サイトマップ 
 
 

legal tenderの意味・覚え方・発音

legal tender

【名】 法定通貨

この単語はもう覚えましたか?
YES
NO
学習記録を保存するにはログインしてください
/ˈliːɡl ˈtendər/

legal tenderの意味・説明

legal tenderという単語は「法定通貨」や「合法的な支払い手段」を意味します。これは、政府や法律によって定められた通貨のことで、商取引や債務の支払いにおいて受け入れられることが求められます。たとえば、現金や特定の硬貨がその国の法定通貨として認められています。

法律上、法定通貨は商品やサービスの購入、税金の支払い、債務の履行などに使用されることができます。これによって、取引が円滑に行われ、経済活動が促進されるわけです。法律によりその価値が保障されているため、法定通貨は市場での信頼性が高く、使用者が安心して取引を行うことができます。

一方で、法律によって定められた通貨以外、たとえばビットコインなどの暗号通貨や商品券などは、法定通貨として扱われない場合があります。このため、特定の取引では法定通貨を用いることが求められることがあります。法定通貨は、経済的不安定さやインフレーションの影響を受けることもありますが、安定した経済基盤を支える重要な要素となっています。

legal tenderの基本例文

Bitcoin is not considered legal tender in many countries around the world.
ビットコインは世界中の多くの国で法定通貨として認められていません。
Shops and businesses are required by law to accept the national currency as legal tender for transactions.
店舗や企業は法律で国内通貨を取引のための法定通貨として受け入れることが義務付けられています。
The government announced that the new digital currency would be recognized as legal tender starting next year.
政府は新しいデジタル通貨が来年から法的通貨として認められると発表しました。

legal tenderの覚え方:語源

legal tenderの語源は、英語の「legal」と「tender」という2つの言葉から成り立っています。「legal」は「法律に関する」「合法的な」といった意味を持っており、ラテン語の「legalis」に由来しています。このラテン語は「法律」を意味する「lex」に基づいています。一方、「tender」は「提供する」「申し出る」という意味があり、中世英語の「tenderen」に由来し、さらに古フランス語の「tendre」から派生しています。これら2つの言葉が組み合わさることで、legal tenderという表現が生まれました。この言葉は、特定の国において法律的に認められた支払い手段、つまり「法定通貨」を指します。つまり、商取引において必ず受け入れられる通貨として、正式に法律で定められたものを示しています。法律によって支払い手段として認められているため、一般の人々が安心して使用できる通貨であることが重要です。

legal tenderの類語・関連語

  • currencyという単語は、国や地域で流通しているお金のことを指します。legal tenderは、法律に定められた支払い手段という厳密な意味合いがあるのに対し、currencyは一般的なお金の流れを指します。例:「The currency of Japan is yen.(日本の通貨は円です)」
  • moneyという単語は、交換の手段として使われる財や資産を指します。legal tenderは法律で定められた支払い手段であり、moneyはその範囲を広く含むため、日常的に使われる言葉です。例:「I need to exchange some money.(お金を両替する必要があります)」


legal tenderの類語・関連語の詳細解説

類語・関連語 1 : currency

単語currencyは、国や地域で流通しているお金のことを指し、一般的には紙幣や硬貨などの物理的な形態を持っています。また、通貨はその国の経済の基盤を形成し、商品やサービスの交換手段として広く認識されています。
対して、legal tenderは、法的に認められた支払い手段を指します。つまり、ある国の法律によって、借金や義務を履行する際に使用できるお金のことです。全てのlegal tendercurrencyですが、逆は必ずしも成り立ちません。例えば、特定の地域で使用される商品券や電子マネーはcurrencyとしては認識されることがあっても、法的な支払い手段としてのlegal tenderではない場合があります。ネイティブはこの2つの言葉を使い分け、前者は一般的な経済用語として、後者は法的な文脈で使用することが多いです。
The bank issued new notes as part of the country's currency.
銀行は国の通貨の一環として新しい紙幣を発行しました。
The bank issued new notes as part of the country's legal tender.
銀行は国の法定通貨の一環として新しい紙幣を発行しました。
この文脈では、currencylegal tenderは置換可能です。どちらもその国で使用されるお金について述べていますが、後者は法的な認識を強調しています。

類語・関連語 2 : money

単語moneyは、一般的に流通している通貨や貨幣を指し、商品やサービスと交換できるものとして広く使われます。個々の通貨の種類を超えて、経済活動全般で用いられる概念です。例えば、現金や銀行預金、デジタル通貨などが含まれ、日常生活の中で非常に重要な役割を果たしています。
一方で、legal tenderは法的に通用する支払い手段を指し、その国で取引に使用することが法律で認められている通貨を意味します。例えば、アメリカではドルがlegal tenderですが、他の通貨はこの枠には入らず、法律上の支払い手段とはみなされません。つまり、moneyはもっと広い意味を持ち、実際の取引だけでなく、経済全体を含む概念なのに対し、legal tenderは特定の法的背景に基づく限られた意味を持つという違いがあります。ネイティブは、日常会話では「money」を使うことが多く、具体的な法的な文脈においてのみ「legal tender」を使用する傾向があります。
You should always have enough money to pay for your groceries.
食料品の支払いには十分なお金を持っておくべきです。
You should always have enough legal tender to pay for your groceries.
食料品の支払いには十分な法定通貨を持っておくべきです。
この例文では、moneylegal tenderが同じ文脈で自然に置換可能です。しかし、日常的には「money」が一般的に使われ、特別な法的文脈においてのみ「legal tender」が使われることが多いです。


Powered by WordNet / 本サイトでは米国プリンストン大学の語彙データベース WordNet を活用しています。