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tangibleの意味・覚え方・発音

tangible

【形】 触知できる、実体のある

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/ˈtændʒəbəl/

tangibleの意味・説明

tangibleという単語は「目に見える」「触れることができる」という意味を持ちます。この言葉は、何かが具体的で実際に存在することを表すために使われます。抽象的なアイデアや概念と対比して、物理的に触れることのできるものや、実体のあるものに対して強調されます。

tangibleはビジネスや経済の文脈でよく使用されます。たとえば、製品やサービスの品質について話す際に、その特徴や利益が具体的であることを示すために使います。また、法律や契約の分野でも、具体的な証拠や資産に言及する場合にこの単語が用いられます。このように、tangibleは抽象的な概念や主張を裏付ける際に重要な役割を果たします。

さらに、tangibleは人々の感情や体験についても使われることがあります。例えば、愛情や友情といった感情が「tangible」の形で表現されることがあります。これは、行動や言葉によって、その感情が具体的に表れることを示すものです。こうした文脈で用いることで、感情の実際の表現が強調されます。

tangibleの基本例文

This sculpture is a tangible representation of the artist's emotions.
この彫刻は、芸術家の感情の具現化です。
After months of hard work, she finally achieved tangible results in her business.
数か月の努力の結果、彼女はついにビジネスで具体的な成果を上げました。
The tangible benefits of exercise include improved physical strength and mental well-being.
運動の具体的な利益には、身体の強化と精神的な健康が含まれます。

tangibleの意味と概念

形容詞

1. 感知できる

この意味では、物理的に触れることができる、または感覚を通じて認識できる対象を指します。触ったり見たりすることで、存在を確認できる状態です。具体的な現象や物体について使われることが多く、抽象的なものには使われません。
The fabric of the chair is made from tangible materials that make it very comfortable.
その椅子の生地は、非常に快適に感じられる物理的な素材でできている。

2. 事実として扱える

この意味では、あるものが確かな事実や価値を持つことを示します。ビジネスや法律、契約などで、目に見える形や証拠を重視する文脈で使われることが多いです。具体例として、財産や資産が明確に計算できる場合について言及します。
The company's tangible assets include buildings, machinery, and inventory.
その会社の有形資産には、建物、機械、在庫が含まれている。

3. 実質的な価値がある

ここでは、物や資産が実際に存在し、経済的な価値を持つことを指します。特に、企業や投資に関わる文脈でよく用いられ、例えば、特定の資産が物理的な形を持ち、その価値が突然消失することがない状態です。
Investors are more likely to invest in tangible assets rather than intangible ones.
投資家は無形資産よりも有形資産に投資する可能性が高い。

tangibleの覚え方:語源

tangibleの語源は、ラテン語の「tangibilis」に由来しています。この言葉は「触れることができる」という意味を持つ「tangere」(触れる)から派生しています。「tangere」の名詞形が「tactus」で、これも「触覚」や「感覚」という意味を持っています。「tangible」は英語において、物理的に触れることができるもの、具体的な存在を指す際に使われます。つまり、何かを直接触れたり、感覚で捉えたりできる状態を表しています。このように、語源を知ると単語の本質が理解しやすくなります。「tangible」は、物理的なものだけでなく、たとえばアイデアや労力など、実際に感じることができる具体的な価値を持つものにも使われることがあります。

語源 tag
語源 ta
触れる、 つかむ
More
語源 able
語源 ble
可能、 できる
More

tangibleの類語・関連語

  • palpableという単語は、触れることができる、または明確に感じられるという意味です。tangibleよりも感覚的な要素が強く、例えば「palpable tension(明らかな緊張)」のように使用されます。
  • materialという単語は、物質的な、具体的なという意味を持ちますが、より実体的な側面に焦点を当てます。tangibleが触れられることに特化しているのに対し、materialは一般的な実在感を示します。
  • realという単語は、存在する、実在するという意味で、tangibleよりも広範囲な使い方ができます。具体的なものに限らず、抽象的な概念にも使えます。
  • concreteという単語は、具体的な、形のあるという意味で、tangibleと似ていますが、特に抽象的なものに対する対比として使われることが多いです。例えば「concrete examples(具体例)」といった使い方をします。
  • physicalという単語は、物理的な、身体のという意味で、特に物体の存在感を強調します。tangibleが身体的に触れることに重点を置くのに対し、physicalは存在そのものの性質に焦点を当てます。


tangibleの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : palpable

palpable」は、触れることができる、または非常に明白で感じられるという意味を持つ形容詞です。特に、感情や雰囲気など、目に見えないものが非常に強く感じられる場合に使われます。たとえば、緊張感や興奮といった状況において、その感情が「palpable」であると言うことができます。
一方で、「tangible」は、物理的に触れることができるものや、具体的で明確な形を持つ事物を指します。例えば、製品や成果物など、実体のあるものに対して使用されます。このように、両者は似たような意味を持ちますが、「palpable」は感情や雰囲気に関連して使うことが多く、「tangible」は物理的な存在に重きを置いています。英語ネイティブは、これらの単語を文脈によって使い分け、具体的な対象には「tangible」を、抽象的な感情や雰囲気には「palpable」を使うことが一般的です。
The tension in the room was palpable as everyone waited for the results.
誰もが結果を待っている間、部屋の中の緊張感は「palpable」だった。
The success of the project was tangible, with visible improvements in sales.
プロジェクトの成功は「tangible」であり、売上の目に見える改善があった。
この文脈において、「palpable」は感情的な緊張感を表現しており、「tangible」は物理的な成功を示しているため、置換は不可能です。

類語・関連語 2 : material

material」は、物質的なものや具体的なものを指す名詞や形容詞として使用されます。この単語は、物理的な形を持ち、触れることができるものを表します。また、具体的な状況や条件に関連する場合にも使われることがあります。
tangible」は、触れることができる、または具体的に存在するものを指す際に使用されますが、しばしば抽象的な概念や結果に対しても使われることがあります。たとえば、成果や影響が「tangible」であると言う場合、目に見える効果や結果を強調しています。一方で、「material」は、より物理的な存在に焦点を当てています。このため、ネイティブスピーカーは「tangible」を使うことで、物質的なものだけでなく、抽象的な成果や価値にまで言及する際のニュアンスを持たせることができます。
The report provided material evidence to support the claims.
その報告書は主張を支持するための具体的な証拠を提供した。
The report provided tangible evidence to support the claims.
その報告書は主張を支持するための具体的な証拠を提供した。
この場合、「material」と「tangible」は置換可能であり、どちらも具体的な証拠を示す文脈で使われています。ただし、「tangible」は、物理的に触れることができるだけでなく、視覚的に確認できる成果や影響を強調するニュアンスが含まれます。

類語・関連語 3 : real

単語realは、「本物の」「実際の」という意味を持ち、物理的な存在や実際の状況を示す際に使われます。感情や経験が真実であることを強調する場合にも用いられ、具体的で信頼性のある何かを指し示す時に使われることが多いです。
一方、単語tangibleは「触れることができる」「具体的な」という意味を持ち、物理的な形を持つものや、実際に存在することが確認できる事柄に使われます。例えば、財産や商品、成果物など、具体的に目に見えるものに対して使うのが一般的です。両者は似たような状況で使われることがありますが、realはより抽象的な「現実性」や「実在感」に焦点を当て、感情的な領域にも広がりがあります。対してtangibleは、物理的な存在や具体的な形に制限されるため、使われる場面が少し異なります。たとえば、あるプロジェクトの成果がtangibleであると言う場合、それは具体的な成果物が存在することを意味しますが、realであると言う場合、成果が実際に役立つことやその価値が重要視されます。
The painting is a real masterpiece that everyone admires.
その絵画は誰もが称賛する本物の傑作です。
The painting is a tangible masterpiece that everyone admires.
その絵画は誰もが称賛する具体的な傑作です。
この場合、両方の単語が使われていますが、realはその絵画が持つ真実性や価値を強調し、tangibleは物理的な存在としての特性を示しています。どちらも肯定的な意味を持ちますが、焦点が異なるため、文脈によって使い分けることが重要です。

類語・関連語 4 : concrete

concrete」は、物理的に存在する、または具体的な形を持つものを指します。計画やアイデアが実際に実現可能であったり、具体的に示されている場合にも使われます。この単語は、抽象的な概念とは対照的な意味合いを持ち、視覚的に捉えやすいものや、具体的な例を示す際に用いられます。
tangible」は、触れられる、または明確に認識できるものを指す言葉ですが、より広範な概念を含む場合があります。たとえば、アイデアや経験が「tangible」である場合、それは具体的な結果や影響を持つことを意味します。一方「concrete」は、物理的な存在や具体性に特化しているため、より限定的な意味合いがあります。ネイティブは、状況に応じてこれらの単語を使い分け、具体的な物事を強調する際には「concrete」を、より抽象的ながらも具体的な影響を持つものには「tangible」を用いることが多いです。
We need to have a concrete plan for the project before we can move forward.
プロジェクトを進める前に、具体的な計画を持つ必要があります。
We need to have a tangible plan for the project before we can move forward.
プロジェクトを進める前に、具体的な計画を持つ必要があります。
この文脈では、「concrete」と「tangible」は置換可能です。どちらの単語も、計画が具体的で実行可能であることを示していますが、「tangible」は少し広義で、具体的な結果や影響を持つ計画を指す場合にも使えます。

類語・関連語 5 : physical

physical」は、物理的なものや実体を持つものを指す形容詞です。具体的には、触ったり見たりできる現実の物体や、人間の身体に関連する事柄を表現する際に使われます。また、感覚的な側面を強調することもあり、実際の存在を意識させる言葉です。
tangible」は、目に見えたり触れたりできる具体的なものを指す点では「physical」と似ていますが、主に「形のあるもの」や「具体的な成果」を強調します。例えば、ビジネスの文脈では、利益や成果を「tangible」と表現することで、目に見える形での成功を示すことができます。一方で「physical」は、物理的存在や状態に重きを置き、身体的な側面や物質的な性質に焦点を当てます。このように、両者は似ている点もありますが、使われる場面や文脈によって微妙なニュアンスの違いが生じます。
The athlete's physical endurance impressed everyone at the competition.
そのアスリートの肉体的な持久力は、競技会で皆を感心させた。
The athlete's tangible endurance impressed everyone at the competition.
そのアスリートの目に見える持久力は、競技会で皆を感心させた。
ここでは、「physical」と「tangible」の両方が自然に使われる文脈ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。「physical」は肉体的な状態や能力を強調するのに対し、「tangible」は目に見える成果や実績を示す際に使うため、コンテクストによって選ばれる単語が変わります。


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tangibleの会話例

tangibleの日常会話例

「tangible」は、「触れることができる」「明確な」「実体のある」という意味を持ち、何かが具体的であり、物理的に存在することを示します。日常会話では、目に見えるものや実際の体験について話す際に使われることが多いです。具体的な成果や実感を伴う話題に使われることが一般的です。

  1. 触れることができる、実体のある
  2. 具体的で明確な

意味1: 触れることができる、実体のある

この意味では、「tangible」は何かが物理的に存在し、触れることができることを示します。具体的な物や形があるものについて話す際に使われ、抽象的なものとは対比されます。日常会話での使用例が多く、特に物の存在感や実在感を強調する時に用いられます。

【Example 1】
A: I love that painting. It has such a tangible beauty.
A: あの絵が大好きだよ。とても触れることができる美しさがあるね。
B: I agree! The colors are so vibrant and tangible.
B: 同意するよ!色がとても鮮やかで実体があるよね。

【Example 2】

A: I prefer tangible gifts like books or gadgets over gift cards.
A: ギフトカードよりも、本やガジェットのような実体のあるプレゼントが好きなんだ。
B: Me too! It's nice to receive something tangible that you can use.
B: 私も!使える具体的なものをもらうのは嬉しいよね。

【Example 3】

A: This cake looks so tangible and delicious!
A: このケーキはとても実体があって美味しそうだね!
B: It really does! I love tangible desserts like this.
B: 本当にそうだね!こういう具体的なデザートが大好きなんだ。

意味2: 具体的で明確な

この意味では、「tangible」は抽象的ではなく、具体的で理解しやすいことを指します。アイデアや計画が具体性を持っているときなどに使われ、相手にとって明確なイメージを持たせることができます。日常会話では、話の具体性を強調する際に便利です。

【Example 1】
A: Can you give me a tangible example of your plan?
A: 君の計画の具体的な例を教えてくれる?
B: Sure! I want to create a tangible schedule for our project.
B: もちろん!私たちのプロジェクトのために明確なスケジュールを作りたいんだ。

【Example 2】

A: That idea sounds great, but I need something more tangible.
A: そのアイデアは素晴らしいけど、もっと具体的なものが必要だな。
B: How about we create a tangible outline of our goals?
B: どう?私たちの目標の明確なアウトラインを作るのは。

【Example 3】

A: I appreciate your feedback. It's nice to have tangible suggestions.
A: 君のフィードバックに感謝するよ。具体的な提案があるのはいいね。
B: I'm glad you find them tangible!
B: 君がそれらを明確なものだと感じてくれて嬉しいよ!

tangibleのビジネス会話例

ビジネスにおける「tangible」は、具体的で実際に存在するものを指します。特に、企業の成果や資産を評価する際に、目に見える形での結果や資源を示すのに用いられます。この用語は、ビジネスの文脈で「具体的な成果」や「物理的な資産」を強調する際に多く使用されます。

  1. 具体的な成果や結果
  2. 物理的な資産やリソース

意味1: 具体的な成果や結果

この意味では、ビジネスの成果やプロジェクトの結果が具体的に測定可能であることを示します。「tangible」は、抽象的な概念や理論に対して、実際に成果が見えることを強調します。

【Example 1】
A: The report shows tangible results from our marketing campaign.
レポートは、私たちのマーケティングキャンペーンからの具体的な成果を示しています。
B: That's great! We need more tangible evidence to convince the stakeholders.
それは素晴らしい!ステークホルダーを納得させるために、もっと具体的な証拠が必要です。

【Example 2】

A: Can you provide tangible benefits of this new software?
この新しいソフトウェアの具体的な利点を提供できますか?
B: Absolutely! The tangible benefits include increased efficiency and cost savings.
もちろんです!具体的な利点には効率の向上とコスト削減が含まれます。

【Example 3】

A: We should focus on tangible outcomes in our strategy.
私たちは戦略において具体的な成果に焦点を当てるべきです。
B: I agree. Tangible outcomes will help us track our progress better.
私も同意します。具体的な成果は、私たちが進捗をよりよく追跡するのに役立ちます。

意味2: 物理的な資産やリソース

この意味では、企業の資産やリソースが具体的に存在することを示します。ここでの「tangible」は、目に見える形での資産やリソースを指し、無形資産とは対照的です。特に、財務報告や資産評価において重要な役割を果たします。

【Example 1】
A: We need to assess our tangible assets for the upcoming audit.
私たちは、今後の監査に向けて物理的な資産を評価する必要があります。
B: Yes, the tangible assets are crucial for our financial health.
はい、物理的な資産は私たちの財務健康にとって重要です。

【Example 2】

A: How do we track our tangible resources?
私たちはどのようにして物理的なリソースを追跡しますか?
B: We can use inventory management software to monitor our tangible resources effectively.
在庫管理ソフトウェアを使用して、私たちの物理的なリソースを効果的に監視できます。

【Example 3】

A: Are our tangible assets adequately insured?
私たちの物理的な資産は適切に保険に入っていますか?
B: Yes, we should ensure all tangible assets are covered.
はい、すべての物理的な資産がカバーされていることを確認すべきです。

tangibleのいろいろな使用例

形容詞

1. 感覚的に知覚できる

具体的なもの

tangible という単語は、物理的に存在するものや感覚によって知覚可能な状態を示します。このカテゴリでの用例は、触ったり見たりすることで認識できる事物に関するものです。
The tangible evidence presented in court swayed the jury's decision.
法廷で提示された具体的な証拠が陪審団の決定に影響を与えました。
  • tangible items - 具体的なアイテム
  • tangible goods - 物理的な商品
  • tangible properties - 具体的な特性
  • tangible results - 明確な結果
  • tangible assets - 有形資産
  • tangible benefits - 明確な利益
  • tangible objects - 具体的な物体

把握しやすい事実

この段落では、知覚可能な事実やデータに関連する用例が含まれます。特にビジネスや管理の分野で用いられることが多いです。
The team provided tangible facts that justified their proposal.
チームは、その提案を正当化する具体的な事実を提供しました。
  • tangible proof - 明確な証拠
  • tangible documentation - 具体的な文書
  • tangible metrics - 測定可能な指標
  • tangible impacts - 明確な影響
  • tangible comparisons - 具体的な比較
  • tangible outcomes - 明確な結果
  • tangible assessments - 具体的な評価

2. 物質的な価値を持つ

ビジネス関連の具体性

tangible は、主にビジネスやファイナンスの文脈で、物質的に存在し、内在的な経済的価値を持つことを示すために使われます。
Investors are keen on investing in tangible assets like real estate.
投資家は不動産のような有形資産への投資に関心を持っています。
  • tangible investments - 有形投資
  • tangible capital - 有形資本
  • tangible equity - 有形資本
  • tangible value - 具体的な価値
  • tangible market - 有形市場
  • tangible inventory - 有形在庫
  • tangible resources - 有形資源

(その他、文脈に応じた例が続きますが、今回はこの2つの分類に焦点を合わせました。)

英英和

  • capable of being treated as fact; "tangible evidence"; "his brief time as Prime Minister brought few real benefits to the poor"事実として扱うことができる具体的
  • (of especially business assets) having physical substance and intrinsic monetary value ; "tangible property like real estate"; "tangible assets such as machinery"(特に事業資産について)物質的実体と本質的な金銭価値を有するさま具体的