サイトマップ 
 
 

proneの意味・覚え方・発音

prone

【形】 傾向がある

この単語はもう覚えましたか?
YES
NO
学習記録を保存するにはログインしてください

proneの意味・説明

proneという単語は「傾向がある」や「...しやすい」という意味を持っています。この単語は、ある行動や状況に対して特定の傾向を示すときに使用されます。例えば、ある人が病気にかかりやすい場合や特定の行動を取りがちなときに用いられます。また、物理的な状態を表すこともあり、何かに対して横たわっている様子などを示すこともあります。

この単語は、しばしば否定的な文脈で使われることが多いです。「prone to」というフレーズは、特にリスクや弱点に関連する場合によく見られます。たとえば、「彼は事故に遭う傾向がある」と言うときに、"He is prone to accidents"と表現します。ここで、proneは事故に対する脆弱性を表しています。

また、proneは形容詞として使われ、後に名詞が続くことが一般的です。たとえば、"prone position"(横たわった姿勢)など、物理的な状態を表す場合もあります。このように、proneは特定の状況や行動に対する傾向を示すための重要な単語です。

proneの基本例文

He is prone to procrastination.
彼は先延ばしする傾向があります。
I am prone to forgetting my keys.
私は鍵を忘れる傾向があります。
She is prone to making spelling mistakes.
彼女はつづりのミスをする傾向がある。

proneの意味と概念

形容詞

1. 傾向がある

この意味は、ある物事や行動に対して自然と引き寄せられる傾向や、影響を受けやすいことを示しています。例えば、人の性格や行動に関して使われることが多く、何かが起こりやすいという意味合いで用いられます。
He is prone to making mistakes when he is under pressure.
彼はプレッシャーがかかるとミスをしやすい。

2. うつ伏せの

この意味は、物理的な姿勢を表しており、体が下向きである状態を指します。特に、寝ている状態や倒れている状態がこの形容詞で表現されることが多いです。この用途は、日常生活において具体的な状況を伝えたい時に役立ちます。
The child lay prone on the grass, watching the clouds.
その子供は草の上にうつ伏せになって雲を見ていた。

proneの覚え方:語源

proneの語源は、ラテン語の「pronus」に由来しています。このラテン語は「前に曲がった」や「顔を下に向けた」という意味を持ち、さらに「前向きに」や「傾いている」というニュアンスを含んでいます。「pronus」は、動詞「provēre」(前に投げる)に関連していることからも、その由来がうかがえます。

英語において「prone」は、特に「横たわっている」という意味で使われることが多いですが、最近の使われ方では「何かに陥りやすい」という意味でも使用されています。そのため、「prone」は状況に応じて異なるニュアンスを持ちますが、基本的には「前に倒れる」というイメージから派生していることが理解できます。このように、言葉の成り立ちを知ることで、その使用範囲をより深く理解する手助けとなるでしょう。

語源 pre
語源 pro
前に、 前の
More

proneの類語・関連語

  • susceptibleという単語は、何かの影響を受けやすいことを意味します。特に病気やリスクに対して無防備な状態を表すことが多いです。たとえば、「He is susceptible to colds.(彼は風邪をひきやすい)」のようなフレーズで使います。
  • vulnerableという単語は、感情的、物理的、あるいは社会的に攻撃されやすい状態を表します。状況や環境により弱い立場にあることを示すために用いられます。「Children are vulnerable to bullying.(子どもはいじめに弱い)」という例があります。
  • exposedという単語は、保護がない状態であること、または何かが見えるような状態を指します。特に危険や攻撃にさらされる様子を表します。「He felt exposed in the open field.(彼は開けた野原でさらされていると感じた)」と使います。
  • openという単語は、物理的または心理的に閉じられていない状態を表します。特に何かに対して心を開いている時などに使われることが多いです。「She was open to new ideas.(彼女は新しいアイデアに対して開かれていた)」という例が適しています。
  • likelyという単語は、何かが起こる可能性が高いことを示します。特に予測や可能性の文脈でよく使われます。「It is likely to rain tomorrow.(明日は雨が降る可能性が高い)」というフレーズがあります。


proneの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : susceptible

susceptible」は、何かに影響を受けやすい、または特定の条件に対して脆弱であることを意味します。この単語は主に、疾病、感情、環境などに関連して使われることが多く、特に外的要因に対して弱い立場にあることを示す際に使用されます。
prone」も「susceptible」と同様に、何かに対して影響を受けやすいことを表しますが、ニュアンスに違いがあります。「prone」は、特定の行動や状況に対して自然に傾きやすい、あるいはそうなる可能性が高いという意味合いが強いです。一方、「susceptible」は、外的な影響を受けやすいことを強調し、特に病気や感情的な反応に対する脆弱性を示すことが多いです。このように、両者の使い方には微妙な違いがあり、文脈によって使い分ける必要があります。
He is susceptible to colds during the winter months.
彼は冬の間、風邪をひきやすい。
He is prone to colds during the winter months.
彼は冬の間、風邪をひきやすい。
この場合、両方の単語が置換可能であり、どちらも同じ意味を持ちます。ただし、「susceptible」は病気に対する脆弱さを強調し、「prone」は風邪をひく傾向を示している点に注意が必要です。

類語・関連語 2 : vulnerable

vulnerable」は、主に「脆弱な」「傷つきやすい」という意味を持つ形容詞です。特に、攻撃や危険にさらされやすい状態を指すことが多いです。この単語は、物理的な脆弱性だけでなく、感情的や社会的な側面でも使われ、特に誰かが感情的に傷つく可能性が高い状況などを表す際にも用いられます。
一方で「prone」は「~しがちな」「傾向がある」という意味を持ち、特定の行動や状態に対して傾向があることを示します。たとえば、病気にかかりやすい、事故に遭いやすいなどの文脈で使われます。この二つの単語は、似たような状況で使われることがありますが、「vulnerable」は受ける影響や危険性に焦点を当て、「prone」はその傾向や習慣に焦点を当てるため、ニュアンスが異なります。ネイティブスピーカーはこの微妙な違いを意識して使い分けています。
The village is vulnerable to floods during the rainy season.
その村は雨季に洪水に対して脆弱です。
The village is prone to floods during the rainy season.
その村は雨季に洪水にかかりやすいです。
この場合、「vulnerable」と「prone」は置換可能で、どちらも洪水に対する危険性を表現していますが、前者はその状態の危険性を強調し、後者はその傾向を強調しています。

類語・関連語 3 : exposed

単語exposedは、「さらされている」「露出している」という意味を持ち、何かが外部の影響や危険にさらされている状況を表します。特に、環境や状況によって物事が守られていない状態を示す際に使われます。
一方で、単語proneは「傾向がある」「~しやすい」という意味で、特定の行動や状況に対して自然に引き寄せられる、または影響を受けやすいことを示します。例えば、ある人が病気にproneである場合、病気にかかる可能性が高いことを意味します。このように、両者は似たような状況を表すことがあるものの、exposedは「外部の影響を受けている」というニュアンスが強く、proneは「内的な傾向」に焦点を当てている点が異なります。ネイティブスピーカーは、状況に応じてこれらの単語を使い分け、特に危険や影響を強調したい場合にはexposed、傾向や可能性を強調したい場合にはproneを選ぶことが一般的です。
The child was exposed to the cold weather without proper clothing.
その子供は適切な服装なしで寒い天候にさらされていた
The child was prone to getting sick in the cold weather.
その子供は寒い天候で病気になる傾向があった
この例文では、両者が異なるニュアンスを持ちながらも、関連する状況を描写しています。exposedは物理的な状況を強調し、外的な影響にさらされる様子を示していますが、proneはその状況から生じる内的な傾向を示しています。

類語・関連語 4 : open

単語openは、「開いている」「自由にする」という意味を持ち、物理的なものや心の状態を表現する際に使われます。例えば、ドアが開いている状態や、人が心を開いている様子などです。一般的に、ポジティブな意味合いで使われることが多いです。
一方でproneは「~しがちな」「~に傾向がある」という意味を持ち、主にネガティブな文脈で使われることが多いです。たとえば、「風邪をひきやすい」といった場合に用いることができます。openは物理的な状態や心の開放に焦点を当てるのに対し、proneは特定の行動や状態に対する傾向を示すため、使う場面が異なります。ネイティブスピーカーは、この二つの単語を文脈によって使い分け、openが持つポジティブなニュアンスとproneの持つネガティブなニュアンスを意識しています。
She is very open to new ideas.
彼女は新しいアイデアに非常にオープンです。
She is very prone to accepting new ideas.
彼女は新しいアイデアを受け入れやすいです。
この二つの文は、文脈によって置換可能ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。最初の文のopenは彼女の柔軟な姿勢を表し、ポジティブな印象を与えます。対して、二つ目のproneは、彼女が新しいアイデアを受け入れる傾向があることを示し、必ずしもポジティブとは限りません。したがって、使用する際には文脈を考慮することが重要です。

類語・関連語 5 : likely

単語likelyは「~しそうな」という意味を持ち、ある事が起こる可能性が高いことを示します。この単語は予測や期待を表現する際に使われ、一般的に未来の出来事に関連します。一方、proneは「~しがちである」という意味を持ち、特に何か悪いことが起こりやすい状況を指すことが多いです。
単語likelyは、出来事の可能性を客観的に示す際に使われることが多いです。例えば、天気予報で「明日は雨が降る可能性が高い」と言う場合、この文脈ではlikelyが適しています。一方、proneは、特定の状況や性質を持つ人や物が、何か悪いこと(例えば、怪我や事故)に遭いやすいことを強調するために使われます。例えば、「あの子は転びやすい」という文脈では、proneが適しています。このように、likelyは未来の予測に重きを置き、proneは過去の傾向や特性に焦点を当てるため、使い分けが必要です。
It is likely to rain tomorrow.
明日は雨が降る可能性が高い。
He is prone to getting hurt when he plays sports.
彼はスポーツをするときに怪我をしがちだ。
このように、両方の単語はそれぞれ異なる文脈で使われるため、同じ文章の中で置換することはできません。likelyは未来の可能性を示すのに対し、proneは特定の状況における傾向を示すため、意味の違いが重要です。


proneの覚え方:関連語

Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

proneの覚え方:Amazon 洋書情報

※書籍情報はAmazon公開のデータを使用していますが、タイトルや内容が実際の商品と異なる場合があります。最新の情報については、Amazonの商品ページでご確認ください。

【書籍タイトルの和訳例】
南アジアの島嶼部における災害脆弱地域の人間開発の視点からの社会保障:インドネシアからの教訓

【「prone」の用法やニュアンス】
prone」は「傾向がある」や「脆弱な」という意味で、特に危険や災害にさらされやすい状況を示します。この場合、災害に影響を受けやすい地域を指しています。


proneの会話例

proneの日常会話例

「prone」は主に「~に対して傾向がある」という意味で使われることが多い単語です。この単語は、何かに対して影響を受けやすいことを示すために用いられます。日常会話では、人の性格や行動、または状況への反応を説明する際に使われることがあります。

  1. ~に対して傾向がある

意味1: ~に対して傾向がある

この意味では、特定の行動や感情に対する傾向を示すために「prone」が使われます。何かをする可能性が高い、または特定の状況に陥りやすいことを表現する際に便利です。

【Example 1】
A: I think she is prone to anxiety when she has to speak in public.
A: 彼女は人前で話すときに不安になりやすいと思うよ。
B: Yeah, she gets really nervous. She’s prone to overthinking things.
B: そうだね、彼女はすごく緊張するから。物事を考えすぎる傾向があるよね。

【Example 2】

A: My brother is prone to making impulsive decisions.
A: 兄は衝動的な決断をする傾向があるんだ。
B: That can get him into trouble. He is too prone to acting without thinking.
B: それでトラブルに巻き込まれることがあるよ。彼は考えずに行動する傾向が強すぎるから。

【Example 3】

A: I feel like kids today are prone to spending too much time on their phones.
A: 最近の子供たちはスマホに時間をかけすぎる傾向がある気がするんだ。
B: Absolutely! They are so prone to distraction.
B: 確かに!彼らはとても気が散りやすいよね。

proneのビジネス会話例

「prone」は主に「傾向がある」「〜しがちな」という意味で使われ、ビジネスシーンではリスクや問題に対する脆弱性を表現する際によく用いられます。特に、プロジェクトや戦略が特定のリスクに対してどれほど「prone」であるかを示すことで、意思決定に役立ちます。

  1. リスクに対して脆弱であること
  2. 特定の行動や結果に傾いていること

意味1: リスクに対して脆弱であること

この意味では、「prone」は特定のリスクに対する敏感さや脆弱性を示します。ビジネスでは、プロジェクトや製品が失敗する可能性や市場の変動に対して「prone」であるかを評価することが重要です。

【Example 1】
A: Our new marketing strategy seems prone to failure if we don't analyze the market trends carefully.
私たちの新しいマーケティング戦略は、市場の動向を注意深く分析しないと、失敗する可能性があるようです。
B: Yes, we need to consider the risks that make it prone to issues.
はい、それが問題に対して脆弱にさせるリスクを考慮する必要があります。

【Example 2】

A: The software seems prone to bugs after the last update.
そのソフトウェアは、先日のアップデート後にバグが発生しやすいようです。
B: We should address these issues to make it less prone to errors.
これらの問題に対処して、エラーが発生しにくくするべきです。

【Example 3】

A: I believe our supply chain is prone to disruptions because of its reliance on a single vendor.
私たちのサプライチェーンは、一つのベンダーに依存しているため、混乱が起こりやすいと思います。
B: That's a valid point; we should diversify to reduce being prone to such risks.
それは妥当な意見です。そうしたリスクに対して脆弱にならないように、多様化すべきです。

意味2: 特定の行動や結果に傾いていること

この意味では、「prone」は特定の行動や結果に対する傾向を示します。ビジネスにおいては、顧客の購買行動や市場のトレンドに対して「prone」である様子を分析することが求められます。

【Example 1】
A: Customers seem prone to choose eco-friendly products these days.
最近、顧客はエコフレンドリーな製品を選ぶ傾向があるようです。
B: That's true; we should market our green initiatives as they are prone to attract more buyers.
それは本当です。私たちの環境への取り組みをマーケティングするべきです。なぜなら、それがより多くの購入者を惹きつける傾向があるからです。

【Example 2】

A: The team appears prone to overlook details during high-pressure situations.
チームは、プレッシャーのかかる状況で詳細を見落としがちなようです。
B: We need to implement checks to ensure they are less prone to such mistakes.
彼らがそのようなミスをしにくくするために、チェックを導入する必要があります。

【Example 3】

A: The market is prone to fluctuations, especially in the tech sector.
市場は特にテクノロジー分野で変動しやすいです。
B: That's why we should be prone to adapt quickly to changes.
だからこそ、私たちは変化に素早く適応する必要があります。

proneのいろいろな使用例

形容詞

1. 傾向がある、しばしば組み合わせて使用される

健康・行動に関する傾向

この分類では、'prone'が示す傾向が、特に健康や行動に関連する場合を説明します。特定の病気や状況にかかりやすいことを表す際に使われることが多いです。
He is prone to allergies during the spring.
彼は春になるとアレルギーを起こしやすいです。
  • prone to accidents - 事故に遭いやすい
  • prone to depression - うつ病になりやすい
  • prone to mistakes - 誤りを犯しやすい
  • prone to fatigue - 疲れやすい
  • prone to injuries - 怪我をしやすい
  • prone to disease - 病気になりやすい
  • prone to stress - ストレスを感じやすい

心理的な傾向

この分類では、心理的特性や状態において'prone'が指し示す傾向を扱います。意見や感情の変化を示すために使われることがあります。
She is prone to anxiety when faced with deadlines.
彼女は締め切りに直面すると不安になりやすいです。
  • prone to overthinking - 考えすぎる傾向がある
  • prone to mood swings - 気分の変動が激しい
  • prone to pessimism - 悲観的になりやすい
  • prone to impulsiveness - 衝動的になりやすい
  • prone to social withdrawal - 社会的に引きこもりがち
  • prone to procrastination - 先延ばしにしがち
  • prone to emotional outbursts - 感情的な爆発を起こしやすい

2. 伏せた状態にある

体位・姿勢に関する使用

この分類では、'prone'が物理的に体が伏せた状態、または横たわっていることを示す場合の使用法を説明します。
The soldier was lying prone on the ground.
その兵士は地面に伏せていた。
  • lying prone - 伏せている
  • positioned prone - 伏せた状態に配置された
  • resting prone - 伏せて休んでいる
  • fallen prone - 伏せて落ちた
  • dropped prone - 伏せて落とされた
  • placed prone - 伏せた状態で置かれる
  • turned prone - 伏せた姿勢に回された

いずれの分類においても、'prone'という言葉は、物や人がある特定の傾向を持っているか、特定の姿勢にあることを示す際に頻繁に使用されます。