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tongue-and-grooveの意味・覚え方・発音

tongue-and-groove

【名】 舌と溝

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/ˌtʌŋ ən ˈɡruːv/

tongue-and-grooveの意味・説明

tongue-and-grooveという単語は「かみ合わせ」「ほぞ接ぎ」を意味します。この用語は、主に建築や木工の分野で使用され、特に板材やパネルをつなげるための技術や構造を指します。具体的には、ある板の端に「舌」のような突起(tongue)があり、隣の板にはその突起を受けるための溝(groove)が切られています。このようにして、2つの板がしっかりと結合し、その間に隙間ができず、水分や汚れが侵入しにくくなります。

この接合方法は、主に床や壁、家具の製作に用いられています。tongue-and-grooveの特徴は、接合部分が目立たず、仕上がりが美しい点です。また、この手法は強度があり、板同士が安定しているため、長期間の使用にも耐えることができます。特に湿気の多い環境や温度変化の激しい地域では、この構造が役立ちます。

さらに、tongue-and-grooveは、伝統的な手法であるため、現代の製品だけでなく、古い建物の修復やリノベーションにも利用されます。これにより、建材の耐久性を保ちながらも、美しい仕上がりを実現できます。このような理由から、tongue-and-grooveは、木工や建築の分野で広く知られ、使われている技術と言えます。

tongue-and-grooveの基本例文

The flooring is installed using the tongue-and-groove method.
床材は舌と溝の方法で設置されます。
The carpenter used tongue-and-groove joints to secure the pieces of wood together.
大工は木材を固定するために舌と溝の接合部を使用しました。
Make sure the tongue-and-groove edges are properly aligned before connecting the panels.
パネルを接続する前に、舌と溝の端が適切に整列されていることを確認してください。

tongue-and-grooveの覚え方:語源

tongue-and-grooveの語源は、木材の接合方法に由来しています。「tongue」は「舌」を意味し、「groove」は「溝」を意味します。この接合技術では、一方の木材の端に突起(舌)があり、もう一方の木材にはそれにぴったり合う凹み(溝)が切られています。これにより、二つの木材をしっかりと接続でき、隙間ができにくくなるメリットがあります。歴史的には、家具や床材などの製造に広く用いられ、特に木材の家屋や建物において重要な役割を果たしてきました。この技術は、中世のヨーロッパから使われ始め、徐々にその名称も広まっていきました。「tongue-and-groove」はその形状を反映した名称であり、木工の世界で非常に重要な用語となっています。

tongue-and-grooveの類語・関連語

  • interlockingという単語は、別々の部分がしっかりと結合されることで全体がしっかりした構造を持つことを意味します。たとえば、"interlocking pieces form a sturdy shelf"は「かみ合った部品が丈夫な棚を作る」という意味です。特に家具や構造物での強度を示す際に使われます。
  • jointという単語は、複数の部品が接触して結合する点を指し、非常に一般的な接合方法を示します。例えば、"the joint between two boards is strong"は「二つの板の接合部は強い」という意味です。特に木工や建築でよく使われ、基本的な接合を示す際に使います。
  • grooveという単語は、物の表面に切れ込みや溝を作って、他の部分と噛み合う設計を指します。たとえば、"the groove helps the pieces fit together"は「溝が部品同士をフィットさせるのに役立つ」という意味です。単独でのデザイン的特徴を強調したい時に使います。
  • connectorという単語は、さまざまなものを接続するために使用されるアイテムや部品を指します。例えば、"the cable connector was broken"は「ケーブルコネクタが壊れていた」という意味です。他の部品と接続する機能に強調を置くときに使います。
  • linkという単語は、物同士をつなぐ役割を持つもので、比較的抽象的に使われることが多いです。例えば、"the link connects the two parts"は「リンクが二つの部品をつなげる」という意味です。物理的な接続だけでなく、関係性を表す時にも使われます。


tongue-and-grooveの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : interlocking

interlocking」は、物体が互いに噛み合う、または一致する状態を表す言葉で、特に部品や構造が組み合わさって動かないようになっていることを指します。このような結合は、強度や安定性を提供するために重要です。
tongue-and-groove」は、木材やパネルの接合方法の一つで、凸部(舌)と凹部(溝)が互いに嵌り合うことで、隙間なく接続される特徴があります。「interlocking」とは、より一般的な用語であり、様々な物体の結合を指しますが、「tongue-and-groove」は特に木材や建材における特定の接続方法を指します。ネイティブスピーカーは、特定の文脈において適切な単語を選択することで、より正確に意図を伝えます。例えば、木材の接合を説明する際には「tongue-and-groove」を使う一方で、一般的な物体の結合については「interlocking」を使います。
The puzzle pieces are designed to be interlocking, ensuring that they fit together perfectly.
そのパズルのピースは、完璧に嵌まるように設計されています。
The floorboards were installed using a tongue-and-groove method, making them fit tightly together.
床板は、隙間なく嵌まるように舌と溝の方法で取り付けられました。
この例文では、どちらの単語も物が合わさる様子を表していますが、interlockingは一般的な結合を示し、tongue-and-grooveは特定の接合方法を示しています。

類語・関連語 2 : joint

joint」は、2つ以上の部品や材料を接合するために用いられる接合部分や接合技術を指します。一般的な用途としては、木材や金属の接合、建築、パイプの接続などがあります。「joint」は、物理的な接続だけでなく、抽象的なつながりや関係性を指すこともあります。
tongue-and-groove」は、特定の形状を持つ接合方法で、通常は木材の板を互いにしっかりと組み合わせるために使われます。この方法では、一方の板に突起(舌、tongue)があり、もう一方の板にそれを受け入れるくぼみ(溝、groove)があります。「joint」は一般的な用語で、接合の種類を特定しないのに対し、「tongue-and-groove」は特定の接合方式を指します。ネイティブスピーカーは、接合の種類や用途に応じてこれらの言葉を使い分けます。例えば、一般的な接合技術を話すときは「joint」を使い、特に「tongue-and-groove」の技術を説明する場合にはその言葉を用いるといった具合です。
The joint between the two pieces of wood was perfectly aligned.
2つの木材の間の接合部は完璧に整列していた。
The tongue-and-groove joint between the two pieces of wood was perfectly aligned.
2つの木材の間の舌と溝の接合部は完璧に整列していた。
この文では、jointtongue-and-grooveが互換性がありますが、意味の具体性が異なります。一般的な接合を指す「joint」に対して、「tongue-and-groove」は特定の技術を強調しています。

類語・関連語 3 : groove

groove」は、溝や凹みを指す名詞で、主に物理的な形状や構造に関連する意味を持ちます。また、音楽の文脈では、リズムやビートの感覚を表すこともあります。この単語は、何かにフィットする形状や、特定の流れを持つ状態を示します。
tongue-and-groove」は、特に木材をつなぎ合わせるための特別な形状を指します。「tongue」と「groove」の組み合わせによって、板同士がしっかりと接続され、隙間ができにくい構造を実現します。このため、「tongue-and-groove」は、耐久性が求められる建材や家具に多く使われます。「groove」は、より一般的な用語であり、物体の形状や音楽のリズムに使用されるため、より広い意味を持ちます。ネイティブスピーカーは、これら二つの単語の使用を文脈によって使い分け、特に物理的な接合に関しては「tongue-and-groove」を使う傾向があります。
The carpenter used a groove to connect the two pieces of wood securely.
大工は、2枚の木をしっかりとつなぐために溝を使用しました。
The carpenter used tongue-and-groove to connect the two pieces of wood securely.
大工は、2枚の木をしっかりとつなぐために溝形接合を使用しました。
この文脈では、「groove」と「tongue-and-groove」はどちらも物体の接合方法に関連しており、互換性があります。しかし、「tongue-and-groove」は特定の接合技術を指し、木材の強度や耐久性を高める際に特に重要です。
The record had a deep groove that enhanced the sound quality.
そのレコードには音質を向上させる深い溝がありました。

類語・関連語 4 : connector

connector」は、二つ以上の物をつなげる役割を持つものを指します。特に、部品や材料が互いに接続される際に使用されることが多く、建設や製造の分野で広く用いられます。例えば、パイプやケーブルの接続部品なども「connector」と呼ばれます。
一方で「tongue-and-groove」は、木材や他の材料を接合する特定の方法を指します。これは、ある部材に突起(舌)を設け、もう一方に溝を設けることで、しっかりと接続する技術です。ネイティブスピーカーは「connector」をより一般的な用語として使用し、特定の接続方法や手法(例えば、tongue-and-groove)に対してはその名前を用います。つまり、「connector」は広範な概念であり、「tongue-and-groove」はその中の特定の技術を指すため、使われる文脈が異なることが多いです。
The connector joined the two pieces of wood securely.
そのコネクタは二つの木材をしっかりとつなぎました。
The tongue-and-groove method ensured a tight fit between the boards.
その舌と溝の方法は、ボードの間にぴったりとしたフィット感を保証しました。
この例では、「connector」が一般的な接続部品を示しているのに対し、「tongue-and-groove」は特定の接続方法を示しています。したがって、どちらもつなぐという意味を持ちつつ、使用される文脈が異なります。

類語・関連語 5 : link

単語linkは「つなぐ」、「結びつける」といった意味を持ち、物事や人々が相互に関連していることを示す際に使われます。一般的には、物理的な接続や、概念的な関係を表す時に利用されます。特に、情報やデータをつなげる時などにも頻繁に使われる言葉です。
一方で、tongue-and-grooveは特定の方法で木材を組み合わせる技術や構造を指します。この言葉は、物理的な接続に関連しており、特に建築や家具製作において重要です。つまり、linkはより広範な概念を指し、物事の関連性や結びつきを強調するのに対し、tongue-and-grooveは特定の技術的な側面を強調しています。ネイティブスピーカーは、linkを使う時には抽象的な結びつきを考え、tongue-and-grooveを使う時には具体的な物理的な接続や構造を意識します。
The two ideas are connected by a clear link.
その二つのアイデアは明確なつながりで結ばれています。
The two pieces of wood fit together with a tongue-and-groove joint.
その二つの木材ははめ合わせでぴったりと合います。
この文脈では、linkはアイデア同士の抽象的なつながりを示しているのに対し、tongue-and-grooveは物理的な接続を示しています。どちらも「つながり」を表していますが、使用される場面や意味に明確な違いがあります。


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