matter of factの意味・説明
matter of factという単語は「事実に基づくこと」や「事実」といった意味を持っています。この表現は、何かを言うときに、自分の意見や感情を交えず、客観的な事実だけを述べることを示します。また、相手に対して冷静で淡々とした態度を持っていることも暗示しています。
この表現は、会話や文章の中で、特に事実を強調したいときに使われます。そのため、感情や感想を述べるのではなく、具体的なデータや証拠に基づいて話を進める際に適しています。このような場合、言葉の選び方が慎重になり、相手に誤解を与えず、信頼性のある印象を与えることができます。
matter of factは、ビジネスの場面や専門的な議論など、感情に流されることのない冷静さが求められる状況で特に効果的です。また、日常会話でも、相手に何かを説明する際に冷静さを保つために利用されることがあります。このように、matter of factは、事実を正確に伝えるための重要なツールとして広く用いられています。
matter of factの基本例文
He stated the matter of fact without any emotion.
彼は感情を持たずに事実の事柄を述べました。
In a matter of fact, I can't attend the meeting tomorrow.
実際の事実、私は明日の会議に出席できません。
She always speaks in a matter of fact manner, which can come off as cold.
彼女はいつも事実のように話すので、冷たく思われることがあります。
matter of factの覚え方:語源
matter of factの語源は、英語の「matter」と「fact」の二つの言葉に由来しています。「matter」はラテン語の「materia」から派生し、「物質」や「事柄」を意味します。一方、「fact」はラテン語の「factum」に由来し、「実際に起こったこと」や「事実」を指します。これらを組み合わせた「matter of fact」は、「事柄の事実」というニュアンスを持ち、何かが真実であることや現実を述べる際に使われます。この表現は、単なる意見や感情ではなく、確認可能な事実に焦点を当てる際に適しています。特に、会話や議論の中で相手に自分の意見を強調したり、裏付けを提供する際によく用いられます。