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synergismの意味・覚え方・発音

synergism

【名】 相乗効果

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/ˈsɪnəˌdʒɪz(ə)m/

synergismの意味・説明

synergismという単語は「相乗効果」や「協働作用」を意味します。これは、二つ以上の要素が一緒に働くことで、単独で働くよりも大きな成果や効果を生むという概念です。たとえば、異なる専門家が協力することで、新しいアイデアや解決策が生まれる場合を考えるとよいでしょう。このような協力によって、より良い結果が達成されることがsynergismの本質です。

この言葉は、主にビジネスや科学、医療などの分野で使われます。たとえば、企業間の提携やチームワークにおいて、参加する各メンバーの能力やリソースが掛け合わさって、より大きな価値を生み出すことがsynergismと言えます。また、医療分野では、異なる治療法を組み合わせることで、患者にとってより効果的な治療が可能になることを示すこともあります。

synergismは、単に協力することで得られるメリットだけでなく、さまざまな要素が相互に影響を及ぼして、従来の枠を超えた新しい結果を生み出す可能性を示唆しています。そのため、この概念はチーム作りやプロジェクト管理において非常に重要な要素となります。

synergismの基本例文

The team's success was a result of the synergism between its members.
チームの成功は、メンバー同士の相乗効果によるものでした。
The company's growth was driven by the synergism between its various departments.
会社の成長は、さまざまな部署間の相乗効果によって推進されました。
The project achieved great results thanks to the synergism between technology and creativity.
そのプロジェクトは、技術と創造力との相乗効果のおかげで素晴らしい結果を達成しました。

synergismの意味と概念

名詞

1. 相乗効果

相乗効果とは、二つ以上の物事(例:筋肉や薬)が協力することで、それぞれの効果の合計以上の成果を生み出す現象です。この概念はビジネスや医療、体力トレーニングなど、さまざまな分野で使用されます。特に、複数の要素が相互に作用することで、新たな価値や効果が生まれるという点で重要です。
The synergism between the two drugs produced a much stronger effect than either drug alone.
その二つの薬の相乗効果は、どちらの薬よりもはるかに強い効果をもたらした。

2. 協力的作用

協力的作用は、異なる要素が連携して機能する場合にしばしば使われる表現です。この言葉は、特に人間関係やチームワークの場面で重要です。メンバーがそれぞれの強みを活かしながら共同で働くことで、単独では達成しにくい目標を実現できることを指します。
The synergism among the team members led to innovative solutions for the project.
チームメンバー間の協力的作用がプロジェクトの革新的な解決策を生み出した。

3. 神学的相互作用

神学的相互作用とは、人間の意志と神の恵みの相互作用によって救いがもたらされるという教義を指します。この概念は特にキリスト教の神学において重要で、信者がどのように神の恩恵と個人の行動が絡み合いるかを論じる際に用いられます。
In some theological discussions, synergism is presented as a necessary element of salvation.
いくつかの神学的議論では、神学的相互作用が救いのために必要な要素として提示されている。

synergismの覚え方:語源

synergismの語源は、ギリシャ語の「synergos」に由来します。この言葉は「共に働く」という意味を持ち、接頭辞「syn-」(共に)と「ergon」(働く)から構成されています。「synergos」から派生した「synergia」は、ラテン語を経由して英語に取り入れられ、最終的に「synergism」という形になりました。

この言葉は、主に異なる要素や力が相互に作用しあって、単独では得られない効果や結果を生み出す様子を指します。例えば、医療やビジネス、科学の分野において、異なる専門知識や技術が結びつくことで、より大きな効果を発揮することを表現する際に使われます。このように、synergismは,相乗効果や協力を強調する重要な概念となっています。

語源 sym
語源 syn
同じ、 共に
More
語源 ism
主義
More

synergismの類語・関連語

  • cooperationという単語は、個人やグループが目的を達成するためにお互いに協力することを意味します。synergismと似ていますが、より広く、単純に協力する行為全般を指します。例えば、「The teams showed great cooperation.(チームは素晴らしい協力を見せた)」のように使います。
  • collaborationという単語は、特に異なる専門性を持つ人々が集まり、共同である成果を創り出すことを指します。synergismはその結果が相乗効果を持つことを強調しますが、collaborationはプロセスに重きを置きます。例文は「The artists worked in collaboration on the project.(アーティストたちはそのプロジェクトで共同作業を行った)」です。
  • synergyという単語は、複数の要素が組み合わさることで、単独では得られないような効果を生み出すことを意味します。synergismと非常に似ていますが、synergyはより広い概念で、様々な分野で使われます。「The synergy between the companies led to success.(その2社の相乗効果が成功をもたらした)」のように使用します。
  • unityという単語は、統一や一体感を表し、異なる者たちが一緒に機能することを強調します。synergismは効果や成果の面に焦点を当てますが、unityはそのプロセスを重視しています。「Their unity was essential for victory.(彼らの団結は勝利に不可欠だった)」という使い方ができます。
  • teamworkという単語は、グループのメンバーが互いに協力し、助け合うことを指します。synergismは結果に焦点を当てるのに対し、teamworkはその取り組みの過程を重視します。「Teamwork makes the dream work.(チームワークが夢を実現させる)」のように使われます。


synergismの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : cooperation

「cooperation」は「協力」を意味し、複数の人や組織が共通の目標に向かって連携することを指します。この単語は、相互に助け合いながら、より良い結果を目指すというニュアンスがあります。日常生活やビジネス、学習の場など、さまざまなシーンで使われ、協力の重要性を表現する際に非常に便利な言葉です。
一方で、synergismは、単なる協力を超えた意味合いを持ちます。synergismは、異なる要素が相互に作用して、個々の要素の効果を上回る結果を生む状態を指します。つまり、cooperationが単なる協力関係を示すのに対し、synergismは「相乗効果」を強調しています。例えば、チームでのプロジェクトにおいて、各メンバーが協力することで目標を達成するのがcooperationですが、それ以上に各メンバーの専門知識が組み合わさることで、より大きな成果を生むのがsynergismです。ネイティブスピーカーは、単なる協力の場面ではcooperationを、より深い効果を期待できる関係を示す場合にはsynergismを使い分けます。
Effective cooperation among team members can lead to successful project outcomes.
チームメンバー間の効果的な協力は、プロジェクトの成功につながることがあります。
The synergism among team members can lead to innovative solutions that surpass expectations.
チームメンバー間の相乗効果は、期待を超える革新的な解決策を生むことがあります。
この文脈では、cooperationsynergismは互換性がありますが、意味合いは異なります。前者は主に協力の行為そのものを指し、後者はその協力によって得られるより高い成果や効果に焦点を当てています。

類語・関連語 2 : collaboration

collaboration」は、異なる人々やグループが共通の目標に向けて協力し合うことを指します。この単語は、チームワークや共同作業の重要性を強調し、特にプロジェクトやクリエイティブな作業においてよく使われます。相互に支え合い、意見を交換することで、より良い成果を生むことが期待されます。
synergism」は、異なる要素が結びつくことで、単独では得られないより大きな効果や成果が生まれることを指します。つまり、個々の力を合わせることで、全体としての効果が高まるという考え方です。日本語では「相乗効果」と訳されることが多いですが、単に協力することを意味する「collaboration」とは異なり、特にその効果の大きさに焦点を当てています。ネイティブスピーカーは、「collaboration」を日常的な協力やチームワークに関連づけて使う一方で、「synergism」はより専門的な文脈や、成果を強調する場面で使うことが多いです。このように、両者は似ている部分もありますが、使用される場面やニュアンスには明確な違いがあります。
The success of the project relied on the team's collaboration to bring various skills together.
プロジェクトの成功は、さまざまなスキルを結集するためのチームの協力にかかっていました。
The success of the project relied on the team's synergism to bring various skills together.
プロジェクトの成功は、さまざまなスキルを結集するためのチームの相乗効果にかかっていました。
この例文では、「collaboration」と「synergism」が置換可能であり、共にチームの協力や相互の力を強調しています。ただし、「collaboration」は一般的な協力を指すのに対し、「synergism」はその協力が生み出す大きな効果に焦点を当てている点が異なります。

類語・関連語 3 : synergy

synergy」は、異なる要素が協力して相乗効果を生み出し、単独では得られない結果を生むことを指します。この概念は、ビジネスやチームワークなど、さまざまな分野で重要視されています。例えば、異なる専門分野の人々が協力することで、より優れたアイデアや解決策が生まれることが期待されます。
synergism」と「synergy」は、どちらも「協力による相乗効果」を表しますが、「synergism」はより専門的な文脈で使われることが多く、主に科学や技術の分野で見られます。一方、「synergy」はビジネスやチーム、日常会話でも広く使われ、より一般的な表現です。したがって、「synergy」は、より広い範囲の状況で使用できるため、日常的に使うには適しています。
The collaboration between the marketing and sales teams created a powerful synergy that boosted the company's overall performance.
マーケティングチームと営業チームの協力は、会社全体のパフォーマンスを向上させる強力な相乗効果を生み出しました。
The collaboration between the marketing and sales teams created a powerful synergism that boosted the company's overall performance.
マーケティングチームと営業チームの協力は、会社全体のパフォーマンスを向上させる強力な相乗効果を生み出しました。
この場合、「synergy」と「synergism」は互換性があります。両方の単語が同じ文脈で使われ、意味が変わらないため、どちらを選んでも自然な表現になります。

類語・関連語 4 : unity

unity」は、物事が一つにまとまることや、一体感を持つことを指します。特に、グループやコミュニティの中での協力や調和を強調する際に使われる言葉です。人々が共通の目的に向かって協力し合う様子や、異なる要素が一つの全体を形成する際の調和を表現することが多いです。
synergism」は、個々の要素が協力し合って、単独では得られないようなより大きな効果を生み出すことを指します。つまり、個々の力が集まることで、全体の成果がより良くなるという意味です。「unity」は一体感や調和を重視するのに対し、「synergism」はその結果として生まれる効果や成果に焦点を当てています。例えば、チームワークにおいては、メンバーの「unity」が重要ですが、その「unity」によって生まれる「synergism」がチームの成功を導くこともあります。また、synergismは科学やビジネスの場面でも使われ、複数の要素が組み合わさることで新たな価値や効果が生まれることを示します。これに対して、unityはより感情的、または社会的な文脈で用いられることが多いです。
The team worked with a strong sense of unity to achieve their common goal.
そのチームは共通の目標を達成するために、強い一体感を持って働きました。
The team experienced synergism by collaborating effectively to achieve their common goal.
そのチームは効果的に協力することで、共通の目標を達成するための相乗効果を体験しました。
この場合、「unity」と「synergism」は共にチームの協力を表す文脈で使われており、互換性があります。チームが一体感を持って働くことで、相乗効果が生まれるという流れが自然に存在しています。

類語・関連語 5 : teamwork

teamwork」は、複数の人々が協力して共通の目標を達成するために行動することを指します。これは、各メンバーが自分の役割を果たしながら、相互に助け合うことが重要です。teamworkは、仕事やプロジェクト、スポーツなど、さまざまな場面で必要とされます。
一方で、synergismは、単なる協力を超えた概念です。synergismは、異なる要素が組み合わさることで、個々の力以上の効果を生み出すことを意味します。例えば、チームメンバーがそれぞれ異なるスキルや視点を持っている場合、それらが相互に作用し合うことで、より創造的で効果的な結果を生むことができます。このように、teamworkは協力そのものに焦点を当てるのに対し、synergismはその結果として生まれる相乗効果に注目しています。ネイティブは、teamworkを一般的な協力の文脈で使い、synergismをより専門的な場面や、特に成果が明確に向上する場合に使う傾向があります。
Effective teamwork can lead to exceptional results that exceed expectations.
効果的なteamworkは、期待を超える卓越した結果をもたらすことができます。
Effective synergism can lead to exceptional results that exceed expectations.
効果的なsynergismは、期待を超える卓越した結果をもたらすことができます。
この場合、teamworksynergismはどちらも使うことができ、意味が通じる文脈です。ただし、teamworkは協力のプロセスに焦点を当て、synergismはそれによって生まれる成果に焦点を当てています。


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synergismのいろいろな使用例

名詞

1. 相乗効果(シナジー効果)

相乗効果の事例

相乗効果は、二つ以上の要素が相互作用することで、単独での効果以上の成果を生み出す状態を指します。ビジネスや医療の分野などで広く用いられ、特に異なるチームや薬が組み合わさったときに顕著に現れます。
The concept of synergism is evident when combining various team efforts to reach a common goal.
チームの異なる努力を結集して共通の目標に到達する際、相乗効果の概念が明らかになります。
  • synergism in teamwork - チームワークにおける相乗効果
  • drug synergism - 薬の相乗効果
  • synergism benefits - 相乗効果の利益
  • synergism in business - ビジネスにおける相乗効果
  • synergism approach - 相乗効果アプローチ
  • synergism between partners - パートナー間の相乗効果
  • synergism effect - 相乗効果の効果

ビジネスにおける相乗効果

ビジネスの領域では、異なる企業や機能が協力し合うことで、相乗効果が発生します。このような場合、各側面が結びついて、より良い成果を生むことが期待されます。
In business, synergism can lead to innovation and improved performance through collaboration.
ビジネスでは、協力を通じて革新とパフォーマンス向上をもたらす可能性がある相乗効果が生まれます。
  • identifying synergism - 相乗効果の特定
  • achieving synergism - 相乗効果の達成
  • fostering synergism - 相乗効果の促進
  • points of synergism - 相乗効果のポイント
  • leveraging synergism - 相乗効果の活用
  • creating synergism - 相乗効果の創出
  • synergism through collaboration - コラボレーションによる相乗効果

2. 神学的な相互作用

人間の意志と神の恵み

相乗効果は、神学の領域でも特に重要で、人間の意志と神の恵みの相互作用によって救いがもたらされるという教義を示します。この考え方は、信仰と行動の関係性を深く掘り下げるものです。
Synergism in theology explains the relationship between human will and divine grace regarding salvation.
神学における相乗効果は、救いに関する人間の意志と神の恵みの関係を説明します。
  • theological synergism - 神学的相乗効果
  • grace and synergism - 恵みと相乗効果
  • understanding synergism - 相乗効果の理解
  • synergism in salvation - 救いにおける相乗効果
  • interactions of synergism - 相乗効果の相互作用
  • principles of synergism - 相乗効果の原則
  • exploring synergism - 相乗効果の探求

信仰における相乗効果

信仰の文脈において、相乗効果は信者の選択が神の恩恵と結びつくことで、より大きな精神的成果が得られることを示しています。これにより、信者は積極的な役割を果たします。
In faith, synergism highlights the active role believers play in achieving spiritual outcomes through divine grace.
信仰において、相乗効果は信者が神の恵みを通じて精神的成果を得る際に果たす積極的な役割を強調します。
  • role of synergism in faith - 信仰における相乗効果の役割
  • synergism and free will - 相乗効果と自由意志
  • faith-driven synergism - 信仰に基づく相乗効果
  • examining synergism in theology - 神学における相乗効果の検討
  • divine synergism - 神の相乗効果
  • synergism through choice - 選択を通じた相乗効果
  • implications of synergism - 相乗効果の含意

英英和

  • the working together of two things (muscles or drugs for example) to produce an effect greater than the sum of their individual effects個々の効果の合計よりも大きい効果を生むために2つの物が(例えば筋肉や薬など)一緒に作用すること相乗効果