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periphrasticの意味・覚え方・発音

periphrastic

【形】 物遠い

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/ˌpɛrɪfræsˈtɪk/

periphrasticの意味・説明

periphrasticという単語は、「言い換え」を意味します。この言葉は、特に言語や文法において、異なる表現を用いて同じ意味を伝える際に使われます。具体的には、直訳的な表現ではなく、説明的で回りくどい言い方を指します。文章や会話での表現が多様であることを強調するために使用されることが多いです。

この単語は主に文法の用語として使われ、特に動詞の形や時制を表すために、別の動詞やフレーズを用いることに関連しています。たとえば、英語では「to be going to」や「have to」などの表現がperiphrasticな構造に該当します。これらの表現は、単一の動詞を用いるよりも、意味を豊かにし、微妙なニュアンスを伝えることができます。したがって、periphrasticという言葉は、語彙の拡張や表現の工夫を図る際に重要な概念となります。

加えて、この単語は文学的または修辞的な文脈でも使われることがあります。多くの場合、直球勝負の表現よりも、より洗練された、あるいは感情的な表現を生み出すために用いられます。詩や演説においても、periphrasticな表現を使うことで、聴衆に対して強い印象を与えることができます。このため、言葉を使いこなす力を養うためには、この概念を理解することが重要です。

periphrasticの基本例文

The periphrastic expression was difficult to understand.
遠回しの表現は理解するのが難しかった。
Going to is a periphrastic way of expressing the future tense.
「行く」は将来時制を表現する遠回しの表現です。
The periphrastic nature of the language made it confusing for non-native speakers.
言語の遠回しの傾向は、母語が異なる人には混乱をもたらしました。

periphrasticの意味と概念

形容詞

1. 回りくどい

回りくどい表現は、言いたいことを直接言わずに多くの言葉を使って説明することを指します。このような表現は、特に文書を書く際に見られることが多く、明確さを欠く場合があります。そのため、コミュニケーションでは避けられるべきスタイルとされています。
His explanation was so periphrastic that I lost track of the main point.
彼の説明はあまりにも回りくどくて、要点を見失ってしまった。

2. 不必要に冗長な

不必要に冗長な表現は、情報を伝える際に必要以上に言葉を使うことを示します。このスタイルは、明快さを損なうだけでなく、聴衆の注意を散漫にし、疲れさせる可能性があります。簡潔で分かりやすく伝える方が良い場面が多く存在します。
The report was too periphrastic, making it hard to understand.
その報告書はあまりにも不必要に冗長で、理解するのが難しかった。

periphrasticの覚え方:語源

periphrasticの語源は、古代ギリシャ語の「periphrasis」(ペリフラシス)に由来しています。この言葉は「周りを回る」という意味の「peri-」(ペリ)と、「言葉」を意味する「phrasis」(フラシス)の合成から成り立っています。「peri-」は「周囲の」「外側の」といった意味を持ち、「phrasis」は「表現」や「言葉」に関連しています。このことから、periphrasticは本来の意味や表現を直接示すのではなく、周囲を回り道しながら説明する、または言い換えをするというニュアンスを持っています。主に文法においては、単語やフレーズを使ったまわりくどい表現形式を指し、特に動詞形の変化を通じて表現される意味の変化を示す際に用いられます。

periphrasticの類語・関連語

  • circumlocutoryという単語は、回りくどい表現を使うことを表します。簡単に言いたいことを複雑にするニュアンスがあり、時には冗長とも捉えられます。例: 'He spoke in a circumlocutory manner.' (彼は回りくどい話し方をした)
  • verboseという単語は、必要以上に言葉を使うことを指します。短く表現できるところを長く説明する様子を表し、情報が多すぎて混乱を招く可能性があります。例: 'His explanation was too verbose.' (彼の説明は長すぎた)
  • loquaciousという単語は、おしゃべりであることを意味します。会話を好む性格を指し、通常は親しみやすい印象を与える一方で、聞き手が疲れることもあります。例: 'She is a loquacious person.' (彼女はおしゃべりな人です)
  • wordyという単語は、言葉が多すぎることを指し、特に書き言葉で簡潔さが欠ける場合に使われます。内容が伝わりづらくなることがあるので注意が必要です。例: 'His report was very wordy.' (彼の報告はとても長ったらしかった)
  • garrulousという単語は、あまり必要でないことまで話す傾向があることを意味します。特に特定のテーマについて過剰に話す様子で、会話が一方的になりがちです。例: 'He is garrulous about his travels.' (彼は旅行のことをよく話す)


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

periphrasticのいろいろな使用例

形容詞

1. 回りくどい、無駄に長い

文体表現

この文体表現では、言葉遣いが回りくどくて不必要に長いことを指摘しています。特に文章やスピーチが冗長である場合に使われます。
The lecture was criticized for being periphrastic and lacking clarity.
その講義は回りくどく、明瞭さに欠けると批判された。
  • periphrastic explanation - 回りくどい説明
  • periphrastic phrases - 回りくどいフレーズ
  • periphrastic statement - 回りくどい発言
  • periphrastic language - 回りくどい言葉
  • periphrastic writing - 回りくどい書き方
  • periphrastic style - 回りくどい文体
  • periphrastic elaboration - 回りくどい詳述

文章表現

この文章表現では、具体的な文がどう回りくどくなるかを示しています。
The periphrastic structure of his argument made it difficult to follow.
彼の議論の回りくどい構造は、理解するのを難しくした。
  • periphrastic construction - 回りくどい構文
  • periphrastic argument - 回りくどい議論
  • periphrastic dialogue - 回りくどい対話
  • periphrastic commentary - 回りくどいコメント
  • periphrastic report - 回りくどいレポート
  • periphrastic discussion - 回りくどい議論

2. 迂遠である、間接的である

間接的な表現

この間接的な表現は、直接的でない方法で意味を伝えることを示します。これは特に行動や表現が遠回しな場合に使用されます。
Her periphrastic approach to the topic made it seem more complex than it was.
彼女のそのテーマに対する回りくどいアプローチは、それを実際よりも複雑に見せた。
  • periphrastic approach - 回りくどいアプローチ
  • periphrastic explanation - 回りくどい説明
  • periphrastic method - 回りくどい方法
  • periphrastic response - 回りくどい返答
  • periphrastic conclusion - 回りくどい結論

文化的表現

この文化的表現は、特定の文化や文脈において、間接的な言い回しがどのように用いられるかを示します。
In some cultures, a periphrastic way of speaking is a sign of respect.
いくつかの文化において、回りくどい話し方は敬意の表れである。
  • periphrastic tradition - 回りくどい伝統
  • periphrastic custom - 回りくどい習慣
  • periphrastic communication - 回りくどいコミュニケーション

英英和

  • roundabout and unnecessarily wordy; "had a preference for circumlocutious (or circumlocutory) rather than forthright expression"; "A periphrastic study in a worn-out poetical fashion,/ Leaving one still with the intolerable wrestle/ With words and meanings."-T.S.Eliot; (`ambagious' is archaic)取り巻いていて必要以上に冗長な物遠い
    例:A periphrastic study in a worn-out poetical fashion,/ Leaving one still with the intolerable wrestle/ With words and meanings.-T.S.Eliot 使い古された詩の方法における迂言的研究/容赦ない格闘に、一人をまだ残すこと/言葉と意味の?T.S.エリオット