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someの意味・覚え方・発音

some

【形】 いくらかの

【副】 およそ

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someの意味・説明

someという単語は「いくつかの」や「多少の」という意味を持ちます。この単語は不確定な数量を示すために使われ、数えられない名詞や複数形の名詞と一緒に使用されることが多いです。例えば、いくつかのリンゴや多少の水のように、具体的な数は示さず、数量が明確でないことを表現します。

また、someは肯定的な文脈でよく使われます。何かが存在することを示唆したり、望ましい状況や条件を言及する際に用いられます。この点で、特定の数量を表すのではなく、一般的な、曖昧な数量を伝えるのが特徴です。たとえば、あなたが誰かに「some helpをお願いできますか?」と尋ねると、明確にどれだけの手助けが必要かは言っていませんが、助けが必要であることは伝えています。

さらに、someは「any」の否定形とともに使用されることがあります。この場合、「何もない」という意味を持ちます。例えば、「I don't have any money, but I have some time.」のような文で使われ、ある一方の存在を否定しつつ、別の側面で肯定的なニュアンスを加えます。このように、someは多彩な使い方があり、英語において非常に役立つ単語の一つです。

someの基本例文

I have some money in my wallet.
私の財布にはお金が幾らかあります。
Can you give me some water, please?
お水を少し頂けますか?
There are some birds singing in the tree.
木の上にはいくつかの鳥が鳴いています。

someの意味と概念

形容詞

1. 数量不特定

この意味の'some'は、特定されていない量や数のものを指します。物質名詞や複数の可算名詞と一緒に使われ、数量があまり多くないことを示すこともあります。例えば、何かを少しだけ要望する時に使われることが多いです。
I would like some water, please.
水を少しください。

2. 比較的多い/多量

この場合の'some'は、比較的多い量や数を含む意味を持ちますが、具体的な数字は示されません。文脈によっては、期待されるほどの量がある場合に使われることがあります。ビジネスや日常の会話において、予想以上の数を指すことが一般的です。
There are some people waiting outside.
外で待っている人が何人かいます。

3. 特徴的な

この意味では、'some'は何かの特徴や印象的な部分を強調します。特に範囲が広く、特別な状況や個性を示したいときに使われ、多くの場合肯定的なニュアンスを持ちます。
She has some unique ideas for the project.
彼女はそのプロジェクトに対して独特なアイデアをいくつか持っています。

副詞

1. おおよそ

「some」を副詞として使う場合、数量などを示す際に正確ではないが、それに近い程度を表現します。この意味では、数量や範囲が不確かな時に使われ、ある程度の概算を示す際に有用です。特に、具体的な数値が分からない時に利用されます。
There are some people who support the idea.
アイデアを支持している人が若干います。

2. 一部

この意味での「some」は、全体の中の一部分を指すことが多いです。この用法は、例えが全体数や対象から一部を示す際に使われます。文の中で「some」を使うことで、特定の範囲を示すことができます。
Some of the books are new.
本の中には新しいものがいくつかあります。

3. 多少

ここでの「some」は、数量をまだ確定していないが、少しは存在することを示します。この使い方では、肯定的なニュアンスがとても強く、何かがある、または少量存在することを強調する時に使われます。
I need some help with my homework.
宿題の助けが少し必要です。

someの覚え方:語源

someの語源は、古英語の「sume」に由来します。この言葉は、「ある程度の」や「いくつかの」という意味を持っており、時間と共に変化しながら、現代英語の「some」という形に整いました。sumeの元々の意味は、「いくつかのもの」や「特定されない数のもの」を指しており、この考え方が今のsomeの用法に反映されています。

英語の中でsomeは、数や量が特定されていないときに使われることが多く、不確定性を示す言葉として貢献しています。また、someは肯定的な文で使われることが一般的で、話し手が提供する情報に対して何かしらの肯定的な要素を含むことが多いです。このように、someの語源とその発展を見ると、言葉の変遷と文化的な影響を感じることができます。

someの類語・関連語

  • severalという単語は、少なくとも3つ以上のものがあることを示します。具体的な数ではなく、「いくつか」と強調された数量を感じさせます。例: "I saw several birds."(いくつかの鳥を見ました。)
  • a few
    a fewという単語は、通常2つ以上5つ以下を指します。少ない数量を示し、ポジティブなニュアンスがあります。例: "I have a few books to read."(読むべき本がいくつかあります。)
  • somewhatという単語は、程度を表すときに使われ、「少し」という意味になります。ニュアンス的に控えめな表現です。例: "I'm somewhat tired."(少し疲れています。)


someの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : several

several」は、「いくつかの」「数個の」という意味で、数が複数であることを強調する語です。一般的には、3つ以上のものを指すことが多いですが、具体的な数の範囲は状況により異なります。特に「some」よりも具体的な数量感があり、数量が不明確な場合にはあまり使われません。
some」と「several」の主な違いは、数量の明確さです。「some」は、あいまいな数量を表し、数量が少ないかもしれないし、多いかもしれないという柔軟性があります。一方で、「several」は、通常は3つ以上の具体的な数量を想起させるため、より明確な印象を持ちます。たとえば、友達に「some of my friends are coming over」と言った場合、来る友達の数は不明確ですが、「several of my friends are coming over」と言うと、来る友達の数が3人以上であることが強調されます。このように、ネイティブスピーカーは状況に応じて、どちらの単語を使うかを選びます。
Several people attended the meeting.
数人が会議に出席しました。
Some people attended the meeting.
何人かが会議に出席しました。
この例文では、「several」と「some」はどちらも自然に使えますが、「several」はより具体的に数人以上であることを示しています。一方で「some」は、来る人数があいまいであるため、より広い解釈が可能です。

類語・関連語 2 : a few

a few」は、数が少ないことを表す言葉で、通常は「2つか3つ」程度の具体的な数を示します。「いくつかの」と訳されることが多く、ポジティブな意味合いを持つことが一般的です。
some」と「a few」は、いずれも数量を示す言葉ですが、ニュアンスに違いがあります。「some」は、特定の数を示さない曖昧さを持ち、少しの量を指すことが多いです。一方で、「a few」は、具体的な数があることを前提にしており、通常は少数を強調します。また、「a few」を使う場合は、ポジティブな意味合いが強く、特に「いくつかあって嬉しい」といった感情が伴うことが多いです。
I have a few friends who live in Tokyo.
東京に住んでいる友達が数人います。
I have some friends who live in Tokyo.
東京に住んでいる友達がいます。
この場合、「a few」と「some」は置換可能ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。「a few」は具体的に2、3人の友達がいることを示唆し、よりポジティブな印象を与えます。一方で、「some」は数量が不明瞭で、友達がいること自体を単に述べているだけです。

類語・関連語 3 : somewhat

somewhat」は、「少し」「やや」といった意味を持つ副詞で、程度を表現する際に使われます。何かが全くではないが、少しだけそうであるというニュアンスを伝えます。英語では、対象や状況に対して控えめな評価を示す際に用いられることが多いです。
some」は名詞や形容詞として使われ、数量や程度をあいまいに示す言葉です。一方で「somewhat」は副詞であり、主に程度を表現するために使われます。ネイティブは「some」を使うとき、数量や存在の不確かさを示す場合が多く、例えば「some people(何人かの人)」のように具体的な数を示さずに使うことが一般的です。対照的に「somewhat」は、既に何かが存在することが前提で、その程度を調整するために使われます。たとえば、「somewhat difficult(やや難しい)」という表現は、難しさがあることを前提に、その程度が少しだけであることを強調します。つまり、「some」は数量や存在の不確かさを示し、「somewhat」は程度を示すために使用されるため、英語の使い分けが重要です。
The task was somewhat challenging.
その課題はやや難しかった。
The task was some challenging.
その課題は何人かの人にとって難しかった。
この場合、文脈が異なるため「some」と「somewhat」は置換可能ではありません。「somewhat」は程度を表す副詞であり、課題の難しさがややであることを示しますが、「some」は人数を示す際に使われ、特定の数をあいまいに示すものです。


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someの覚え方:Amazon 洋書情報

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【書籍タイトルの和訳例】
仏陀の言葉:パーリ語経典による

【「saying」の用法やニュアンス】
「saying」は「言葉」や「格言」という意味で使われ、特に著名な人の教えや名言を指すことが多いです。このタイトルでは、仏陀の重要な教えや思想を集めたものであることを示しています。


【書籍タイトルの和訳例】
ゴルフのいくつかの古典的ルール

【「some」の用法やニュアンス】
some」は特定の数量を示さず、あいまいさや選択肢を与えるニュアンスがあります。この場合、「いくつかの古典的ルール」として、数多くのルールの中から特に重要なものに焦点を当てる印象を与えます。


【書籍タイトルの和訳例】

晴れた日

【「sunny」の用法やニュアンス】

「sunny」は明るく、陽気な状態を表し、希望や楽しさを感じさせます。タイトル「Some Sunny Day」では、未来への期待や楽しい出来事が待っているというポジティブなイメージが強調されています。


someのいろいろな使用例

形容詞

1. 未指定の量や数を表す(個数や量が不明)

質問や要求の表現

someという単語は、数量や量が不明な場合に使われ、特に質問や要求の文脈で用いられることが多いです。
Can you lend me some money?
お金を少し貸してくれますか?
  • some time - いくつかの時間
  • some help - いくつかの助け
  • some information - いくつかの情報
  • some advice - いくつかのアドバイス
  • some ideas - いくつかのアイデア
  • some equipment - いくつかの機器
  • some food - いくつかの食べ物

状況や条件

someは特定の状況や条件において有用な情報や物が存在することを示します。特に具体的ではないが、存在することを暗示しています。
I have some concerns about the project.
そのプロジェクトについていくつかの懸念があります。
  • some problems - いくつかの問題
  • some challenges - いくつかの挑戦
  • some options - いくつかの選択肢
  • some chances - いくつかの可能性
  • some notifications - いくつかの通知
  • some delays - いくつかの遅延
  • some requests - いくつかのリクエスト

2. 相対的に多いが不明な量(量が大きいが特定されていない)

認知や感覚に基づく

someは、量が相対的に多いが確定していないことを表し、感覚や認知に基づいて用いられます。
There are some really talented musicians in our town.
私たちの町には本当に才能ある音楽家がいます。
  • some great experiences - いくつかの素晴らしい経験
  • some interesting stories - いくつかの興味深いストーリー
  • some beautiful places - いくつかの美しい場所
  • some good friends - いくつかの良い友達
  • some new ideas - いくつかの新しいアイデア
  • some funny moments - いくつかの面白い瞬間
  • some exciting activities - いくつかの刺激的な活動

比較級的意義

someは、多くの場合、比較的な文脈で使われ、そのものの特性を強調します。
She has some impressive skills.
彼女は印象的なスキルを持っています。
  • some unique features - いくつかの独特な特徴
  • some impressive achievements - いくつかの素晴らしい業績
  • some memorable moments - いくつかの記憶に残る瞬間
  • some important lessons - いくつかの重要な教訓
  • some unexpected results - いくつかの予期しない結果
  • some valuable insights - いくつかの貴重な洞察
  • some significant changes - いくつかの重要な変化

副詞

1. 不正確だが大まかに正しい量を示す

使用頻度の高い一般的な数量

some という単語は、不正確ながらもある程度の数量を表す際に使われます。このような用法は、数量が正確でなくても会話の流れに自然と組み込まれ、リスナーに対して大まかな情報を提供します。
I have some ideas about the project.
プロジェクトについてのアイデアがいくつかあります。
  • some help - いくらかの助け
  • some time - いくらかの時間
  • some friends - いくらかの友達
  • some money - いくらかのお金
  • some food - いくらかの食べ物
  • some information - いくらかの情報
  • some questions - いくつかの質問
  • some people - いくつかの人々
  • some places - いくつかの場所
  • some work - いくらかの仕事

特定の範囲内の数量

また、some は通常、ある範囲内、例えば「おおよその数」や「大まかな量」を示すためにも使われます。この用法は、相手に対して快適さや安定感を生むことがあります。
We should spend some time discussing the details.
詳細について話し合うために、いくらかの時間を使うべきです。
  • some effort - いくらかの努力
  • some supplies - いくつかの備品
  • some distance - いくらかの距離
  • some thoughts - いくつかの考え
  • some risks - いくつかのリスク
  • some common issues - いくつかの一般的な問題
  • some changes - いくつかの変更
  • some guidelines - いくつかのガイドライン
  • some experiences - いくつかの経験
  • some insights - いくつかの洞察

2. 特定の状況における制約を示す

特定の状況での不確定性

some は、不確定な制約を表し、特定の条件や状況下での使用に自然適応します。この使い方は、柔軟性を持たせることができます。
We need some information to proceed.
進むためにはいくつかの情報が必要です。
  • some space - いくつかのスペース
  • some time limits - いくつかの時間制限
  • some flexibility - いくつかの柔軟性
  • some choices - いくつかの選択肢
  • some restrictions - いくつかの制限
  • some conditions - いくつかの条件
  • some safety measures - いくつかの安全対策
  • some guidelines - いくつかのガイドライン
  • some options - いくつかのオプション
  • some uncertainty - いくつかの不確実性

3. 語気やトーンを調整する

軽い肯定や柔らかい印象を与える

また、some は相手に対してより柔らかい、またはフレンドリーなトーンを持つように使われることがあります。特に、肯定的な状況を示す際に効果的です。
That was some great performance!
素晴らしいパフォーマンスでした!
  • some nice weather - いい天気だね
  • some good advice - 良いアドバイス
  • some fun times - 楽しい時間
  • some good news - 良い知らせ
  • some interesting points - 面白い点
  • some amazing views - 素晴らしい景色
  • some challenging tasks - 難しい課題
  • some positive feedback - 前向きなフィードバック
  • some good friends - 良い友達
  • some lovely moments - 素敵な瞬間

英英和

  • quantifier; used with either mass nouns or plural count nouns to indicate an unspecified number or quantity; "have some milk"; "some roses were still blooming"; "having some friends over"; "some apples"; "some paper"数量詞
    例:have some milk ミルクを飲んでください
  • relatively much but unspecified in amount or extent; "we talked for some time"; "he was still some distance away"比較的多いが、量や程度は明記されていないいくらか
    例:We talked for some time. 私達はしばらくの間話した。
  • (of quantities) imprecise but fairly close to correct; "lasted approximately an hour"; "in just about a minute"; "he's about 30 years old"; "I've had about all I can stand"; "we meet about once a month"; "some forty people came"; "weighs around a hundred pounds"; "roughly $3,000"; "holds 3 gallons, more or less"; "20 or so people were at the party"(量について)不正確であるがとても正確に近い近くに

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