 魔法
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trenchantの類語・関連語

  • sharpという単語は、鋭い、明確なという意味で、特に意見や知識が明晰な場合に使います。例えば、「sharp criticism」は「鋭い批判」と訳され、意見が明確で切れ味があるときに用いられます。
  • incisiveという単語は、鋭直な、鋭いという意味で、特に分析や議論が的確であることを強調します。例えば、「incisive remarks」は「鋭い言及」と訳され、核心を突く意見を指します。
  • keenという単語は、鋭敏な、熱心なという意味で、洞察力や興味が強い場合に使います。「keen observer」は「鋭い観察者」と訳され、物事に対する感受性が高いときに使われます。
  • penetratingという単語は、貫通する、洞察力があるという意味で、深い理解や洞察を伴う場合に使われます。例えば、「penetrating insight」は「深い洞察」と訳され、表面下の真実を理解する能力を示します。
  • pungentという単語は、強い臭いを持つ、鋭いという意味で、特に香りや味が非常に強いことに使います。「pungent remarks」は「鋭い発言」と訳され、辛辣で直球な言い方を指します。


trenchantの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : sharp

単語sharpは、鋭い、明確な、またははっきりとしたという意味を持ち、物理的なものにも抽象的な概念にも使われます。特に、知覚や思考において、敏捷さや明敏さを表現する際に使われることが多いです。例えば、鋭い刃物や、鋭い感覚、または鋭い見解などの文脈で使われます。
単語trenchantは、鋭さを持つ分析や意見、または洞察を表すときに使われますが、その使用はより特定の文脈に限定されがちです。例えば、trenchantは、批評や議論において非常に明確で力強い意見を示す場合に使われます。一方で、sharpは、より広範囲にわたる文脈で使われ、物理的な特徴や知覚を直接的に表現することができます。例えば、sharpなナイフは、物理的な特性を指すのに対し、trenchantな批評は、知的な鋭さや深さを示すものです。このように、両者は共通の根源を持ちながらも、使用されるシチュエーションに違いがあります。
Her comments on the issue were sharp and to the point.
彼女のその問題に関するコメントは鋭く、要点をついていた。
Her comments on the issue were trenchant and to the point.
彼女のその問題に関するコメントは鋭く、要点をついていた。
この例文では、両方の単語が置換可能であることが示されています。どちらの文も、コメントが明確で直截的であることを表現しており、言葉の使い方として自然です。しかし、sharpは一般的な文脈で幅広く使われるのに対し、trenchantは特に分析や批評においてその鋭さを強調する際に使われるため、使用場面が異なることに注意が必要です。

類語・関連語 2 : incisive

incisive」は、非常に鋭い、明確で、洞察力のあるという意味を持つ形容詞です。この単語は、特に思考や意見が明快であり、深く考察された結果が表れている場合に使われます。何かを鋭く、的確に表現する際に用いられることが多く、特に批評や分析においてその特性が重視されます。
trenchant」と「incisive」は、どちらも「鋭い」という意味を持ちますが、そのニュアンスには若干の違いがあります。「trenchant」は、特に強い影響力を持つ表現や意見に使用されることが多く、しばしば人々や状況に対する批判的な鋭さを含みます。一方、「incisive」は、思考や分析の明確さや的確さに焦点を当てており、批評的な側面は薄い場合が多いです。ネイティブスピーカーは、文脈によってこれらの単語を使い分け、例えば「trenchant」は強い意見や影響力のある言葉に対して使い、「incisive」は論理的な議論や明瞭な分析に対して用いる傾向があります。
The professor's incisive critique of the novel revealed many underlying themes.
その教授の小説に対する鋭い批評は、多くの潜在的なテーマを明らかにした。
The professor's trenchant critique of the novel revealed many underlying themes.
その教授の小説に対する鋭い批評は、多くの潜在的なテーマを明らかにした。
この例文では、「incisive」と「trenchant」を同じ文脈で使用することができ、どちらも「鋭い」という意味で置き換えることが可能です。ただし、使われる場面によっては微妙なニュアンスの違いがあるため、文脈をよく考慮することが大切です。

類語・関連語 3 : keen

単語keenは、「鋭い」「熱心な」「敏感な」という意味を持つ形容詞です。この言葉は、物事を深く理解する能力や、強い興味を示す際に使われます。例えば、誰かが特定のテーマについて非常に熱心である場合、その人の興味や関心が「keen」と表現されます。
一方で、単語trenchantは、「鋭い」「鋭く切り込む」という意味を持ち、特に議論や批評において、その表現が非常に明確で力強いことを指します。両者は「鋭い」という共通点を持っていますが、keenはより一般的に「興味」や「熱意」に関連するのに対し、trenchantは主に批評や意見が明確で力強い場合に使われるため、文脈に応じた使い分けが重要です。例えば、keenは「彼はそのテーマに対して鋭い洞察を持っている」と言った場合に使われますが、trenchantは「彼の批評は非常に鋭い」と述べる時に適しています。このように、ネイティブスピーカーは文脈に応じてこれらの単語を使い分けています。
She has a keen sense of observation that helps her notice details others might miss.
彼女は他の人が見逃しがちな細部に気づく鋭い観察力を持っています。
Her trenchant sense of observation allows her to notice details that others might miss.
彼女の鋭い観察力は、他の人が見逃しがちな細部に気づかせてくれます。
この場合、両方の文は「鋭い観察力」という意味で置換可能です。文脈によっては、keentrenchantは同じように使われることがありますが、keenは一般的な感覚や興味に焦点を当てているのに対し、trenchantはより批評的で力強い観察を表しています。

類語・関連語 4 : penetrating

単語penetratingは、深く突き刺さるような鋭さや洞察力を持つことを示します。人の考えや感情、状況を深く理解する能力を表現する際に使われることが多いです。また、音や視線が「貫通する」ように感じられる場合にも用いられます。特に、誰かの意見や分析が非常に明確で理解しやすいときに使われることが一般的です。
一方で、単語trenchantは、しばしば非常に鋭い批評や洞察を指します。ニュアンスとしては、特に言葉や意見が強烈で、時には痛烈であることが強調されています。ネイティブスピーカーは、penetratingが「深い理解や感受性」を示すのに対し、trenchantは「辛辣さや強いインパクト」を伴う場合に使うことが多いと感じています。つまり、penetratingは一般的にポジティブな意味合いで使用されることが多いのに対し、trenchantは時としてネガティブな評価を伴うことがあるのです。このため、文脈によって使い分けられることが重要です。
The author's penetrating insights into human nature captivated the audience.
著者の人間性に対する深い洞察は、聴衆を魅了した。
The author's trenchant insights into human nature captivated the audience.
著者の人間性に対する鋭い洞察は、聴衆を魅了した。
この文脈では、penetratingtrenchantも使うことができますが、それぞれのニュアンスが異なります。penetratingは、より深い理解を示すポジティブな響きがあり、trenchantは、強烈さや鋭さが強調されているため、聴衆に強い印象を与える印象が強いです。

類語・関連語 5 : pungent

pungent」は、主に強い香りや味、特に鼻や舌に強く感じられるものを指す形容詞です。食べ物や香辛料の香りが強烈であることを表現する際によく使用されます。また、比喩的に、意見や発言が鋭く、強い影響を与える場合にも使われることがあります。
trenchant」と「pungent」はどちらも強い影響を持つという共通点がありますが、ニュアンスには違いがあります。「trenchant」は、特に言葉や意見が明確で鋭いことを強調する際に使われることが多く、知的な鋭さや洞察力を持った批評を指すことが一般的です。一方で「pungent」は、香りや味の強さが主な焦点で、感覚的な経験に関連しています。このため、「trenchant」は主に文脈において意見や分析に使われる一方、「pungent」は具体的な物理的な感覚に関わる場面で多く見られます。
The cheese had a pungent aroma that filled the room.
そのチーズは部屋を満たすほどの強い香りがした。
The critic delivered a trenchant review that captured the essence of the film.
その批評家は、その映画の本質を捉えた鋭い批評を行った。
この場合、「pungent」は香りの強さに焦点を当てており、具体的な感覚を表します。一方で、「trenchant」は批評の鋭さを強調しており、文脈が異なるため、置換はできません。


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trenchantのいろいろな使用例

形容詞

1. 思考や表現においての鋭さと力強さ

鋭い分析

この分類では、'trenchant'がどれほど鋭い分析や意見を示すかに焦点を当てています。鋭い思考を持ち、自分の意見を明確に表現できる能力が強調されます。
His trenchant analysis of the situation left no room for doubt.
彼の状況に対する鋭い分析は疑いの余地を残さなかった。
  • trenchant remarks - 鋭い意見
  • trenchant comments - 鋭いコメント
  • trenchant insight - 鋭い洞察
  • trenchant observations - 鋭い観察
  • trenchant criticism - 鋭い批判
  • trenchant arguments - 鋭い議論
  • trenchant explanations - 鋭い説明
  • trenchant discourse - 鋭い論議
  • trenchant questioning - 鋭い問いかけ
  • trenchant judgments - 鋭い判断

力強い表現

このサブグループでは、強い表現や表現力が十分に伝わる場合に' trenchant'が使われることに注目しています。特に、感情や情報を伝える力強さが強調されます。
The trenchant language used in the essay captivated the audience.
エッセイで使われた力強い言語は聴衆を引きつけた。
  • trenchant prose - 力強い散文
  • trenchant arguments - 力強い主張
  • trenchant rhetoric - 力強いレトリック
  • trenchant storytelling - 力強いストーリーテリング
  • trenchant dialogue - 力強い対話
  • trenchant statements - 力強い声明
  • trenchant speeches - 力強いスピーチ
  • trenchant narratives - 力強い叙述
  • trenchant tone - 力強いトーン
  • trenchant feelings - 力強い感情

2. 思考や感情が明確で鮮明な状態

鮮明な理解

このサブグループでは、'trenchant'が思考や理解の鮮明さを示す場合に焦点を当てています。明確に理解する能力や思考の深さが表現されます。
Her trenchant understanding of complex issues impressed everyone.
彼女の複雑な問題に対する鮮やかな理解は皆を感心させた。
  • trenchant perception - 鮮明な知覚
  • trenchant clarity - 明確な明瞭さ
  • trenchant delineation - 鮮明な区分
  • trenchant distinctions - 鮮明な区別
  • trenchant awareness - 鮮明な認識
  • trenchant comprehension - 鮮明な理解
  • trenchant differentiation - 鮮明な diferenciation
  • trenchant recognition - 鮮明な認識
  • trenchant consciousness - 鮮明な意識
  • trenchant features - 鮮明な特徴

明確な表現

このサブグループでは、言葉や表現が如何に明確であるかに着目しており、'trenchant'が持つ明瞭さが強調されます。
The trenchant wording in her speech made her message clear.
彼女のスピーチにおける明確な言葉遣いはメッセージを明瞭にした。
  • trenchant definitions - 明確な定義
  • trenchant phrases - 明瞭なフレーズ
  • trenchant words - 明確な言葉
  • trenchant descriptions - 明確な説明
  • trenchant statements - 明瞭な声明
  • trenchant conclusions - 明確な結論
  • trenchant summaries - 明確な要約
  • trenchant instructions - 明確な指示
  • trenchant titles - 明確なタイトル
  • trenchant claims - 明確な主張

3. 力強く、活力に満ちた特徴

力強い影響力

このサブグループでは、'trenchant'がもたらす影響力や活力の充実度に強調点をおいています。積極的、かつ力強いアプローチを示します。
The trenchant advocacy for justice inspired many in the community.
正義に対する力強い擁護は地域の多くの人々に刺激を与えた。
  • trenchant leadership - 力強いリーダーシップ
  • trenchant activism - 力強い活動
  • trenchant vision - 力強いビジョン
  • trenchant drive - 力強い動機
  • trenchant enthusiasm - 力強い熱意
  • trenchant impact - 力強い影響
  • trenchant support - 力強い支援
  • trenchant engagement - 力強い関わり
  • trenchant participation - 力強い参加
  • trenchant motivation - 力強い意欲

生き生きとした表現

このサブグループでは、'trenchant'が生き生きとした感覚や活力を持つ場合の使い方を考察しています。言葉や表現が活力に満ちている時に利用されます。
The trenchant portrayal of the protagonist's journey brought the story to life.
主人公の旅の生き生きとした描写は物語に活力を与えた。
  • trenchant imagery - 生き生きとしたイメージ
  • trenchant creativity - 生き生きとした創造性
  • trenchant energy - 生き生きとしたエネルギー
  • trenchant art - 生き生きとした芸術
  • trenchant performance - 生き生きとしたパフォーマンス
  • trenchant characters - 生き生きとしたキャラクター
  • trenchant emotions - 生き生きとした感情
  • trenchant scenes - 生き生きとしたシーン
  • trenchant narratives - 生き生きとした物語
  • trenchant interpretation - 生き生きとした解釈

英英和

  • characterized by or full of force and vigor; "a hard-hitting expose"; "a trenchant argument"力と活力で特徴づけられる、あるいはいっぱいである峻烈
    例:a trenchant argument 鋭い議論
  • having keenness and forcefulness and penetration in thought, expression, or intellect; "searching insights"; "trenchant criticism"考え、表現、または知性における熱心さ、力強さ、浸透性を持つさま峻烈
  • clearly or sharply defined to the mind; "clear-cut evidence of tampering"; "Claudius was the first to invade Britain with distinct...intentions of conquest"; "trenchant distinctions between right and wrong"明らかに、または鋭く、心に定義される鮮明