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oxideの意味・覚え方・発音

oxide

【名】 酸化物

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oxideの意味・説明

oxideという単語は「酸化物」を意味します。酸化物とは、酸素が他の元素と結合した化合物のことです。酸素は非常に反応性が高く、ほとんどの元素と結びつくため、酸化物は非常に多くの種類が存在します。例えば、鉄が酸素と反応すると酸化鉄ができ、これが錆となります。このように、酸化物はさまざまな物質の特性を変化させる重要な化合物です。

酸化物には、多くの異なる用途があります。工業的には、材料の製造や化学反応において重要な役割を果たします。例えば、二酸化硅素(SiO₂)はガラスの製造に使われ、酸化チタン(TiO₂)は顔料や日焼け止めに利用されています。また、酸化銅や酸化亜鉛は電子機器や触媒としても重要です。このように、酸化物はさまざまな分野で見られ、特定の性質を持つために利用されます。

さらに、自然界でも酸化物は多く見られます。土壌中の鉱物や岩石には酸化物が含まれており、植物や動物にとって必須の元素の供給源となっています。酸化物は地球環境においても重要な役割を担っており、その理解は化学の基本とも言えるでしょう。

oxideの基本例文

Iron oxide is commonly used as a pigment in paints.
酸化鉄は、絵の具の顔料としてよく使われます。
Magnesium oxide is used in the production of refractory bricks.
酸化マグネシウムは、耐火レンガの製造に使用されます。
Carbon monoxide is a poisonous gas that is emitted from vehicles.
一酸化炭素は、車から排出される有毒ガスです。

oxideの意味と概念

名詞

1. 酸化物

酸化物は、酸素原子が他の元素や基に結合した化合物の総称です。化学の分野で特に重要であり、金属酸化物や非金属酸化物が存在します。例えば、鉄の酸化物である酸化鉄は、錆の主成分として知られ、工業や日常生活でよく目にします。
Rust is mainly composed of iron oxide.
錆は主に酸化鉄から成り立っています。

2. 酸素と結合した状態

酸化物は、ある物質が酸素と結合している状態を示すこともあります。この用法は、化学反応や製造過程において重要です。例えば、金属を高温で酸素と反応させることでその金属の酸化物が生成され、これが材料の特性に影響を与えます。
When heated, copper reacts with oxygen to form copper oxide.
銅は加熱すると酸素と反応して酸化銅を形成します。

3. 化学的利用

酸化物は、化学工業や材料科学において多くの用途があります。例えば、酸化物は触媒やセラミックス、電子デバイスに使用されます。そのため、酸化物の性質を理解することは、科学技術の発展に重要です。
Metal oxides are often used as catalysts in chemical reactions.
金属酸化物は、化学反応の触媒としてよく使用されます。

oxideの覚え方:語源

oxideの語源は、ラテン語の「oxydatum」から派生しています。この語は「酸素」を指す「oxys」と「物質」を意味する「datum」に由来しています。「oxys」は古代ギリシャ語で「酸っぱい」という意味があり、酸の特性と関係しています。また、化学の分野で酸化物は酸素と他の元素とが結びついてできる化合物を指します。酸素が他の元素と結びつくことで、酸化物が形成されることから、この語が選ばれたと考えられています。化学用語としての「oxide」は、さまざまな物質の性質を理解する上でも重要な役割を果たしています。

oxideの類語・関連語

  • compoundという単語は、2つ以上の要素が結合してできる物質を指します。oxideは酸素と他の元素から成る化合物の一種なので、広い意味ではcompoundに含まれますが、特に酸素を含む場合に使われます。例: 'Water is a compound made of hydrogen and oxygen.'(水は水素と酸素から成る化合物です。)
  • mineralという単語は、自然界に存在する無機的な物質を指します。oxideは特定の種類の鉱物の一部として扱われることがありますので、鉱物の一部として考えると良いでしょう。例: 'Iron oxide is a common mineral.'(酸化鉄は一般的な鉱物です。)
  • corrosionという単語は、物質が酸化反応によって劣化する現象を指します。oxideは金属の酸化物として、腐食の原因になることが多く、関連性があります。例: 'Rust is a form of corrosion caused by iron oxide.'(錆は酸化鉄が原因による腐食の一形態です。)
  • reactionという単語は、化学的な変化を指します。oxideは化学反応の結果として生成されるため、化学反応の一部として使うことができます。例: 'The reaction creates an oxide.'(その反応は酸化物を生成します。)
  • substanceという単語は、物質全般を指します。oxideも一種の物質ですが、特に酸素を含む物質であるため、用途に応じて使い分けが必要です。例: 'An oxide is a type of chemical substance.'(酸化物は化学物質の一種です。)


oxideの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : compound

単語compoundは、一般に二つ以上の物質が結合してできたものを指します。化学の分野では、化学的な結合を持つ物質を指し、単体では存在しない新しい物質が形成されます。特に、元素が化合したものを指すことが多いです。これは、酸化物のように特定の元素の化合物としての性質を持つことがあります。
一方で、単語oxideは酸素と他の元素が結合した特定の種類のcompoundを指します。つまり、すべてのoxidecompoundですが、すべてのcompoundoxideではありません。このように、英語ネイティブは、物質の種類や結合の性質によってこれらの単語を使い分けます。例えば、「酸化鉄」はiron oxideと呼ばれ、これは鉄と酸素からなる特定のcompoundです。対して「塩化ナトリウム」はsodium chlorideと呼ばれるように、こちらは酸素を含まないため、oxideとは言えません。このような具体的な違いを理解することで、より正確に英語を使いこなすことができます。
Water is a common compound that is essential for life.
水は生命にとって不可欠な一般的な化合物です。
Water is a common oxide that is essential for life.
水は生命にとって不可欠な一般的な酸化物です。
この文脈では、compoundoxideは置換可能ですが、厳密には「水」は酸素と水素の化合物であるため、一般的にはcompoundがより適切です。実際には水は酸素を含むため、文法的には正しいですが、通常の科学的表現ではcompoundの方が一般的に使われます。

類語・関連語 2 : mineral

mineral」は自然界に存在する無機物質で、特定の化学組成と結晶構造を持っています。鉱物は地球の地殻や岩石の主成分であり、宝石や金属鉱石など、さまざまな形で利用されています。日常生活では、鉱物はサプリメントや化粧品などにも含まれており、健康や美容に寄与しています。
oxide」は酸素と他の元素が結合した化合物を指します。例えば、酸化鉄や酸化アルミニウムなどがあり、これらは化学的な反応や工業プロセスで重要な役割を果たします。一方で「mineral」は、自然界の無機物を指すため、より広範囲にわたる意味を持ちます。ネイティブスピーカーは、文脈に応じてこれらの単語を使い分けます。「oxide」は特定の化学的な性質に関連して使われることが多いのに対し、「mineral」はその物質の産出や用途に焦点を当てることが多いです。また、「mineral」は地質学や鉱業の文脈でよく使われるため、学術的な会話でも頻繁に登場します。
Iron is a common mineral found in many types of rocks.
鉄は多くの種類の岩に存在する一般的な鉱物です。
Iron is a common oxide found in many types of rocks.
鉄は多くの種類の岩に存在する一般的な酸化物です。
この文では、「mineral」と「oxide」の両方を使うことができますが、微妙なニュアンスの違いがあります。「mineral」は鉱物としての性質に焦点を当てているのに対し、「oxide」は化学的な結合に注目しています。文脈によって適切な単語を選ぶことが重要です。

類語・関連語 3 : corrosion

単語corrosionは、金属や他の材料が酸化や化学反応によって劣化する現象を指します。特に、錆びることや腐食することを意味し、時間とともに材料の強度や機能が失われることを表します。これにより、構造物や機械が使えなくなる場合があります。
一方、単語oxideは、酸素と他の元素が反応して生成される化合物で、特に金属酸化物を指すことが多いです。たとえば、鉄が酸素と結びついて生成される酸化鉄は、鉄の腐食の一形態です。つまり、腐食は酸化の一部であり、酸化物はその結果生じるものです。ネイティブスピーカーは、corrosionを使用する際、物理的な劣化や破損の過程に焦点を当て、oxideを用いる際は化学的な生成物に注目します。したがって、これらの単語は関連しているものの、使われる文脈によって異なるニュアンスを持ちます。
The metal showed signs of corrosion after years of exposure to moisture.
その金属は、長年の湿気への曝露の後、腐食の兆候を示しました。
The metal showed signs of oxide formation after years of exposure to moisture.
その金属は、長年の湿気への曝露の後、酸化物の形成の兆候を示しました。
この場合、corrosionoxideは、どちらも金属の変化を示す文脈で使われていますが、前者は劣化プロセスを強調し、後者はその結果としての化合物を指しています。

類語・関連語 4 : reaction

単語reactionは、反応や反響といった意味を持ち、特に科学や化学の文脈で使われることが多いです。物質が他の物質と相互作用した結果生じる変化を指し、化学反応や感情の反応など、幅広い場面で使用されます。
一方で、oxideは酸化物を指し、特定の化学物質の一種です。具体的には、酸素と他の元素が結合したものを指します。つまり、reactionはプロセスや結果を強調する言葉であるのに対し、oxideは特定の物質そのものを指します。このため、ネイティブスピーカーは文脈に応じて使い分けます。たとえば、化学実験で物質の変化を説明する時にはreactionを用い、具体的な物質を示す場合にはoxideを使います。
The reaction between hydrogen and oxygen produces water.
水素と酸素の反応は水を生成します。
The oxide formed from hydrogen and oxygen is water.
水素と酸素から生成される酸化物は水です。
この場合、reactionoxideは、異なる視点から同じ現象を説明しています。前者は過程を示し、後者は結果として得られる物質を示しています。

類語・関連語 5 : substance

substance」は「物質」や「内容」といった意味を持ち、具体的な物体や材料、または抽象的な概念を指します。この単語は、物理的な特性や成分に焦点を当てることが多く、科学や哲学、日常会話など幅広い文脈で使用されます。
oxide」は特定の種類の物質で、酸素と他の元素が結合した化合物を指します。一方で「substance」はもっと広い範囲をカバーする言葉で、物質全般を指します。ネイティブスピーカーは「oxide」を使うとき、特定の化学反応や性質に関連していることが多く、特定の科学的文脈で使われることが多いです。一方、「substance」は、化学的な文脈に限らず、様々な場面で「物質」や「実体」として用いられ、日常会話でも使われるため、より一般的な用語です。このため、「substance」は「oxide」の上位概念として理解されることが多いです。
This substance is crucial for the chemical reaction to occur.
この物質は化学反応が起こるために重要です。
This oxide is crucial for the chemical reaction to occur.
この酸化物は化学反応が起こるために重要です。
この文では、substanceoxideは置換可能です。どちらの文も自然であり、化学反応における重要性を示しています。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。

oxideのいろいろな使用例

名詞

1. 酸素と他の元素の化合物

金属酸化物

金属酸化物は多くの工業プロセスで重要な役割を果たし、材料科学や化学の分野で広く利用されています。
Metal oxides are crucial in various industrial processes and are widely used in materials science and chemistry.
金属酸化物は様々な産業分野で重要です。
  • copper oxide - 銅の酸化物
  • iron oxide - 鉄の酸化物
  • aluminum oxide - アルミニウムの酸化物
  • titanium oxide - チタンの酸化物
  • zinc oxide - 亜鉛の酸化物
  • manganese oxide - マンガンの酸化物
  • lead oxide - 鉛の酸化物
  • nickel oxide - ニッケルの酸化物
  • chromium oxide - クロムの酸化物
  • cobalt oxide - コバルトの酸化物

非金属酸化物

非金属酸化物は、主に環境科学や化学反応において重要な役割を果たし、酸性雨の原因でもあります。
Non-metal oxides play an important role in environmental science and chemical reactions, and are a cause of acid rain.
非金属酸化物は環境に影響を及ぼします。
  • carbon dioxide (as an oxide) - 二酸化炭素
  • sulfur dioxide - 二酸化硫黄
  • nitrogen oxide - 窒素酸化物
  • phosphorus oxide - リンの酸化物
  • silicon dioxide - 二酸化ケイ素
  • arsenic oxide - ヒ素の酸化物
  • chlorine oxide - 塩素の酸化物
  • selenium oxide - セレンの酸化物
  • boron oxide - ホウ素の酸化物
  • selenium dioxide - 二酸化セレン

2. 酸素と他の元素またはラジカルの化合物

酸化物の性質

酸化物は、物質の化学的性質を大きく変えることがあり、触媒や半導体材料としての用途があります。
Oxides can significantly alter the chemical properties of substances and are used in catalysts and semiconductor materials.
酸化物は多くの応用に利用されます。
  • oxide properties - 酸化物の特性
  • oxide materials - 酸化物材料
  • oxide usage - 酸化物の使用
  • oxide reactions - 酸化物の反応
  • oxide coatings - 酸化物コーティング
  • oxide layers - 酸化物層
  • oxide films - 酸化物フィルム
  • oxide semiconductors - 酸化物半導体
  • oxide catalysts - 酸化物触媒
  • oxide compounds - 酸化物化合物

酸化の過程

物質が酸化する過程は、化学反応の基本的な部分であり、多くの自然現象に関連しています。
The process of oxidation in substances is a fundamental part of chemical reactions and is related to many natural phenomena.
酸化の過程は化学反応において重要です。
  • oxidation process - 酸化過程
  • oxide formation - 酸化物の形成
  • oxide reaction - 酸化物反応
  • oxide evolution - 酸化物の進化
  • oxide degradation - 酸化物の劣化
  • oxide synthesis - 酸化物の合成
  • oxide analysis - 酸化物の分析
  • oxide reduction - 酸化物の還元
  • oxide release - 酸化物の放出
  • oxide production - 酸化物の生成

英英和

  • any compound of oxygen with another element or a radical酸素と他の元素または基との化合物の総称酸化物